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訳あり姉妹が開店させた神楽坂の路地の奥の奥にある木造家屋のスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」。『路地の名店』というエッセイを綴る人気作家に支えられ、身体だけでなく心の不調も治し、整え、癒やしていくお店として、ファンを増やし続けている。今回も、他人の目が気になってしまう、妻と死別してからずっと心を閉ざしてしまっている、会社の人間関係に悩んでいる、など様々な不調を抱えたお客様がご来店。美味しい料理を食べて前に進む勇気が湧く、そんなお店はいかが? 心にも栄養が染み渡る大好評料理小説。
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Posted by ブクログ
【あらすじ】
ゆたかともみのりの姉妹が神楽坂の路地裏に開店させた〈スパイスボックス〉には、今日も疲れたり、悩みを抱えたお客がやって来る。
ゆたかの料理とみのりの接客で癒された客たちは、新しい一歩を踏み出す力をもらい、笑顔を取り戻して帰って行く。
【感想】
2冊目で、しっかり〈スパイスボックス〉のカラーが完成です。
それぞれの抱える悩みに共感しながら、温かい気持ちになりました。
そこにプラスして、このお店のコンセプトが、私が半世紀以上も通っていたお店(諸事情により、昨年夏に閉店)に似ていて、懐かしさと恋しさに勝手にうるうるしてしまいました。
このシリーズも次が最終巻のよう。ちょっと寂しいです。
Posted by ブクログ
スパイスボックスシリーズ第2巻
文中から
みんな生きている限り、何かしら挫折があるのよ。当たり前よね。人は1人で生きているわけじゃない。学校や職場、多くの他人に囲まれて生きている。ぶつかったり、うまくいかなかったりするのは当たり前だわ。そこをどうやって乗り越えるかは、その人次第よ。やっぱり、自分を大切にするしかないんじゃないかしら。そういう時こそ、よく眠って、体に良いものを食べて、心が休まるような行動を取るの。心と体に栄養が行き渡れば、自然と深く呼吸ができて、しっかりと自分や周りの状況を見つめ直すことができるんじゃないかしら。そうなれば、おのずと進むべき道も見えてくる。そんな気がするのよ。
完全に順調な人生などなかなかないものだ。乗り越えられない山があれば、立ち向かわずに迂回することだって大切な方法だ。たとえうかいしたとしても、またきっと別の山は現れる。その時々で、どうするかじっくり考えれば良いことなのだ。
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