ゲーテのレビュー一覧

  • ファウスト(一)

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    カテゴリを「詩」にしたが、これは「本で読むための詩劇」で、舞台で上演するのは難しい。

    「天上の序曲」は『旧約聖書 ヨブ記』のパロディ。『ヨブ記』ではサタンが神をそそのかし、「ヨブの信仰心が本物か否か」を確認するため、次々とヨブに厳しい試練を与えてテストする。

    『ファウスト』は、神と悪魔メフィストーフェレスが「神が愛でるファウストをメフィストーフェレスが堕落させられるか否か」というギャンブルをする。メフィストーフェレスはファウストともギャンブルを始め、ファウストが「とまれ、お前はあまりにも美しい」と言ったら、メフィストーフェレスがファウストの魂を手に入れるという契約をする。この「二重のギャン

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    2013年04月07日
  • ゲーテ格言集

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    ゲーテの格言についてまとめられた書。
    とても深く、納得させられる言葉が多々ある。

    ・利己的でない好意的な行いが、最も美しい利子をもたらす
    ・生き生きした天分を恵まれながら、実際的な意図をもって手近なことを忘れぬ人は、この世の最もひいでた人である。
    ・誠実に君の時間を利用せよ!何かを理解しようと思ったら、遠くを探すな
    ・人間は現在を貴び生かすことを知らないから、よりよい未来にこがれたり、過去に媚びを送ったりする
    ・いや遠くさまよい出でんとするか。見よ。善きことはまこと近きにあり。幸福をとらえるすべを知れ、幸福は常に手ぢかにあれば。
    ・しっかり立って、身のまわりを見よ。有能なものに対して、この世

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    2013年03月02日
  • ファウスト(一)

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    名作に挑戦。と少し構えてましたが、読みやすく風刺や諧謔に満ちて、言葉を楽しめます。ファウストは悪魔に惑わされつつ精いっぱい恋する中二病な元おじさんでした。〈ゲーテ先生すみません)展開が早過ぎてちょっと戸惑うことも;;グレートヒェンが懐妊し狂気に堕ち…女は哀しいです。でも恋に対するメフィストフェレスの態度が軽く見ているようで、だけど厄介なものとどこか分かっているの感じられて興味深い。嫉妬や憎悪と違い、自由にならない最たるものでしょうね。

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    2013年02月20日
  • ゲーテ形態学論集・植物篇

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    「すべては葉である」とか「螺旋運動」とか、いろいろ面白かった。「植物のメタモルフォーゼ」って詩が好き。クリスティアーネに対して詠まれたらしいけど、真面目な詩かと思いきや、婚礼の床の比喩って。ゲーテらしいけど。「からかい愚弄するあてこすり」に悩まされたって(笑)

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    2012年11月21日
  • ファウスト 2

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    ファウスト第二部は、第一部は全然分かりやすかったなーと思うくらい抽象度が上がっている。ファウストとメフィストフェレスの登場シーンはがくんと減って、さまざまな精霊が語る言葉のイメージに人間の悲劇を読み取っていくんだろうけど、雰囲気で読み流す。
    様々な欲望は常に悲劇の道を辿る。真の喜びは人々の喜びのために尽くすこと。
    そして女性性は赦しの象徴なのだろうか。

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    2012年09月04日
  • ファウスト 1

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    世界文学の名作の誉れ高いゲーテのファウスト。戯曲仕立てだから一気に読むのだ。第一部は若返ったファウストの火遊びが起こす悲劇でわかりやすい。

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    2012年09月04日
  • ゲーテ格言集

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    あんまり格言集とか読んだことがなかったんですが
    たまにはと思い読んでみました。

    途中まで…愛とか,人間性とか,宗教とか…あんまりピンと来なかったんですが…。
    「うーん,確かに,いいこと言ってるんだろうな,でも琴線に触れるような感覚はないなー」と思いながら読み後半へ突入。

    「人生について」「経験の教え」「人生の憂鬱」あたりに差し掛かったら,あれ,面白い!と思えてきました。

    思うに,自分が抱えてる問題や悩みに近いことだったりすると,
    ハッとさせられるんでしょうね。
    格言集に実用性を求めるなら,ただダラダラと最初から最後まで読むよりも,悩んだときに自分の悩みに近い部分を読む,それがいいのかもし

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    2012年07月11日
  • ファウスト 2

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    ネタバレ

    これを読み終わってからずっと後に気づいたことだけども、この小説からの引用とかパロディはなんと多いことか・・・!
    そういう意味で、西洋の古典を読むなら基礎知識としてはずせない小説かもしれません。
    この小説自体を楽しめなくても(名言も多くてメフィストのキャラクターもおもしろいので私自身は楽しめましたが)、「これを知っておけばいろいろおもしろいのが増えるぞ!」と思って我慢して読むのをオススメします。

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    2012年06月30日
  • ゲーテ格言集

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    すんなり心に入ってグッとくるものもあるが、大半がまだまだ難解。自分の経験や心情の変化に伴って、いつかピンっ!! とくる日を期待して何度も読み返していきたい一冊。特に【否定の否定】する文章形態が多く、「んで、結局どっち!?」と混乱。。。そんな頭ン中の迷路からスムーズに抜け出せるように読解力を鍛え、心もクリアにしていこぅーp(^^)q

