シェイクスピアのレビュー一覧

  • ヴェニスの商人

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    あまりにも有名ですね……。でもやっぱり「有名どころ」は傑作です。ポーシャのことを「かっこいい」と思ったことがあったんだなあ、こんな人になりたい、などと。(そのついでに法衣にも憧れた)。こぞの雪いまいずこ。

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    2011年07月19日
  • リア王

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    「リア王」も「ハムレット」も「オセロ」も「ロメオとジュリエット」も……、誰でも知っているシェイクスピアの戯曲は、それなりに読んだつもり、だけど、私は「戯曲」という文学形式を些か苦手としているかもしれません。ともあれ取り急ぎ、代表として、リア王を挙げます。(マクベスとかハムレットとか、幽霊が出て来たり魔術が出て来るほうが好きかも)。これもまた、純然たる「悲劇」だ。ただ、どうして末娘はいい娘なの?どうしてお姉さん(たち)には邪念がつきまとうの?シンデレラしかり(継母という事由を差し引いても)、「美女と野獣」しかり、オオクニヌシノミコトしかり(あそこはお兄さんたちだけど、あれは酷すぎる)、想い出せば

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    2011年07月19日
  • ロミオとジューリエット

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    先に挙げたテキストのお供に。訳がいい。直訳調に近くて、注釈もテキストに即している感じ。英文と見比べながら、格闘してたのはいい思い出です。

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    2009年10月07日
  • ヴェニスの商人

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    シェイクスピアの劇作

    内容も面白いが、これがつくられた当時の時代背景もうかかがえる。

    高利貸しのユダヤ人が非常に悪者として、またキリスト教徒が慈悲深く描かれている。また最後に高利貸しがキリスト教徒に改宗させられているのもユダヤ人からしたら非常に屈辱的であろう。

    驚きは解説にあった。

    この物語はシェイクスピアが考えたものではなく、もともと1300年代にあった3つの話をつなげたような内容らしい。しかし、今でも古典として多くの人に読まれれるのは、劇作として非常に完成しているからであろう。

    古典はその内容だけでなく解説部分で多く背景にあるものなどを理解することができるのでこちらも一

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    2009年10月04日
  • ヴェニスの商人

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    本作はユダヤ人の持つ別の特性、どうやらこれも西洋社会におけるユダヤ人への迫害を増す要因の一つになった様だが、「金融」に強いというのが、歴史的必然性を持って生まれたものであるということを教えてくれる。

    シャイロック
    「さて、どうだか。が、とにかく俺は金銀にも子を産ませる、だが、旦那、いいですかね。」
    アントーニオ
    「聞いたか、バッサーニオ?悪魔でも聖書を引くことができる、身勝手な目的にな。根性の曲った人間が、聖句を引合いに身をまもるとは、まるであの悪党の見せる作り笑も同然だ、見かけはよいが、心の腐った林檎も同然。ああ、まがい物に限って、立派な外面ときやがる。」

    上記において、ユダヤ人高利貸し

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    2026年02月01日
  • ロミオとジューリエット

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    メンヘラ青年が仲悪い家の女の子と懇ろになっちゃう話。
    平井さんのシェイクスピア訳は平易かつ洗練されている。あんまり数ないのが残念。

    以下のロミオのセリフが好き。
    なんとはなしに椎名林檎みを感じる。
    ベンヴォーリオ  とすれば、その女は一生生娘のままですごすと誓ったというわけか。
    ロミオ  そうなのだ。節約しているつもりでどえらい浪費をしているわけさ。

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    2025年12月22日
  • リチャード三世

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    ネタバレ

    『ヘンリー6世』から続けて読むとやはり展開が面白いな~(笑)グロスター公の悪人ぶりが良いな~(笑)部下も兄弟も親族も皆自分の野心のために殺していくのが凄いな~。一度舞台でも映画でもいいから見てみたいな~(笑)

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    2025年10月09日
  • 新訳 オセロー

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    ネタバレ

    イアーゴーには「動機なき悪意」がある…(巻末考察より)
    確かにイアーゴーが何故あれほどオセローを恨んでいたのか具体的には描写されていませんでしたね。

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    2025年10月07日
  • リチャード三世

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    世界史の知識皆無なので、読み始めは登場人物や背景が全く分からず苦しかった。ちょろっとネットで登場人物について調べるだけですぐに面白い作品と感じられるようになった。薔薇戦争について詳しい人だとどうなのと思うところもありそうに感じたが、自分みたいに知識ない人はエンタメとして楽しめると思う。

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    2025年10月03日
  • ヴェニスの商人

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    名前は知っててもストーリーを知らない作品。
    ユダヤ人の印象が悪い作品であることはなんとなく知ってはいたが。まあまあ面白かったかなあ。

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    2025年07月16日
  • 栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック

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    第2弾。本家の内容はすっかり忘れてしまったけれど、それでも江戸川乱歩と太宰治のお話は良かったと。

    で、今回あらためて江戸川乱歩の面白さを認識した。
    太宰治はそこそこ読んでいるけれど、ミステリー好きなのに、乱歩はほとんど読んでない。

    これからのんびりと読んでみようと。
    春になったら、古本屋さん巡りに出かけよう。

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    2025年02月26日
  • 新訳 テンペスト

