長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最近読んだ本で1番心に残った
記憶を消してまた読みたいし、消さなくてもまた読みたい。
自分が医療に関わっているからこそ、緩和ケアを受ける患者さんとその家族にとって1日1日がどれだけ大切なものかを感じて、尚更涙が溢れた。
先が見えなくても、幸せな記録残して、幸せに居ることがどれだけ心の安らぎになるのか、と考えさせられた。
私は病気を受け入れた2人のシーンがとても好きで、お互いを思いやるからこそすれ違っていた2人が、心が重なったなと思った。
幸せだけど、どうしてもとても悲しい話。病気に向き合うってこういうことだよね、悲しくも思った。 -
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しっとり
丁寧な絵柄が情感を盛り上げている。題名からして泣かせる要素を十分に持っている。ヒロインが霊感を持っている という設定であるが、このようにしっとりとした足が地についたエピソードが中心の作品ならば、霊感設定を無しにしたほうがよりリアル感がましていいのではないか。
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Posted by ブクログ
善光寺を題材に書かれていたので手に取りました。
長野市にある善光寺の参道から入った小路にある『おやすみ処にしさわ商店』で人と人が繋がっていく物語。
そのおやすみ処には『旅の思い出』ノートが置かれていて、ノートに今の気持ちや出来事を綴ることで、それを読んだ人が共感してくれたりアドバイスをもらえたりする。
舞台はおやすみ処にしさわ商店なので、第一話から五話まで主人公は変わるけれどお話は繋がっていくので読み飽きない。
人は、自分の力ではどうにもならない時がある。そんな時は何かに縋りたくなり、お寺や神社を訪ねるのではないだろうか。私もその一人だとあらためて思った。
旅の思い出ノートの一番最初の書き込みには名前がない。他の書き込みには書いた人のニックネームや名前がある。一番最初の書き込は誰なのか、それを書いた思いが最後に明かされる。
読むと心温まり活力をもらえるのと、一番最初の書き込は誰なのかというミステリーも味わえる二度おいしい本でした。 -
Posted by ブクログ
あったかい空間と食事
今日1日を過ごしてゆくために食べているだけのご飯。朝は忙しくぱぱっと食べる、お昼は休憩時間確保のためにこれもまたぱぱっと食べる、夜はくたくたになって噛み締めることも中々出来ずに食べる。やっぱりそうじゃなくって、もっともっと大切な時間にしたい。
新しい環境になって心身ともに弱ってゆく気がしている、そんな時こそ、このキッチン常夜灯みたいな場所がふわっとわたしの目の前にあらわれてくれたらな〜と思った。たくさん寄り添って話を聞いてくれて、あったかいおいしい食事を提供してくれる、そんな場所。実家が満足いかない、というわけではなく、そういうわけでもない。少しだけ1歩だけ外に出てみたいね。