長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯

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    【あらすじ】
     マンションの火災で住むところを失ったチェーン系レストランで店長として働く南雲みもざは会社の計らいで会社の元社員寮だった倉庫に身を寄せることになる。
     仕事上のストレスもあり、不眠症気味だったみもざは倉庫の管理人である金田から、路地裏で夜から朝にかけてオープンする〈キッチン常夜灯〉を紹介される。
    【感想】
     喜多嶋さんの潮風シリーズで知った角川ごちそう文庫から3シリーズ目にして、大当たりが来た感じです。こういうお話が読みたかった!
     美味しそうなお料理と、優しいお店の雰囲気が丁寧に描かれているでの、それを想像するだけでも癒されました。
     現時点で4冊目まで発売されているようなので

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    2025年11月30日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    表紙が気になり購入。
    突然祖母の雑貨、たい焼き屋を任せたいと話をされる所からの話なのですが、

    ゆったりとした古き良き雑貨店の自分のペースで気になるものを探す楽しみ。人それぞれの物への思い…

    時間がまったり過ごしていくような奥ではたい焼きの焼く匂いや音が聞こえてきそうでした。

    思わぬ秘密もあったり、任されたての店主と少しずつ心を通わせて行く、たい焼きを焼く葵くん。これからどうなるのかって見守りたくなるそんなお話でした。

    あと、たい焼きが食べたくなります!!

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    2025年11月29日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回も悩める大人達を見事に癒してまた仕事に送り出してくれました。ああ美味しそう!デザートもいいなぁ。

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    2025年11月29日
  • キッチン常夜灯

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     文京区本郷、ビルやマンションが立ち並ぶ先の路地裏に、キッチン常夜灯(じょうやとう)はあります。開店は夜の9時、閉店は朝までです。
     オーナーシェフは城崎 恵(きのさき けい)さん、ソムリエは堤 千花(つつみ ちか)さん。二人で店を切り盛りしています。

     常夜灯には、例えば残業の挙句に終電を逃してしまったお客さんがやってきます。彼ら彼女らは疲れ果てて常夜灯にたどり着きます。そして夜中にもかかわらず飛び切りのフレンチを味わい、心も身体も癒すのです。夜遅くに入ってもラストオーダーに追い立てられることはありません。
     お客さんたちは、狭い店の中でお互いのことを見るともなしに見て、自分だけが独りぼっ

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    2025年11月24日
  • ほどなく、お別れです 1

    感度

    泣きました。死を迎えることがもたらす周囲への影響、計り知れないですね。
    今まで葬儀屋側の仕事を知らなかったので勉強になりました。とても興味深いです。次回作楽しみです。

    #泣ける #ほのぼの #感動する

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    2025年11月24日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    なぜ、そんなに連絡を取らないほどおばあちゃんを許せなかったのか?ちょっと疑問だったのだけど、最後の章で納得。
    銀座、たい焼きどっちも好き♥️しっぽに○○が入ったたい焼き食べてみたい。

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    2025年11月23日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    銀座名物「ちぐさ百貨店のたい焼き」が食べたくなる。
    竹籠にのせた、あつあつ焼き立てのたい焼き。
    秘密が隠れたとっておき。
    私は、アンティークのカップで、コーヒーセットのたい焼きをいただきたい。
    じんわり温かい気持ちになる、大人の再生物語。

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    2025年11月21日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    夜中に読むと余計お腹が空く。
    過去作の主人公たちが成長して関わってくれる所が楽しみ。
    最後にサプライズ…そこの所もっと詳しく!
    次回?

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    2025年11月20日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    「キッチン常夜灯」のシェフとフロア担当の堤さんは息もぴったりで来る人みんなが夫婦と間違えるほど。でも2人は同志であり、それぞれの強みを活かしてお店を心地よい空間にしてくれる。
    文中より
    シェフのお料理のおいしさの秘密はね、その先に「大切な人)が見えているからなの。相手を思って丁寧に作られたお料理は、絶対に美味しくなる。私も、そんなふうに丁寧に仕事に取り組みたいって、ここに来て教えられたんだ。

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    2025年11月19日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    年下彼氏との関係修復、本社で忙しいつぐみさんのお話。前回に続いてまじめな主人公。応援したくなります。

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    2025年11月16日
  • キッチン常夜灯

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    こんなお店があったらいいなぁ〜とみんな思うよね!
    人との出会いや物の見方を変えることって人生を変える可能性があるよね。美味しいご飯もたくさん出てきて、なんだか元気になれるシリーズ。

    オーディブルが自然と次の作品を流してくれるおかげで今3を読んでます。

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    2025年11月16日
  • キッチン常夜灯

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    とても素敵なお話しだった。いつも頑張っている人の背中を優しく押してくれる作品だと思います。オンでもオフでも悩み事は尽きないけど、私も今の自分にできることを、丁寧に丁寧に、一つずつクリアしていきたいです。

