加藤シゲアキのレビュー一覧

  • なれのはて

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    ある一枚の絵を調べていく内に明かされる、ある一族の業。
    一つのドラマや映画を見たような読後感で、
    加藤シゲアキさんを初めて読んだのですが、
    筆力のすごさに圧倒されました。

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    2025年09月04日
  • なれのはて

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    ネタバレ

    過去と現在が交錯し繋がっていく展開が大好きなので、面白くて一気に読み切った。ちょうど8月14日の少し前に読み終わったのだけど、戦争で狂わされた人生を目の当たりにして、こんなこと2度と繰り返してはいけないと思った。
    緻密に構築された物語の中で最後までわからなかったのが、傑が焼死した場面。道生はすっと彼を抱きしめた、という描写から殺意は感じられない。彼は何を思って火のついた両手で抱きしめたんだろうということが、ずっと気になっている。

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    2025年08月30日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    読みやすかった。感情が手に取るように理解できた。
    あんなに身体を重ねて一緒の時間を過ごしたのに、相手のこと 全然何も知らんかってんなって、
    でもさ、逆に 全然知らん相手やからこそ 一緒にいて心地よかったんかなぁ

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    2025年08月15日
  • ミアキス・シンフォニー

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    人の繋がり、愛、感情
    複雑なこの世界

    それをひとつの大きく長い繋がりで表現している作品

    一人一人の小さな優しさ、心の暖かさが、
    少しづつつながっていく

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    2025年08月14日
  • ミアキス・シンフォニー

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    シゲ推しの妹から借りました。
    表紙がオシャレで魅力的です。

    深いような、伏線があるようなないような、
    エモくて想像させられて私は好きでした!

    アイドルでイケメンで頭良くて
    こんな本をかけるのは才能すぎて同じ人間とは思えない!

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    2025年08月13日
  • なれのはて

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    アイドル 作者がアイドルという理由で手にとらなかったのですが、文芸誌GOATに出ていたり、テレビ番組に出ている加藤シゲアキさんの振る舞いなどが気になり手に取りました。
    想像を遥かに上回る小説で最後まで存分に楽しませてもらいました。ただ、感情が揺さぶられる部分は少なく、最後まで冷静に読めました。

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    2025年12月03日
  • 行きたくない

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    住野よるさんが参加されてたので購入。

    行きたくないをテーマに6人の作家さんがそれぞれのストーリーを載せてて、色んなジャンルで楽しかった。

    住野よるさんの作品はすーっと世界に入っていてあっという間に読んでいた。
    安定から全く知らない場所へ行くっていうのってかなりの勇気いりますよね。
    わたしもきっと安定を取るかもです。

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    2025年08月10日
  • なれのはて

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    2023年の直木賞候補作
    相続された一枚の絵を起点に、そこに関わる人々の焼死や画家の失踪といった複数の事件が絡み合う、ミステリー作品となっていました

    今まで加藤さんの作品を2作読んでいます
    今回の作品での著者の飛躍ぶりに驚きました
    よく調べて、よく資料を読み込み、真摯な姿勢で
    ただのフィクションにはとどまらない、実在の記憶を辿るような確かさがありました

    物語は、秋田に根ざす一族の歴史を軸にした“地方の大河”的な骨格を持ち、その中で各人物が複雑に絡み合う群像劇として展開します
    アクリル絵の具の製造販売という事業にまで焦点を当てている点は、地方史と産業史と
    小説の幅を広げます

    ただ、本作では

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    2025年08月05日
  • ピンクとグレー

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    ネタバレ

    加藤シゲアキが書いたという理由で手に取った。どんなもんなのか読んでみたかっただけだった。面白かった。でもモヤモヤが残った。後半にショックを受けてからは流れが早くてすぐに読み終えてしまった。説得力があった。幼い頃から芸能界、しかもジャニーズであった人が書いたもの。芸能界ってそんな感じなんだなって。なんであの人は自分で死を選ぶのかなって思っていたけど、理由はこういうことも一つにあるのかなと思えた。姉のことも最後のりばちゃんが演じていた映画もわからない。よくわからないまま終わった。スッキリ!ハッピーエンド!ではなくモヤモヤ終わったけど、楽しめた。

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    2025年07月30日
  • ミアキス・シンフォニー

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    リズムがちょっと不思議な本.
    退屈と言えば退屈,ゆったりといえばゆったり,気になるといえば気になる,面白いといえば面白い,ただ悪くは絶対にない.

    ちょっと不思議な感じで進んでいく先は愛の話.
    ちゃんと考えるとよく分からなくなる,昔からある普遍的なミステリー.
    答えなんかないけれど,『感覚』がゆっくりと染み込んでくるよう.

