あらすじ
訳あり姉妹が開店させた神楽坂の路地の奥の奥にある木造家屋のスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」。『路地の名店』というエッセイを綴る人気作家に支えられ、身体だけでなく心の不調も治し、整え、癒やしていくお店として、ファンを増やし続けている。今回も、他人の目が気になってしまう、妻と死別してからずっと心を閉ざしてしまっている、会社の人間関係に悩んでいる、など様々な不調を抱えたお客様がご来店。美味しい料理を食べて前に進む勇気が湧く、そんなお店はいかが? 心にも栄養が染み渡る大好評料理小説。
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今回のお気に入りは第四話の「勇気をくれるバインミー! パクチー増し増しレシピ」でした。
正直言って私には思いつかない方法で自分の置かれた立場と向き合って解決していこうとしていくのとか強いな、この人ならもっとより良い人生歩めそうだなって思えました。
私も嫌なことあったら使いたいと思いました!
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シリーズ2作目。今回もスパイス料理にすっかり胃袋を鷲づかみされました。
優しい姉妹とスパイス料理によって救われていく人たちのお話。とてもあったかくて勇気を与えてもらえる作品です。
スパイス料理で身体が元気になるのはもちろんのこと、姉妹と常連さん同士の関わりで、来店したお客さんが心も元気になって帰っていくところがとても好きです。
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神楽坂の路地奥にある古民家スパイス料理専門店「スパイスボックス」は、身体や心の不調も整えてくれる癒しの店。姉妹2人で運営しているこぢんまりとした店には、なぜか不調を抱えた客がふらっと立ち寄ることが多い。スパイスには苦手意識があるが、こんなお店なら行ってみたいと思わされた。スンドゥブ一人鍋や香草パン粉焼きやバインミーやティッカマサラなど、美味しそうな料理が次々と登場する。料理だけでなく、思いやりに満ちた接客にも癒される。それぞれの話は余韻を残した終わり方で、心がポッと温まる気がした。
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ハマってしまって2冊連続で読んだ。
疲れた夜に、夢中で読める。
どれも美味しそうなスパイス料理。
私も食べたい〜〜
古民家風なスパイス料理店なんて近所にあったら
絶対常連だわ。
ちょうど家にある美味しいチャイとともに想像を巡らす。
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お店に常連?のお客さんが付いて、また、街のエッセイを書いている方に美味しいお店と称えられ大繁盛。そんな中で元古民家カフェの常連さんや体の不調の方をスパイスで元気にするというこだわりがとても良い。こんな素敵な店が近くにあったら通うことだろう。
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神楽坂スパイスボックス2作目。
2作目でもお客様様の悲しみや悩みなどをスパイスの力で和らげて、読み終わったらスッキリとする。
読んでいく中でお店の中で人と人が繋がっていける場所というのがあるのがとても羨ましく思えた。
本に影響されてさっそくレトルトだけどインドカレーを購入してしまった。チキンの香草パン粉焼きも食べたくて作ってみようかなとも思うほどしばらくスパイス料理づくしになるかも。
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湯気が目の前にあるような幻想を見せる。
スパイス料理第二弾。どれも美味しそう。辛いの苦手だけど、辛ささえ何とかなるなら食べれるので新しい店を発掘したい気分になる。
前回の始まりよりも繁盛している様子がいいね。来るお客様は悩みが尽きなかったりもするけれど、気落ちしてる人が食べる料理と言われたら納得。
なにはともあれ、ごちそうさまだよ!
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訳あり姉妹の視点とお客さんの視点と、交互にストーリーが展開していくのが読みやすかったな。
お店で出しているのは、インド料理や韓国料理、ハーブや七味唐辛子を使ったものまで多岐にわたる。
姉・ゆたかの作り出すそれらのスパイス料理はどれも美味しそうで、想像するだけで心が元気になる気がする。
特にガツンとにんにくの効いた熱々のスンドゥブで疲れた心に喝を入れたいなぁ( ´ ▽ ` )
お話的には勇気をくれるバインミーが好きかな!
会社のお局たちにいびられても、やられっぱなしじゃない真友の姿勢は読んでいてかっこよかった〜!
