長月天音のレビュー一覧

  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第四弾。

    東京スカイツリー近くの葬儀場〈坂東会館〉を舞台にした、連作四話(&プロローグとエピローグ)が収録されています。

    今回は「コロナ禍」が舞台となっていて、面会制限や葬儀の簡素化など、〈坂東会館〉のスタッフ達もこれまでと勝手が異なる事態に対応せざるを得ない状況が描かれています。
    私事ですが、父が他界したのがコロナ禍の中だったので、当時の制限が多い中での見送りだった事を読みながら思い出しました。

    そんな制約の多い時世だからこそ、遺族の心にどこまでも寄り添おうとする主人公・美空をはじめ、教育係の漆原さんや僧侶の里見さん、そして最古参スタッフ・水神さんの温かさが、より一層心に染み渡

    0
    2026年07月01日
  • キッチン常夜灯 満月のキッシュロレーヌ

    Posted by ブクログ

     即購読と決めているシリーズの一つ。楽しみにしておりました。若い女性社員がテラーのエピソードが多い印象ですが、ベテランが来た!と思ったら今回は新人さんですね。売り手市場の現代である反面、壮年世代が若者との接し方に苦悩して退社を即決する実態があるのは多くの人が承知済み。また会社への不満を膨らませるまでの時間が短縮するスピードも増しているような気がする。
     常夜灯のような感情を浄化できる場所が持てるのは本当に幸運で希少なのかな。気分を害していても、不満を抱えていても未感の美味を感じると意識が食べ物に向く。そこに言葉の暖かさが加わると負の感情が洗い流されるのですね。試用期間中に遠い存在になった仲間も

    0
    2026年06月30日
  • ほどなく、お別れです

    Posted by ブクログ

    また会いたいな、は尊いぞ

    と、super beaverのボーカルが映画で言ってました

    その通りだと思う

    0
    2026年06月29日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キッチン常夜灯もいよいよ4作目。そろそろオオイヌ関係者以外も仲間入りするかと思いきや、今度は池袋店の店長・鳥羽いつきが参戦。他の人もレビューに書いていたけど、ほんとにこの店にはオオイヌ関係者がこぞって集まる。
    今回の主人公は、これまで推定20代30代だった主人公たちよりも年上となり、40代。いつきは勤続20年を越え、大量採用された同期たちは次々といなくなり、結婚もすることなく独り身。若い人たちのパワーに押され、自分が入職し店長となったばかりの頃とは違い、これからどう仕事と向き合っていくか考え始めていた。私自身もこの先仕事を続けていると、同じように考えるのだろうかとふと思う。
    自分の職場でいうと

    0
    2026年06月28日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

    Posted by ブクログ

    よかった!スパイスを勉強してみたくなったし、ハーブも育ててみたくなりました。ソーセージの自作は確かに難しそうだ…!続きも読みます。

    0
    2026年06月28日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シリーズ第4弾。
    新型コロナウイルスが猛威を振るって少し後の話。
    美空が資格試験に合格するのか(多分するんだろうけど)、美空と漆原の関係はどうなるのか、水神さんのお願いごととは一体…?と思いながら読み進めた。
    相変わらず、「葬儀」、「別れ」といった悲しいテーマなのに、全体的に悲壮感をあまり感じさせないのは、筆者の軽やかな文体のおかげだろうか。神式の葬儀の神聖な場面など、神々しさを感じさせ、その後のエピソードも、読む間、爽やかな風が吹き抜けて行くように感じた。
    最終話の、葬儀で個展は喪主が楽しそうに準備している様子を想像するだけで私も楽しくなってきた。
    そして、エピローグ。
    美空と漆原、この先ど

    0
    2026年06月27日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

    Posted by ブクログ

    ちぐさ百貨店に来る人は、名物のたい焼き目当ても多いが、ここにしかない宝物を探している。今はネットで安く購入できる時代だが、ここで買うから品物に付加価値が付いてくる。

    文中の先代主人の言葉から
    「アタシもね、そろそろ身の回りの整理んしようと思っているんだ。見てごらんよ。アタシの周りは、これまで集めてきた大切なものばかりだ。でもさ、死ぬ時は何ひとつ持っていけやしないんだよ。それなら、本当に大切なものは、大事にしてくれる人に持っていてもらいたいじゃないか」

    0
    2026年06月27日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    愛すべきマンネリ。
    料理の描写が素晴らしく、とうとうどうしても食べたくなって、アッシ・パルマンティエを自分で作ってしまった。

    0
    2026年06月27日
  • キッチン常夜灯

    Posted by ブクログ

    タイトルも表紙も温もりを感じ、読む前から、ゆったりとした中での読書の楽しさを味わう自分が想像できた。私にとって初めての長月天音さんの作品ということも、本作品への期待をさらに膨らませた。

