加藤シゲアキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ引き込まれてしまう小説にあたった時の楽しさ!といったら!
以下本文から
『君主論』に描かれたチェーザレは非常に魅力的だった。マキャヴェッリが彼に心酔していることもあるだろうが、「敵によっておびやかされないこと、味方を獲得すること、民衆に愛されるとともに怖れられるようにすること、兵士に慕われるとともに畏敬されること、自らを攻撃できるかあるいは攻撃するに違いない者を絶滅すること(中略)これらは新しく君主となった者には必要不可欠と考えられるが、これらの事柄に関して公の行動ほど生々しい模範を提供してくれるものはない」
「ある君主の頭脳がどの程度のものかを推測する場合、まず彼の近辺にいる人間を見るのがよい」
「もし彼らが有能かつ忠実であれば、この君主は有能な人材を見いだし、それを忠実たらしめる術を知っているのであるから、賢明であると評価してよい」
「『AIDA』の社長が頭脳明晰な方であるならば、きっと皆さんも有能なのでしょう」
「君主は自ら才能のある者を愛し、一芸に秀れた者を尊敬する人間であることを示さなければならない」 -
Posted by ブクログ
カトシゲさんが本の執筆してることも賞をとってることも前から知ってたけど、なんとなく読んでなくて、カトシゲさん推しの子から勧められて読んだ1冊。
最高じゃないですか…………
全く後味は良くない、色んな世代の色んな人のどろどろがぎゅっっっと詰まってるような話ばっかりだったけど笑
そこで伏線かーーーー、、!!
そこにこの表現来たかーーーーー!!!!
の繰り返しであっという間に読んでしまいました…
イガヌの雨、インターセプト、にべもなくよるべもなく、が好きだったなあ
どろどろの性描写ぶちこまれてるのもどの世界観にも必須で最高すぎました。
解説にもあったけどこれからも色んな話を色んな表現で書いて欲しい、カトシゲさんの頭の中を見せてほしい。すっかりカトシゲさんの一愛読者になりました。
借りた本だったけどまた読み返したくなりそうだから自分でも買おうと思う。。
カトシゲさん、印税おとすからね!!!!!笑
-
Posted by ブクログ
およそ子供らしくない10歳の子役のレイジと、脚本家となった30歳のレイジとで交互に話が展開していく構成。
10歳の頃のレイジは、役になりきることが天才的(役というソフトをインストールすると表現されている)だが、どこか人間らしい感情のようなものが欠落しているような少年。徳さんとローズに出逢ったことで徐々に少年らしく、人間らしくなっていき、徳さんとローズをクラスメイトに貶された時の感情を爆発させるシーンは、前半を読んでいたからこそグッとくるものがあった。特に「右向け右で右を見る君達は機械と同じだ」というセリフをレイジが言ったことに、徳さんたちの影響力を垣間見た気がした。
死んだ時の質量の減少量が21gを下回るように、魂を燃やして生きたいと思った。