長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ご主人の闘病を支えられた作者の経験、気持ちが込められているからでしょうか。
謎解き、としつつも、ラブストーリーであると感じます。
愛する人の痛み、苦しみを間近で見ながら、どうすることもできない葛藤。
大丈夫だと言い聞かせながら、不安に耐える日々。
遺していく側の配慮にも、愛情の深さが見えてしまいます。
甘いケーキ、その食感、その香り。
それらに絡めながらのストーリーなのに、口に入れることも出来ないなんて。
読み終わった今、悲しいのと、寂しいのと、温かい気持ちとがないまぜになっていて、うまく言えませんが、夫婦ってこうありたいと思える作品だと思いました。
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Posted by ブクログ
キッチン常夜灯シリーズ以来の長月天音さん作品。
この作品も料理の描写がたっぷりで、とってもスパイス料理を食べたくなりました。
いままでスパイス料理に馴染みはないつもりでいましたが、カレーはもちろんジンジャーエールやソーセージだってスパイス料理だったのだと、この作品を読んで改めて分かりました。
あとこの作品で一貫しているのが、「料理でお客さんを元気にしたい」ということ。
その思いが料理にスパイス同様たっぷり込められていて、お客さんが元気に笑顔になって帰っていってくれるという所がとても気に入ったところです。
スパイス・ボックスが近くにあったら絶対に常連になる自信が湧いたほど、この作品を楽しむ -
Posted by ブクログ
ネタバレ最近読んだ本で1番心に残った
記憶を消してまた読みたいし、消さなくてもまた読みたい。
自分が医療に関わっているからこそ、緩和ケアを受ける患者さんとその家族にとって1日1日がどれだけ大切なものかを感じて、尚更涙が溢れた。
先が見えなくても、幸せな記録残して、幸せに居ることがどれだけ心の安らぎになるのか、と考えさせられた。
私は病気を受け入れた2人のシーンがとても好きで、お互いを思いやるからこそすれ違っていた2人が、心が重なったなと思った。
幸せだけど、どうしてもとても悲しい話。病気に向き合うってこういうことだよね、悲しくも思った。