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シリーズ2作目。
今作も美味しそうなスパイス料理がたくさん。
お店で出しているのは、インド料理、韓国料理から七味唐辛子を使ったものまで。
確かに、スパイスって各国の料理に使われているもんなと思った。
第4話 勇気をくれるバインミー が一番好きだった。
職場で新人いびりをする先輩に32歳の真友が強気で立ち向かっていく姿は格好いい。
でも「自分は彼女たちよりまだまだ若い。ここにいるババアたちに比べれば…」っていう発言、ババアに思わず反応してしまった。みんないつかババアやジジイになるのだよ(笑)
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姉妹で経営するスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」
順調に客足を増やすこの店に、訳ありな客が悩みを抱えてやってくる…
お気に入りは「勇気をくれるバインミー〜」
やっとの思いで転職したのに、アットホームとは言い難い、古株達の嫌味の日々。憂鬱な日々を過ごす真友の楽しみはスパイスボックスのスパイシーな料理だった。
あの古株だらけの職場じゃ、若い人は寄りつかないでしょうね…私も以前面接で社長が「若い人も男の人も雇ったけど、全員辞めたんだ。即採用するから来てくれない?」って言われた事ありました。きっとこんな職場だっんだろうなぁ。(←辞退しました。)
パクチー増し増しなバインミーで、すっかり自分を取り戻した真友の転職が上手くいきます様に。
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神楽坂の路地の奥にある、失恋した妹みのりと、夫を亡くして引きこもっていた姉ゆたかが始めたスパイス料理専門店は、ちょっと立ち寄って美味しいもので疲れを癒やせるお店。弱っているお客を呼び寄せるみたいと言うみのりに、ゆたかは、反対よ、そういう時だから力強いスパイス料理が食べたくなるのよと言う。心と体に栄養がいきわたれば、おのずと進むべき道が見えてくるとも。なるほど、忙しくても自分を大切にすることを忘れないようにしようと思った。
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元気にするレストラン、とかありがちな癒し系かなぁ?でも心と体を元気にするスパイス料理ってどんなの?とそちらが気になり読んだところ予想外に良かった。
読みながら食べたい欲がどんどん増す文章に惹かれた
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一巻の最初ではツッコミどころが満載だったみのりさんも今巻は落ち着いていて良かった。
近くにこういう店があればなぁ と、羨ましくなりながら、楽しんだ。
お腹がすく良き本。
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神楽坂スパイス・ボックス 第2弾。
神楽坂の路地、姉妹で営むスパイス料理専門店。
以前の古民家カフェに店主のおばあさんと話したくて来ていた客。
彼女に振られたおばあちゃん子の料理人見習い。
妻と死別し、心を閉ざしている男性。
会社の人間関係に悩む女性事務員。
心と体が元気になる料理をふるまうスパイス・ボックスには心の中になにかを抱えたお客さんが今日もやってくる。
#料理小説 #スパイスボックス #長月天音
Posted by ブクログ
身近にスパイス専門店が無くてホント残念。
それくらい美味しそうな料理ばかり出てくる。
気分が落ち込んだり、心身が疲れている人達がスパイス料理を食べて元気になる。
その姿を想像するだけで不思議とこちらも元気をもらえる。
架空のお店と分かっているけど羨ましいなあ。
もし続編があるなら読みたいシリーズです。
Posted by ブクログ
みのりとゆたかのお店「スパイスボックス」の料理が読んでいてとても美味しそう。
今回も様々な登場人物が…!
「スパイスボックス」の前に同じ場所で営業していた古民家カフェが閉店になってしまい、知らずに来店した綾香、失恋で落ち込むも板前の修行を頑張る大志、奥様を亡くすも前作にも登場した周子先生と面識のあった千秋、職場環境が悪くランチタイムに元気をつけるために来店していた真友。
色んな登場人物の生活に寄り添いながら料理を提供し、元気づけるみのりとゆたかにホッコリした。実在するお店だったら是非行ってみたい!
Posted by ブクログ
相変わらずどれもこれも美味しそうな料理が出てきて食べたくなる。
こんなに一人一人のお客さんのことを見て、心と身体に良い料理を出してくれるお店があればなぁ。
スパイスは奥深い。