加藤シゲアキのレビュー一覧

  • できることならスティードで

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    ジャニーズだからと敬遠せずに読んで欲しい。お洒落すぎる言い回しもあるけれど、知識の広さや伏線回収がすごい。

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    2022年11月16日
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    age22を読んで少しでも面白かったなら絶対読むべき。22は薄くて読みやすかったけどちょっと、微妙だったし、32はちょっと長そうだから止めようかな…なんて勿体ない!32で全部が明らかになった。この未来の為に22があったのかっていう。

    22はホストの世界の話がほとんどだったけど、32は働いてるところ、家庭、さらには他人の人生にまで踏み込んでいく主人公。だけど結局…みたいな大きさや思い切りもあって、面白かった。

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    2022年10月10日
  • 閃光スクランブル

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    ネタバレ

    アイドルグループMORSEに所属する女性アイドルとパパラッチカメラマンの物語。
    死を含む描写は時に苦しく感じることもありますが、著者の優しさが登場人物に反映されていると思いました。読んでいて楽しかったです。

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    2022年09月30日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    「イガヌの雨」がいちばん好きです。
    ほんとに存在するのかと思って検索までしたイガヌ。
    文字での説明だけでイガヌの姿が簡単に想像できた。

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    2022年09月12日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    朝の通勤時間に読み進めていました。
    短編集ということもあり、スラスラと読めました。

    個人的に「染色」と「イガヌの雨」の話が好き。

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    2022年04月20日
  • 閃光スクランブル

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    とても面白かったです。
    作者様が芸能人だからこそ書けた物語ではないのかと思います。一気に物語に引き込まれました。(⌒‐⌒)

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    2021年01月10日
  • 行きたくない

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    読んでみたかった加藤シゲアキ先生初読み
    『ポケット』は不可思議な女子に振り回される男子
    勝手に恋愛してくれよ と叫びたくなるわ
    お気に入りの阿川せんり先生
    『あなたの好きな/わたしの嫌いなセカイ』
    は まさに面倒くさい女子がぐいぐいくる嫌さが
    伝わってきて 誰が読んでも
    「行きたくない~」と思えるものでした

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    2020年09月28日
  • 行きたくない

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    ネタバレ

     どうしても行きたくないときだって、ある。を綴った6人の作家さんの物語。

     内容紹介:誰に何を言われようと行きたくない場所もあれば、なんとなく気持ちがのらない朝だってある。 ふとしたきっかけでサボってしまうかもしれないし、人生を変えるような決意で回れ右をすることもあるかもしれない。 ひとはいつでも「行きたくない」気持ちを抱えている。 僕たちのそんな所在なさをそっと掬い上げる、刹那のきらめきを切り取った物語。

     こちらの著書を購入したきっかけは、作家の一人の住野よるさんの作品が載っててそれで読んでみたいと思って購入したんですが、読んで見るとどの話も良かったです。特に心に残ったのが

     阿川

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    2019年09月23日
  • ピンクとグレー

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    オルタネートから読めてなかった加藤さんのデビュー作。
    2人の仲の良かった少年が芸能界という世界に入ったことで、すれ違ってゆく切ないストーリー。
    演じることで知りえなかった、勘違いしていたごっちの心情に直面していく…。
    お互いを思いつつも、別の世界に行ってしまうと価値観が変わったり見えなくなるものがあるし、ひとつの選択で変わってしまう未来があると思うとゾッとした。
    前半はゆったりとしてて後半につれ面白いと思ったので★4!!
    勝手にラストシーンは遊園地のようなキラキラした世界が見えました。

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    2025年11月20日
  • ミアキス・シンフォニー

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    恋や愛という感情が、別の相手との関係性の変化によって意識される、というのが面白い。枝のように広がっていく扉の関係図が、球突きみたいにごろごろ変化していくのが良い。

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    2025年11月16日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    高校生限定のSNSアプリ「オルタネート」を中心として主人公3人のそれぞれの視点で物語が進んでいく。
    率直にかなり面白かったです。SNS社会の現代に持ってこいの作品だと思います。
    おそらく作者のメッセージとしてはSNSは善にでも悪にでもなる。リアルな人間との交流や経験大事にしようということだと思いました。

