加藤シゲアキのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
UR not alone が1番好きなので目次の「拝啓あの日の僕へ 今はココで立っています。」でもう泣く。10年毎年新作を書いてきて、すっかり普通に作家になったんだなあ、と感慨深い。昔のインタビューも再録されているのも嬉しい。
「渋谷と1と0」も良かった。ジャニーズってどんな人生でも経験できると語ってたのが印象的だったのだけれど、ほれが存分に活かされてるのかな。監督作品も舞台も色々見てみたい。
渋谷をテーマにした競作は読み応え抜群。又吉直樹、深緑野分、恩田陸とか短編集の企画でもなかなか集まらなそうで、面白かった。渋谷は「ハロウィンの花嫁」で聖地巡礼したし、諸々でホットな土地なので楽しい。 -
Posted by ブクログ
SNSの話と始まる。おじさん苦手だなー、ついていけるかな、と思っていたが面白い。読める。
気になる相手へのアプローチのツールが変わっただけだ。黒電話からケータイ、SNSへと変化はあっても後書きにもあったが、10代の感性は自分の頃から何も変わってないんじゃないかな。シンプルでドキドキです。
と思いつつも、架空のSNSだし人名が中々珍しく、容、えみく、凪津、タラオカ、等難しいものが並ぶ。本当は異世界とかのSFものなのかとも勘ぐってしまった。初読みの作家さんなので普段からこんなんなのかな。
料理対決では時間に迫られハラハラし、SNS全盛でも気持ちのすれ違いもある。三人の主人公が苦悩にも共感できる -
Posted by ブクログ
ネタバレ※読む前の方は、以下レビューは読まないことをおすすめします。
ネットでたまたま他の本を購入した際に、へぇアイドルさんが書いたの!しかも芸能界の話?!と興味をそそられ(と言っても、そのアイドルさんを、名前を言われても顔浮かばないレベルの知識なのですが。。さすがにグループ名は知ってます。)、同時購入してみた作品。実は結構前の作品だったのね。
そして、そんな前情報があった影響も多少あるのかもしれないけど、なんか良い方に裏切られた、というのが正直な感想!!
通常、小説は号泣本にしか☆5は付けないんだけど。
この本は、号泣するようなドラマはない(と私は思う)のだけど、なんというか、独特の空気感と構 -
Posted by ブクログ
ネタバレ引き込まれてしまう小説にあたった時の楽しさ!といったら!
以下本文から
『君主論』に描かれたチェーザレは非常に魅力的だった。マキャヴェッリが彼に心酔していることもあるだろうが、「敵によっておびやかされないこと、味方を獲得すること、民衆に愛されるとともに怖れられるようにすること、兵士に慕われるとともに畏敬されること、自らを攻撃できるかあるいは攻撃するに違いない者を絶滅すること(中略)これらは新しく君主となった者には必要不可欠と考えられるが、これらの事柄に関して公の行動ほど生々しい模範を提供してくれるものはない」
「ある君主の頭脳がどの程度のものかを推測する場合、まず彼の近辺にいる人間を見るの