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    2025年11月16日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    ネタバレ

    キッチン常夜灯第4弾。
    「女性活躍」以前から唯一の女店長として働いてきた池袋店のいつき。いつきと私自身が同世代であり、様々なことに対して葛藤する気持ちにすごく共感できた!
    自分よりバリバリ働く若い世代を見て「自分はこれで良いのか」と焦ってしまったり、世代によって「働く」ことへの意識にギャップがあるので、一緒に働く人への接し方に悩む点もよく理解できた。また40代以降は特に親や家族の健康についても考える部分が大きいので、今の忙しい働き方のままで良いのかと模索してしまうところはかなり共感できた。
    ただ、いつきのように、自分の気持ちや考えを、周りや会社に対して発信する大切さを感じた。オオイヌがより良い

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    2025年11月16日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    キッチン常夜灯シリーズ大好きなの4作目。
    今作の主人公は40代半ばのベテラン店長のいつきさん。会社の経営方針の変化や、年齢を重ねてゆく自分の働き方に不安に襲われたり、両親の老いてゆくさまに寂しさを感じたり。
    でも、キッチン常夜灯の美味しい料理やシェフや堤さん・常連さん達の優しさに触れて疲れた心を癒され、またとても前向きになってゆく様がとても良かった。

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    2025年11月16日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    自分を労わるご褒美ご飯のオンパレード
    相変わらずお料理の描写が濃厚で、見えない湯気と香りが漂ってくる
    常夜灯を読んでると、つくづく食べることと生きることは密接だなと感じる
    栄養のある温かな食事は明日への活力に変わるから

    今作ではもう少しでアラフィフになるベテラン店長いつきが主人公
    みもざ、つぐみ、かなめ達とはまた違う悩みを抱え、常夜灯に通いながら自分の今とこれからを見つめ直していく
    何歳になっても悩みは尽きない
    ならば、前を向けるよう、自分を大事にできるよう、美味しい料理で身体を作っていくことが大切なんだと改めて感じた

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    2025年11月14日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    シリーズ4作目。今回は『シリウス』池袋店長のいつきが仕事や高齢の家族と向き合っていく物語でした。

    40代はまさに自分と同世代。仕事や高齢の家族との付き合い方によっては、自分がやりたいこととは思うようにいかなくなってくるタイミング。自分も同じ。(いつきのように立ち位置は違えど)仕事の悩みや高齢の家族を持つので、いつきの考えてることや現状に共感。

    そんな中出会う『キッチン常夜灯』はいつきにとって、心の拠り所になったのではないかと思う。
    優しい堤さんや城崎シェフと美味しいご飯が温かく迎え入れてくれる喜び。美味しいご飯が日常を忘れるぐらい並び、日頃から忙殺された環境下の中、ホッとするような場所だっ

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    2025年11月13日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    今回も良かった!後半にかけてどんどん主人公が前向きになっていくのを見て、ほっこりニコニコしながら読めた。
    今作は、仕事との向き合い方だけじゃなくて、大切な人と過ごすなんでもない時間の大切さにも改めて気づけて、読んでよかったなと思えた。

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    2025年11月12日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    前作に続き、今回も良かった!!知らぬ間に4作目も出てるみたい、読まねば!
    みもざの同期、本社の営業部のつぐみちゃんが今回の主役。みもざも出てきたしたくましくなっていた
    おいしそうな料理がたくさん出てくるので、おなかすいてる時に読むのはやめといた笑
    食事って大事だなぁ、心許せる人と美味しい食事をする、それがなにより癒される
    仕事の大変さもだけど、やりがいが伝わってきて心が動いた こんな風に仕事していきたいなぁ 同じ仕事をするにしても、心持ちが大事
    最後、恋人と一緒にキッチン常夜灯に行けてよかったなぁ〜

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    2025年11月11日
  • ほどなく、お別れです

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    涙活に最適。
    もし10代でこの本に出逢っていたら、葬儀場でのアルバイトをしてみようと思ったかもしれない。
    このところ、ストア哲学の本を読み、自身や身内の死がいつ訪れてもいい心の準備をと考えていた。そういった流れからも今の自分に適したお話だった。
    続編を早く読みたい。

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    2025年11月10日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    シリーズ1では「ファミリーグリル・シリウス」というファミレスで働く女性店長と「キッチン常夜灯」のお話。シリーズ2はその女性同期で本社勤務の女性とのお話。
    どこを読んでもほっこりする。
    文中から
    迷う。世の中は自分だけじゃない。相手がいるから難しい。相手の考えがわからないからうまくいかない。これでいいのかと迷うのだ。恋愛も仕事も同じ。
    「常夜灯」が満たすのはお腹だけではない。心まで温かく満たしてくれる。夜が明けたら戻って行かなくてはいけない「自分の場所」で頑張ろうという勇気を与えてくれる。同じ飲食店なら「シリウス」もお客さんにとってのそういうお店でありたい。

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    2025年11月10日