ゲーテのレビュー一覧

  • 若きウェルテルの悩み

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    内容云々というより、前半のウェルテルの純粋な心で伝えられる人々との交流や関係、話し合いの場面や風景の語りが好きです。素朴でありながらもとてもキラキラした幸せそうな情景が浮かんでき、そうした前半ウェルテルはすごく好感が持てます。
    前半の子供のような純朴なウェルテルの考え方や言葉は胸に刺さり、また読み返してしっかり心に刻みたいです。
    人生の教訓となるような言葉は今思うと若いのに達観しすぎやろ!と思いましたが、若いからこそあのラストなんだろうなと考え、題名も含めて素晴らしいなと感じました。

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    2025年02月07日
  • ファウスト(一)

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    ゲーテが生涯のほとんどをかけて構想した小説の前半部。主人公ファウストの悪魔との契約に至るグレートヒェンとの出会い、冒険等を著す。映画化され、リストが当小説をテーマの曲を作曲するなど、ドイツを代表する小説。

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    2025年01月13日
  • 若きウェルテルの悩み

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    ある人物の自死をきっかけに後追い自殺が増えることをウェルテル効果というそうですね。それはこの小説が発刊されたときの社会現象になぞらえてのネーミングらしい。私はこんなウェルテルみたいなのは気持ち悪くていやだなぁ。即、離れる。彼女は人妻なのに彼女を好きで好きでたまらない。彼女の夫は申し分のない男。そりゃ悩むな。しかし同情も共感も、ないわ。もう少し生きてみれば程よく絶望して幸福が見つかったかも知れないのに。ウェルテルのモデルも実在したし、ゲーテの実体験も入ってるそうです。

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    2024年10月30日
  • 若きウェルテルの悩み

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    ※追記予定

    ログライン 
    ・人妻のロッテに恋した若きウェルテルが、葛藤し悩んだ末、自殺を選択する話。

    構成
    起:ロッテとの出会い
    承:人妻に恋する葛藤。ロッテを忘れようとする
    転:自分にはロッテしかいないが、叶わぬ恋にもがき苦しむ
    結:皆が幸せになれる残された手段が自殺だと結論づける

    技法
    ・書簡体小説
    私自身、書簡体小説を読むのは初めてだったので、これを技法に入れていいのか迷ったが、個人的には目新しいモノであったのでここで書かせてもらう。主人公の手紙で物語が進むので、内面的描写が必然的に多くなっており、それが本作の内容とマッチしていると思う。また手紙の送り先が親しい友人であり、本音を伝

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    2025年04月30日
  • 若きウェルテルの悩み

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    1700年代の詩人、ゲーテの代表作の一つ。

    若きウェルテルは見た目麗しく、社交も才覚も備えており、周囲からも寵愛を受けていた。
    そんな優秀な若者であるウェルテルはある日、ある女性に恋をする。
    しかしその相手は既に夫がいる。
    それでも止められない自分の感情に苦悩し、その悩みはどんどん深まっていく。

    ここまで深く思慕できる相手に巡り合えたのは幸福であると言えるかもしれないが、決して実らない恋に精神が崩壊されるのであれば、本人の魅力が乏しく容易に相手にされなくなる方が幸せだったのかもとも思える。

    おそらく10代後半か20代前半の若者だから仕方ないかもしれないが、ちょっとあまりに情動に左右されす

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    2024年09月01日
  • 若きウェルテルの悩み

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    「ファウスト」は挫折したので、今度はこちらを読んでみようと思った。正直、主人公には全然感情移入できなかったが、苦しみがすごく伝わる文章で、読んでいて悲しくなった。手紙だからこそ書ける自分の気持ちがとても表れていて、これが200年以上前に書かれたものであることを考えると、人間の変わっていない部分だなあと思った。また、仕事や人間関係での悩みなども含まれており、「うーん、やっぱり悩んでいる事は同だ」と感じた。だからこそ読み継がれているのだろう。

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    2024年08月04日
  • 若きウェルテルの悩み

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    日記形式の小説はあまり読んだことが無かったが面白かった。日記ではないか、手紙か。
    これが若さであり、恋なのであろう、、

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    2024年07月21日
  • ファウスト 悲劇第一部

