長月天音のレビュー一覧

  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    audibleで。今回は、引き裂かれるような悲しみ、悔恨、別れに立ち向かわなければならないようなストーリーが多かった。辛さに立ち向かうための葬儀。区切りとなり、生きていくために、一歩踏み出すための儀式。別れの悲しみを分かち合う家族と故人の思いに寄り添う、住職の里見や漆原と美空に、読んでいるこちらも引き込まれてしまい、沈んだ気持ちになる場面もあった。
    でも、別れの儀式は必要だなとこのシリーズを読んでいると切実に感じる。

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    2026年04月10日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    妻との旅路/愛犬との散歩道/夏休みの贈り物/世界にひとつのお守り/夫の故郷

    善光寺 長野県にある大きなお寺
        一度行った事がある
        参拝というよりは観光かな
        参道の人と店の多さにびっくり

    賑やかな通りの裏にひっそりと
    「おやすみ処」がある
    失くしたものに導かれるように
    傷ついた心を抱えた人がやって来る
    店主との語らいで解された心が
    「旅の思ひ出」ノートに書くことで前を向ける

    もう一度行ってみようか 善光寺
    物語に誘われて行く 善光寺

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    2026年04月10日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    信州善光寺の仲見世通りから路地に入った
    所にあるお店に、人混みを逃れて
    オアシスを求めるように辿り着く
    心に悲しみを持つ人
    美味しい物と旅の思ひ出ノートに
    自分の気持ちと向き合い書くうちに
    少しだけ前を見て歩き出す
    そんな癒しのお店の店主も
    この店で癒されている

    アップルパイやおやきが美味しそう
    善光寺行ってみたい

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    2026年04月08日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    このシリーズを読んで毎回思うこと。
    どんな死にも必ずストーリーがある。
    死の数だけストーリーがあり、それと同時に遺族の思いも千差万別。
    今回もそのストーリーに心をつかまれた。

    また、作中でも触れられていたが、日々当たり前にある死を、どこか『自分と遠いもの』と捉えて過ごしている今に気付かされる。当たり前の今を見つめ直すにも良い作品。

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    2026年04月05日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    不満はない。
    そうであっても不安はある。

    だから信じるしかない。
    信じて前に進むしかない。

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    2026年04月04日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    茜さんのやるカフェ「おやすみ処にしさわ商店」
    そこで人を繋ぐ茜さんとおもひでノート。おいしい食べ物。
    いろんな人の思い残しが、ノートを通してつながっていく。
    最後は茜さんがここに来た理由。

    亡くした存在の大きさ、あたたかさ。

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    2026年04月03日
  • 信州善光寺門前 おやすみ処にしさわ商店

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    おやきが食べたくてたまらなくなる、そんな一冊でした。
    読み進めるうちに、心が熱く柔らかく解けていくようで、まるで焼きたての林檎の丸焼きに包まれているような心地よさに満たされました。
    中でも愛犬との散歩が心に残り、何度も目頭が熱くなりました。読み終えてふと本棚を見ると、偶然にも同じ著者の作品が。この温もりに浸りながら、次の作品も大切にめくりたいと思います。

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    2026年03月31日
  • 私が愛した余命探偵

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    2024年出版。332ページ。著者自身が夫の闘病生活を長く支えた経験を持つとの事。それを知ると低く評価し辛くなるが。設定や展開は興味深いし、ジンワリもするし感動も有る。ただ、 話し言葉にクセが強い傾向は本作でも変わらなかった。例えば「さては、来ているな?」、「混んでいる?」。
    現在の市井の日本人なら「さては、来てるな?」「混んでる?」でしょ? 会話シーンの多い作品でこれ⬆が散々繰り返されると、展開や表現をすっ飛ばしてシラケる。最後の「エピローグ」数ページは殆ど会話が無いので、作品の締めとして成り立った感じ。この作者さんの作品を読むのは3作目だけど、傾向は変わらない。数年後辺りに、新作を読んでみることがあるかも知れない。

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    2026年03月31日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    銀座のはずれにある雑貨店のお話。
    あ〜好きなお店だぁ〜。たい焼きも雑貨も、心惹かれる〜。

