長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    シリウスの製菓工場で働くかなめちゃんが主人公。1箇所ほろっと来るところがありました。
    美味しそうな料理は相変わらず。私も常夜灯のような行きつけのお店が欲しい。

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    2025年09月18日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    3作目

    美空が坂東会館で働き出して3年目
    仕事での成長と、漆原との関係、ちょっとアクの強い新たなキャラクター小暮

    1作目より徐々に評価が上がるのは、キャラクター達に対する愛着もあるけど、話が断然面白くなってきました
    オカルト要素がなくなってきてるのもいい

    小暮のキャラも、マンネリ化していた坂東会館のほのぼのとした人間関係にスパイスを効かせてくれている
    そして最後の里見さんにはやられたなぁ

    人が亡くなるエピソードに、どれひとつ同じものは無い
    それぞれに残された人々がいて、悲しみ悔やむ背景がある

    葬儀というものに対する見方、今回は葬儀屋で働く方への偏見のようなものにも少し触れられていて、

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    2025年09月16日
  • ほどなく、お別れです

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    つい先日祖母を見送った。これで身内を送り出すのは4度目。その度に、葬儀に関わるすべての働く皆さんを心から感謝し、尊敬の気持ちを抱く。本当に誇るべき素晴らしい職業だと再確認できた一冊だった。映画化が楽しみ。

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    2025年09月14日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    今回は葵くんが中心のお話でしたね。
    それでもいつも通りの長月天音先生の優しさ溢れる文体や人との繋がり、成長等など色々と感じ取ることが出来て、こちらの新刊が読めて幸せでした。

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    2025年09月13日
  • ほどなく、お別れです

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    死の受容ってそんな簡単ではないけれどそれでも受け入れていかないといけないきっかけって本当に小さなことだったりもする
    家族の大切さと命の儚さ、そして美しさ全てに投げかけられてるような気がするなあ
    私は医療従事者をしていますが、病院からお見送りをした後の物語を見てるみたいですごく参考になった。働く中で嫌になったら、この本に戻りたい。

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    2025年09月09日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    胸が温かくなる物語。
    ご飯ものの小説が読みたくて手に取ったのですが、これどちらかというとひとりの女性の成長の物語のように感じました。
    常夜灯は、そんな女性を助けてくれる宿り木のようなものでごはんは女性を助けるきっかけ。
    2巻から読んでしまいましたが楽しく読めたところも個人的には好きなポイントです。
    常夜灯のようなお店を私も見つけたいと思いました。

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    2025年09月05日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    キッチン常夜灯シリーズ 第2弾。
    みもざちゃんの同期のつぐみちゃんが主人公。
    本社勤務であり、上司に気遣いながら、
    結婚を意識する彼とも会えない。
    色々な葛藤が上手く描かれてました。
    素敵な料理を食べながらホッと出来る場所があるのがいいな

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    2025年08月23日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    第3弾。
    店舗から製菓工場へと移動になったかなめちゃんが主人公。
    このシリーズは、飲食店で働く描写が詳しくて、
    彼女たちと一緒に働いている気分になるおもしろい感覚があった

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    2025年08月23日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    日文の気持ちが、ものすごくとはまだ言えないけど理解できて、不安や未来のことを考えることに共感した。
    そして、家族の大切さも感じた。両親は確かに口うるさいところもあるけれど、それは辿っていくと子供のことを心配していることに繋がっていったりする。犬猿していても大切な存在には変わらない。だから、私も家族を大切にできるような人間になりたいと思った。大切なものに気づかされる、そんな一冊だった。

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    2025年08月11日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    何か心が温まる本が読みたいなと思ったら長月天音さんの本ですね。
    今回も心温まるいいお話でした。
    たい焼きがずっと美味しそうで久しぶりにたい焼きが食べたくなりました。

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    2025年08月05日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    どんな人でも一人ずつ違った人生があるように、亡くなった人の生きていた時の思いが伝わってくる。本当は家に帰って家族と過ごすはずだったけど叶わなかった無念な気持ちも、残された妻や幼い子供たちの気持ちも切なくて、気丈に振る舞うけど本当は今にも崩れてしまいそうな心にそっと寄り添うような、美空、漆原さん、里見さん達にこっちも救われた気持ちにさせられた。
    頑張り屋がゆえに焦って疲れ切ってしまったけど、誇りを持って仕事をしていたというエピソードだったり、6年間帰ってこない人を待ち続けるけどやっと区切りをつけられたというエピソードだったり、読んでて泣いてしまいそうになるけど暗いばかりではないと感じた。
    美空と

