加藤シゲアキのレビュー一覧

  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    面白くてイッキ読みでした! 主人公である光太の、若さと甘さと勢いを感じる文章がとても読みやすかったです。 ノワールエンタメ、というには所々甘さを感じずにはいられない(そのくらい光太の根本が優しい) あと、『ホスト』のイメージがイメージどおりすぎかな。時折入る詩的表現も22歳の光太にはぴったりでしたが、これが32歳になったときどんな風に変わるのか…次巻も読むのが楽しみです。

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    2024年09月14日
  • 閃光スクランブル

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    映像がまざまざと浮かぶようだった まるでこのまま映画にできるかのように 
    削ぎ落とされた描写も、本人たちの目には入らないって解釈なら逆に理解できる
    アイドルが書くからこその説得力と暴力性 自分のキャリアを武器にした作品だと思った

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    2024年09月12日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    ネタバレ

    同じ高校生だからこそ共感できるところが多々あり、勢いよく読み進められて物語も楽しめた。
    登場人物たちの成長が凄く感じられてここから得られた価値観もいくつかあった。
    その中でも「私は私を育てる」という言葉は響いた。
    ここからは自分に当てはめての解釈になる。環境も重要ではあり自分だけの力ではどうしようも出来ないという場合もあるかもしれないが、そこだけに文句ばかり言っていても結局なにも変わることは無い。成長を求めるにせよ状況を打破するにせよ一番大事なのは自分自身が変わる事だと思う。小さなことでも行動に移していきそれを続けることは周りにも影響を与えると思う。
    変わっていこうと考えさせられた作品でした。

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    2024年09月10日
  • ピンクとグレー

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    青春的小説と思いながら読み始めた。が、
    その中には成功と挫折 沢山の感情が入り混じり二人の感情が一人のものになっていく。青春というだけではない人間そのもののリアリティを感じられた。
    生きること そうでないことの選択って何だろうなぁ どちらを美化するのも難しいしわからない。読後感がほんとにピンクとグレーな感じになった。

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    2024年08月19日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    シゲの作品読みたくて
    たまたま古本屋で見つけたこちらを
    記念すべき一作目に選んでみた!

    いろんなジャンルの短編集で面白かった!
    ほぼ全話に性的描写が入るのが気になったけど、、
    世にも奇妙な物語とかで
    映像化されそうな話ばかりで後味最高だった

    にべもなく、よるべもなくが1番好み
    「喜びは有限。悲しみは無限。
    ただ出来事として受け入れる。」

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    2024年07月23日
  • Burn.-バーン-

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    いつ読んでも「加藤シゲアキは小説家に向いてるな」という感想しか出てこない。設定も人物も奇抜なようでいて落ち着きがあるし、結末もうまくて安心して読める。当初の記憶を失ってる云々だけが状況も作中にどう生かされているのかも腑に落ちなかった。

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    2024年07月19日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    久しぶりに学校が舞台の青春小説を読んだ。
    時代も場所も環境も全く違うのに自分の高校時代が懐かしくなった。
    物語の最後には登場人物それぞれが少しずつ成長していて、晴れやかな気分で読み終えた。

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    2024年07月13日
  • Burn.-バーン-

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    子供時代のレイジと、演出家として成功し子供の誕生を控え幸せの絶頂にいたレイジの、過去と現在が交互に描かれていく。

    少年と、大人になり父親になる男の成長の物語であった。

    「閃光スクランブル」もタイトルがいいなぁ、と思ったけれど、こちらのタイトル「Burn-バーン-」もいいタイトルだな、と思いました。



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    2024年07月05日
  • 閃光スクランブル

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    ネタバレ

    この作品は著者でなければ書けなかったのではないか、というくらい、芸能界という特殊な世界での苦悩や、不安がとてもリアルに描かれており、巧や亜希子の感情表現がとても繊細で、物語にぐいぐいと惹きこまれた。

    巧の過去、そして、彼の抱えている問題が明らかになった時は、その展開にしばし呆然となりました。

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    2024年06月19日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    タレントが書いた物語だと思って敬遠してたけど!
    読んでみると、すぐに、物語に入り込め、読みやすく、タレント本と考えていた自分が恥ずかしくなった。
    よくある話だけど!
    引き込まれて、読めた。
    良かった!

