ゲーテのレビュー一覧
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エレカシ宮本がゲーテが好きだということで、ゲーテを知ろうと思い格言集を手に取った。
格言はコンテクストがないため、自分の想像でその意味を考えることができるのは一長一短か。
格言集は一気に読むものではないと思う。
たまに手に取って良かった言葉に出会えたら、それでいいではないか。
スピードワゴン小沢は寺山修司の『ポケットに名言を』を毎朝適当に開いて、出会った言葉に胸に閉まって1日を過ごしていたらしい。
それを真似したい。
「世の中では、人間を知るということでなく、現在目の前にいる人より利口であるということの方が関心事である。年の市や露天商人がそれを証拠立てている。」
これが今回読んで好きに -
Posted by ブクログ
ネタバレゲーテの叙事詩集。哀愁漂う作品から心が熱くなるような作品まで多様な作品が収録されている。前半はロマンスを描いた詩が多く、後半になるにつれて人生の戒めになるような詩が多くなる。
この本の中で気に入った詩が二つある。
•いや遠くさまよい出でんとするか。見よ、善きことはまことに近きあり。幸福をとらえる術を知れ、幸福は常に手近にあれば。
•つつましき願いよ、友のことばよ、この小さき本の中に生き続けよ!
二つ目の詩はこの本の最後の詩なのだが、本当に洒落た締め方だと思った。この願いの通りゲーテの言葉は生き続けている。これは18〜19世紀頃の詩なのだが全く色褪せていない。むしろ優れた言葉選びが言葉を鮮 -
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上巻しか買っていない本
ゲーテ 「 ファウスト 」 上巻は ファウストが世界の真理を知るために悪魔と契約し、信仰を捨て、世界の快楽を知る巻。
命題は 「ファウストは 信仰を取り戻して救われるか、悪魔と化して裁かれるか」
上巻で「刹那に向かって とまれ、お前はあまりにも美しい と言ったら〜喜んで滅んでいく」の結論は出ていないので、ファウストは 悪魔と化していない
序章部分が、献詞→前狂言→天上の序曲の3章を経て、本編の悲劇第一部「夜」が始まる構成。時間と場所(舞台)の違いが明確で、インパクトのある始まり
ストーリーテラー=ファウスト=ゲーテ という構成
中間にある前狂言の章の