加藤シゲアキのレビュー一覧
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最初、登場人物の名前が風変わりなことに違和感を覚えたし、主人公が3人いる必要性が分からなかったが、解説に「いろんな価値観を出さないと、オルタネートというものが見えてこない」「オルタネートに対する距離感で3人の人格を作っていきました。やりたくない人、めっちゃやりたい人、やりたくてもやれない人、ですね」...続きを読むPosted by ブクログ
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「なれのはて」が直木賞にノミネートされている今。
ハードカバーは通勤に持ち歩きにくく、
最初の加藤さんは本書になりました。
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わたしは、わたしを育てる――
10代3人の恋、友情、そして未来のゆくえ。
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直木賞にノミネートされていたこちらの作品。思っていた以上に、面白かった…!
舞台は、近未来なのかあるいはパラレルワールドの現代なのか、、なににせよ「オルタネート」という高校生限定のSNS兼マッチングアプリが爆発的に流行っていて、世の中の高校生はほぼ全員がそれをやっている、という設定。そんな中でも「あ...続きを読むPosted by ブクログ -
なんだかんだ読みやすくて好きな(旧)ジャニーズの加藤シゲアキ氏の著書。
今回は、なんと短編。しかも、短編同士に全く繋がりのない純粋なやつ。そして、今回もハズレなく普通に面白い。
お気に入りは「イガヌの雨」と「にべもなく、よるべもなく」の2つ。前者は合法が違法になる瞬間を大袈裟に描いたストーリー。...続きを読むPosted by ブクログ -
いろんな世界観の短編集
シゲの描く物語はどんなんだろうと思って手に取った一冊。ジャニーズとしての一面も持ちながらもここまでの世界観を描けるのはすごいと思った。
描写も的確で頭の中でストーリーが動いていくようにスッと読める内容で面白かった。Posted by ブクログ -
高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須となった現代。東京のとある高校を舞台に、若者たちの運命が、鮮やかに加速していく。
全国配信の料理コンテストで巻き起こったへ悲劇の後遺症に思い悩む蓉、
母との軋轢により、絶対真実の愛を求め続ける「オルタネート」信奉者の凪津。高校を中退し、亡霊の街から逃...続きを読むPosted by ブクログ -
加藤シゲアキの初のエッセイで旅先での感じたことなどを書いている。個人的には不登校の小学生に対して感じた自身の見解を綴った「小学校」、自身の所属する社長の最期について触れた「浄土」が印象に残っている。昨今、小中高での不登校の数が増加しているとのニュースを目にするが加藤氏はいじめなどで心身に危機が及ぶ場...続きを読むPosted by ブクログ
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今回も芸能界に関わる話で、面白かったけれど『ピンクとグレー』のほうが好みではあった。
でも加藤さんは、若いのに語彙や表現が本当に豊富で、すごいなと思う。人間臭さや、人間の心理を描くのが上手い。Posted by ブクログ -
青春を謳歌している登場人物たちがキラキラしてて眩しかった。何かに熱中できる人はやはりかっこいいし羨ましい。読みやすくて学生にもオススメ。
3つのお話が同時並行で進み、オルタネートを通じて1つに繋がっていくストーリー。文章が読みやすくて最初から世界観に引き摺り込まれました。まるで彼、彼女らの高校生活...続きを読むPosted by ブクログ -
登場人物はみな珍しい名前で、それぞれ家庭の悩みを抱えている 関係が複雑な小説なので、一気読みがおすすめです
高校生の勢いを感じ、昔はそうだったなと懐かしく振り返ることのできる作品
文章も若々しく、清々しさを感じましたPosted by ブクログ -
架空のSNSの存在を中心にそれを使う高校生3人の日常を描いた小説。
オルタネートと呼ばれる高校生限定のSNSがシェアを持つ世界。情報収集はある程度、そのサービスで済ませられる中、そのSNSの活用方法を軸に登場人物の青春の陰影が描かれる。
高校時代はうん十年前、という中年だが、青春のほろ苦さに共感。こ...続きを読むPosted by ブクログ -
オルタネートという高校生限定のアプリがあるというスマホ世代を象徴するような世界観だけど、いつの時代も変わらない高校生であるがゆえの悩みや葛藤があって、自分の学生時代を思い出して懐かしくなった。
文章の描き方の面で、素敵な表現がたくさんあったり、舞台装置が効果的に使われて、物語を彩っているのが印象的で...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集。総じて状況の描写が的確で、映像が目に浮かぶようです。それぞれの話も仕組みやテーマが色々あり、いい短編集でした。最初の話が特に好みでした。結構好きなので、別の作品も読んでみようと思います。Posted by ブクログ
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面白かったです。
作者がアイドルって言う先入観ありましたが、普通に上手い作家の作品として読めました。
映画化しても良いですね。
本の中に出て来た君主論が読みたくなり、今読んでいます。Posted by ブクログ -
前半のAGE22よりは登場人物が多くなり、途中ちょっと前に戻って確認しました。
予想外の展開すぎる。
でも、加藤シゲアキさんはアイドルでこんな作品も書けてすごいですね。Posted by ブクログ -
なんだなんだー
この疾走感!
伊坂幸太郎の再来か!?
This is エンタメ作品!!
素直に読みやすく、面白い(=^▽^=)
さて、このままAGE32完結編へ突入だ!!
本の概要
俺の言うことを聞いて。
どんなことでも。
22歳。僕は歌舞伎町のホストになった。
加藤シゲアキが贈る...続きを読むPosted by ブクログ -
作中の『ワンポーション』の話が個人的に好き。読み進めるたびに胸が熱くなる。
オルタネートを軸として、高校生たちの喜怒哀楽や絆を感じられる、爽やかな青春小説だと感じました。
自分が高校生のときにオルタネートがあったら、なんの疑いもなくやってたかも笑Posted by ブクログ