長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯

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    帯に、ほっこり癒される一冊と書いて有りました。本当にほっこりしました!古ぼけたマンションの一階に入っているキッチン常夜灯。寡黙な城崎シェフと笑顔と気配りが素敵な堤さんのお店でいろんな人達が、その包み込まれるような暖かさと美味しいお料理で癒されていくお話でした。ファミレスの店長として頑張っている、いや、頑張り過ぎてる南雲みもざちゃん、それは働き過ぎだよ、そこまでやっちゃダメだと思いながら、彼女が常夜灯で癒され、気付かされていくのにほっとしていく自分がいました。お客様の為に心を込めて美味しい料理を作り続けている城崎シェフもすごいけど、ホールでお客様の状態に気を遣い、話を聞いてくれて、タイムリーにお

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    2025年12月20日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    銀座ちぐさ百貨店の第二弾。銀座にある小さな雑貨店が舞台。引退した祖母の後を継いで孫の綺羅とバイトの葵が切り盛りしている。綺羅が選んだ雑貨の数々が並ぶ店内の様子は魅力的。葵が店の奥で一つずつ焼くたい焼きにはしっぽに秘密があり、ときには行列ができるほど人気を集めている。2人は、祖母に褒めてもらいたくて、雑貨のフェアを企画したり新しい味のたい焼きを考えたり、あれこれ知恵を絞って楽しく過ごしている。雑貨をきっかけに客の思い出話を聞いたり、人と繋がっていったりする様子が優しく温かく楽しい。新しい味のたい焼き、予想していた味がドンピシャで、嬉しかった!

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    2025年12月14日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    キッチン常夜灯シリーズ4作目!
    相変わらず美味しそう描写多すぎてお腹空く&私の食欲も増す….笑
    接客業の働き方、両親の介護、めちゃくちゃ現実的で共感できる内容であり、それを1人で抱え込みすぎず、自分で自分を労って美味しい料理を食べて、明日も生きていけたらいいなと前向きになれる作品でした!次回作も待ってます!

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    2025年12月13日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    ファミレス・シリウス本社で「女性活躍」と言われる前からの叩き上げ女性店長のいつきは自分の立ち位置に悩んでいた。そんな中、偶然見つけた「キッチン常夜灯」で後輩やシェフ達と話す事で少しずつ働き方を見出せて…

    中堅の叩き上げ故の葛藤や、若い子達との距離感など、悩み所は色々ありましたが、キッチン常夜灯のメンバー達の温かさで前へ進めて良かったです。

    お一人様でも自分を大事にしよう、家族を大事にしようと言う姿に元気を貰いました。

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    2025年12月12日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今度は製菓工場で働く子が主人公。今までのキャラクターも出てくるのがうれしい。

    後になって、あの行動は周りに嫌な思いさせてたかもとか気づくことがある。それに気づける成長が愛おしいなぁと励まされた。

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    2025年12月10日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    キッチン常夜灯3作目。新しい登場人物が主人公になり別の物語を読んでる感じもありつつ、前作の登場人物との関わりもあり、キッチン常夜灯の暖かい雰囲気も変わらずある。読んでて満足感あることに気づいた。すき。

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    2025年12月08日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    【あらすじ】
     シリウス池袋店の店長を務める鳥羽いつきは、会社が「女性活躍」の方針を打ち出す前に車内で初めて女性として店長を任された。
     自分なりに頑張って来たつもりだが、ここ数年で若い女性店長が増えるつれ、自分が会社から必要とされていないのではないかと不安を抱くようになっていた。
     そんなある日。必要な備品を倉庫に取りに行った際に偶然〈キッチン常夜灯〉と出会い、店の定連となっていた会社の後輩たちとの交流が始まった。
    【感想】
     今回の主人公であるいつきはまもなく45歳の誕生日を迎える中年女性なので、これまでで一番、自分の年齢に近い主人公でした。
     仕事面の悩みだけでなく、いつまでも元気でいて

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    2025年12月07日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回はデザート回!美味しそうなデザート多めで糖分吸収したくなった〜
    仕事で悩むのはやっぱり人間関係。上司の関係で悩むのもとても共感した。
    仕事で悩んだら食で発散!キッチン常夜灯行きたい!!シェフ!私にも一品作ってください!!

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    2025年12月07日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    疲れた年度末〜年度始め、癒してくれる一冊でした。今週みたいな寒暖差で疲れやすい時期には、常夜灯のシェフのニンニクのスープ「アイゴ・ブリード」(南仏の家庭料理だそうです)が食べたくなりますね。心も体も癒やされたい。

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    2025年12月04日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    いろんな働き方の人がいて、いろんな事情でその形態を選んでいる。普段フルタイム勤務しか周りにいない私だが、育休中にいろんな人に出会った。そのことを思い出しつつ、ものすごく甘いものが食べたくなりました。

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    2025年12月04日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    飲食業界の危うさの描写がなかなかに生々しく、キツいと感じる場面が結構あった。
    だからこそ、そんな場所で働き続ける前向きな意思と、そこからより良くしていくために更に立ち上がろうとする主人公いつきさんの姿がとてもまぶしかった。

    前作の主人公が皆でてくるのが純粋に嬉しく、いつきさん目線描かれるそれぞれの姿がなんだか誇らしく感じた。
    また神保町店の店長三上さんの心情をかなりちゃんと知れたのが嬉しかったし、ほんとに格好良い人だなーと再認識できた。