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    ストーリーラインはすごくシンプルで、下の注釈が丁寧だったので比較的読みやすかったです。表現や言い回しに遊び心があったり、王様や精霊様などが人間味ある描き方をされており、ぜひ舞台にて観てみたいなと感じた。

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    2025年02月25日
  • 新訳 アテネのタイモン

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     本作は内容の筋の粗さや不備の多さから、シェイクスピア作品のなかでも問題作とみなされる。それでも、財産とそれにまつわる人間関係の亀裂と裏切り、借金と自己破産など、現代社会にも当てはまる内容を扱っている。そのため、たとえ内容そのものに問題があるとしても、テーマそのものは、資本主義社会を生きる人々にとって考えさせられる。

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    2024年06月02日
  • ロミオとジューリエット

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    基本的には世間一般に知られている通りの話がその通りの流れで進んだけど、それでも面白いのは流石だと思った。
    モンタギュー家とキャピュレット家とパリスとかの背景知識、ロミオとジュリエットの2人が何処でどのように死んだのかを補完できたのは良かった。パロディに強くなれる教養。

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    2023年09月14日
  • ヴェニスの商人

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    ネタバレ

    悲劇だと思って読んでたら喜劇でびっくりした。シェイクスピアは喜劇→悲劇と作風を変えているらしい。
    極悪金貸しユダヤ人のシャイロックによって、相対的にキリスト教とアントーニオが好印象となっている。アントーニオは友人のために身を差し出すため好印象だが、キリスト教もバッサーニオも作中ではいまいちパッとしない。シャイロックが強烈すぎるのだ。
    演劇のおもしろいところは、監督、俳優による解釈がなされて上演されるところである。シャイロックの解釈が秀逸であれば、必ずおもしろい上演になる。

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    2023年05月15日
  • 栞子さんの本棚2 ビブリア古書堂セレクトブック

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    『ビブリア古書堂の事件手帖』に登場する本の原文が集められていて、いろんな本の入り口として触れるにはとても良い本でした。

    普段詩を読まないので寺山修司や木津豊太郎の詩を読めたのと、意外と読まないシェイクスピアに触れられたのがよかったです。

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    2023年02月12日
  • リア王

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    リア王は立派な王だと思って読んでみたが、少しも立派ではなかった。いわゆる一人の父親であり、遺産を娘たちに分与する資産家に過ぎなかった。

    リア王以外に立派な人がいたかは難しい。遺産を拒んだコーディーリアか、王に苦言申し上げたケント伯だろうか。でも、結局、いなかったのかもしれない。立派さに力点をおく作品ではないから。強いて言えば、あの嵐が立派だったのかもしれない。

    序盤は話がぶつぶつして煮え切らないのが、グロスター伯の目が潰れた辺りから、急速にまとまっていく展開だった。最後は悲劇ということらしいのだが、そして、誰も居なくなったわけでもないので、喜劇になりそうな気もする。まぁ、リア王にとっては悲

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    2022年12月31日
  • 新訳 から騒ぎ

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    リア王の悲劇の後は、軽い喜劇で心を中和。
    序盤のビアトリスとベネディックの心を探り合うような辛辣且つ軽妙な掛け合いが楽しい。フェイクと姦計に振り回され一度は諦めながらもクローディオはヒアローを、ヒアローと侍女の作り話を聞かされたビアトリスはベネディックを愛することになる。二つの恋が悪意と善意のなかで撹拌されながら、やがて不純物が取り除かれ実を結ぶ。

    「友情は不変といってよいが、色と恋が絡めば話は別になる。」”Friendship is constant in all other things,
    Save in the office and affairs of love.”

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    2024年07月11日
  • ヴェニスの商人(まんがで読破)

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    漫画で読むのは邪道かな…と思い目を背けてたけれどなかなか原書を読む気にもなれず、、
    有名な作品ばかりだから、ある程度内容は知っておきたい気持ちがついに勝って、まんがで読破シリーズ一挙読み。
    まずは海外著者のものから手当たり次第。



    新潮文庫で過去に読んでいたためストーリーは理解したうえで。
    絵がイケメン。。

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    2021年09月08日
  • 新訳 夏の夜の夢

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    アブラゼミが姿を消し、ツクツクホウシとヒグラシが夏の終わりを告げる声を聞いて、滑り込むようにこの本を読んだ。日が落ちても暑さが抜けず、生暖かい夜風が肌を撫でる今日のような夜は、この作品の舞台にぴったりだ。

    若い男女たちが好きだの嫌いだのとやりあうところに、妖精たちが茶々を入れて一晩中の大騒ぎが始まるというドタバタ物語に、いつしか私も紛れ込み、彼らとともに賑やかな夏の夜の遊びを楽しむと、心なしか私の肌も汗ばんでくる。

    この本は、河合祥一郎氏の訳だが、この訳のすごいところは、わかりやすさとユーモアもさることながら、原文の押韻(ライム)をことごとく、日本語に訳しきってしまったところである。さらに

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    2020年09月21日