長月天音のレビュー一覧
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『ほどなく、お別れです』シリーズ第二巻
前作を読んでから少し時間が経ちました。亡くなった方を中心に、その家族の心情等がガツンと心に突き刺さる話しなので、個人的にはいっぺんに何冊も読める作品ではありません。けれども映画公開日も近く、ある程度原作を読んでから映画鑑賞したいなぁと思っていたので、久々に手に取りました❗️
普段本を読んで余り涙腺が崩壊するようなことはありませんが、本書はいけません❗️決して人前で読むのは厳禁の作品です
個人的には、『第三話 海鳥の棲家』と表題作である『第四話 それぞれの灯火』がオススメです❗️
故人の冥福を祈り、残された遺族のグリーフケアのためにも形はどうあれ葬 -
Posted by ブクログ
【あらすじ】
美空が坂東会館に入社して2年が経った。
漆原の助手を務めながら、多くのことを学ぼうとする美空だったが、慣れて来たと思っていた司会で、喪主からのクレームを受け、落ち込んでいた。
さらに。社長の甥である小暮が入社して来ると、利益優先の彼は漆原のやり方を快く思っていないようで、ことある毎に口を挟んでくるように。
だが、そんな小暮にもある信念があるようで ——— 。
【感想】
小暮の出現で、物語が今までとは違う、殺伐としたものになりそうで、最初のうちはページを捲る手がなかなか動きませんでした。
ですが。小暮には小暮なりの想いがあるようだと分かって来てからは、美空の成長と常に変 -
Posted by ブクログ
優しく温かい空気が纏い、自然と涙が溢れてくる。シリーズ4作目。
本作は葬儀社が舞台であり、「死」にまつわるエピソードで綴られている。
「死」は避けられない。
みな、当然知っている事実だけれど、自分の近しい人に「死」が訪れたとき、ようやく「死」を身近に感じるように思う。それだけ、当たり前でありながら、「死」は遠いもの。だと気付かされる。
また、本作では、コロナの影響で、お見送りも出来ない実情や、家族だけでの縮小された葬儀など、当時の混乱ぶりも描かれている。
ほんの数年前のことだが、コロナが残した影響は大きい。
入社4年目となり、女性葬祭ディレクターとして成長していく清水美空。その教育係の