ゲーテのレビュー一覧

  • ファウスト(一)

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    グレートヒェンが踏んだり蹴ったりな結末になるんだけど、それもこれもファウストに出会ったがためであったというのが第一部なのかな…要するに。なんとなく心に残った言葉-「何がなんでも自説を通そうとして、一つのことだけをいっていれば、そいつが勝つに決まっているのだ」(ファウストがメフィストーフェレスに対して)

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    2017年01月13日
  • ファウスト 2

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    一通り読み終えても、この作品が結局のところ何を言わんとしているのかよく分からなかった。

    頭で考えるだけじゃなくて、実際に行動し努力することが大切ということなのか。その行動や努力の方向が結果的に間違っていたとしても、正しいと信じて、あがいて苦しむことこそが「生」の意義。

    ファウストという人物が人間的に特別優れているとは思えない。現状に満足できず、耐えず何かを求めて飢えている人物にみえる。いろんな意味で貪欲。

    登場人物の中では、第二幕で登場するホムンクルスが好きだ。

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    2015年06月05日
  • ファウスト 1

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    予備知識なしで読み解くのは難しいと感じた。

    「天上の序曲」の場面で、神はファウストのことを「しもべ」だと言っている。

    ファウストが学問を究めつくした学者で、なお世界の真理を知り尽くしたいと願っているから「神のしもべ」なのだろうか。すべてを知ることは神に近づくことだから?

    とにもかくにも、この神の「しもべ」発言によってファウストは悪魔メフィストに目をつけられてしまう。

    グレートヘンに対してはお気の毒としか言いようがない。巻き込み事故みたいなものだろう。

    書斎の場面が好き。メフィストとファウスト、メフィストと学生の対話がおもしろい。

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    2015年05月23日
  • ゲーテ格言集

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    『光の多いところには、強い影がある』(「ゲッツ」第1幕から)
    本当は原文で読むことでニュアンスが伝わるのだろうけど。おおまかに分類されているものの、前後の文章が無いと分かり難いと感じる格言があるように思う。

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    2014年11月28日
  • ゲーテ格言集

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    ネタバレ

    自己啓発本ではなく格言集なので中にはなんだこれというものや全く理解できない格言もあります。
    これは一個人をターゲットにしているわけではなく様々な格言の中でその人がマッチングした格言に共感、感銘、指南されるといった読み物である。
    なので自分にマッチングしない格言は反芻もせず次の格言へという作業が多かったような気がする。
    とはいえゲーテ著作の中から選び抜かれた格言集なので、お~!と納得、考えさせられる格言も当然あり、そういった格言はつい誰かに教えたくなる衝動に駆られる。

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    2014年11月15日
  • ファウスト 1

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    ファウストの道徳的行動、または書物の中のものでなく、自然や動物を重要視する視点は、なんとなくそうだなと思いました。学生に語るシーンは印象的でした。

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    2014年07月16日
  • 若きウェルテルの悩み(まんがで読破)

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    ウェルテルの手紙が物語の主体である。ロッテの感情がほとんど現れず、ウェルテル自身が苦しみ、嵐に耐え切った事で終幕を選び取る。
    人間の本性には限界がある。ある種の不条理をも彷彿とさせる物語。

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    2013年11月04日
  • ファウスト(一)

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    翻訳の読み比べ用に。講談社学芸文庫を先に読みましたが、比べてみるとこちらは言い回しが多少現代語風かな…?と感じました。でも、全体で見ればそんなに変わりはありませんでしたが。
    どちらも面白く読めたのでよし。

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    2013年08月08日
  • ファウスト(上)

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    有名な「ファウスト」を初読み。
    戯曲形式なので読みにくいかと思ったら、それほどでもありませんでした。
    その土地や時代、キリスト教の基礎知識がないとちゃんとはわからないのでしょうが、それでも魅力ある作品で、思いのほか面白かったです。いろんな作品の題材に使われるわけですね。

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    2013年08月08日
  • ゲーテ格言集

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    前半のほうは抽象的で意味がよくわからないものも多かったけど、
    後半になるにつれて「そうだなぁ」とすんなり消化できる言葉が多かった。
    前半で挫折しそうなら、後半を先に読んでみてほしい。

    分かりづらい言葉こそ、声に出して読みたいなぁと思う。
    声に出して、インプットかつアウトプットすることで、
    そういうことかと理解できる言葉もあるんだろう。
    声じゃなくても、書き取りとか。
    そう言う風にして丁寧に頭の引出しに閉まった言葉が、
    後々自分を助けてくれるんだろうなぁ。

    今は読むだけなので、多分頭には全然残ってない。
    ちょっともったいない気もする。

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    2013年04月16日
  • ファウスト(二)

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    ネタバレ

    『ファウスト 第二部』は「つめこみすぎ」という感想になる。特に「古典的ヴァルプルギスの夜(第2幕)」が長すぎて、「ギリシャ神話のキャラクター」が数多く登場し、主人公ファウストまで消えてしまう場面が続く。

    ただ、ゲーテは「ファウスト伝説」を研究し、それをアレンジして再現している。

    1.ファウストのモデルは「ゲオルク・ファウスト」という実在した錬金術師。錬金術の研究に失敗して、彼は爆死してしまう。『ファウスト 第二部』でも、爆発でファウストが気を失う場面がある。

    2.様々な「ファウスト伝説」のうち、「ファウストはギリシャ神話の美女ヘレネーと結ばれ、息子が生まれる」という内容の話があり、ゲーテ

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    2013年06月20日
  • ファウスト(二)

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    当時の教養をもってすれば,いろいろなネタがわかるのかな.
    宗教や神話や民話について大量の知識が必要.
    ストーリーに関する部分はほんの少し.

