あらすじ
お葬式、その最後の瞬間に、奇跡は起こる
葬儀は「区切り」。ぜひお手に取ってご参列ください。
(原作:長月天音)
東京、スカイツリーが見える街。そこにある葬儀場でアルバイトをする大学生の美空には、子どもの頃から持つ”ある能力”がある。
その力を見込んだ葬送コーディネーターの漆原と共に、”特殊”な葬儀を担当することになり…!?
濡れ髪の妊婦さんが葬儀の場に現れる「見送りの場所」編、完結まで完全収録!
悲しいけれど優しく、心を揺らす感動物語。
感情タグBEST3
感度
泣きました。死を迎えることがもたらす周囲への影響、計り知れないですね。
今まで葬儀屋側の仕事を知らなかったので勉強になりました。とても興味深いです。次回作楽しみです。
葬儀場でアルバイトしていて
主人公、就職活動で苦戦しているのは他人事とは思えないです。これ、連作集でしょうか。
主人公の産まれる前日にお姉さんが亡くなっていて、というのも辛いです。
遺体にも色んな事情があるのが垣間見える作品っぽいです。
Posted by ブクログ
原作小説は未読。
映画になるということなので読んでみました。
就職がうまくいかない大学生の主人公の女性。
そんな中で、
アルバイトで働いていた葬儀屋のヘルプに入ることに。
葬儀の場で、人の死、別れに立ち会う中で、
自分自身の人生観を見つめていくことに・・・
ということを書いたら、
死に向き合う職業を舞台にした
なんだかありきたりな話に思えてしまう。
しかし、この作品は、
・主人公の記憶にはない、幼くして亡くなった姉の存在
・やや霊感があり、見える、感じるものがある
・意味ありげな先輩とその友達の僧侶
などの設定があります。
第一巻では、それらがまだ繋がってこないですが、
きっとここから先につながる設定に
なっているのだろうと
楽しみにしています。