長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回は製菓工場のお話。

    仕事に対するスタンスって其々で、何が正しいというものでもない。部長の不安もよくわかる。
    パートさん達が素敵で、それを素直に受け止められる部長もかなめも素敵だった。

    相変わらず常夜灯のお料理はどれも美味しそうで、知らないものもしっかり描写されているから、想像できて読んでいても楽しい。近くにあったら通いつめたい。

    其々の主人公が、みもざ、つぐみ、かなめ。一度に全員出てくるとやや混乱笑
    みもざもつぐみも、かなめから見たら眩しく逞しく見えるけど、今でも色々と悩みながら進んでるんだろうな。

    次もどんなお料理で常夜灯が心を繋いでくれるのか楽しみです。

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    2026年03月24日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    このシリーズ三冊目。
    この話は当たり前だがどれもこれもフィクションである。にも関わらず、心の奥にそっと入ってきて私たちの詰まった感情を引き出してくるこの作品には毎度驚かされる。

    葬儀にはいろいろな形がある。故人とその遺族に合わせた式のやり方がある。
    この一冊では、突然大手の葬儀会社から転職してきた男と、坂東会館の面々が若干突き合う様子が描かれる。
    彼らに共通するのは、遺族のための葬式をすることだが、なかでも転職してきた男はその上で利益も出していきたいと意気込んで坂東会館の改革を進めようとするのだ。
    坂東会館の面々は、遺族には自分がやりたいことをやってもらうだけで、こちらからこれをやったらと押

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    2026年03月24日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    ネタバレ

    こんな感じのお料理関係の小説大好き。読んだあと気持ちが温かくなること間違い無いもん。まさかのシリーズ2作目とは!でも読みやすかった。

    飲食業界で働く30代の女性。周りの環境変化によって仕事量が増え、恋人との関係にも悩み、何事にもやる気を失った時に友人の紹介でキッチン常夜灯に出会う。

    料理の説明がとても詳しくて、実際に料理の写真を調べながら読み進めると余計に食欲が増してくる。

    まずはシリーズ1作目から読んで見ようと思った。

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    2026年03月24日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    美空は就職して一年、前作は亡くなれた方により添い
    今回は遺族に寄り添える様に成長出来るのか?
    漆原の亡くなれた方と遺族を繋いだり、想いを伝えたり
    と、その想いを美空に伝える。
    優しくなれ、心癒されます。

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    2026年03月21日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    一作目、二作目とは少し違う角度から、葬儀について考えさせられるお話だった。
    自分にとっての大切な人は、誰かにとっても大切な人。その大切な人とのお別れに対する想いは、人によって異なるのだろう。葬儀の費用でも、見栄えでも、故人に対する愛情の深さを推し量ることはできない。ご遺族は、それぞれが故人を心の底から思った葬儀を考え、お見送りをし、気持ちに区切りをつける。ご遺族が、そして何より故人が望むお別れをすることで、これからも心の中で共に生きていくことができる。
    大切な人とのお別れには、さまざまな形がある。大切に想う気持ちはそれぞれにあって、その方向が違うことはある。その中で、故人の望みを叶えるための、

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    2026年03月20日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    家族にたい焼き職人であることをやっとカミングアウトした葵と、それを受け入れてくれた家族の温かさがじんわりでした。

    美寿々から届いた老人達の思い出の品々がまた人との繋がりを持ってくれるのがちぐさ百貨店らしさでした。

    お気に入りは「異国の小切手〜」
    ビールバーのオーナー福助にそんな過去があったとは…
    美寿々との出会いは本当に救いだったんすね。
    本当の好きに囲まれた生活がすてきでした。

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    2026年03月19日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ネタバレ

    生活の中で、私は死を身近に感じることがあまりない。だが、家族や友人との別れを考えるだけでも苦しい。人はいつか必ず死ぬのは分かっている。それならばと、どれだけ時間や愛情を注いでも、近しい人の死には必ず悔いと哀しみが残るのだろう。遺された人たちは、これからも生きていかなければならない。どれだけ辛くても、哀しくても、世界の終わりのように感じても、明日は容赦なく来る。それでも、どれだけ時間がかかっても、いつかは区切りをつけて、死を受け入れ、心の中にいるその存在と共に生きていくことが必要なのだろう。
    死を受け入れるためにはどう生きるべきかを強く考えさせられた。今作も、美空や漆原、里見の、遺族に対するそれ

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    2026年03月16日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    ネタバレ

    何となく大団円に向かうとは予想しましたが、

    人にはやりがいが必要、大事なことが改めて感じました。展開がわかっているのにうるっと来ました。

    残念ながら料理やお菓子を想像して食べたいとは思いませんでしたが。イメージしきれなかった。フランス料理菓子はむずかしい。

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    2026年03月16日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    ネタバレ

