加藤シゲアキのレビュー一覧

  • できることならスティードで
    震災の時、悲しい映像の中ふと流れた楽曲に目を見張って、それ以来某事務所ウォッチャーの私。
    NEWSは仕事がキツかった頃にハマって(励まし系の曲が本当に染みる)、最近は若手に浮気していましたが、友人から回ってきた新譜の、なんとも大人の色気が滲み出たシゲの歌声に驚いていたところでした。

    あの事務所の子...続きを読む
  • できることならスティードで
    時間も場所も旅できるエッセイとショートストーリー。
    旅のお供にしたいと思える1冊。
    ジャニーズ好きでなくても、オススメです!

    旅先がキューバから始まり、場所は大阪・岡山・ニューヨーク・スリランカにパリ。
    間で学生時代の思い出や趣味である釣りの事、亡くなったお祖父様やジャニーさんとの思い出。
    著者の...続きを読む
  • できることならスティードで
    旅を主軸としたエッセイ集。「Trip 12 無心」が最も印象的だった。周囲の評価に囚われず、己の内のみに焦点をあて、やがて己からも離れて無心になるという、「境地」を目指す話。なんとなく『走れメロス』を思い出す。ここでいう「境地」に近い感覚は、学生時代に何度か経験した気がする。時間が比較的ゆっくりあっ...続きを読む
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)
    表紙の絵も好きなんですよね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡
    Age22とAge32を並べてにやにやしました。

    32を先に読み始め、なんか変だぞと思い22を手にしました。
    物事の順序はかえない方が楽しめるようです(笑)

    私加藤さんの作品の何が好きなんだろう。
    現在解析中!

    22の登場人物も満載
    皆さまい...続きを読む
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)
    アイドル加藤シゲアキが書いたということでちょっと舐めてた。面白かった。
    就職活動失敗して、ホストにスカウトされて、という序盤より、後半の裏切り、裏切られて、でも…みたいな人間模様が良かった。続きも読みたい。

    結構しっかり性行為の表現あるので15歳以上推奨かも。
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)
    AGE22とは段違いに面白い。やっぱりここまで読まなきゃ、です。

    でも、美津子の自殺の動機は何だかよく分かりませんでした。アタマの良い人ってホントに理解不能…。
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)
    はじめての加藤シゲアキ作品。
    ぶっちゃけ、他の作品は結構話題なだけにどういう作品書くのかと思っていたが結構俗っぽい感じのテイストなんですね。

    でもそれが悪いわけではなくて案外読みやすいし、ストーリー自体も就職浪人生がホストになるというドロドロさを面白く描いていて軽い感じで読み込めた。

    あとは時々...続きを読む
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)
    加藤シゲアキさんは、都会の雑踏、夜の街を描くのが、上手いなあ。

    『チュベローズで待ってる22』は、新宿の夜が舞台だったが、『33』はゲーム会社が舞台になる。

    主人公と共に、「訳がわからない」「どこへ行き着くのか」幾度もどんでん返しされた。
    (少し無理矢理な設定もあるが)
    ラストで結末がわかり納得...続きを読む
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)
    後半明らかになる事実。じわじわじわじわと明かされる事実に、恐怖を覚えました。ラストのメッセージにジーンとしました。
  • 傘をもたない蟻たちは
    どれも面白かったのですが、特に『イガヌの雨』の世界観が好きでした。イガヌに惹かれる少女とイガヌを嫌うおじいさんの物語。新しくより良いと思われる食材イガヌは、完璧な栄養素で味も抜群に美味しい。しかし、どこから来たのかも分からず、まだ全てが判明しているわけではない。
    イガヌの描写は明らかに誰しもが嫌悪感...続きを読む
  • 傘をもたない蟻たちは
    世にも不思議な物語を活字で読んだって感じ。
    特に「インターセプト」が好きだった。
    加藤シゲアキの本を読んだのはオルタネートからだったんだけど、この人の描く描写結構好きだなぁ。「イガヌの雨」の食事の描写とかこちらまで魅力的に感じられる表現で、読みやすいし、お話も面白い!
  • 傘をもたない蟻たちは
    それぞれのお話が最初は設定などが理解できないけど、段々のめり込んでしまっていた。

    新感覚な描写や設定が楽しかった
    最後のお話を読んだ時はすっごく深いところに突き落とされた感じがしたけど、深い意味は理解できなかった

    大人になってから読み返したいなと感じた。
  • 閃光スクランブル

    僕は死ぬように生きていたくはない。

    大物俳優と不倫をする人気アイドルグループのメンバー亜希子、妻を亡くしたゴシップカメラマンの巧。ある事件を機に2人の人生が交錯する。
    .
    亜希子の、アッキーでいようとするプライド、同期が売れっ子になっていくのを感じながらも認めたくない思いが特にリアルで、実際...続きを読む
  • 閃光スクランブル
    巧、かっこぇえー‼️
    伊藤亜希子が、漢字まで相違なく友だちと同姓同名だったことにビックリ。

    巧と亜希子が逃避行を楽しんでいるのが
    、2人とも自分の時間を取り戻すのに必要な時間だったんだ…

    自分も一緒に逃げている感覚になった
  • 閃光スクランブル
    加藤シゲアキさんの処女作「ピンクとグレー」が以外に面白く、この本を手に取りました。
    こちらはピンクとグレーより更に面白かった。

    亜希子の最後のセリフ、
    お前の魅力は…「覚悟よ」がすごく好き。
    最後に巧が色を取り戻すシーンは、
    鳥肌がたちました。

  • 傘をもたない蟻たちは
    舞台化された「染色」が気になって読み始めたけど、どれも面白かった。
    中でもインターセプトはお気に入り。最後に主人公じゃない人の目線で実は同時にこんなこと起きてました!のタイプのやつ。
    染色は、大学生っぽくて青春だなって思ったけどエッチな(?)内容もあって、この主人公を推しが演じたのかあと勝手にショッ...続きを読む
  • 傘をもたない蟻たちは
    短編集。美大生時代に出会った、自らのからだに色を塗らないと気がすまない若い女性アーチストと短い恋を綴った「染色」、突如飛来しだした宇宙生物イガヌがとても美味しくてみんなが夢中だという「イガヌ」など、趣向はそれぞれ違うのだが一癖二癖あるような作品ばかりで楽しめた。
  • 閃光スクランブル
    アイドルグループの裏側や心情の変化が妙にリアルだった。2人出会うまでが少し長いが、その分それぞれの事が細かく描かれている。女性が書いていると錯覚するくらい、綺麗な表現が多かった印象。最後にタイトルの意味が分かってスッキリ。
  • 傘をもたない蟻たちは
    面白かった!Undressとインターセプトが特にゾッとするけど好きな感じ
    短編集だから、サクサク読める
    加藤シゲアキさんの他の作品も読んでみたいと思った
  • 閃光スクランブル
    読みやすかった。無駄な表現がないのですーっと感情移入できる作品。筆者がアイドルなので、現実味もあってリアル感が倍増。後半からぐんとスピードが上がり引き込まれていく。痛みを抱えた2人に光が差し込むような終わり方でよかった。