    「プロローグ」の中心人物は、チェーン店「ファミリーグリル・シリウス浅草雷門通り店」の店長を務める南雲みもざ。冒頭から、睡眠中のみもざのマンションが火事になるといった衝撃的な展開を迎える。慌てて逃げる住民たち。結局は鎮火したものの、出火場所がみもざの部屋の真上だったこともあり、部屋は惨憺(さんたん)たる状況になってしまった。ほとんどの家財を焼失してしまったみもざ。この先の展開に不安を覚えながら、次の話へとページ

    0
    2026年06月27日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

    Posted by ブクログ

    コロナ禍の話でした。過去にするにはまだ記憶が新しすぎるような、もうそんなに前だったかと驚くような…。漆原さんの過去が明かされる注目の巻。お別れは悲しいけれど区切り、なんですよね。

    0
    2026年06月25日
  • キッチン常夜灯

    Posted by ブクログ

    お料理が美味しそうでほっこりストーリーはよくあるけど、この小説は面白かったです。ただ仕事に一生懸命な主人公みもざの心身が心配でした。

    0
    2026年06月25日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    2026 06/24
    今回の主人公は四十代半ばのベテラン女性店長のいつき。実力で店長になったいつきは「女性活躍」で店長になった若い女の子たちに対して思うところがある。会議で積極的に発言しているのを見て焦燥や不安も感じる。
    人生の不安や老いた両親の健康不安。
    今までの主人公たちとは年齢も差があるので、悩みの内容が違うのがリアルだった。がむしゃらに頑張って前進していくのとはまた違って、しなやかに解決していくところに、大人の女性の余裕を感じられた。
    今までの若い女性主人公たちも登場して、交流していく。話してみると若い人たちのことを好きになっていく。そして刺激を受ける。
    いつきはとても素直で柔軟な人だ

    0
    2026年06月28日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

    Posted by ブクログ

    1作目からゆるゆると登場人物が繋がってるのが良い。
    いつしか社会人になってから夢や目標を忘れて、ただ忙しい毎日を送るだけで精一杯になってたけど、もう一度何のために仕事をしてるのか、自分のやりがいは何なのか立ち止まって考えようと思える内容だった。
    このシリーズは、毎日頑張って働く人たちの背中をそっと押してくれるから好き。

    0
    2026年06月23日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

    Posted by ブクログ

    今回の話も良かった〜〜!!

    予定詰めて色んなところに彼と行きたくなるのも分かるけど、何気ない日々を家でぬくぬくと過ごすのも幸せだよね。

    0
    2026年06月23日
  • ほどなく、お別れです

    Posted by ブクログ

    読みやすい文体で、頭にスッと入り情景が浮かびやすかった。
    漆原さんや里見さんのキャラクターも面白く、よく考えられていると思った。

    人の死が身近にあるってこう言うことだなと考えさせられる話だった。

    0
    2026年06月22日
  • ほどなく、お別れです

    Posted by ブクログ

    祖母を亡くしてすぐに読んだ話だったため感情移入してボロ泣き
    葬祭業について知りたいと考えていたから本作が読めてよかった

    0
    2026年06月21日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    キッチン常夜灯 路地の奥の 夜のオアシス。
    聞いたこともない美味しそうな料理の数々に夜中でもお腹か空いてくる。
    40代半ばの女性店長、主人公のいつきみたいに、会社の中でそこそこの責任を負いながらも、下からも上からもプレッシャーを感じつつ、親の健康具合に不安を抱えながら、綱渡りみたいに頑張っている女性たち、多いのでは?
    だからこそ、私にも常夜灯みたいに、自分の話に耳を傾けてくれる誰かがいつもいる、そんな場所が欲しいと思える本です。

    0
    2026年06月21日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回も感動しました!
    坂東会館に社長の甥っ子が入社して、新展開!?
    変わらずの漆原さんと清水さんのコンビ、いいですね〜。
    和みます。
    私も母を亡くしており、家族葬で見送っているので葬儀の在り方って、ホント個々の家族の考え方だと思います。
    また続編読みます!

    0
    2026年06月19日
  • キッチン常夜灯

    Posted by ブクログ

    心も体も暖かくしてもらえる物語
    人の心に寄り添ったコンセプトで朝までオープンしているキッチ常夜灯、こんなお店があったら良いな。
    そんな素敵な場所で美味しいものを食べながら、前向きに自分の仕事に取り組む姿勢は素晴らしいです。
    でもやっぱりどんな事があっても、人と人なんだなと感じました。
    次のシリーズも手に取りたくなりました。

    0
    2026年06月18日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

    Posted by ブクログ

    このシリーズの魅力のひとつは、女性活躍推進に翻弄されながら成長していく女性たちの有り様だったのに、4作目にしてまさかの展開。まわりからは取っ付きにくい存在に見えるかもしれないけど、信念をもって頑張る女性は、やっぱり応援したくなる。そして他の女性たちと同じように、心の弱さを常夜灯で癒す姿に、こちらも癒される。

    0
    2026年06月18日