    話題の「ほどなく、お別れです」の予約がいっぱいすぎるので待ちきれず、同じ著者さんの作品を読もうとこちらを。

    ちょっと偏屈なおばあちゃんも、絶品たい焼き職人の葵くんも、常連さんたちも、いい人たちだぁ。
    残りページもわずかというところで、突然思わぬ真実が出てきて驚いたけど。でもみんなが心穏やかになる終わり方で、よかった。

    一点物のアクセサリーも、つげの櫛も、スノードームも、出てくる雑貨が魅力的。雑貨って、心踊るよね。キャラクター物もそれはそれで好きだけど。
    こんな素敵な物たちに囲まれて仕事ができるなんて、幸せだなぁ。

    こういうお店、銀座の裏通りに本当にありそう。
    昔見かけた銀座の素敵なお箸屋さんを思い出した。

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    2026年03月27日
  • ただいま、お酒は出せません!

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    コロナ禍における飲食業界の過酷さを描いている。

    2020年の分断された社会を思い出してしまった。
    飲食に限らずどこも大変だったなと、今さらながら思い出すことになる。
    今作は、新宿駅ビルに入っているイタリアンレストラン「マルコ」で、ベテランフロア係として働く鈴木六花が、不安になりながらもいろんな問題に目を背けることなく奮闘する話である。

    席数を減らしたり、アクリル衝立をしたり、それでも休業に追い込まれることが何度か…
    お酒が出せないことや他店の応援やお弁当など、いろんな工夫をするが、それでも吸収されるのか…とか。

    六花の熱い思いは伝わってくるが、何より丸子社長が突然お店に現れて、ピザを作り出す場面には驚いた。

    お客様が笑顔で美味しかったと言ってくれて、笑顔で返す、そんな交流を食事中の店内でもできたら素晴らしいことだと言う社長の気持ちが、働いてる者の励みにもなるだろうと感じた。

    六花のマルコが好きで、ここで働きたいという思いがよくわかった。







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    2026年03月26日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    こっちの方が面白かったな。
    うじうじするのやめて、前向きに頑張ってるからだな。
    そういうのが好きよ。

    たい焼き食べたいなぁ。
    前に住んでいた所の近くにたい焼き屋さんがあって、お土産にしてたんだよね。
    でも引っ越して、気付いたら閉店してなくなってた。
    美味しかったのにな。

    でもこのちぐさ百貨店のたい焼きは皮が薄くて1匹ずつ型で焼いているらしい。
    食べてみたい。
    粒あんだっていうし、尻尾に隠れたヒミツを味わってみたい。
    新作のたい焼きも食べてみたいなぁ。

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    2026年03月25日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    このシリーズ三冊目。
    この話は当たり前だがどれもこれもフィクションである。にも関わらず、心の奥にそっと入ってきて私たちの詰まった感情を引き出してくるこの作品には毎度驚かされる。

    葬儀にはいろいろな形がある。故人とその遺族に合わせた式のやり方がある。
    この一冊では、突然大手の葬儀会社から転職してきた男と、坂東会館の面々が若干突き合う様子が描かれる。
    彼らに共通するのは、遺族のための葬式をすることだが、なかでも転職してきた男はその上で利益も出していきたいと意気込んで坂東会館の改革を進めようとするのだ。
    坂東会館の面々は、遺族には自分がやりたいことをやってもらうだけで、こちらからこれをやったらと押し付けるのは厚かましいように感じて、男に対しても嫌な意識があった。
    中でも主人公美空は、男との対話を続けていく中で彼にも自分たちと何も変わらない葬儀への意識があるのだと気づくようになる。

    今回の一冊では、家族絡みの話が色々とあった。1話から4話、さらにはエピローグまで、登場人物の家族、すなわち遺された人々がフォーカスされて描かれる。
    お葬式で何が大切かって、遺された人の気持ちはもちろん、故人の気持ちも尊重されるべき、すなわち葬式にいる全ての人が各々の気持ちがあれど故人を送り出す気持ちがしっかりあることではないかと思う。故人も同様で、どのような気持ちで送り出してもらいたいかが大切だと思う。それをひとつひとつ汲み取って葬儀に反映するのが美空たちの仕事なのだと改めて分かった。

