加藤シゲアキのレビュー一覧
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描写が緻密で、不快さをも感じるほどリアルだと思いました。その描写がこの世界に引き込み、のめり込む要因になっていると思います。
後編との繋がりも気になるところです。Posted by ブクログ -
およそ子供らしくない10歳の子役のレイジと、脚本家となった30歳のレイジとで交互に話が展開していく構成。
10歳の頃のレイジは、役になりきることが天才的(役というソフトをインストールすると表現されている)だが、どこか人間らしい感情のようなものが欠落しているような少年。徳さんとローズに出逢ったことで徐...続きを読むPosted by ブクログ -
続きが気になる、読むのを止められない
ミステリーじゃないけど、結末が気になる
文体も軽すぎず重すぎず、でも、丁度よい、ではなく、読後の満足度が高いのは、予想を超える展開の連続があったから
さて、どうなるAGE32!?Posted by ブクログ -
美津子の死の真相を美津子の甥のユースケと共に突き止めることになったり、光太が進めているプロジェクトに暗雲が立ち込めたり、光太の会社を罠にはめようとしていた組織や人物が明らかになったりと盛りだくさんの内容。
さらに光太の上司の正体が明らかになると、突拍子もないことなのに現実でもありえるように思わせてし...続きを読むPosted by ブクログ -
傘をもたない蟻たちはって題名も素晴らしい。染色、インターセプト、undress、恋愛小説(仮)、どの短編もクオリティが高くて、アイドルの彼のことは1mmも知らないけど加藤シゲアキの幅と深さを見せつけられてる。イガヌの雨、こんなファンタジーというかSFも書けるんだって感じ。どれも個性豊かで結末が面白い...続きを読むPosted by ブクログ
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age22を読んで少しでも面白かったなら絶対読むべき。22は薄くて読みやすかったけどちょっと、微妙だったし、32はちょっと長そうだから止めようかな…なんて勿体ない!32で全部が明らかになった。この未来の為に22があったのかっていう。
22はホストの世界の話がほとんどだったけど、32は働いてるところ...続きを読むPosted by ブクログ -
「イガヌの雨」がいちばん好きです。
ほんとに存在するのかと思って検索までしたイガヌ。
文字での説明だけでイガヌの姿が簡単に想像できた。Posted by ブクログ -
ジャニーズだという色眼鏡をどうしても払拭できずに読みはじめたが先が気になって仕方がなかった。読みやすいというのは作者の力量だと思うし、読みやすい作品がレベルが低いと思われるのは嫌だ。人物に深く共感して読み進めるということはできないけれど、それはあえて作者がそのようにしているのかもしれない。エンタメと...続きを読むPosted by ブクログ
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この本に収録されている短編の一つが原作の舞台をみに行くため、予習として、普段あまり買わない小説に手を出して読んでみました。
私は、一つ目の染色がお気に入りです。
虚無と美という感じ。
二股美大生男子、最低なはずなのに、冷めた感情が虜になる美しさ。美大生の話でしたが、まさに2人が、私の脳内にアート作...続きを読むPosted by ブクログ -
短編集。どのお話も登場人物の人間臭さがリアルで癖になります。
登場人物に失望しつつも共感してしまう。
特に「イガヌの雨」がお気に入り。
気味の悪さが読んだ後もずっと頭から離れません。Posted by ブクログ -
電子書籍にならないかなーと思ってたら GW 頃を狙ってか電子化されたので読みました。
完全ミーハー買いでしたが、面白かったです。
部活や友情、恋愛と10代ならではのテーマに SNS アプリが絡んできて、現代ならではの部分と普遍的な部分が相まっておもしろいですね。