長月天音のレビュー一覧

  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    5年付き合った彼氏に振られ、彼を見返す為に出版社を辞めたみのり。夫を亡くし実家に引きこもっていたイタリアンシェフの姉を引き込み、神楽坂でスパイス料理の店を開店する事に…

    あまりスパイスが強いのは苦手ですが、出てくる料理がとても美味しそうでした。
    せっかちなみのりと、おっとりなゆたかの姉妹の息もピッタリで、店に通う人達を元気にしてくれるのがほんわかしました。

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    2023年09月26日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    スパイス料理により癒されたり、力を得たり、見つめ直すお客さんとお店を始めて頑張るなかで少しずつ過去を乗り越えようとする姉妹の絶妙の小話。あまりにうまくいきすぎる感じはするけど、それもまた、いらぬ波瀾がなく、すんなり軽く読める。これはこれでいいと思う。

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    2023年05月27日
  • ただいま、お酒は出せません!

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     現在進行形の出来事なのに、本当にもう第一波当時のことが曖昧になっている。
     追い込まれた時に、希望をどうやって持っていくのか。もがき続ける答えの無さに、どれくらい耐えられるのか。

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    2022年11月21日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    主人とのたくさんの『いつか』を描いて、楽しく生きていこうと思った。

    不思議な力がだいぶ薄れてきているけど、
    ファンタジーすぎなくて、これはこれでいい。

    現実世界での死に対する受け入れ方が、
    リアルに感じられるから。

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    2025年12月21日
  • キッチン常夜灯

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    ほっこり癒される一冊と紹介されていたので、手にしてみました。やっぱり人間って美味しそうな食べ物には興味津々になりますね♪それを食する事で心も体も癒されていく。こんなに素敵なビストロ‥ウチの近くにもあったらいいなぁ。

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    2025年12月21日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    【あらすじ】
     善光寺の門前、参道から逸れた先に臙脂色の暖簾を掲げる店〈おやすみ処にしさわ商店〉はある。
     土産物屋だった面影を残しつつ、名物であるおやき、喫茶メニュー、ランチを提供するこの店には1冊の古びたノートが置かれていて ——— 。
    【感想】
     〈常夜灯キッチン〉シリーズがとても良かったので、こちらも購入してみました。
     あちらよりはちょっと渋めでちょっとドライな印象ですが、店主がそれぞれが抱える事情に寄り添うスタイルは同じで、とても心地良いお話ばかりでした。
     出来れば続きを読みたい作品なので、こちらもシリーズになってくれたら嬉しいですね。

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    2025年12月21日
  • キッチン常夜灯

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    美味しいご飯が食べたくなる1冊です。
    夜から朝までやっているフレンチ料理店が舞台。
    主人公のみもざが火事に遭って、一時避難先の近所にある「キッチン常夜灯」に出会い、食事を楽しみながら主人公の仕事のことや周りの人たちとの交流が描かれています。

    なんといってもお店のシェフと千花さんの穏やかな雰囲気が良くて癒されます。登場するお料理も美味しそうでこんなお店が近くにあったらいいのに〜と羨ましくなりました。
    続編もあるようなので読んでみたいです。

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    2025年12月20日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    私自身も東京から信州に引越をした経験があるからこそ、共感できる部分が多かった。
    信州の名物、観光名所などたくさん登場し、おもしろかった。

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    2025年12月20日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    長月天音さんの作品は「キッチン常夜灯」を読んでいます。「キッチン常夜灯」は前向きで元気が貰える作品だと思っています。
    この作品も前を向くきっかけや気付きを貰える作品でした。

    作品の舞台は、長野県にある善光寺の参道を逸れた所にある「おやすみ処にしさわ商店」で、善光寺にお参りをして、おやすみ処に来た様々な人たちのお話でした。

    妻を亡くした人
    心の支えになっていたペットを亡くした人
    大切な友達に挨拶が出来ないまま引っ越してしまった小学生
    祖母からもらった大切なお守りを失くした社会人4年目の男性
    病で夫を亡くし、夫に逢いたくて夫の故郷の長野県に来た女性
    5人の登場人物たちの大切な話がおさめられてい

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    2025年12月20日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回はケーキやムース、プリンとスイーツもいっぱい登場。ファミレスのスイーツも侮れない。
    お菓子工場と聞くと甘い香りいっぱいの幸せな職場をイメージしそうなのに、指示通りのお菓子だけを淡々と作るたけの空気の悪い職場。
    パートのボイコットでみんなが同じ方向を目指して行くところが羨ましいと思った。
    コミュニケーション大事!職場、家庭、社会全部。話さないとわからんよ。