    登場する料理のどれもが実際の熱さとは関係ない暖かさを持っていて、感覚として美味しそうってだけでなく、心も満たしてくれそうな料理という感じがした。

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    2025年12月04日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    【あらすじ】
     店舗から製菓工場に配属されて3年になるかなめ。
     異動当初はやる気満々だったのだが、製菓工場は元々が別会社であり、食中毒事件を起こしたことがきっかけでファミレスチェーンを運営するオオイヌに吸収された経緯を持つ。
     元社長である部長を筆頭に社員も最古参のパートも前会社から残っている人間で、かなめは完全にアウェイだった。
     そこに、本社からデザート部門の強化が伝えられるが ——— 。
    【感想】
     今回も仕事にやりがいを見出せない女性が主人公ですが、まんねりにならないところが素晴らしい。
     前回までの主人公や〈キッチン常夜灯〉のスタッフや常連さんたちの物語も少しずつ進行しながら、かな

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    2025年12月04日
  • ほどなく、お別れです

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    読み終わって思ったことは、人が亡くなったとき葬儀は形式にとらわれて進んで行くけれど、それぞれの思いが亡くなった人にも残された人にもあるということ。
    残された人がどのようにして次へ進むのか。

    無理やり送っても意味がない。お互いに納得して成仏できる。

    どんなに素晴らしい式で見送ることができても「あの時、ああしてあげればよかった」という後悔の念は誰しも思うのだろう。
    葬祭ディレクターの漆原さんの言葉に、生きることとこの世から居なくなることについて考えた。
     

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    2025年12月03日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    一気読み

    美空の特異な能力は、お姉さんがおばあさんと一緒に旅立ってから、ぼんやりとしたものに変わっているよう。
    それでもそこから感じ取る力や漆原との関係性の深まりからか、その力を充分に活かせる美空自身の成長に感動した。

    美空の『いつか』が訪れることを、読者として祈る。

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    2025年12月03日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    【あらすじ】
     本社の営業部に勤務するようになって3年になる新田つぐみは、恋人とは距離が出来、職場の人間関係もうまく行かず、疲弊するばかりの毎日を送っていた。
     そんなつぐみに同期のみもざが教えてくれたお店〈キッチン常夜灯〉。
     お店の丁寧なお料理と丁寧な接客に癒されていくうち、つぐみは自分の目指す道を見つけていく——— 。
    【感想】
     キッチン常夜灯の2冊目です。
     今回も美味しそうなお料理に癒され、つぐみの抱える悩みに共感しながら読み進めました。
     私にも大好きで大切なお店があったのですが、そのお店が今夏、諸事情により閉店となり寂しい思いをしていました。
     この本を読んでいると、あのお店で

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    2025年12月01日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    シリーズ2作目。
    2人で新たにスタートして、2人共、それぞれの好きへの情熱があって、それをお互い尊重しながら、好きを仕事にして誇りを持ってるって素敵だなぁって。

    お互い新たな自分なりの決意と試みなどもあり、物には人と人との繋がりや、ふと思い出がよみがえったり素敵ですよね。
    たい焼き食べたくなるんですよね。
    そろそろ食べないと禁断症状出そうです笑

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    2025年12月01日
  • キッチン常夜灯

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    【あらすじ】
     マンションの火災で住むところを失ったチェーン系レストランで店長として働く南雲みもざは会社の計らいで会社の元社員寮だった倉庫に身を寄せることになる。
     仕事上のストレスもあり、不眠症気味だったみもざは倉庫の管理人である金田から、路地裏で夜から朝にかけてオープンする〈キッチン常夜灯〉を紹介される。
    【感想】
     喜多嶋さんの潮風シリーズで知った角川ごちそう文庫から3シリーズ目にして、大当たりが来た感じです。こういうお話が読みたかった!
     美味しそうなお料理と、優しいお店の雰囲気が丁寧に描かれているでの、それを想像するだけでも癒されました。
     現時点で4冊目まで発売されているようなので

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    2025年11月30日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    表紙が気になり購入。
    突然祖母の雑貨、たい焼き屋を任せたいと話をされる所からの話なのですが、

    ゆったりとした古き良き雑貨店の自分のペースで気になるものを探す楽しみ。人それぞれの物への思い…

    時間がまったり過ごしていくような奥ではたい焼きの焼く匂いや音が聞こえてきそうでした。

    思わぬ秘密もあったり、任されたての店主と少しずつ心を通わせて行く、たい焼きを焼く葵くん。これからどうなるのかって見守りたくなるそんなお話でした。

    あと、たい焼きが食べたくなります!!

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    2025年11月29日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回も悩める大人達を見事に癒してまた仕事に送り出してくれました。ああ美味しそう!デザートもいいなぁ。

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    2025年11月29日
  • キッチン常夜灯

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     文京区本郷、ビルやマンションが立ち並ぶ先の路地裏に、キッチン常夜灯(じょうやとう)はあります。開店は夜の9時、閉店は朝までです。
     オーナーシェフは城崎 恵(きのさき けい)さん、ソムリエは堤 千花(つつみ ちか)さん。二人で店を切り盛りしています。

     常夜灯には、例えば残業の挙句に終電を逃してしまったお客さんがやってきます。彼ら彼女らは疲れ果てて常夜灯にたどり着きます。そして夜中にもかかわらず飛び切りのフレンチを味わい、心も身体も癒すのです。夜遅くに入ってもラストオーダーに追い立てられることはありません。
     お客さんたちは、狭い店の中でお互いのことを見るともなしに見て、自分だけが独りぼっ

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    2025年11月24日