長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    毎回このシリーズは心と日常が整う気がして、心の安定剤だったけど、今回の主人公は同年代でさらに「あるある!」と共感できる部分が多かった。
    若くても、中堅でも、女性でも男性でも、独身でも既婚でも、子持ちでもそうでなくても、今を大切に毎日を満足して過ごすことが、何より人生を楽しむことなんだと、常夜灯で教えてもらえる。

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    2025年12月14日
  • キッチン常夜灯

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    美味しそうなお料理の描写にはワクワクしました。ストーリーも楽しかったのですが、後半に少し説教ぽく感じてしまったのが残念。でも、続編を読みたい!と思うくらい、この世界観にハマってます。

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    2025年12月14日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    日常の疲れが和ぐような感覚になれる。

    人それぞれ色んな重しを抱えながら、それでも頑張っているんだろうと励ましにもなる一冊でした。

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    2025年12月13日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    ネタバレ

    仕事に対する考え方も、人との関わり方も、それぞれ人によって違う。やりがい、安定、お金など、仕事に対して何を求めるのか。そこが違うと、同じ方向を見て仕事をするというのはすごく難しいものになると思う。
    だからこそ、コミュニケーションが大切なのだと気付かされた。
    無理に考えを合わせなくても、漠然とでも同じ方向を向けるようにする。気持ちを伝え合い、考え方が違ってもそれぞれを理解しようとすること。お互いを補い合うこと。そうすることが仕事でも大切だと思った。
    馴染みのある登場人物が出てきて、その後の人生を感じられるのも嬉しい。今作も温かかった。

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    2025年12月12日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    神楽坂の路地奥にある古民家スパイス料理専門店「スパイスボックス」は、身体や心の不調も整えてくれる癒しの店。姉妹2人で運営しているこぢんまりとした店には、なぜか不調を抱えた客がふらっと立ち寄ることが多い。スパイスには苦手意識があるが、こんなお店なら行ってみたいと思わされた。スンドゥブ一人鍋や香草パン粉焼きやバインミーやティッカマサラなど、美味しそうな料理が次々と登場する。料理だけでなく、思いやりに満ちた接客にも癒される。それぞれの話は余韻を残した終わり方で、心がポッと温まる気がした。

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    2025年12月10日
  • キッチン常夜灯

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    盛り上がりどころ、のような場面がある小説ではないが、登場人物だけでなくこちらの心も温めてくれるような優しい作品だった。

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    2025年12月10日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    いつ読んでも温かくて、前向きになれるお話。
    人のつながりが感じられて、前作で背中を押してもらってた人が今度は背中を押す側に。
    続きも楽しみ

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    2025年12月09日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    魅力的な雑貨にひと工夫がそそるたい焼きと変な取り合わせなのにちぐさ百貨店ではしっくりくるのが不思議だ。
    一作目が読みきりでもおかしくない程に綺麗な終わり方だったけれど、二作目も劣らずにあったかくて涙が出そうになる物語で安心した。

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    2025年12月07日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    どんな時も癒される、キッチン常夜灯。
    人は葛藤や悩みを抱えながら生きていく。
    人生は、迷って、悩んで、分からないことばかりである。けれど、迷うことは悪いことじゃない。自分ときちんと向き合えているのだろう。迷って悩んで、その繰り返しで歳を重ね、自分の人生を生きていけたら素敵だなと思う。
    そして、誰かと気持ちを共有し、心に栄養を与える。そんな場所があれば、きっと生きていける。

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    2025年12月07日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    シリーズものってキリがなくなりそうだか
    あまり手を出したく無いな…
    という気持ちがいつも心にある私でも

    このシリーズだけはすぐに読んでる。
    常夜灯みたいなお店って
    きっと日々を頑張る全ての人が求めてる居場所。

    今作も気持ちあたたまる読後感でした。

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    2025年12月07日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    お料理のシーンはどんなものか分からなくてもお腹が空いている時に読むと、空腹感が増幅します。
    今回のお話は長いキャリアを積んだ女性店長が主人公。生きづらさも知っていて、中間管理職のたいへんさもあって、世代間ギャップも感じ、時の流れに自分がうまく変わっていけていないのか…と思い悩んでいるところも。
    そんな時に出会ったキッチン常夜灯。こんな場所があったらきっとわたしも通います。
    行きつけのランチのお店でもそんな存在のところがありますから。