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    2025年08月03日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    持ってきた本2冊が読めなくて急遽購入したでもまあ読みたかったので。ほどなくの単語が日本語が素敵すぎる、いろんな想いを言葉にする感覚、1話完結でも夏美の話を盛り込んだり幅が広がってていいのなぁ、亡くなった死者が憶いをもっと伝えるかと思いきや、実に現実的なコーディネーターお仕事物語だって、顔を隠した棺にたくさんの写真を置いた所があり泣いてしまう。あっ大垣さんの義理の息子の山本には腹が立ついい加減にしろよ自殺させたんだぞ悔い改めろよ何を4階の座敷でちんまり形式だけのダメ親子で 何してんだよ、故人が報われない

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    2025年07月30日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    終末期病棟で働く看護師の心境というか
    患者さんとの向き合い方が
    仕事で忙しくて忘れかけてたことを
    思い出させてくれた。

    今回も苦しくなるお別れがあって
    全てに完全な正解はないし
    どれもが正解の形になるんだと思った。

    “残された人の区切りになって
    明日に進む為の儀式”
    ってのが心に響いたし
    立場は違うけど看護師として
    終末期に寄り添えるようになりたい。

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    2025年07月10日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    今回は
    効率とか利益重視の葬儀ディレクターが登場して
    そのやり方とか言動に何こいつ!?って思った。

    でも根本的な部分は
    仕事として向き合う為に間違ってないから
    全てを突っぱねることはできなかった。

    歩み寄れるんかなぁと思ったけど
    漆原さんの仕事をきっかけに
    歩み寄り始めて本当に良かった。

    このシリーズが映画になったら
    きっと素敵になるんだろうなぁと
    今から映画公開が楽しみ。

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    2025年09月15日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    映画化もするらしい。漆原のキャスティングは大事だぞ!と思って調べると目黒蓮さん。美しく、クールな感じが良さそう。見てみたい。

    まだ続くよね?

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    2025年07月09日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    3冊目…です。(この先もあるのかな?)
    相変わらず涙涙でした。
    人が亡くなるのは、その状況や生活や何もかも千差万別だけれど‥‥
    そこにかかわらざるを得なくなった場合・・・どうします?

    まあ、胸にたくさんのことが残っているままにしておけない…ということを
    あらためて自分に言い聞かせた・・・私でした。

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    2025年07月04日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    今回のお気に入りは第四話の「勇気をくれるバインミー! パクチー増し増しレシピ」でした。
    正直言って私には思いつかない方法で自分の置かれた立場と向き合って解決していこうとしていくのとか強いな、この人ならもっとより良い人生歩めそうだなって思えました。
    私も嫌なことあったら使いたいと思いました!

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    2025年06月30日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    やはり料理のことなので少しばかり他のシリーズにもある「キッチン常夜灯」と話が似てしまう感覚は否めませんでした。
    それでも料理を通じて、人が変わっていく様を見ているのは勇気が貰えたり元気も貰えます。そして、スパイス料理ってあまり挑戦したことないけど描かれ方がとても美味しそうで読んでいてお腹が空いてきてしまいますね。それだけ魅力のある本です。

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    2025年06月29日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    姉妹がスパイスボックスというお店を切り盛りし始め、色々なお客さまと関わっていくお話。スパイスの効果や体の良さなどを知れておもしろかった。

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    2025年06月08日
  • 私が愛した余命探偵

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    ご主人の闘病を支えられた作者の経験、気持ちが込められているからでしょうか。
    謎解き、としつつも、ラブストーリーであると感じます。

    愛する人の痛み、苦しみを間近で見ながら、どうすることもできない葛藤。
    大丈夫だと言い聞かせながら、不安に耐える日々。
    遺していく側の配慮にも、愛情の深さが見えてしまいます。

    甘いケーキ、その食感、その香り。
    それらに絡めながらのストーリーなのに、口に入れることも出来ないなんて。

    読み終わった今、悲しいのと、寂しいのと、温かい気持ちとがないまぜになっていて、うまく言えませんが、夫婦ってこうありたいと思える作品だと思いました。

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    2025年06月04日