長月天音のレビュー一覧
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「おひとりさま」に焦点をあてた小説。
爽やかな読後感、元気をもらえる作品でした。
東京の定食屋で働く日文は、一番の友達が結婚することになり、ショックを受けながらもひとりで生きていくことを決意。
不器用にジタバタしながら人に頼り、その世界を少しずつ広げていく様子に子どもを見守るような気持ちになりました。
一見ちょっとした困りごとだけど、切実な問題ってけっこうある。(例えば虫とか電気機器関連とか…)
そして故郷を離れるとついてまわるのは、親の介護問題や帰省や結婚問題。
これは確かに悩ましい……
でも、ちょっといつもと違う小さな選択をするだけで、意外にも単調な日常は変わる。そして動き続ければ、 -
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主人公のみもざはチェーン店の店長ということで自分の境遇と似たところがありシリウスでの時間もお仕事小説として楽しむことができた。
本社からの理不尽や同僚に対する不満、自分がやらなくてはという責任感など多大な困難の中でも少しづつ前に進むみもざを見習いたい。
くたくたに疲れきった帰路に1人で落ち込むことはよくあり自分の場合は一人でお酒を飲んで気を紛らわせることが多いのでキッチン常夜灯のような誰かと話し、前向きになれるようなお店を自分も見つけてみたい。
名前も聞いた事のないようなフレンチ料理が沢山でてきたが作者の素敵な表現のおかげでシェフの作る料理はどれも美味しそうに想像出来た。 -
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代替わりしたことで自分の色を出した
商品や展示などをして祖母の美寿々から
認められたい孫の綺羅、大人気のたい焼き
の味を守りつつ自分で考えた新しい
たい焼きの新作をつくって葵も美寿々から
認められたい。いくら現状でそつなく
やっていたとしても憧れの祖母から
認められたいというかよく頑張ったねって
褒められたい気持ちに共感しました。
僕だって常に誰かから褒められたいですもん。
お客さんの思考に寄り添って雑貨を選ぶ綺羅も
素敵だったし新作たい焼きを考案し、今まで
言えなかった秘密を家族に打ち明ける葵、
そしてその葵の秘密をやさしく受け止める
兄夫婦・・・もうほんとに優しい世界でした。
どの話も -
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何を求めるかは人それぞれですから。生き方も仕事も、自分の身の丈に合ったものにしようと思っています。
ひたむきに仕事と向き合っていれば、いつかは与えられた仕事に相応しくなれるかもしれない。どうとらえるかは、やはり人それぞれです。
ずっと目を逸らしてきた心の中の疑問をちゃんと肯定してくれる人たちがいる。だったらこれまでの自分を信じて前に進み続けるしかない。
やりたいことを、自分のできる限り思う存分やればいいんです。人生は一度きりですから。
何かに集中することは、時に無心になり、時に別のことをじっくり考えることもある。いいものですよ。
生きていくためには、考えなくてはいけないことがたくさんある。でも -
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シリーズものというのは続きが出てしまったのならまぁ読むか、といったところで大抵は1が一番おもしろいのだろう。他の読者の皆さんのレビューを拝読すると賛否分かれる様子。
美空のキャラクターには少々イラッとする所が増えてきたように思うし、2年もいてまだ新人のような仕事?文中で漆原だけに敬称が無いのは何故か、後々特別な関係になってしまうのか?リスペクトと恋心が混同していないか。小暮もご意見色々あるとはいえ、いきなり管理職気取りなのはどうにも気持ち悪い。
最後の、小暮の歓迎会の場面は少し和んだ。黒スーツの集団が公園で通夜料理コースで宴会とは滑稽だ。
人生で必ず何度か経験するであろう葬儀に対する考え方、故 -
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原作小説は未読。
映画になるということなので読んでみました。
就職がうまくいかない大学生の主人公の女性。
そんな中で、
アルバイトで働いていた葬儀屋のヘルプに入ることに。
葬儀の場で、人の死、別れに立ち会う中で、
自分自身の人生観を見つめていくことに・・・
ということを書いたら、
死に向き合う職業を舞台にした
なんだかありきたりな話に思えてしまう。
しかし、この作品は、
・主人公の記憶にはない、幼くして亡くなった姉の存在
・やや霊感があり、見える、感じるものがある
・意味ありげな先輩とその友達の僧侶
などの設定があります。
第一巻では、それらがまだ繋がってこないですが、
きっとここから -
Posted by ブクログ
今回の主人公は先のふたりより年若く、20代。そして舞台は製菓部門。
悪い人が誰も出てこない(部長も不器用なだけ…)のは本シリーズのよいところだが、だからこそ今回は話の展開も読めてしまい、読みどころが料理(スイーツ)の描写と、お馴染みの各キャラクターの掛け合いに終始してしまった感。
今回はかなめになかなか感情移入できず、、仕事に前向きで実行力・忍耐力も持っていて素晴らしいのだけど、人間関係周りの観察力はみもざやつぐみに比べたらまだまだだったのかな。ふたりは「この人は何故こういう行動をするのか・発言をするのか」を、キッチン常夜灯で過ごしていくうちに自分で気づいていった感じがあるのに対して、かなめは