斎藤幸平のレビュー一覧

  • 人新世の「資本論」増補新版(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    3.5%になれるだろうか。
    そうして人新世ならぬ資本新世を帰ることができるだろうか。
    ここでいう行動に移せるかはあまり自信はないが心に留め置く。

    0
    2026年08月04日
  • 人新世の「資本論」

    Posted by ブクログ

    読んでいてすごくモヤモヤした。

    資本主義はこのままでは破綻するので持続可能なシステムに移行しなければならないという問題意識は理解できる。加速主義など他の主義・主張に対する批判も理解できる。

    ところが、著者の提案するシステムがなぜ上手くいくのか、なぜマルクスに答えを求めることができるのか理解できなかった。

    過剰な生産をやめるというがそれで今の人口を食べさせることができるのか。人々の意思を尊重しながら必要な労働に人々を割り当てることができるのか全然分からなかった。

    この問題は思想のところよりも、実践的、技術的なところに課題があると認識しているが、そのような部分にはあまり触れられていなかった

    0
    2026年07月31日
  • マスキズム 新たな独占の時代

    Posted by ブクログ

    テスラ、スペースX、スターリンク、X(旧Twitter)。イーロン・マスクの名前は毎日のように目にします。本書は、彼の成功物語ではありません。彼を中心に生まれつつある、新しい社会の仕組みを読み解く一冊です。

    著者が「マスキズム」と呼ぶのは、一人の経営者の思想ではなく、21世紀の新しい社会システムです。国家が担ってきた通信やエネルギー、宇宙開発までもが巨大企業のサービスへ置き換わり、私たちは「市民」である以前に「ユーザー」になっていく。その視点には何度も考えさせられました。

    特に印象に残ったのは、「自立」の逆説です。自家発電をし、衛星通信を使い、好きな情報を選べる。一見すると自由を手に入れた

    0
    2026年07月28日
  • 人新世の「資本論」増補新版(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    学者レベルとしての高い知見からの新時代への警鐘と展望。今の世界は危機的な状況にあり、それを打破する方向性が脱成長という路線だということらしい。書かれていることは恐らく正しいことばかりだと思う。温暖化も高速で進行していることも実感する。ただどう考えてもこの世の中が脱成長に舵を切るとは思わない。その点も巻末の補章にて触れられている。このモヤモヤを後作の黙示録で切り込んでいくようなので機会があれば読んでみようかなと思う。ただ提唱する方向性と現実社会との乖離があまりに大きすぎてきっとその溝は埋まらないだろうという諦めがあるのも率直な感想。

    0
    2026年07月27日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    Posted by ブクログ

    分野の異なる専門家たちが、今の環境に至るまでにどんな本の影響を受けたのか、血肉とするためにやっている本の読み方やおすすめ本を紹介し、
    間に「100de名著」のプロデューサーさんの解説と示唆が入るというもの。

    マルクス、女性のケア、古典
    若干リベラル寄りといえなくもなかったけど、
    全体的にはフラットな印象。

    それぞれの専門家たちが語ることは正直ついていけないことも多く飛ばし飛ばしだったけど、
    本との出会いで人生が変わることはとてもよく伝わった。

    新しい世界への窓になることを期待してこの本を手に取ったけど、その目的は果たせたかなという感じ。

    本を通して学び続けること、問い続けることが重要な

    0
    2026年07月11日
  • ゼロからの『資本論』

    Posted by ブクログ

    より上位概念としての政治経済システムを考える上でマルクスは避けて通れない。今も押さえておくべき思考の軸を提供し続けている

    0
    2026年07月01日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    Posted by ブクログ

    みんなどんな風に見つけて、手に取って、読んで、自分のものにしてるのかなーって、、、ずっと不思議に思ってたことでした。
    正しい方法なんてものはないんだけど、凡人の私にも少しは参考になることがあったので、読んで良かったです!

    0
    2026年06月30日
  • テクノ封建制 デジタル空間の領主たちが私たち農奴を支配する とんでもなく醜くて、不公平な経済の話。(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    タイトルはインパクトがあって秀逸ですが、内容自体は他の文献でも取り上げられている論点が含まれていて既視感もあり、そこまで目新しい感じでは無いです。
    巨大テック企業を頂点とする封建制度によって、資本主義が取って代わられている、という話です。
    あと、筆者が父親に語るという文面を取っていることもあり読みづらい部分もあります。

    0
    2026年06月28日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    出てくる言葉が全般ひたすら不穏です。気候ファシズム、デジタル資本主義からのテクノファシズム、戦時経済、暗黒社会主義…危機感を煽られているのではなく、今が危機なんだ一刻も早く手を打たなければ、という話なのだからそうならざるを得ないでしょうけれど。

    考えたこともなかったことばかり書かれていて、そもそも自分のような経済や社会動向に対する素養のない者にきちんと理解できているかも怪しいですが、気候破壊についてはもう始まっていて終末期はこれから来るのではなくもうその最中に自分たちはいるのだというのは体感として感じてもいる事実。
    ここ数年でとても増えた大規模森林火災の起きる原因の一つが気候変動であるという

