加藤シゲアキのレビュー一覧

  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    ホストを辞め、気鋭のゲームクリエーターになった32歳の光太。確かな地位を確立していながらも失った恋人や亡くなった美津子、疎遠になった家族などプライベートはうまくいっていない。そこに降りかかる会社の危機、芋づる式に明らかになっていく美津子の死の真相などスピード感のある展開であっという間に読み終わった。前半に散りばめられた伏線を回収するだけでなく、凄まじい勢いで展開が二転三転していくのでページを捲る手が止まらなかった。
    「チュベローズで待ってる」が誰の、何を指しているかを考えさせられた。ラストの電話の相手は誰だったのだろう? 

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    2023年12月20日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    こんなに面白かったんだ!っていい意味で裏切られた。人間ドラマにみせつつミステリ要素もあって、何より文が読みやすすぎる。簡潔でも教養というか知的な文なのが感じられるしシゲすごい

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    2023年08月18日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    カトシゲさんが本の執筆してることも賞をとってることも前から知ってたけど、なんとなく読んでなくて、カトシゲさん推しの子から勧められて読んだ1冊。
    最高じゃないですか…………
    全く後味は良くない、色んな世代の色んな人のどろどろがぎゅっっっと詰まってるような話ばっかりだったけど笑
    そこで伏線かーーーー、、!!
    そこにこの表現来たかーーーーー!!!!
    の繰り返しであっという間に読んでしまいました…
    イガヌの雨、インターセプト、にべもなくよるべもなく、が好きだったなあ
    どろどろの性描写ぶちこまれてるのもどの世界観にも必須で最高すぎました。
    解説にもあったけどこれからも色んな話を色んな表現で書いて欲しい、

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    2023年07月23日
  • チュベローズで待ってる AGE22(新潮文庫)

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    描写が緻密で、不快さをも感じるほどリアルだと思いました。その描写がこの世界に引き込み、のめり込む要因になっていると思います。
    後編との繋がりも気になるところです。

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    2023年04月24日
  • Burn.-バーン-

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    およそ子供らしくない10歳の子役のレイジと、脚本家となった30歳のレイジとで交互に話が展開していく構成。
    10歳の頃のレイジは、役になりきることが天才的(役というソフトをインストールすると表現されている)だが、どこか人間らしい感情のようなものが欠落しているような少年。徳さんとローズに出逢ったことで徐々に少年らしく、人間らしくなっていき、徳さんとローズをクラスメイトに貶された時の感情を爆発させるシーンは、前半を読んでいたからこそグッとくるものがあった。特に「右向け右で右を見る君達は機械と同じだ」というセリフをレイジが言ったことに、徳さんたちの影響力を垣間見た気がした。
    死んだ時の質量の減少量が2

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    2023年04月09日
  • できることならスティードで

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    加藤さんの小説を読んで面白かったのでエッセイも読んでみたいと思い手に取りました。
    読んでいると、旅をしている気分になりました♪

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    2023年03月17日
  • 閃光スクランブル

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    かなり読みやすかったです買ったときは恋愛小説かな〜と思っていたのですがそれよりもっと深い人間の喜び悲しみ怒り妬み苦しみまだまだ沢山の感情が綺麗に描かれていて私たちが見えているものは表側で裏側には色々な感情があることを痛感しましたアイドルの加藤シゲアキさんだからこそ描けるのだなと思って他の作品も読みたいです

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    2023年02月12日
  • 閃光スクランブル

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    アイドルとゴシップという一般人には興味深いテーマだが、著者は現役アイドルであり、被害者にもなりえる当事者である。

    それだけにこのテーマで1本書くには躊躇もあっただろうが、アイドルや芸能界からといった視点だけではなく、作中に出てくる人物それぞれが人間味あふれ、作者がどうとか気にする間もなく没入した。

    行動ひとつひとつの描写も生々しく描かれていて、現実で見ているような気になって吸い込まれるように読んだ。

    心の機微に触れるように寄り添い、最後には勇気をもらえる一冊。

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    2022年11月30日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    傘をもたない蟻たちはって題名も素晴らしい。染色、インターセプト、undress、恋愛小説(仮)、どの短編もクオリティが高くて、アイドルの彼のことは1mmも知らないけど加藤シゲアキの幅と深さを見せつけられてる。イガヌの雨、こんなファンタジーというかSFも書けるんだって感じ。どれも個性豊かで結末が面白い。

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    2022年11月27日
  • できることならスティードで

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    ジャニーズだからと敬遠せずに読んで欲しい。お洒落すぎる言い回しもあるけれど、知識の広さや伏線回収がすごい。