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    2026年03月24日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    一作目、二作目とは少し違う角度から、葬儀について考えさせられるお話だった。
    自分にとっての大切な人は、誰かにとっても大切な人。その大切な人とのお別れに対する想いは、人によって異なるのだろう。葬儀の費用でも、見栄えでも、故人に対する愛情の深さを推し量ることはできない。ご遺族は、それぞれが故人を心の底から思った葬儀を考え、お見送りをし、気持ちに区切りをつける。ご遺族が、そして何より故人が望むお別れをすることで、これからも心の中で共に生きていくことができる。
    大切な人とのお別れには、さまざまな形がある。大切に想う気持ちはそれぞれにあって、その方向が違うことはある。その中で、故人の望みを叶えるための、ご遺族がこれから生きていくための、そんなお別れができる葬儀を考えることはこんなにも難しいのだと感じた。

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    2026年03月20日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    家族にたい焼き職人であることをやっとカミングアウトした葵と、それを受け入れてくれた家族の温かさがじんわりでした。

    美寿々から届いた老人達の思い出の品々がまた人との繋がりを持ってくれるのがちぐさ百貨店らしさでした。

    お気に入りは「異国の小切手〜」
    ビールバーのオーナー福助にそんな過去があったとは…
    美寿々との出会いは本当に救いだったんすね。
    本当の好きに囲まれた生活がすてきでした。

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    2026年03月19日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    ネタバレ

    美寿々から綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」。
    今回は葵くんが作る新作たい焼きはどんなたい焼きになるのか、ワクワクしながら読み進めた感じがある。また葵くんが家族に長年打ち明けられずに苦しんでいた悩みを兄夫婦に打ち明けて前進する様子もあって、とても温かい気持ちになった。
    美寿々から綺羅に代わっても「ちぐさ百貨店」が素敵な空間であることに変わりはなく、本当にあったら行ってみたいお店だなと感じさせた。綺羅も生き生きと仕事に励んでいる様子だし、熱海にいる美寿々も要所に登場して、遠くから見守る様子が垣間見えて良かった♪

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    2026年03月15日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    祖母から受け継いだ大切なお店の価値はそのままに、二人で新たな魅力を探しながら、さらに銀座で愛されるお店を創り上げていく。福助さんの過去やちぐさ百貨店との出会いは、なんだか切なさもある。だが、真っ直ぐな生き方や人とのつながりが、福助さんの夢へと繋がった。そして、彼もまた誰かの夢を繋いでいくのだろう。今作も心が温まった。

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    2026年03月14日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    根っからの悪人はそうそういないってことですかね。いつかの約束に涙。結婚式は何度か相手が変わってする人もいるかもしれませんがお葬式は1回ですもんね。毎度ながら考えさせられました。私個人としては直葬で全く構わないし、お金は未来ある子どもに残したいですが、残された方の気持ちもあるし。いつどんな状況で、なのかにもよる気がします。

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    2026年03月13日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    ネタバレ

    銀座のはずれにある雑貨とたい焼きのお店「ちぐさ百貨店」。たい焼きを売り始めたルーツも祖母・美寿々の元に小学生が「たい焼きください」と来店したことが全ての始まりで、商売を懸命に行ってきた美寿々はかっこいいと思った。
    わだかまりのあった美寿々と孫の綺羅の距離が縮まっていく様子は、どの家族にも色々なドラマがあるよなぁ〜と感じさせる思いがした。
    美寿々も綺羅も、綺羅の両親も…それぞれがそれぞれを想う気持ちは温かいなぁとジーンとくるようなホッコリするような気持ちになった。
    たい焼きの尻尾に入っている具材も斬新だし、「ちぐさ百貨店」を継いだ綺羅とたい焼き職人(⁉︎)の葵くんの今後も気になる♪
    長月天音さんの小説の、温かさと未来を感じさせるストーリー性が大好き。続編も楽しみだなぁ!

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    2026年03月08日
  • 私が愛した余命探偵

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    未来の予想させるタイトルとあらすじ。一話一話は良くてわかっちゃいたけど泣いてしまう。

    「おじいさんとおばあさんにならなくても、こんなに一星との思い出がある。記憶は時間の長さに比例するものじゃない。一瞬、一瞬の鮮烈な思いが、私の心に、体の芯に刻みつけられている。」

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    2026年03月08日
  • ほどなく、お別れです 1

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    浜辺美波、目黒蓮主演で映画化。霊を感じることができる清水美空は就活全滅で葬儀会社でアルバイトすることに。誠実な先輩漆原、やはり感じる僧侶里見とともに寄り添う葬儀を目指す。涙腺崩壊

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    2026年03月05日