    0
    2026年06月28日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    Posted by ブクログ

    「100分de名著」解説者である能楽師、文学者、哲学者たちが「本を読む」意義を紐解く。畑の違うお三方が案内するため、文学だけでなく学術書や哲学本など、ジャンルに偏りがないのも魅力でした。

    情報消費やタイパ偏重の現代において、本を「血肉」にするとはどういうことか。身体・ケア・社会変革という異なる切り口。
    効率で測らない、深く豊かな知を得たいものですね…。

    0
    2026年06月28日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    コロナ禍もあって氷の融解による未体験のウィルスの脅威というのは、素人にも想像しやすくなっている。それだけでも地球の温暖化とは恐ろしいものだが、毎年暑くなっていく気候に対してどんどんエアコンを使うようになっている自分もいる。個人でそんなんだから、やっぱりパリ協定だったり、SDGsといったものは全く達成されず、環境問題はちっとも改善していない。
    では経済的に豊かになったかと言うと、本書によれば驚くべきことに、実は先進国は全く経済成長しておらず、アメリカですら成長しているのはテック企業のみとのこと。危機感を強めるには十分な内容であった。

    一方、前著『人新世の「資本論」』に比べると話が壮大で、一個人

    0
    2026年06月27日
  • マスキズム 新たな独占の時代

    Posted by ブクログ

    イーロンマスクの思想「マスキズム」と、その影響について書かれた本。
    テスラやスペースX、AI事業の背景や、マスクの生い立ちから現在までの歩みが分かる。
    内容はやや難しく、すべてを理解できたわけではないが、巨大テクノロジー企業が社会に与える影響について考えるきっかけになった。マスクに関する様々な見方に触れられている。

    0
    2026年06月20日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    前著を踏まえての内容だと思いますので、真新しさみたいなものは少なからず減っていました。前著と比較して、より現実的な議論になったなぁ、という印象です。

    エクアドルや「赤いウィーン」の話は、市民的な社会主義の具体例として非常に興味深かったです。世界にはそんな政治もあるのかと、驚きました。

    一つ悲しくなったのは、なぜこんなにも左派的な思想が忌避されているのか、という日本の現状です。

    インフラの公営化にしろ、ベーシックインカムにしろ、資本主義の金稼ぎのための金稼ぎにしろ、もっとこのような政策や問題点が広く議論されてほしいなぁと思いました。

    0
    2026年06月17日
  • ゼロからの『資本論』

    Posted by ブクログ

    内容は理解できた、社会の仕組みについての理解が深まった。著者の思想も全面に押し出されてた。ただ資本主義に完全に抗って生きていけないし、批判してばかりだと少し生きづらいかもと思ってしまった。

    0
    2026年06月13日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    マルクスでハイエクを乗り越える

    イーロンマスクが言うように、AIやロボットの普及で不足が解消される未来が来るのか?否、水や食料などの本質的に有限なものは不足し高騰する。

    それを避けるためにはマルクスでハイエクを乗り越え、暗黒社会主義を打ちたてねばならない。さもなくば、疫病、飢餓、戦争、死、破局という黙示録が訪れる。

    0
    2026年05月31日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    Posted by ブクログ

    読書を習慣にして1年たった。
    そういえば習慣にはなってきたけど
    そもそも読書ってなんだっけ?と
    改めて振り返りをするにあたって
    照らし合わせ読んだ。

    個人的にはフォイエルバッハとマルクスの
    阻害理論の部分がおもしろかった!

    0
    2026年05月18日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    前作の「資本論」の提言をさらに推し進めた感じ。

    言いたいことはわかるが、取るべき政治手法や目指す体制に「独裁」とか「暗黒」というラベルを貼るのはどうなのか?

    耳目は集まるかもしれないが、やはり共感してほしい想定読者と距離を作ってしまう気がして心配。

    期待する論客には違いないので、今後の活動が楽しみ。

    0
    2026年05月17日
  • 血肉となる読書 なぜ読むことだけが人生を変えるのか

    Posted by ブクログ

    かなり読みやすかった。3人の講師が読書をする際に大切にしている考え方・読み方をおすすめの本とともに紹介する本だが、安田 登氏の本とのとっつき方にとても関心を持った。本を何か目的意識を持って読むのもいいが、たまたまふらっと入った本屋で、何となくで手に取ったのをぱらぱらめくって運命的な出会いをする、その際に予め問いを持っておく。また、シンギュラリティを推測するために昔の本を読むというのも面白い角度だと感じた。

    0
    2026年05月11日
  • 人新世の「資本論」

    Posted by ブクログ

    斎藤先生にこそ魅力を感じるが、ケインズの理論はこの時代に魅力は感じないと思った。今の便利な世の中を少しでも諦めるには人類には難しすぎる

    0
    2026年05月10日
  • 人新世の「黙示録」(集英社シリーズ・コモン)

    Posted by ブクログ

    2026.05.06 考え方はとてもよくわかる。どうやって実現に向けて動いていったら良いか。大きな宿題を与えられた。

    0
    2026年05月06日