長月天音のレビュー一覧

  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    購入済み

    「ほどなく、お別れです」(星5つ)を読み終わると共に、直ぐに「ほどなく、お別れです それぞれの灯火」「ほどなく、お別れです 思い出の箱」を購入しました。

    葬祭場でアルバイトをする大学生がそのまま葬祭場の社員になり、先輩と関係する僧侶に支えられ、一つ一つの葬儀に関係することで、育ってゆくのが大きな流れです。

    #泣ける #切ない

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    2025年09月12日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    「ほどなく、お別れです」は外では読めないですね
    涙腺が緩くなります
    次は、3作目の思い出の箱も読みたい!

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    2025年09月11日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    最近はバタバタしており、なかなか読書時間を確保できていないのですが…どうしても本を読みたくなった時には心温まる癒されるお話を読みたくなってしまい、長月天音さんの作品を手に取ることが多いです❁⃘*.゚

    姉妹が営むスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」を舞台にした物語。

    スパイスと聞くと辛かったり刺激的なものを思い浮かべていたのですが、ゆたかが作るスパイス料理はただ刺激を与えるものではなく、料理の味わいを深くして、じんわりと優しく作用し、体をいたわり料理には欠かせないものとのことで、スパイスのイメージが本作を読んですっかり変わりました!
    ゆたがが作る、心も身体も元気にしてくれるスパイス料理を

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    2025年09月11日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    『熱いうちにどうぞ』、『いただきます』

    そんな会話にあなたはどんな食べ物を思い浮かべるでしょうか?

     ・『餡がたっぷり入っているからずしりと重い』

     ・『表面は焦げ目もなく綺麗な色をしていた』

     ・『頭からガブリといく。パリッと香ばしい。まるで最中みたい』

    はい、なんだか書いているだけでもたまらなく食欲が湧いてきます。これは、『薄皮でぼってりしていない』という『たい焼き』を手にした人の心の中を描写したものです。

     ・『ひと口目から餡に到達する。この餡がまた熱い』

     ・『涙目になりながら、ハフハフと熱い息を吐いて頰張る』

     ・『ちょっと粒の残った餡はしっかりと甘い。甘いけれど、甘

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    2025年09月10日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    本屋さんでふと気になって手にした本。
    通ずる所があり過ぎて…
    おひとりさまの今後の考え方や行動など、主人公の日文の物語なのですが、帯にも書いてある、
    一人だけど独りじゃない。
    って言葉がこのお話をまとめるわかりやすい言葉だなぁと。
    1人って結構リアルで先々不安を感じる事あるけど、希望を持てる、前向きになれる、読んだ後そんな気持ちになりました。

    自分を大切にしてくれる人を大事にしたり、自分から一歩踏み出して違う事するのもありだなぁと。

    そして、食べ物の所が文字だけなのにすっごいリアルに想像できて、食べたくなるなぁと思いました。

    読みやすく、新たに前向きになれました。

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    2025年09月08日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    あなたは、『葬儀社』にどのようなイメージをもっているでしょうか?

    2024年4月時点で、国内には10,764ヶ所の”葬祭会館”があるようです。この数を多いと捉えるか少ないと捉えるかは人によって異なるかもしれませんが、ビジネスという側面で見る限り、少子高齢化の傾向が続くこの国にあっては、この業界は緩やかな成長が見込まれると位置付けられているようです。

    私たちの誰もがいつかはお世話になるであろう『葬儀社』ですが、昨今の家族葬の一般化によって、そんな場所へと赴く機会は大きく減少しました。その結果、そもそも『葬儀』の意味合いを改めて感じる機会などまずないと思います。では、そんな『葬儀社』で働く人た

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    2025年09月08日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ほどなく、お別れですシリーズ第三弾。

    読み進めるうちに坂東会館に入社した美空の、成長振りがうかがえます。漆原とのコンビも健在で里見さんの存在が何とも微笑ましいです。

    今回は坂東会館に社長の甥である、小暮が入社し、効率重視の業務改革を推し進める。

    坂東会館の社員たちが、優しく一体感が感じられます。色んな意味で続編が楽しみです。

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    2025年08月31日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    チェーンレストラン「シリウス」を運営する株式会社オオイヌに入社したかなめが主人公。閉鎖的な製菓部と日々模索し続ける毎日。そして偶然再会した幼なじみの柊太とのやりとりもあり、2人のシーンをもっと増やして欲しいぐらい素敵だった!あとは、その後どうなったかがワクワクしてつい想像してしまうくらい彼らの相性が良かったと感じた。

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    2025年08月28日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    シリーズ第三弾。
    美空と漆原のコンビは今回も健在。
    また、新しく入った小暮のやり方に翻弄される坂東会館のスタッフたちの様子が描かれている。
    後半では小暮の過去にも触れられているが、小暮や漆原が人生の中で大切な人を亡くした経験が、葬祭ディレクターの仕事にも生かされて深みのある言葉になっているんだろう、と感じた。
    美空の今後の成長も楽しみだし、このシリーズのファンになっている自分に気づかされる♪
    椎名さんと陽子さんの結婚も地味に嬉しい!笑
    続編が出たらいいなぁーと期待。

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    2025年08月27日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ほどなく、お別れですシリーズ第二弾。