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    2013年01月14日
  • ファウスト 1

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    厭世哲学者の苦悩を非常に共感しながら読んだ。これは人生の意味に悩んだものなら一度は深刻に対峙する苦悩であろう。引き込まれて読み進めると、第一部はあっという間に終わってしまう。無論、善と生との合間に引き裂かれるこの部のラストは十分な読み応えのあるものだし、豊かな指摘表現はゲーテと訳者の面目躍如である。しかしながら、まだやや物足りなさが残る。これ以降を読み進めるのが楽しみだ。

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    2012年12月11日
  • ファウスト 1

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    ゲーテが24歳から死ぬ直前までかけて書いた本。プロット自体は面白いけど、全体としてそこまで面白いとは思えなかった。黒澤明の「生きる」の下敷きになってるのかなと思われる。

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    2012年11月27日
  • ファウスト 2

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    ???。これまで読んだ文学作品の中でも理解困難。何が理解しにくいかというと、1.登場人物、場面がイメージしにくい。2.場面がくるくると変わり、かつスピードが速すぎて、内容がつかめない。

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    2012年11月06日
  • ゲーテ詩集

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    膨大にあるゲーテ詩集より、抜粋したものを集めた一冊。
    役著の年代もまちまちなので、訳語体も様々。
    古いものは訳が和歌や短歌のようになっているものもあり、内容よりもリズムで入ってきてしまうので、なんだかなー。

    初期は中二病か、と思わずツッコミを入れたくなるが、これが純愛というものなのだろうか。
    晩年は警句的なものが多く、人間の根幹に迫っている。
    個人的には晩年のゲーテの方が好き。

    しかしながら、改めて思うと、1700年の頃からも、人間思うことはさしてかわらないんだなーなんて、思い耽る一冊でした。

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    2012年10月15日
  • ゲーテ格言集

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    ゲーテの格言といえば、大学生の頃に気に入ったフレーズがあって就職活動のノートに貼付けていた。なんていうか、自分が流されないようにするために。
    そして今再びゲーテの格言に触れて。格言というものは、その時々で自分の心が反応するものが違って、自分を顧みるうえで面白い。

    当時のお気に入りはコレ▼
    「人生の5原則」
    すばらしい人生を築きたいと思ったら
    過ぎ去ったことは気にせず
    腹を立てないように努め
    いつも現在をたのしみ
    とりわけ誰も憎まず
    先のことは神様に任せること

    当時は、「自分の心のあり方」にすごく関心があったのだと思う。

    そして、新たに関心をよせたフレーズはコチラ▼
    ・人間のあやまちこそ人

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    2012年09月17日
  • ゲーテ詩集

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    文庫一冊にたくさんつまっていてよい。

    ゲーテの詩は、普段は面白いものではない。しかし、心が自らのあまりの繊細さに打ち震えている時、これらの詩はそっと寄り添ってくれるのだ。

    そして詩には、なお一片の価値のきらめきを見出すことができる。それは真実という名の価値である。

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    2012年03月18日
  • ゲーテ格言集

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    ゲーテの格言集はよかった.近いうちにまだ読んでいない「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」なども読んでみようと思う.この手の本で有名なのは他にもラ・ロシュフコー箴言集や新編 悪魔の辞典があり,どちらも非常にすばらしい本だが,私はゲーテのこの格言集がいいと思う.というのも,ロシュフコーの箴言集や悪魔の辞典を読むと,胸に小さなとげが刺さる感覚がある.実のところこれがいかんともしがたいくらい心地よいものなのだけれども,そのとげを抜いたあとに,どうも小さな穴が残る気がする.これがどうしても気になる.ゲーテの格言集はそういうことがない.だから好きだ.

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    2012年02月29日
  • ファウスト(二)

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    ネタバレ

     解説が無かったので、この作品をどういう視点から見ればいいのかがわからないまま第4幕まで読んでしまった。…下調べは必要ですね。
     この作品は19世紀に書かれたもの(第1部が1808年で、第2部が1832年なのだとか)ですが、作品の舞台自体は16世紀ドイツに実在した伝説の「ファウスト博士」をモデルにしています。

     そういう訳で、ポスト啓蒙主義時代のはずなのにアナクロニズム漂う不思議な作品でした。こういう作品がウケるというのは何なんでしょうね、20世紀に入ってからドイツが魔術に傾倒していく歴史的な何かを暗示してるんですかね。

     この『ファウスト』という作品は2部構成になっていますが、第2部は1

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    2013年06月12日