加藤シゲアキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ引き込まれてしまう小説にあたった時の楽しさ!といったら!
以下本文から
『君主論』に描かれたチェーザレは非常に魅力的だった。マキャヴェッリが彼に心酔していることもあるだろうが、「敵によっておびやかされないこと、味方を獲得すること、民衆に愛されるとともに怖れられるようにすること、兵士に慕われるとともに畏敬されること、自らを攻撃できるかあるいは攻撃するに違いない者を絶滅すること(中略)これらは新しく君主となった者には必要不可欠と考えられるが、これらの事柄に関して公の行動ほど生々しい模範を提供してくれるものはない」
「ある君主の頭脳がどの程度のものかを推測する場合、まず彼の近辺にいる人間を見るの -
購入済み
現代日本のカラマーゾフ
石油や、絵の具がどんなものであるか、という話からして面白い。この名家はカラマーゾフに比肩するほど不気味さを有する。違うのは明らかになっていくところだったり、また、純粋な愛ある時間も魅力的に描かれている。狂気の猛威の中でも、ハッとさせる思いやりが見られたりもする。テンポ良く進んでいき、のめり込んで読んだ。
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購入済み
加藤シゲアキの処女作を読んでから12年、その読みづらさから作品を見ることは無くなったけれど、この作品は本当に良かった。テンポよく続きが気になるこれが書けるようになったんだなと加藤シゲアキの成長に感動した。タレントが書いた物としてではなく、ちゃんと作品として読み応えがあった。ありがとう。
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Posted by ブクログ
カトシゲさんが本の執筆してることも賞をとってることも前から知ってたけど、なんとなく読んでなくて、カトシゲさん推しの子から勧められて読んだ1冊。
最高じゃないですか…………
全く後味は良くない、色んな世代の色んな人のどろどろがぎゅっっっと詰まってるような話ばっかりだったけど笑
そこで伏線かーーーー、、!!
そこにこの表現来たかーーーーー!!!!
の繰り返しであっという間に読んでしまいました…
イガヌの雨、インターセプト、にべもなくよるべもなく、が好きだったなあ
どろどろの性描写ぶちこまれてるのもどの世界観にも必須で最高すぎました。
解説にもあったけどこれからも色んな話を色んな表現で書いて欲しい、 -
Posted by ブクログ
およそ子供らしくない10歳の子役のレイジと、脚本家となった30歳のレイジとで交互に話が展開していく構成。
10歳の頃のレイジは、役になりきることが天才的(役というソフトをインストールすると表現されている)だが、どこか人間らしい感情のようなものが欠落しているような少年。徳さんとローズに出逢ったことで徐々に少年らしく、人間らしくなっていき、徳さんとローズをクラスメイトに貶された時の感情を爆発させるシーンは、前半を読んでいたからこそグッとくるものがあった。特に「右向け右で右を見る君達は機械と同じだ」というセリフをレイジが言ったことに、徳さんたちの影響力を垣間見た気がした。
死んだ時の質量の減少量が2