    突然のもらい事故で命を失った少年、家庭の中で孤独を気に病み自死を選んだ老女、癌で幼い二人の子どもと妻を残して亡くなった夫、憧れの職場で働き始めた矢先に鉄道に飛び込んだ若い女性。

    それぞれの死に向き合って悼み悲しみ受け入れていく。遺族の感情に寄り添いながら、故人を丁寧に見送る。

    死を身近に感じること、悪いことではないと思う。尊いことに感じる。

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    2025年08月26日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    ネタバレ

    キッチン常夜灯 の著者が送る感動の最新作

    うーん…何だか、男友達に甘えというか、
    男女の友情って成立するのか!?と疑問だった。
    直人もそれなりに恋愛感情があって接したけど、
    日文にそんな気がないから諦めたんじゃないかと思えた、

    それに、36歳で直人に頼り過ぎてたと気づくのも遅い気がした!

    最後は良かったかな!

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    2025年08月24日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    シリーズ3作目。読みを進めて、だんだんしっくり馴染んできたような気がします。今回は小暮さんが軸。死、それと同時に生がテーマですが、比較的ライトです。2作目あたりから、漆原さんへの美空の恋心が入り込んできましたが、それは作品の好みが分かれそうです(私はちょっと遠慮)。
    さておき、里見さんと漆原さん、美空の絡みは気持ちがいい。里見さんの魅力かな。

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    2025年08月19日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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     スイーツは季節毎に変わる気候と材料に合わせて色、味、五感以外の気持ちを満たしてくれる癒しの食べ物だと思う。シリウスの製菓工場が主な舞台となる。しかし甘味の製品と相反して働く人たちは苦汁を舐めている。そのギャップに悩むテラーのつぐみさん。自身も希望とは差異が大きな職場に苦悩中。
     職人を目指し苦労を修行として積み上げた努力の末に身につけた腕前は立場が変わるとあっという間に素人になる。職人工場長が従える者からは見下されるのも無理はない。そんなギャップに気付けるのは活躍を期待され悩める女性の有志たち。頼りなさは些細なヒントで頼りがいに変わる。
     前を向く頼れる中堅世代は自然とレジリエンスを教えてく

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    2025年08月18日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    どうにも元気が出ない時にスパイスとそれを操る2人の姉妹がそっと寄り添い支えてくれる素敵なお店、お話です。人にはそれぞれ抱えているものがあり、スパイスによって勇気づけられ前に踏み出していく様は自分に重ねてしまうこともあり魅力的な作品です。
    読むと元気が出るしお腹の空く素敵な作品に出会いました。

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    2025年08月17日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    読んでてスパイス料理食べたくなってしまい、野菜ビリヤニ食べに行き…
    次の日はグリーンカレーを食べに行ってしまいました

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    2025年08月17日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    シリーズ3冊目。巻を追うごとに美空の成長が伺えます。葬儀は人それぞれ違う背景を持った故人とその縁者が会する場所であり、故人が生きてきた集大成であり、この作品はそれを上手く表現していると思います。

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    2025年08月10日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    東京での一人暮らしの不安や楽しさを綴っていくお話。
    主人公の周りには割といい人しかいなくて、そういう意味では恵まれている環境だと思います。東京で一人でいることの不安、心細さ、そして心構えなどが綴られていくので、おひとりさまでいることの一つの指針にはなると思います。
    物語としても面白かったです。

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    2025年08月09日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    ネタバレ

    母親を大学生の時に亡くしている千種綺羅。綺羅の母方の祖母、美寿々は、銀座のはずれで「ちぐさ百貨店」を営んでいる。祖母がセレクトした様々な雑貨と共に、尻尾に秘密のあるたい焼きも販売している。ある理由から長らく疎遠だった祖母に呼び出された綺羅は、失業中だったこともあり、久しぶりにちぐさ百貨店を訪れた。そこには、90歳近くでなおかくしゃくとした美寿々と、たい焼きを焼くアルバイトの青年、皆月葵がいた。
    美寿々は店を、綺羅に継いでほしいと言う。綺羅は驚きつつも、子どものころの美寿々と店の記憶を思い出したり、店を手伝うようになってからのお客さんとの交流などを経て、店を継ぐ決意を固める。
    しかし、美寿々は綺

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    2025年08月05日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    キッチン常夜灯に引き続き、長月天音さんの作品。

    銀座のはずれにある、ちょっと変わった雑貨屋「ちぐさ百貨店」が舞台のお話。
    雑貨を売る傍ら、尻尾に魅力が隠された焼きたてのたい焼きも販売していて、そのたい焼きがとっても美味しそうでした!
    文字だけでも美味しさが伝わってくるたい焼き!もし近所にこんな素敵なお店があったら、きっと通いたくなってしまうはず!!

    優しさに溢れた、心温まる素敵な作品でした❁⃘*.゚

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    2025年08月01日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    ハマってしまって2冊連続で読んだ。
    疲れた夜に、夢中で読める。

    どれも美味しそうなスパイス料理。
    私も食べたい〜〜
    古民家風なスパイス料理店なんて近所にあったら
    絶対常連だわ。
    ちょうど家にある美味しいチャイとともに想像を巡らす。

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    2025年07月24日