木村直司の作品一覧
「木村直司」の「ゲーテ形態学論集・植物篇」「ゲーテ形態学論集・動物篇」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
Goetheの赤 -2009.03.09記
以下はゲーテ「色彩論」における<赤色>談義だ。
「青や黄を濃くしてゆくと、必ずそれとは別の現象が一緒に生じてくる。色彩というものは、最高に明るい状態でも暗い翳りをもつものである。したがって色彩が濃くなれば、ますます暗くなってゆくのは当然である。しかしながら、色彩が暗くなるにつれて、同時に色彩はある輝きを帯びてゆく。
この輝きをわれわれは「赤みを帯びた」という言葉であらわしている。この輝きがだんだん強まってゆき、高昇の最高段階に達すると、圧倒的な力を示す。強烈な光を見た場合には、網膜に真紅を感じる漸消現象が生じる。プリズム黄赤色は-朱色-は、黄色
Posted by ブクログ
岩波文庫の「色彩論 色彩学の歴史」を解読してからのレビューであります。
ダンテの「神曲」のように詩韻に秘密があるのではないかと、行ごとに番号を付けながら解読して行きました。
また色彩論なので赤ならば赤、青なら青、黄色なら黄色、緑なら緑、白なら白、黒なら黒、灰色なら灰色、紫色なら紫色と色分けしながら、また、明るいもの、暗いものなども区別しながら解読しました。
その後、日本に正藍冷染(しょうあいひやぞめ)というものがあることを知りました。
なるほど、ゲーテの言う灰色を明るくしたり暗くしたり、緑が青になったりということと一致している。
また、ダンテの「新曲」の中でニュートンがプリズムに固執
Posted by ブクログ
とにかく花崗岩推しなゲーテさんでした。
自然科学者ゲーテなんだけど、たまに文学者の面も顔を覗かせ。たまに?いや頻繁に…?
よく出てくるフレッツ(地平層)は有益な鉱石の出る鉱脈と解釈してもいいのかな。
もうだめにほんじんだからフレッツ光しか出てこないと思いつつ読みました。
あとひきがえる石が出てきてちょっと嬉しい。魚の歯の化石です。
カールスバートの鉱物コレクション紹介のあたりでは、画像…画像くれえええ!って呻いたり。
まぁカラー写真で入れたら文庫でも4k近く行きそうですね。
目に一番快い非常に美しい光沢の玉髄や縞瑪瑙…格別に美しい銀星石…写真で見たかった。
フィレンツェの廃墟大理石はパエジナで