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Posted by ブクログ 2021年05月06日
1810年に出した著書。教示篇(色彩に関する己の基礎理論)・論争篇(ニュートンの色彩論を批判)・歴史篇(古代ギリシアから18世紀後半までの色彩論の歴史)の三部構成だが,本書では教示篇のみ収録。
自然の観察に基づく思弁を主としており,今でいう心理学的な姿勢と言えるだろう。色彩科学の祖として,ゲーテの...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月19日
「岩波文庫『色彩論』リベンジ」でもないけれど(?)、これも手に入れました。自然科学か否か、という分類はもはや気にならず、「文字にて書かれたもの」として対峙しようという構えにて臨みましたし、そういう意味では、岩波に接したときほどの敷居は感じませんでした。……で、私は、未だに(おそらくは生来)自然科学(...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月20日
Goetheの赤 -2009.03.09記
以下はゲーテ「色彩論」における<赤色>談義だ。
「青や黄を濃くしてゆくと、必ずそれとは別の現象が一緒に生じてくる。色彩というものは、最高に明るい状態でも暗い翳りをもつものである。したがって色彩が濃くなれば、ますます暗くなってゆくのは当然である。しかし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年07月09日
岩波文庫の「色彩論 色彩学の歴史」を解読してからのレビューであります。
ダンテの「神曲」のように詩韻に秘密があるのではないかと、行ごとに番号を付けながら解読して行きました。
また色彩論なので赤ならば赤、青なら青、黄色なら黄色、緑なら緑、白なら白、黒なら黒、灰色なら灰色、紫色なら紫色と色分けしなが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月04日
ゲーテに色彩論があることを知りませんでした。
ルドルフ シュタイナーが、色彩の本質・色彩の秘密を書いていることも知りませんでした。
自分の好きな絵画について、本書を元に考察してみたいと思います。
理論は、現実を説明するための道具なのだから。
うまく現実と、自分の感想とが説明できれば、自分の...続きを読む
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