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    2012年04月25日
  • ファウスト 1

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    中世ドイツのファウスト伝説をゲーテが独自の解釈を交え戯曲化したもの。

    対照的な錬金術師ファウストと悪魔メフィストフェレスが、恐ろしくもどこか滑稽で、矛盾に満ちたやりかたで自らの生の意味を探し求める。

    いま世の中にあるもののどれほど多くがここにルーツを持っているのだろう。何か途方も無い気持ちに襲われる。200年経ってなお親しみやすさと斬新なみずみずしさを湛えているのは圧巻である。

    「光」≒「快活な理性の力」≒「神」 という図式のようなものは、日本にいるとどこか空々しいけれど、この世界でははまり過ぎるくらいである。それほど闇と混沌からのイメージの氾濫は激しく、光溢れる南欧への憧れという

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    2012年03月21日
  • きつねのライネケ

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    ライネケの見え透いた嘘に何度も騙される無能な王、正直者すぎて搾取されつづける羊やうさぎたち、そしてライネケが決闘に勝利した途端手のひらをかえす民衆たち。昔からの言い伝えであるというこの話からも、世相はいつの時代も変わらないんだということがわかる。まさに憎まれっ子世にはばかる。

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    2012年02月14日
  • ゲーテ格言集

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    人生における様々な格言を集めた傑作集。読み終えることはなく、ことある毎に、何度も読み返し、その度に発見がある本です。

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    2011年12月24日
  • ゲーテ格言集

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    高橋健二訳。染み入ってくる格言集ではあるが、抜粋ではなく原文できちんと読んだほうがもっと印象に残ると思う。

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    2013年05月24日
  • ファウスト(二)

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    面白かった、けど、やはり難しかった。
    学者などでない限り、すべてをきっちり理解するのは不可能ではないかと思ってしまう。私の知識が足りないだけかもしれないけれども…。神話のこととか、もっと知りたくなった。

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    2011年08月18日
  • ファウスト 1

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      読めば読むほど味が出てきます。
    「前狂言」の章で、大勢の人を楽しませるにはどうしたらよいか。それならいろいろな物を詰め込んでみればいい。そうすればきっと何かしら一つは好みのものを見つけてもらえる。とあるように、盛りだくさんの内容です。だからこそ1回読んだだけでは味わいきれず、ただすごいすごい、という感じで終ってしまいます。

      さすがゲーテだけあって詩句も見所の1つです。訳者さんの腕もあるんだろうけども、切ない恋の歌から珍妙な魔女の詩までテンポもセンスもよく楽しめました。中でも「グレートヒェンの部屋」の章でグレートヒェンが詠ってる詩は格別です。

      主人公であるファウストは私からすると

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    2011年07月31日
  • ファウスト(二)

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    ネタバレ

    ファウストとメフィストーフェレスの知識欲求の追求の旅は小世界から大世界へと舞台は移り変わる。話の展開がポンポンと変わりよくわからないところがある。ギリシャ神話の神々の会話には何がなんやらでとてもついていけない。相変わらずのファウストの無理難題な要求に対してぼやきながらも応えるメフィストのやりとりは楽しい。メフィストが契約完了によりファウストの魂を手に入れようとしたところ、天使たちが色じかけでメフィストから横取りして天国へと連れ去ってしまったが、悪魔以上にしたたかな悪魔だと思った。以下ネタバレ

    第1幕 皇帝の居城に舞台は移り、国が乱れ国庫は底を突いていると歎いているところにメフィストが道化とし

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    2011年03月08日
  • ゲーテ詩集

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    恥ずかしいことですが、初めてゲーテの詩集を読みました。
    ですから他の訳者さんと比べることはできません。
    しかし、何かで聴いたり見たりして好きだった詩が綴られています。

    千変万化の恋人、処世のおきて、愛の書など…

    心に響く詩でしたね。とはいえ、よく感情移入できないものもあります。
    いずれ理解できる日が来ることを願います。

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    2010年11月18日
  • ファウスト 1

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    オペラを少しみてから、歌のすばらしさに感動して
    本編を読んでみたくなりました。

      誰もお前さんたちの話なんか聴きたがりはしないよ。
      わたしたちはもう少し高望みなのさ。
      なぜって、人の心を本当に動かすのは、
      やはり心の奥底から出てきたものだけだからね。

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    2010年11月04日
  • ファウスト 2

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    ずいぶん前に読み終わってたんだけど、感想書き忘れてた。
    そしてそのうちにどんな話だったか忘れてしまった・・・
    なんとなく、面白かった記憶はあります。

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    2010年09月05日
  • ゲーテ詩集

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    若さと、
    気恥ずかしさと、
    うつくしさと、
    力強さ。

    いろんなゲーテに出会える一冊。
    ふと、心を救ってくれたりします。



    生ある限り、憂いは去らず。

    友よ、ただ生きよ、ただ歌い続けよ!

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    2010年08月13日