加藤シゲアキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
いやはや……NEWSの加藤シゲアキくん。
デビュー作の「ピンクとグレー」は衝撃的だった…そして「なれのはて」では圧倒的な世界観。
ものすごい創造力と独特な表現力だと感心してたんだけど…なんというか、こんなジャンル?雰囲気?の違う作品も書けるのね…いやーすごい…
就活に失敗した光太はホストにスカウトされる。
ホストに抵抗はあったか父親を幼い頃になくし、身体の弱い母と年の離れた妹を養わないといけない…その為にはお金が必要。意を決してホストになることに…お酒が強い以外はホストとしての資質はゼロ。
そんな光太を指名に来た美津子。
彼女は彼を最終面接で落とした張本人だった。
罪滅ぼしのつもりで光太の -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっと感想が一言では言いにくい。本、読んだなあ!という感覚が残る。明快なエンタメ小説を読んだ時とは違うおもしろさ。
登場人物は不器用な人たち。不器用で懸命で、人間ってこういう感じなのかも、という気持ちになる。
「愛はわかりにくく、見えにくく、気づきにくい。だからわたしたちは足りないと思って、追い求めてしまうんだろう。」という文がある。愛は意外と身近にあると、言いたかったんだろうか。
最後はハッピーエンドという程ではないが、ほんのり明るい予感を感じた。登場人物達は、前より少し愛を感じる日常を、また懸命に歩んでいくのかなと思った。
-
Posted by ブクログ
主人公はテレビ局員・守谷京斗(もりや きょうと)。ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部へ異動となります。そこで出会った**吾妻李久美(あづま りくみ)**が、祖母から譲り受けた作者不明の不思議な一枚の絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと持ちかけます。しかし、その絵には裏に「ISAMU INOMATA」という署名しかなく、その正体はまったく不明でした
ウィキペディア
読書メーター
。
守谷と李久美は絵の作者探しを始めるうち、秋田のある一族へたどり着きます。とくに注目されるのは、石油で財を成した猪俣家の一族です。現当主がその絵を異常なほど高額で買い取ろうとするのには、なにか深い事 -
Posted by ブクログ
ネタバレ加藤シゲアキが書いたという理由で手に取った。どんなもんなのか読んでみたかっただけだった。面白かった。でもモヤモヤが残った。後半にショックを受けてからは流れが早くてすぐに読み終えてしまった。説得力があった。幼い頃から芸能界、しかもジャニーズであった人が書いたもの。芸能界ってそんな感じなんだなって。なんであの人は自分で死を選ぶのかなって思っていたけど、理由はこういうことも一つにあるのかなと思えた。姉のことも最後のりばちゃんが演じていた映画もわからない。よくわからないまま終わった。スッキリ!ハッピーエンド!ではなくモヤモヤ終わったけど、楽しめた。
-
Posted by ブクログ
ずっと読みたかった作品。
今年の1月には「あの本、読みました?」で特別賞の保奈美イッキ読み賞を受賞し、ますます読みたくなり、思いがけず手に入ったので早速手に取った。
報道局からイベント事業部に異動したテレビ局員・守谷は、異動先で出会った吾妻から、祖母から譲り受けた作者不明の絵を使って「たった一枚の展覧会」を企画したいと相談を受けるが、画家の素性は一切分からない。展覧会の実現に向け二人は謎の画家の正体を探り始める。
序盤からいくつかの謎の提示があり、とにかく先が気になった。
現在と過去が交互に語られる構成、謎が解決する度に浮かび上がる更なる謎に引き込まれた。
これは、イッキ読み賞だわ…!
隙 -
Posted by ブクログ
高校生限定のSNSアプリ「オルタネート」を中心に、3人の高校生がそれぞれの悩みや葛藤を乗り越えながら成長していく物語だ。オルタネートは恋人を探すためのマッチングアプリだが、恋愛だけでなく、友情や将来への不安、家族との関係といった若者特有の問題が交錯する場となっている。
印象的だったのは、主人公の一人・蓉が進路に悩みながらも、自分を支えてくれる人との出会いを通じて未来への希望を見出していくシーンだ。また、SNS上のつながりが現実の人間関係にも影響を与える描写もリアルであり、現代の若者たちが抱える孤独や葛藤が鮮明に描かれている。
オルタネートの存在は、人と人を繋ぐ一方で、誤解やすれ違いをも生む場と