ゲーテのレビュー一覧

  • ゲーテ格言集

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    前半のほうは抽象的で意味がよくわからないものも多かったけど、
    後半になるにつれて「そうだなぁ」とすんなり消化できる言葉が多かった。
    前半で挫折しそうなら、後半を先に読んでみてほしい。

    分かりづらい言葉こそ、声に出して読みたいなぁと思う。
    声に出して、インプットかつアウトプットすることで、
    そういうことかと理解できる言葉もあるんだろう。
    声じゃなくても、書き取りとか。
    そう言う風にして丁寧に頭の引出しに閉まった言葉が、
    後々自分を助けてくれるんだろうなぁ。

    今は読むだけなので、多分頭には全然残ってない。
    ちょっともったいない気もする。

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    2013年04月16日
  • ファウスト(二)

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    ネタバレ

    『ファウスト 第二部』は「つめこみすぎ」という感想になる。特に「古典的ヴァルプルギスの夜(第2幕)」が長すぎて、「ギリシャ神話のキャラクター」が数多く登場し、主人公ファウストまで消えてしまう場面が続く。

    ただ、ゲーテは「ファウスト伝説」を研究し、それをアレンジして再現している。

    1.ファウストのモデルは「ゲオルク・ファウスト」という実在した錬金術師。錬金術の研究に失敗して、彼は爆死してしまう。『ファウスト 第二部』でも、爆発でファウストが気を失う場面がある。

    2.様々な「ファウスト伝説」のうち、「ファウストはギリシャ神話の美女ヘレネーと結ばれ、息子が生まれる」という内容の話があり、ゲーテ

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    2013年06月20日
  • ファウスト(二)

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    当時の教養をもってすれば,いろいろなネタがわかるのかな.
    宗教や神話や民話について大量の知識が必要.
    ストーリーに関する部分はほんの少し.

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    2013年01月14日
  • ファウスト 1

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    厭世哲学者の苦悩を非常に共感しながら読んだ。これは人生の意味に悩んだものなら一度は深刻に対峙する苦悩であろう。引き込まれて読み進めると、第一部はあっという間に終わってしまう。無論、善と生との合間に引き裂かれるこの部のラストは十分な読み応えのあるものだし、豊かな指摘表現はゲーテと訳者の面目躍如である。しかしながら、まだやや物足りなさが残る。これ以降を読み進めるのが楽しみだ。

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    2012年12月11日
  • ファウスト 1

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    ゲーテが24歳から死ぬ直前までかけて書いた本。プロット自体は面白いけど、全体としてそこまで面白いとは思えなかった。黒澤明の「生きる」の下敷きになってるのかなと思われる。

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    2012年11月27日
  • ファウスト 2

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    ???。これまで読んだ文学作品の中でも理解困難。何が理解しにくいかというと、1.登場人物、場面がイメージしにくい。2.場面がくるくると変わり、かつスピードが速すぎて、内容がつかめない。

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    2012年11月06日
  • ゲーテ詩集

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    膨大にあるゲーテ詩集より、抜粋したものを集めた一冊。
    役著の年代もまちまちなので、訳語体も様々。
    古いものは訳が和歌や短歌のようになっているものもあり、内容よりもリズムで入ってきてしまうので、なんだかなー。

    初期は中二病か、と思わずツッコミを入れたくなるが、これが純愛というものなのだろうか。
    晩年は警句的なものが多く、人間の根幹に迫っている。
    個人的には晩年のゲーテの方が好き。

    しかしながら、改めて思うと、1700年の頃からも、人間思うことはさしてかわらないんだなーなんて、思い耽る一冊でした。

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    2012年10月15日
  • ゲーテ格言集

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    ゲーテの格言といえば、大学生の頃に気に入ったフレーズがあって就職活動のノートに貼付けていた。なんていうか、自分が流されないようにするために。
    そして今再びゲーテの格言に触れて。格言というものは、その時々で自分の心が反応するものが違って、自分を顧みるうえで面白い。

    当時のお気に入りはコレ▼
    「人生の5原則」
    すばらしい人生を築きたいと思ったら
    過ぎ去ったことは気にせず
    腹を立てないように努め
    いつも現在をたのしみ
    とりわけ誰も憎まず
    先のことは神様に任せること

    当時は、「自分の心のあり方」にすごく関心があったのだと思う。

    そして、新たに関心をよせたフレーズはコチラ▼
    ・人間のあやまちこそ人

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    2012年09月17日
  • ゲーテ詩集

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    文庫一冊にたくさんつまっていてよい。

    ゲーテの詩は、普段は面白いものではない。しかし、心が自らのあまりの繊細さに打ち震えている時、これらの詩はそっと寄り添ってくれるのだ。

    そして詩には、なお一片の価値のきらめきを見出すことができる。それは真実という名の価値である。

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    2012年03月18日
  • ゲーテ格言集

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    ゲーテの格言集はよかった.近いうちにまだ読んでいない「ファウスト」や「若きウェルテルの悩み」なども読んでみようと思う.この手の本で有名なのは他にもラ・ロシュフコー箴言集や新編 悪魔の辞典があり,どちらも非常にすばらしい本だが,私はゲーテのこの格言集がいいと思う.というのも,ロシュフコーの箴言集や悪魔の辞典を読むと,胸に小さなとげが刺さる感覚がある.実のところこれがいかんともしがたいくらい心地よいものなのだけれども,そのとげを抜いたあとに,どうも小さな穴が残る気がする.これがどうしても気になる.ゲーテの格言集はそういうことがない.だから好きだ.