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    生涯を通して人智の宝庫を掴み取っても結局は何も知らないということが分かっただけ
    肉体の翼は閉じていることが多く精神の翼だけは羽ばたこうとバタつく

    無邪気さと無垢なるものは時の渦に飲み込まれてひとつひとつ挫折に変わり
    太陽に背を向けて冷たい霜を胸であたためたくなると復讐の女神メゲラが囁く声に耳を傾けてしまう

    人間は努力する限り迷うもの

    人を欺く仮面の群に繋がれ怯える心
    恐怖と希望は最大の敵
    寂寥という虚無のなかで一切を見つける
    救いや慰めはいらない 困難な危険を恐れないファウストの勇気がその鎖を断つ

    詩のこころは美の調和をもたらす
    子供のころに聞き慣れた歌が地獄の淵から引き戻す
    胸から溢

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    2024年08月29日
  • ゲーテ格言集

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    約230年程前も今も私生活や生きている中での行動、悩みや思うことは、いつの時代も変わらないと思った。
    ゲーテがある行動に対して深く考察し、深く考えたような格言が並んでおり、今を生きる私達に深みを与えてくれるような言葉が多かった。
    難しいように思う格言もあったが、なるほど、と思えるような言葉も多く、心に刻んでおきたい一冊だった。

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    2024年05月09日
  • 若きウェルテルの悩み

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    青春の心の変遷、揺れ動き、感情の起伏、恋の嵐、など追体験しているようにすらすらと読み進められた。最後の神々のたとえ話のところは読みづらかったので飛ばした。
    ウェルテル効果ってこんな感じなのかってほんのちょっと感じたようなしないような。
    読み進めながら、どこまでもシャルロッテの人となりを想像し、読み進めていたが、何とも言えないって感じ。作中にてウェルテルが書き記す手紙の中でいくつか真に迫る描写があったが、多くのことを学び考えさせられた。
    幸せは、分別がつく前か、狂った後にしかなじまない。なるほど。たしかに。
    現代社会に生きる自分たちにとっても多くのことを現実に即して学べるし、この先もずっと読み続

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    2024年05月03日
  • 若きウェルテルの悩み

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    これがゲーテ自身の中で起こった出来事だと思うと不憫で仕方がない。それを書き出せることによって作品に昇華できてよかった。その事が彼を救ったのでは無いかと思う、

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    2024年03月25日
  • 若きウェルテルの悩み

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    「初版」訳の光文社古典新訳文庫を読み、「改訂版」の新潮文庫も読んでみた。前者の解説によると、11の書簡の追加と「編者から読者へ」の全面的書き換えがあったとのこと。受ける印象は大きく変わらないが、改訂版の方がウェルテルの心情が客観的に書かれているように感じた。それでも後半に向かうにつれてのウェルテルの鬼気迫る盲信ぶりには「ウェルテルよ冷静になれ」と肩を叩きたくなった。本書が「精神的インフルエンザの病原体」と言われるのも納得。この作品を多感な10代に読んでいたら受ける衝撃も大きかっただろうと思うと後悔もする。

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    2024年03月22日
  • ゲーテ地質学論集・鉱物篇

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    ネタバレ

    とにかく花崗岩推しなゲーテさんでした。
    自然科学者ゲーテなんだけど、たまに文学者の面も顔を覗かせ。たまに?いや頻繁に…?
    よく出てくるフレッツ(地平層)は有益な鉱石の出る鉱脈と解釈してもいいのかな。
    もうだめにほんじんだからフレッツ光しか出てこないと思いつつ読みました。
    あとひきがえる石が出てきてちょっと嬉しい。魚の歯の化石です。
    カールスバートの鉱物コレクション紹介のあたりでは、画像…画像くれえええ!って呻いたり。
    まぁカラー写真で入れたら文庫でも4k近く行きそうですね。
    目に一番快い非常に美しい光沢の玉髄や縞瑪瑙…格別に美しい銀星石…写真で見たかった。
    フィレンツェの廃墟大理石はパエジナで

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    2025年05月28日
  • 若きウェルテルの悩み

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    ウェルテルの思考が情熱的で芸術的であるがゆえにウェルテル自身の悩み、嫉妬などの暗い感情がこと細やかに書かれていた。
    もう少しウェルテルがさっぱりした性格であったならこんなに悩んだりすることは無かったのかな。