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    2022年11月16日
  • チュベローズで待ってる AGE32(新潮文庫)

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    age22を読んで少しでも面白かったなら絶対読むべき。22は薄くて読みやすかったけどちょっと、微妙だったし、32はちょっと長そうだから止めようかな…なんて勿体ない!32で全部が明らかになった。この未来の為に22があったのかっていう。

    22はホストの世界の話がほとんどだったけど、32は働いてるところ、家庭、さらには他人の人生にまで踏み込んでいく主人公。だけど結局…みたいな大きさや思い切りもあって、面白かった。

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    2022年10月10日
  • 閃光スクランブル

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    ネタバレ

    アイドルグループMORSEに所属する女性アイドルとパパラッチカメラマンの物語。
    死を含む描写は時に苦しく感じることもありますが、著者の優しさが登場人物に反映されていると思いました。読んでいて楽しかったです。

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    2022年09月30日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    「イガヌの雨」がいちばん好きです。
    ほんとに存在するのかと思って検索までしたイガヌ。
    文字での説明だけでイガヌの姿が簡単に想像できた。

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    2022年09月12日
  • 傘をもたない蟻たちは

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    朝の通勤時間に読み進めていました。
    短編集ということもあり、スラスラと読めました。

    個人的に「染色」と「イガヌの雨」の話が好き。

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    2022年04月20日
  • 閃光スクランブル

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    とても面白かったです。
    作者様が芸能人だからこそ書けた物語ではないのかと思います。一気に物語に引き込まれました。(⌒‐⌒)

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    2021年01月10日
  • 行きたくない

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    読んでみたかった加藤シゲアキ先生初読み
    『ポケット』は不可思議な女子に振り回される男子
    勝手に恋愛してくれよ と叫びたくなるわ
    お気に入りの阿川せんり先生
    『あなたの好きな/わたしの嫌いなセカイ』
    は まさに面倒くさい女子がぐいぐいくる嫌さが
    伝わってきて 誰が読んでも
    「行きたくない~」と思えるものでした

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    2020年09月28日
  • 行きたくない

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    ネタバレ

     どうしても行きたくないときだって、ある。を綴った6人の作家さんの物語。

     内容紹介:誰に何を言われようと行きたくない場所もあれば、なんとなく気持ちがのらない朝だってある。 ふとしたきっかけでサボってしまうかもしれないし、人生を変えるような決意で回れ右をすることもあるかもしれない。 ひとはいつでも「行きたくない」気持ちを抱えている。 僕たちのそんな所在なさをそっと掬い上げる、刹那のきらめきを切り取った物語。

     こちらの著書を購入したきっかけは、作家の一人の住野よるさんの作品が載っててそれで読んでみたいと思って購入したんですが、読んで見るとどの話も良かったです。特に心に残ったのが

     阿川

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    2019年09月23日
  • ピンクとグレー

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    著者本人のことは全く知らないけれど、芸能界に踏み入れた幼なじみ2人のストーリーとして、緊迫感もあり面白かった

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    2026年07月12日
  • 行きたくない

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    「いきたくない」
    そう思っちゃダメなのかな。
    自分は不出来なのかな。
    そんな気持ちがなんだか浄化された1冊。

    ピンポンツリースポンジ。ロボットと心。対極にあるものだと思ってたけど、実は違うのかも。ロボットが抱く気持ち。ほんとはあるのかも、と思うと、不思議な感覚となんだか心があったかくなる感じがした。

    シャイセ。日常の少しずつのストレスは、まわりの人が包んでくれる感覚で緩和されてて、その感覚がなくなった瞬間、耐えられなくなる感じ。すごーく沁みる。「いきたくない」って当然だよ、のシャイセの言葉に救われた。

    週末のアクアリウム。普通と普通じゃないの、境目。平常心と狂気の境目。人って、絶妙なバラ

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    2026年06月13日
  • オルタネート(新潮文庫)

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    ネタバレ

    高校生限定SNSアプリ「オルタネート」を使う高校生たちの物語、だけどあくまでもオルタネートはツールであり主役は高校生たち。青春小説。

    コンテストに邁進する子、高校をドロップアウトした後に自分の道を見つける子、基本的にみんな心が真っ直ぐで読みやすい。(故に直木賞を逃したのかもしれない、とも思ったりする。)

    でも個人的に加藤さんは青春を書いたら右に出る人がいないんじゃないかと思う。登場人物の関西弁が不自然じゃないのもポイントが高い。

    あと、人のアップの表紙は個人的に苦手なんですけど(読んでる最中にも頭に表紙のイメージが鮮やかに浮かんでしまうので…)この表紙はすごく惹かれました。本作の瑞々しさ

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    2026年06月10日