長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめが主人公。閉鎖的な製菓部と日々模索し続ける毎日。そして偶然再会した幼なじみの柊太とのやりとりもあり、2人のシーンをもっと増やして欲しいぐらい素敵だった!あとは、その後どうなったかがワクワクしてつい想像してしまうくらい彼らの相性が良かったと感じた。

    0
    2025年08月28日
  • ほどなく、お別れです

    Posted by ブクログ

    里見和尚が素敵だな…と思いながら読みました。映画では誰が演じるんだろう。
    亡くなった人も、残された人も、温かく見送ってくれるストーリーは、解説を読んで、著者の思いが分かって、とても腑に落ちるものでした。

    0
    2025年08月28日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第三弾。
    美空と漆原のコンビは今回も健在。
    また、新しく入った小暮のやり方に翻弄される坂東会館のスタッフたちの様子が描かれている。
    後半では小暮の過去にも触れられているが、小暮や漆原が人生の中で大切な人を亡くした経験が、葬祭ディレクターの仕事にも生かされて深みのある言葉になっているんだろう、と感じた。
    美空の今後の成長も楽しみだし、このシリーズのファンになっている自分に気づかされる♪
    椎名さんと陽子さんの結婚も地味に嬉しい!笑
    続編が出たらいいなぁーと期待。

    0
    2025年08月27日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

    Posted by ブクログ

    ほどなく、お別れですシリーズ第二弾。

    突然のもらい事故で命を失った少年、家庭の中で孤独を気に病み自死を選んだ老女、癌で幼い二人の子どもと妻を残して亡くなった夫、憧れの職場で働き始めた矢先に鉄道に飛び込んだ若い女性。

    それぞれの死に向き合って悼み悲しみ受け入れていく。遺族の感情に寄り添いながら、故人を丁寧に見送る。

    死を身近に感じること、悪いことではないと思う。尊いことに感じる。

    0
    2025年08月26日
  • 泊日文のおひとりさまノート

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キッチン常夜灯 の著者が送る感動の最新作

    うーん…何だか、男友達に甘えというか、
    男女の友情って成立するのか!?と疑問だった。
    直人もそれなりに恋愛感情があって接したけど、
    日文にそんな気がないから諦めたんじゃないかと思えた、

    それに、36歳で直人に頼り過ぎてたと気づくのも遅い気がした!

    最後は良かったかな!

    0
    2025年08月24日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目。読みを進めて、だんだんしっくり馴染んできたような気がします。今回は小暮さんが軸。死、それと同時に生がテーマですが、比較的ライトです。2作目あたりから、漆原さんへの美空の恋心が入り込んできましたが、それは作品の好みが分かれそうです(私はちょっと遠慮)。
    さておき、里見さんと漆原さん、美空の絡みは気持ちがいい。里見さんの魅力かな。

    0
    2025年08月19日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

     スイーツは季節毎に変わる気候と材料に合わせて色、味、五感以外の気持ちを満たしてくれる癒しの食べ物だと思う。シリウスの製菓工場が主な舞台となる。しかし甘味の製品と相反して働く人たちは苦汁を舐めている。そのギャップに悩むテラーのつぐみさん。自身も希望とは差異が大きな職場に苦悩中。
     職人を目指し苦労を修行として積み上げた努力の末に身につけた腕前は立場が変わるとあっという間に素人になる。職人工場長が従える者からは見下されるのも無理はない。そんなギャップに気付けるのは活躍を期待され悩める女性の有志たち。頼りなさは些細なヒントで頼りがいに変わる。
     前を向く頼れる中堅世代は自然とレジリエンスを教えてく

    0
    2025年08月18日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

    Posted by ブクログ

    どうにも元気が出ない時にスパイスとそれを操る2人の姉妹がそっと寄り添い支えてくれる素敵なお店、お話です。人にはそれぞれ抱えているものがあり、スパイスによって勇気づけられ前に踏み出していく様は自分に重ねてしまうこともあり魅力的な作品です。
    読むと元気が出るしお腹の空く素敵な作品に出会いました。

    0
    2025年08月17日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

    Posted by ブクログ

    読んでてスパイス料理食べたくなってしまい、野菜ビリヤニ食べに行き…
    次の日はグリーンカレーを食べに行ってしまいました

    0
    2025年08月17日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

    Posted by ブクログ

    シリーズ3冊目。巻を追うごとに美空の成長が伺えます。葬儀は人それぞれ違う背景を持った故人とその縁者が会する場所であり、故人が生きてきた集大成であり、この作品はそれを上手く表現していると思います。

    0
    2025年08月10日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ3作目。
    つぐみちゃんの後輩で製菓部で働くかなめちゃんが今回の主人公。