    ロッテと似たような感性を持ち合わせていたり、その性格ゆえに恋に対して悩みすぎてしまったり、途中から恋を一線越えた執着や嫉妬による苦しみが多く書かれていて読み手の自分も痛かったし辛かった。

    時代や国を超えど恋に対する悩みとか苦しみは変わらない。

    読むタイミングとか自分の精神状態とかによったら病んじゃうかも。
    一読だけじゃ中々頭に入らなかったから再読して、より内容を噛み砕いたら本当に苦し

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    2024年12月25日
  • ファウスト 2

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    内容を十分に楽しむには、キリスト教やギリシャ神話などに関する予備知識が、それなりに必要となる。
    そのため、せいぜい註しか読まなかった自分が、この本について多くを語ることはできないし、するべきでもない。

    しかし、気に入ったフレーズが一つあったので、初回記念に書き残す。
    「自由も生活も、日毎にこれを闘い取ってこそ、これを享受するに値する人間といえるのだ。」

    彼のいう、有為な年月や美しい瞬間は、私が理想とするものとは異なるかもしれない。
    それでも私は、自分が求めるだけの自由や生活を闘い取らなければならないし、それは、他者との闘いというよりも、むしろ自己との闘いとなるだろう。私は基本的に、他者と争

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    2023年11月10日
  • ファウスト 悲劇第二部

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    ネタバレ

    厨二病に罹患した自覚のあるものはただちに読むがいい。圧巻のセンス・オブ・ワンダー! 物語の筋の悪さには目をつぶり、裏読みを要するような難解さは専門家に任せ、この大いなる幻想を楽しむがいい。

    筋の悪さ。
    悪魔の力を手に入れたファウストは欲望の赴くままにそれを楽しみ、時には非道な行いをする。それに悔いることもなく次なる欲望につきすすむさまは、芸術家ならわかる心情というものか。文豪がまれによく持つゲスい感性のなせるわざか、苦い経験などなかったかのごとく生きていく。
    第二部は、行間を大いに読めば、奔放に生き、時には幸せを得、儚く失い、時には非道をふるまったファウストの人生模様である。いつとは知れぬ人

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    2023年10月19日
  • ファウスト 悲劇第一部

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    古典で戯曲というと近頃シェイクスピアを数編読んだという程度のニワカだが、古典で名作といわれる作品らに感じることがないわけではない。必ずしも面白いものではないこと、週刊少年ジャンプ掲載作品のようだということ。前者については戯曲に限らぬこと。後者については、作者が第一に気にすべきは人気であっただろうということである。客が席を立たぬようにすることが第一で、叶うならばリピーターを生産したかっただろうということである。それを由来として、いろいろと雑なところがあるように見える。

    『ファウスト』も古典で戯曲だが、第一部を読んだ限りでは前述のようなことはない。雑だと感じないし、面白い。
    なぜか第一部の巻末に

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    2023年10月13日
  • 若きウェルテルの悩み

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    いやはや全く、男って太古の昔から馬鹿だなぁ…ということに尽きる。こういうタイプの人を何人か見たことがある。端的にいうと失恋によって病んでしまう人。

    女って失恋でここまでならない気がするのよね。ちゃんと次に行くエネルギーがあるというか。失恋でおかしくなってるのって男だけな気がする。逆に女は恋愛中におかしくなるイメージ。

    ロッテに関する手紙の描写がなんというか激しすぎて、今でいう厨二病を文学的なMAXの値まで高めるとこうなるんだな…と半ば感心しながら読みました。全文きっちりは追えなかった…だって全部同じなんだもの…あ!な!た!を!こんなに!愛して!いるのに!!!ということだけ…笑

    この時代に

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    2023年08月20日
  • ファウスト(一)

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    いつ読んだが覚えていないが、、、ドリアングレイの肖像のような、知ってしまう怖さのような。罪が辛くて第二部が進まない。

    数多の作品に引用されるという意味ではマクベスに並ばずとも劣らないメフィストフェレス。これが何者か知っているかいないかで、引用の意味や印象が変わる。

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    2023年08月17日
  • 若きウェルテルの悩み

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    「もし生涯に『ウェルテル』が自分のために書かれたと感じるような時期がないなら、その人は不幸だ」
    不幸な人生を送っているな!
    けど自分じゃ体験できないことを味わえるのが本だから。

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    2023年08月15日