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    2025年07月02日
  • ミアキス・シンフォニー

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    愛とは何か?哲学、社会学、心理学、ひっくるめても説明できない。それぞれの愛があって、人には納得できなくても、それは愛なんだろう。
    人間関係が紐解かれていく、最後はちょっと怖いけど、愛を見つけたような。

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    2025年06月24日
  • ミアキス・シンフォニー

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    愛が知りたくて起こした行動は愛は生まれるが自分の周りをまわるばかりで一向に自分のもとにはやってこない、他人からも理解されない。
    愛を求めれば求めるほどに愛はどんどん遠ざかっていくようだ。
    忠は、まりなは、愛未は、私なのかもしれない。

    連作短編集で章が進むごとに登場人物がどんどん増えていくのに途中でこの人誰だっけとならないのがすごい。
    キャラクターの輪郭がはっきりしていて書き分けがしっかりなされているのだと分かる。
    初めて著者の本を読んだが紛うことなき作家なのだと突き付けられた。

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    2025年06月23日
  • ピンクとグレー

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    アイドルが作った小説ってどんな?って感じで読んだら、普通に小説だし、普通に面白かった。デビュー作でこんな文章を描ける加藤シゲアキさんの才能にビックリでした!

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    2025年06月21日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    純粋に読んでて楽しい、早く文章を頭に入れたいと思える作品だった。
    題材がマッチングアプリなだけあり、全体的に若者の解像度が高く、現代的な登場人物が多い。だからこそ、彼らの悩みや葛藤を素直に受け止めることができた。
    加藤シゲアキの本は初めてだったが、単語の差し込みが綺麗で文のリズムが良いな、と個人的に羨ましい才を感じた

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    2025年05月28日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    高校生限定のSNS「オルタネート」。読み終える前はもう少し「やばい」感じかと思いきゃ…そんなこともなく。蓉パート、尚志パート、凪津パート…それそれぞれが混じり合うかというさほどでもなく…ちょっと感じが辻村深月さんの「この夏の星を見る」のような進み方。メインは料理人の父との確執、料理との向き合い方、恋愛と友情…ってことで蓉。

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    2025年05月27日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    高校生限定のSNS「オルタネート」。思ったほどSNS中心の話ではなく、青春小説の王道のように感じました。
    料理コンテスト「ワンポーション」の話と、それぞれの視点が交差する文化祭当日の展開が面白かった。

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    2025年04月12日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    高校生限定のSNSアプリ「オルタネート」を中心に、3人の高校生がそれぞれの悩みや葛藤を乗り越えながら成長していく物語だ。オルタネートは恋人を探すためのマッチングアプリだが、恋愛だけでなく、友情や将来への不安、家族との関係といった若者特有の問題が交錯する場となっている。
    印象的だったのは、主人公の一人・蓉が進路に悩みながらも、自分を支えてくれる人との出会いを通じて未来への希望を見出していくシーンだ。また、SNS上のつながりが現実の人間関係にも影響を与える描写もリアルであり、現代の若者たちが抱える孤独や葛藤が鮮明に描かれている。
    オルタネートの存在は、人と人を繋ぐ一方で、誤解やすれ違いをも生む場と

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    2025年02月05日
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    ネタバレ

    AGE22の伏線がAGE32でどんどん回収されていき、読む手が止まらなかった!
    怒涛の展開でジェットコースター・ミステリーと言う言葉に納得
    登場人物の違和感のある描写(イヤホン、会話の独特の間)がここに繋がるのかと驚いた!

    ラストは自殺の真相は分かったけど何ともいえないものだった…悲しいような切ないような…少し私には難しい感情だった
    もっと生きていれば幸せな未来が待っていたのではと思わずにはいられないな、私は

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    2025年01月26日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    シンプルに面白い。
    青春のあのなんとも言えない香りを、現代社会の雰囲気を加味して膨らませる素晴らしさ。

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    2025年01月19日
  • ピンクとグレー

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    最近気になっている加藤シゲアキさん。
    デビュー作を手に取った。

    幼なじみの大貴と真吾。2人はスカウトされたことがきっかけで芸能界に足を踏み入れる。しかし、真吾だけが売れていき、2人の間には溝ができる。

    現在と過去が交互に語られる。
    子ども時代や青春時代の無邪気な描写もあるのに、終始不穏さが漂っていた。

    売れた真吾の気持ちも、売れなかった大貴の気持ちも共感できるが故に、2人の間に溝ができていくのは切なかった。
    芸能界についての描写はリアリティがあり、芸能活動をされている加藤シゲアキさんだからこその作品だなぁと感じた。

    そして、中盤のあるシーンからの衝撃のラスト。
    途中で出てきた、あるエピ

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    2024年10月31日