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    2012年02月29日
  • ファウスト(二)

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    ネタバレ

     解説が無かったので、この作品をどういう視点から見ればいいのかがわからないまま第4幕まで読んでしまった。…下調べは必要ですね。
     この作品は19世紀に書かれたもの(第1部が1808年で、第2部が1832年なのだとか)ですが、作品の舞台自体は16世紀ドイツに実在した伝説の「ファウスト博士」をモデルにしています。

     そういう訳で、ポスト啓蒙主義時代のはずなのにアナクロニズム漂う不思議な作品でした。こういう作品がウケるというのは何なんでしょうね、20世紀に入ってからドイツが魔術に傾倒していく歴史的な何かを暗示してるんですかね。

     この『ファウスト』という作品は2部構成になっていますが、第2部は1

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    2013年06月12日
  • ファウスト 1

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     『数学大明神』に『ファウスト』のペンタグランマ(五芒星)の話が出て来たので、どこで出てくるのか確認したくて読んでみました。

     この作品の本当の良さをわかろうとしたら1回読んだくらいでは駄目かもしれません。私は1回読んだ所、初めて夏目漱石を読んだ時みたいな気持ちになりました。これが教科書に載る程のものなの?みたいな…。(なので★3つです)

     原文は脚韻を踏んでいるので、日本語で読むと訳の分らん所が原作では美しい韻律となって人々の心を打つのだと思います。…つまり、何が言いたいかと言うと、邦訳を読む場合、細かい部分の意味を取ろうとすると先に進めなくなってしまうと思います(少なからず脚韻のために

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    2012年01月28日
  • ゲーテ格言集

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    人によって共感出来るものは異なるのは当たり前だが、この本でも共感又は納得出来るものとそうでないものがあった。
    毎日読み続けて心に刻むのも良いとは思うが、鵜呑みにしてはいけないと感じる。この本をあくまでも参考にして自分自身の価値観・思想を持つべきである。
    そうは言っても読んで良かった。

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    2011年11月20日
  • 親和力

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    「恋愛小説とやらを読んでみたい」という動機で手にして、読んで、「これ以上恋愛小説は読まなくていいや」と思った。古いお話だなぁ、という印象。そいでゲーテがそんなに得意じゃないことを思い出した。

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    2011年08月02日
  • ゲーテ格言集

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    「おぉ!」と思える言葉もあれば、「???」な言葉もあり。
    月日が経って読み返すと、また違った感じ方になるのかも。

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    2011年07月16日
  • ファウスト 1

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    友人に借りたので一回しか読んでません。
    話自体はすんげー分りやすい・読みやすいので元ネタ読みたいよ的な動機で読み始めて大丈夫です。
    元ネタになるだけあって新鮮味はあまりないかな。

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    2011年07月07日
  • ファウスト(二)

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    ファウストのオチは大きく2パターンですが、これは青春をやり直したい人が、悪魔と取引するのに参考になるバージョンのオチ^^

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    2011年02月28日
  • ファウスト(二)

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    主役はメフィストフェレスに変わったんですか?ファウスト影薄っ!
    しかし「ギリシアの神様連れて来て」と言われれば「いや宗教違うし」って渋ったり(メフィストフェレス君はキリスト教の悪魔だからね)、そのギリシアではホーム地と勝手が違って現地の魔物に振り回され放題だったり、皇帝に指揮杖貰えなくても「あんなものいらないさ。何かこう形が十字架めいていたしな」なんて言ったり、なんだか可愛いなぁメフィストフェレス君。やっぱり十字架は苦手なんですね。(と思っていたら私が見たオペラでは突きつけられた十字架の銀紙を剥いて中のチョコレートを食べていた。すごい演出だ)

    とりあえずゲーテは詰め込みすぎじゃないのかこの話

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    2010年12月01日
  • ゲーテ詩集

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    一言で言えば、「高ぶる感情」を言葉にした詩。
    全てがクライマックス。

    当時の音楽家が壮大な曲をつけたがるのもよくわかる。

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    2010年10月25日
  • ファウスト 1

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    第一部だけでは楽しめなかった。会話文だけの文章に戸惑い、登場人物も忘れかけた。
    第一部の後ろにある第一部•第二部の解説を読み、早く第二部を読もうと思った。
    不断の努力により最後に救われるというところが山場らしい。。

    神かぁ。あんま興味ないなー。

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    2010年10月04日