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    2025年12月20日
  • キッチン常夜灯

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    浅草のファミレス店長を務めるみもざ。火災のため急拵えで移り住んだ文京区で出会ったのは夜通し開店しているビストロ「キッチン常夜灯」。どんなに夜遅くても温かく迎えられ、心を込めて作られた料理を味わい心が解きほぐされていく。
    常夜灯のシェフと堤さんの真っ直ぐにゲストのことを思ったおもてなしが素敵。真夜中に集う客たちの名前を知らなくても同じ「居場所」で時間を過ごす連帯感が心地よい。足繁く通えるみもざが羨ましいくらい、自分の近くにもあってほしいお店。シリーズということで次作も読むこと決定です。

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    2025年12月17日
  • キッチン常夜灯

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    ごはん漫画、ごはん小説が好きなので間違いなく好きなやつだった。安心感を買ったやつ。カフェで時間潰すために文庫本を買いたくて、本屋さんでウロウロして出会えてよかった。
    主人公はファミレスの店長をしてる女の子。お仕事がんばる小説でもある。
    美味しい料理の描写はもちろん、仕事上手くいってハッピーおしまい じゃないちょっと生っぽい感じのお仕事パートも悪くなかったなあ
    人が美味しそうにご飯食べてるシーン、小説でも漫画でも映像でもだいすきだ

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    2025年12月17日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    前作までとは少し異なる立場にある主人公。キッチン常夜灯と、そして後輩たちと出会い、変化していく。彼女のように、年齢を重ねても、先輩の立場にいても、素直に意見を受け入れる心を持っていたい。変化することを恐れたくない。今作も心温まるお話だった。

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    2025年12月17日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    安定の料理の描写。そして今作も戦う女性の話。会社員ならばでのあるあるを描き、料理に勇気をもらい、再び仕事をがんばる。
    そんなお決まりのパターンだけども、それでもほっこりさせられる。第五シリーズもあれば読んでみたいな

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    2025年12月16日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    泣いたー。身近な人が亡くなる時、自分は前を向けるのだろうかと思ってしまう。年老いた両親達ならまだ、覚悟はできても。夫、友人、妹など一緒に年老いるはずだった人が居なくなった時、私は前を向けるのかな。向けるようになりたい。そんな風に思えるお話でした。

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    2025年12月16日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    来年新刊を楽しみにしつつ、合間にこちら。設定がまた少し変化球な感じで登場人物の組み合わせもちょっと面白い。なんだか読んでいると懐かしい気持ちになりつつ、長い空白の時があっても縁は残ってあるもんだなと思う良き一冊でした。

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    2025年12月15日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    大切にしたいものは、きっとその人を形作るものだと思う。ふっくらとして、あたたかくて、手で包み込んでしまえるような思いを、この物語からいただいた気がする。

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    2025年12月15日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    前作とも登場人物の繋がりがあり、シリウスのみんなの成長が見られてよかった。
    机上の空論じゃなく、ちょっと泥臭い熱い働き方、私は好き。それにしてもキッチン常夜灯、あったらいいのになー。続編も読む!

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    2025年12月14日
  • キッチン常夜灯

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    『ほどなく、お別れです』シリーズ以来の長月天音さん。

    書店や皆さまの本棚で本書をよく見かけて“これは、鉄板でええ話に違いない!”と、ずっと気になっていたのですが、ようやく読めました~。

    ファミレスの店長として働いている南雲みもざ。
    日々の激務に疲弊していたところへ、居住しているマンションが火事になってしまい、住める状態ではなくなってしまいます。
    まさに満身創痍状態のみもざでしたが、仮住まい先の会社倉庫の近くに、夜から朝にかけてオープンしている〈キッチン常夜灯〉に辿り着いて・・。

    期待通りのええ話♪
    暗闇にポッと灯る暖かいあかりのような〈キッチン常夜灯〉。
    フランスで修業したシェフ・城崎さ

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    2025年12月14日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    今回も、常夜灯のあたたかさに癒されました。

    いつきの、仕事のモヤモヤ、高齢の親に対する心配、友達との関係など、40代独身女性の悩みがリアルに描かれてて、同世代方は共感できることがたくさんあるのではと思いました。

    主人公が前向きになって仕事を楽しむ姿に、同じ女性として応援したくなりました。
    これからいい方向に向かうであろう会社の変化を見てみたいと思いました。

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    2025年12月14日