    また明日もがんばろうって思わせてくれるお話でした。

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    2025年12月05日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    上司の閉鎖的な仕事の仕方は、単なる甘えと弱い者イジメにしかみえない。でもきっとそんな人は沢山いるんだろうな。よく主人公頑張ってるって思いました。
    職場の人間関係って大変!
    だからこそ自分がリラックスできる場所って大事。

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    2025年12月05日
  • ほどなく、お別れです

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    ファンタジーやSFが苦手な私が本作をすんなりと受け入れられたのは、葬儀場というシチュエーションのためだろうか、こと故人となると見えずともそばにいてほしいと思っているのかもしれない。
    わたしは心を費やして仕事をしているだろうか。誇れる仕事をしているだろうか。
    一生懸命やっているけれど、完璧とは言えない人生だから、物語から人生を追体験して、物語で人生を補完する。

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    2025年12月04日
  • キッチン常夜灯

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    常夜灯みたいな素敵なお店が私の家の近くにもあったらなぁと
    チェーン飲食店のアルバイトの身としてはきっとみもざを苦しめてる側だろうなぁと反省

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    2025年12月04日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    キッチン常夜灯4作目。
    今までの主人公より年齢が近いし、状況も一番近いから、前作たちより苦しくも楽しく読めました。
    そして、安定して美味しそうな料理!

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    2025年12月04日
  • ほどなく、お別れです

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    漆原さんの徹底したプロ意識と冷静さの裏側にある優しさに胸を打たれました
    この仕事の重みが伝わった
    映画化すると知って読みはじめたんだけど公開が楽しみすぎる

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    2025年12月04日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    シリーズ3作目。

    美空も前作と比べて成長し、より深みを増した葬祭ディレクターになってきている。時にクレームが起こるほどの間違いはあってもよく、もう少し自信を持っていいのでは…なんて。

    今回は小暮が新たに入り、坂東会館も空気が変わった。小暮の考えるビジネス…昨今の核家族や周り近所の付き合いの希薄化と今の葬儀に対するニーズの変化ではある。でもそのアイディアは、継続する上で必要なことは分からなくもないが、遺された家族が新たな道へ進むためにお手伝いすることが一番大切にしなければいけないのではないかと思う。

    今回では漆原の眼の前の死に直面した遺された家族に向けて紡ぎ出す言葉が、更に深みを増したんだ

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    2025年12月03日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    良かった。銀座の雑貨店の日々で終わるのかなと思っていたら、家族の話になった。子供の悲しい話は本当に涙が出てしまう。

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    2025年12月03日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    坂東会館シリーズ三作目。

    二年目になった美空だが、
    ホテルマンのような笑みを浮かべながら、
    利益を追求することを提唱する新人が現れ心穏やかではいられない。
    新人と言っても、大手葬儀社で実績を積んできた経験者で、
    しかも坂東会館の社長の甥だとわかる。
    漆原ともぶつかり、
    アットホームが売りなはずの坂東会館はどうなってしまうのか。

    その新人が実は良い人で、
    過去に思いもよらず身近な人を亡くしたことがあるという流れは予想通りだったが、その話を聞くきっかけが、社内結婚の発表だったとは。
    唐突過ぎる社内結婚。

    そして、いまさらだが美空の「気に敏感」な設定、必要?

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    2025年12月02日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ネタバレ

    一気読み

    死を扱う物語、それも不慮の事故や自殺で亡くなった方の話であるため、事故の場面や遺体の状況の描写もある。
    その壮絶さや悲惨さをある程度伝えながらも、過度な恐怖感が与えられないギリギリの表現であるところに、作者の優しさを感じる。
    その優しさは、故人や遺族の想いを受け止める漆原や美空、里見らのキャラクターにも繋がっていると感じた。

    今回、私が一番涙したのは、美空が自宅で司会の練習をする場面。
    仏壇の前で、祖母や姉に見守ってもらいながらの練習。
    おばあちゃんもお姉ちゃんも、さぞかし誇らしいだろうと想像できて、目元がじんわりとした。

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    2025年12月02日