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    2024年06月16日
  • 閃光スクランブル

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    後半の展開に手が止まらなくなりました。キラキラとした情景が目に浮かびます。アイドルであるが故の悩みは作者がアイドルだからこそリアリティを感じます。若者が悩みながらも人によって救われていく、その有り様に心を揺さぶられました。

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    2024年06月01日
  • できることならスティードで

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    ネタバレ

    友からおすすめだよ、と譲ってもらった本。
    シゲの作品を読むたびに「アイドルの作品」と無意識に色眼鏡で見てしまったいた自分を恥じる。

    お祖父さんとの思い出を書いた、「岡山」が好き。
    この本を読んでいる最中に、偶然NEWSの野外ライブの映像がテレビで流れて、「あ!踊る方の加藤シゲアキだ」と不思議な感覚になった。

    「浄土」の社長の話は、あの事件があった事で少し見え方が変わってしまった。でもきっと、あの章の言葉たちに嘘や偽りはないんだろうと思う。

    あと、シゲの文章の締めくくり方が好きだ。今までの伏線を綺麗に回収している感じ。オチを付けるのがうまいというか。

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    2024年05月12日
  • ピンクとグレー

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    面白かった。
    様々な側面から描写された、有名税とでも言うような、一般人では気づきにくい生きにくさ。作者の経験もあってか"リアリティ"があり、非常に納得させられながら読んだ。(もちろん、インタビューにあるように相当に悪い方に盛って表現しているのだろうが)

    重たい話だから当然と言えば当然なのだが、それでも異様と思えるくらいに胃もたれがしたなという感想。どんよりとした読後感で、それがとにかく後に引いた。

    序盤、せっかく時間軸ごとの細かい章立てにしていたのに、さらにフラッシュバックを挟み込んで時系列を崩す構成になっていたのはちょっと嫌気が差していたが、読ませる文章のおかげか自然

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    2024年05月12日
  • ピンクとグレー

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    時系列が前後する内容ですが、
    ある一定の疾走感を持って心地よく読ませていただきました。

    芸能界の裏側。リアリティを感じられる変化や動き、複雑単純な世界線。

    自分にとってのアイデンティティとは何か。
    いざ立ち止まり振り返ってみると、今、手元には何が残っているのか。

    個々の思いの奥底に触れた瞬間、胸がぎゅっとなります。

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    2024年05月10日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    主人公は三人の若者。
    調理部でコンクール出場を目指す女子。
    架空の高校生向けSNS「オルタネート」利用して人間関係を広げようとする女子。
    子供の時の友人との思い出が忘れられないドラマー志望の高校中退男子。
    どの人物も魅力的で、それぞれがすれ違いながら自分の道を見つけようと奮闘する姿がまっすぐでとても清々しい。
    SNSをテーマに扱っており序盤は世界観にやや戸惑ったが、SF要素はあまりなく、世界観を理解してからはページをめくる手が止まらなかった。


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    2024年05月08日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    刺激的な話が多かった。特にイガヌの雨が、初めて読むジャンルのもので面白かった。短編集だからすぐ読み終わってしまった。

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    2024年05月01日
  • ピンクとグレー

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    ネタバレ

    芸能界の、妖しさを纏った光に呑み込まれた彼ら。転げ堕ちていく事は選べず、自分をある意味で「伝説」として人々の記憶の中に留めようとした、主人公ふたり。

    なんで選んだのがそんな最期だったのか、その思いをトレースしていった追体験の表現が凄すぎて、加藤さんのこの作品に対する本気が伺えた。

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    2024年04月24日
  • ピンクとグレー

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    (旧)ジャニーズ好きのわたしとして、なんで読んでなかったんだー!って後悔するくらい、魅力的な作品。
    シゲちゃんの彫刻的な美しい顔から、この文が書かれていると思うと更にすごいなぁーと…語彙力ないけど感じた…

    時折出てくる倒置法的な文の構成で、ん?と読み返すことはあったけど、すらすら読めたし、ごっちとの再開の後の急展開はショックでしばらく時間が止まった感じがした…ハッピーエンドに向かうのかと思ったのに…
    後半、りばちゃんを通しての、ごっち目線も斬新な構成だったし、答え合わせじゃないけど、お互いの心情がわかり、どんどん話に引き込まれる。

    他のも読んでみたい。
    んでNEWSのライブも行きたい!

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    2024年04月22日
  • ピンクとグレー

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    ネタバレ

    前半の幼少期~高校くらいまでが長く、読むのにだいぶ時間がかかってしまった。だが、そこの部分がしっかり描かれているからこそ、主人公に対する解像度が高くなりどんどん物語にのめり込んだ。率直に面白かった。
    舞台に魅せられたごっちのお姉さんも、ごっちも、主人公も、後を追うように自ら命を絶つところにゾワッとした。(主人公が命を絶ったという直接的な描写はないけれど、最後の数ページで主人公の死を感じた。)

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    2024年04月14日
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    ネタバレ

    全くの予想外の展開。

    解説 大森望さんより
    小説を読んでこんなにビックリしたのは久しぶり。いままで見えていた景色が一変する、どんでん返しミステリーの醍醐味をこの作品で味わうことになろうとは、、、。

    以下本文より
    ラスコースのビルだけは鮮やかすぎるほどの彩色を施されており、まるで煎餅に紛れ込んだ外国製のグミといった印象だった。

    「強くなるにはね、自分と向き合うしかないからね。誰かの背中を見るんじゃなくて、自分を見なさい」

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    2024年04月06日