    今回はこれまで以上にスイーツの描写も多くて、スイーツ好きな人にはたまらないと思う

    このシリーズのいいところは、仕事に対するモチベーションって色んな人がいると思うけどその全てを否定せずにいてくれるところだと思う。初めはすれ違ってる人も、話を聞いてみると色んな事情があったり。
    その流れでのみんなで部長のやる気を取り戻したシーンは感動した。

    最後、かなめちゃんと柊太くんが恋人ではなく同士になる展開は最高

    0
    2025年08月09日
  • 泊日文のおひとりさまノート

    Posted by ブクログ

    東京での一人暮らしの不安や楽しさを綴っていくお話。
    主人公の周りには割といい人しかいなくて、そういう意味では恵まれている環境だと思います。東京で一人でいることの不安、心細さ、そして心構えなどが綴られていくので、おひとりさまでいることの一つの指針にはなると思います。
    物語としても面白かったです。

    0
    2025年08月09日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3作品の中で一番良かった。
    読んでる最中、ちょうど製菓部で過去一の問題が発生したタイミングで夏バテになりダウン。発熱しても続きが気になって読みたくなった本は過去にない。
    現場の問題を解決して仕事に取り組み、成功を収めた時の爽快感がたまらなかった。
    いつかドラマ化されるだろうと思い、配役を考えて
    ながら読んだので想像力も養われた。
    最後の最後で、製菓部部長さん以外の古巣社員二人がどう変わったのか、そこが語られていたらもっと面白かったのに。そこは、いつかドラマ化された時にどんな風に脚色されるか楽しみにしておく。

    0
    2025年08月07日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

    Posted by ブクログ

    ファミリーレストランの本社営業部で働く主人公の奮闘記。
    食事の本質を物語を通じて感じることができた。
    食事に対する想いが変わる。

    0
    2025年08月05日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯の一話目より進化していて
    面白かった。
    かなめの奮闘ぶりにワクワクしてました。
    相変わらず常夜灯のお料理は美味しそう。

    0
    2025年08月05日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母親を大学生の時に亡くしている千種綺羅。綺羅の母方の祖母、美寿々は、銀座のはずれで「ちぐさ百貨店」を営んでいる。祖母がセレクトした様々な雑貨と共に、尻尾に秘密のあるたい焼きも販売している。ある理由から長らく疎遠だった祖母に呼び出された綺羅は、失業中だったこともあり、久しぶりにちぐさ百貨店を訪れた。そこには、90歳近くでなおかくしゃくとした美寿々と、たい焼きを焼くアルバイトの青年、皆月葵がいた。
    美寿々は店を、綺羅に継いでほしいと言う。綺羅は驚きつつも、子どものころの美寿々と店の記憶を思い出したり、店を手伝うようになってからのお客さんとの交流などを経て、店を継ぐ決意を固める。
    しかし、美寿々は綺

    0
    2025年08月05日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

    Posted by ブクログ

    仕事に打ち込み過ぎる人たちが、食、恋愛をおざなり、ビストロ常夜灯での非日常体験で本当に大切なものに気づく。
    暗雲立ち込めるような一節があっても、それは後につづく話の序章にすぎない。
    前作よりも夢中になって読み切った。

    0
    2025年08月04日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

    Posted by ブクログ

     前作をんでからしばらく時間が空いてしまったので最初に登場した"つぐみ"さんが主人公だと思ってしまった。チェーン店の店長さんが参集する会議で勇気をもって挙手してくれなかったら"みもざ"さんに気だけなかった。
     チェーン店勤務の社員さんはパートさんやアルバイトの方々が主力となって店の運営を継続しなければならない。業界問わず大差はないと思う。となると責任が軽いパート・バイトの突破的な欠勤があると社員の方が中心に穴埋めをするしかない。休暇が急遽勤務に変わるのはザラではないかと思う。
     互いに分かり合える者同士が距離を縮めるにはさほど時間を必要としないかも知れな

    0
    2025年08月02日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯に引き続き、長月天音さんの作品。

    銀座のはずれにある、ちょっと変わった雑貨屋「ちぐさ百貨店」が舞台のお話。
    雑貨を売る傍ら、尻尾に魅力が隠された焼きたてのたい焼きも販売していて、そのたい焼きがとっても美味しそうでした!
    文字だけでも美味しさが伝わってくるたい焼き!もし近所にこんな素敵なお店があったら、きっと通いたくなってしまうはず!!

    優しさに溢れた、心温まる素敵な作品でした❁⃘*.゚

    0
    2025年08月01日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    製菓部のかなめさんが主役。
    シリウスの製菓部。
    1.2巻で出てきたみもざさん、つぐみさんも出てきて、相変わらずあたたかいキッチン常夜灯が待っててくれる。

    買収?された製菓部のやる気のない部長の下で苦しむかなめさん。部長にも思うところがあり、社員とパートの気持ちのズレもあり。
    働くって大変!でも、心を開いて話せば近づける人たち。

    0
    2025年07月31日