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    2025年11月16日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    お話としては面白かったけど、登場人物のお名前が凝りすぎてて何か読んでいて、棘のように引っかかって邪魔でした。オルタネートというSNSで相性の良い人を探すという、自分の情報を入れれば入れるほどより相性の良い人が見つかるという、いいような悪いような…。ワンポーションという高校生版の料理の鉄人のような大会があったり、バンドマンの夢を持った人が出てきたり、青春だなと読んでいてさわやかな内容でした。文才もあることが分かり、他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2025年11月16日
  • なれのはて

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    トピックが多くてびっくりした。
    著作権やパブドメ、秋田の油田開発、土崎空襲、自閉症、報道の責任……
    …著者の幅広い知識に二度びっくり。
    そしてこれらのトピックと伏線を重層的に絡み合わせる構成力。
    読みごたえあるのに、読みやすい。
    おもしろかった。

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    2025年11月09日
  • なれのはて

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    すみません。作家のイメージだけで読んでませんでした。本当にすみません。
    それほどまで人の業や、血のつながり、運命というものを考えさせられる作品。
    この人の頭の中もどうなっているんだろう、どうやってこんな作品を生み出せるんだろう。

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    2025年11月04日
  • なれのはて

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    ネタバレ

    奥行きのある大作で、これがあの『オルタネート』と同じ作者の作品だと思うと、加藤さんの振り幅に驚いた。
    戦時中のこと、石油産業のことが読みやすくわかりやすく書いてあり、特に8月15日前日に秋田であった空襲ののとを君衣さんの物語として知ることができだことがありがたかった。「あと一日早く戦争が終わっていれば」、これが君衣さんの物語を通りてわたしのなかに深く刻まれた。
    今を戦前にしないために必要なのはこういう物語だと心から思う。
    そして結末の輝さんと道生さんが再会できるシーンに加藤さんの優しさを感じた。
    このあと、守谷さんは幼い頃自分を森で助けてくれたのが道生さんだと気がつくのかな。

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    2025年10月27日
  • ミアキス・シンフォニー

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    愛とはなんだろう。
    それを考えさせられる小説でした。
    色んな人達がどこかで出会い関わる。
    愛が何かは私にも分かりません。
    きっと何時になっても分からないだろう。
    最後の章ではミステリー仕立てになっており、そこに言葉には出さないけど愛の要素が詰まっているような気がしました。
    加藤シゲアキの小説はアイドルの書いた小説ではないことを思い知らされました。

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    2025年10月06日
  • ミアキス・シンフォニー

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    愛とは何なのか。
    形のないものは言葉では曖昧な輪郭になる。
    愛についてはやはり、行動がわかりやすいのかもしれないと感じる。

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    2025年09月27日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    さらっと読める。
    流れも面白いし、終わり方も良かった。
    恵の、失敗してない人だからこその発言の残酷さも良かった。

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    2025年09月27日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    ネタバレ

    久しぶりの加藤シゲアキ。
    たしか、かなり売れた本だった記憶。

    内容は高校生限定のSNS「オルタネート」を交えながら恋や部活、将来などの青春特有の悩みを持つ様々な男女を描いた物語。

    まあ、総合的なSNS風の立ち位置を醸し出しているが現実でいうところのマッチングアプリなので、いずれ現実世界でもリリースされてもおかしくないなと思う。
    一つ気になるのは、割と初めましての段階の男女がホイホイ告白して付き合うみたいなところに非現実を感じて、「ああ、作者のおじさんが必死に若者の恋を考えたんだろな」って感じがして力が抜ける。

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    2025年09月24日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    SNSへの妄信や懐疑、羨望などを詰め込んだ作品。3人の主人公が、それぞれの青春を歩んでいく。そもそものテンポはいいが、後半はより引き込まれる展開でとても良かった。

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    2025年09月21日