長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大好きなシリーズの最新刊。
今作も、シェフのお料理が美味しそうすぎた。
まるで自分もカウンター席に座り、目の前で
お料理が運ばれて楽しんでいる気持ちになれる。
想像してるだけでも、キッチン常夜灯を楽しめる。
いつかシェフのお料理を食べてみたいなぁ、、、
今回の主人公は「女性活躍」前から
店長として長年働いてきた女性。
40歳を過ぎて
キャリア、ワークライフバランス、女性活躍、
社内、店長として社内でも自身の在り方が多く語られている。
また、これまでのシリーズで主人公だった
女性たちがさらに成長して、活き活きとした姿で登場してきて嬉しい。みんな頑張っている。
そして、その影に隠れてしまい -
Posted by ブクログ
2026/1/30-2/1 ラスト30ページはボロ泣き必至。マンガ化された作品の冒頭を広告で試し読みして、原作に移った。ケーキ屋さんという人を幸せにする舞台にいながら、主人公の双葉は愛する夫、一星の治らない闘病と向き合いながら季節は移ろう。出てくるケーキの数々、お客さんのエピソード、双葉の気持ち、双葉と一星の関係性が本当に沁み入るように心に入ってきた。限られた結婚生活の中でも、そこで築かれた思い出、楽しさは消えることがない。残された人は、逝ってしまった人を思い出すとき楽しく温かい気持ちになる。自分や自分の大切な人が命のリミットを突きつけられたとき、こんな関係性や、こんな気持ちで生きられたら本望
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Posted by ブクログ
美空が就職活動に疲れ、久々にバイトに戻るところから始まるお話。
今の自分と同い年ということもあって、美空の気持ちや、家族の雰囲気もなんとなく共感できた…身の拠り所があるのっていいな。
この本を読んで、人の「死」の捉え方というか、認識の仕方は人によって違うのだと思った。
登場人物はみな亡くなった方を丁寧に送り、ご家族には前を向いてもらうために仕事をしている。
葬儀というものは残された側のためにするものだという認識は自分にはなかった。
美空のお姉ちゃんの存在や、おばあちゃんの思いも読んでいく中ですごく重要だった。
必ず来る死とどう向き合うか考えさせられる本だった。 -
Posted by ブクログ
本作はキッチン常夜灯シリーズの第一作目だが、私は第四作目の「夜ふけのオニオングラタンスープ」を読み終わってからこちらを読み始めた。どちらから読み始めても支障なく読み進められると感じた。
第四作もそうだったが、このキッチン常夜灯シリーズは劇的な結末を迎えたりなどはしないものの、仕事に悩む主人公が、ビストロレストランであるキッチン常夜灯と出会うことで考え方に少し変化が出て、それにより周囲の環境がちょっぴり良い方向に変わっていく。それが何ともリアルだし、読後感も良い。
この作者さんの文章はとても読みやすくてあたたかい雰囲気で、読んでいて心が穏やかになる。他の作品も是非読んでみようと思う。 -
Posted by ブクログ
長月さんのシリーズ本はずっと読みたくも中々手がつけられなかった中で、本日公開の映画を観まして、遂にその後さーっと本作も目を通させてもらいました。
映画で描かれていたのは、第一話、二話、エピローグの部分でしたね。
原作での台詞やシーンが忠実に映画化されていたところと少し映画なりにアレンジされていたところとありましたが、長月さんご自身の学生時代のバイト経験を基に葬祭プランナーという職種に焦点を当て、また配偶者を亡くされたご自身の哀しい経験から、この小説を生み出そうとされた長月さんの想いに感銘を受けました。
だからこそ、ご遺族に十分に納得していただくお通夜/葬儀といった一連の"お別れ&qu -
Posted by ブクログ
【あらすじ】
コロナ禍で2年連続で中止となっていた葬祭ディレクターの試験がやっと行われることになり、合格を目指す美空は坂東会館最古参である水神からあるお願い事をされる。
試験と水神からの依頼、そして本業でも美空は旧知の人を見送ることになり ——— 。
【感想】
シリーズ第4弾にして、美空がやっと試験を受けられることになります。
コロナ禍で世界が変わった中で最も大きな影響を受けたのは葬儀の在り方かもしれません。
私自身にも最期にも葬儀にも立ち会えないまま、お別れするしかなかった親戚がいます。
そんなことを思いながら読んだせいか、これまでよりもいろいろなことを考えながら読みましたし、こ