    美寿々から綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」。
    今回は葵くんが作る新作たい焼きはどんなたい焼きになるのか、ワクワクしながら読み進めた感じがある。また葵くんが家族に長年打ち明けられずに苦しんでいた悩みを兄夫婦に打ち明けて前進する様子もあって、とても温かい気持ちになった。
    美寿々から綺羅に代わっても「ちぐさ百貨店」が素敵な空間であることに変わりはなく、本当にあったら行ってみたいお店だなと感じさせた。綺羅も生き生きと仕事に励んでいる様子だし、熱海にいる美寿々も要所に登場して、遠くから見守る様子が垣間見えて良かった♪

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    2026年03月15日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    祖母から受け継いだ大切なお店の価値はそのままに、二人で新たな魅力を探しながら、さらに銀座で愛されるお店を創り上げていく。福助さんの過去やちぐさ百貨店との出会いは、なんだか切なさもある。だが、真っ直ぐな生き方や人とのつながりが、福助さんの夢へと繋がった。そして、彼もまた誰かの夢を繋いでいくのだろう。今作も心が温まった。

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    2026年03月14日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    根っからの悪人はそうそういないってことですかね。いつかの約束に涙。結婚式は何度か相手が変わってする人もいるかもしれませんがお葬式は1回ですもんね。毎度ながら考えさせられました。私個人としては直葬で全く構わないし、お金は未来ある子どもに残したいですが、残された方の気持ちもあるし。いつどんな状況で、なのかにもよる気がします。

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    2026年03月13日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    キッチン常夜灯シリーズの第二弾
    前回とは主人公(?)が変わって、
    みもざちゃんからつむぎちゃんに。

    本社勤務で忙殺されて、
    恋人とも上手くいっていない…

    そんなつむぎちゃんが
    キッチン常夜灯で癒され、
    良き方向に流れていくお話

    キッチン常夜灯が近くにあったら…

    もちろんいってみたいけど、
    ジビエ、内臓、チーズが苦手なので
    もしかすると食べられるものがないかも…

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    2026年03月13日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    ネタバレ

    銀座のはずれにある雑貨とたい焼きのお店「ちぐさ百貨店」。たい焼きを売り始めたルーツも祖母・美寿々の元に小学生が「たい焼きください」と来店したことが全ての始まりで、商売を懸命に行ってきた美寿々はかっこいいと思った。
    わだかまりのあった美寿々と孫の綺羅の距離が縮まっていく様子は、どの家族にも色々なドラマがあるよなぁ〜と感じさせる思いがした。
    美寿々も綺羅も、綺羅の両親も…それぞれがそれぞれを想う気持ちは温かいなぁとジーンとくるようなホッコリするような気持ちになった。
    たい焼きの尻尾に入っている具材も斬新だし、「ちぐさ百貨店」を継いだ綺羅とたい焼き職人(⁉︎)の葵くんの今後も気になる♪
    長月天音さん

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    2026年03月08日
  • 私が愛した余命探偵

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    未来の予想させるタイトルとあらすじ。一話一話は良くてわかっちゃいたけど泣いてしまう。

    「おじいさんとおばあさんにならなくても、こんなに一星との思い出がある。記憶は時間の長さに比例するものじゃない。一瞬、一瞬の鮮烈な思いが、私の心に、体の芯に刻みつけられている。」

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    2026年03月08日
  • ほどなく、お別れです 1

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    浜辺美波、目黒蓮主演で映画化。霊を感じることができる清水美空は就活全滅で葬儀会社でアルバイトすることに。誠実な先輩漆原、やはり感じる僧侶里見とともに寄り添う葬儀を目指す。涙腺崩壊

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    2026年03月05日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    【あらすじ】
     銀座のはずれにある〈ちぐさ百貨店〉はちょっと変わった雑貨屋。
     40歳にして無職となってしまった綺羅の祖母である美寿々が営んでいるのだが、彼女の焼くたい焼きが銀座名物となっているのだ。
     ある事情から美寿々と疎遠になっていた綺羅は、18年振りに店を訪ねることになるのだが ——— 。
    【感想】
     『キッチン常夜灯』ですっかりファンになってしまった長月先生の作品です。
     こちらは大好きな雑貨屋さんのお話。甘〜いたい焼きが登場しますが、お話はかなりシビアな面も。
     その中で美寿々おばあちゃんの筋の通った生き様がかっこいいなと思いながら読み進めました。
     人それぞれに抱えている事情や過

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    2026年03月05日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

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    続編があると嬉しいですね。漆原と水神さん、いろんな過去の秘密が明らかになり、美空もひと区切りでしょうか。喪主が思いを語る時はかなりうるうるします
    結構、亡くなった方と登場人物が知り合いだったりとドラマ仕立てでもあり、シンプルに連作短編の各喪主さんとの応対にてっした続編があるのを期待します。
    あっ漆原と美空の関係性も多少アップデートしながらの

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    2026年03月03日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    前作が葬儀屋と遺族の関わりがメインだったが、今作は葬儀屋坂東会館で働く人たちとのことが主に書かれていた。
    初めは憎たらしいと思っていた小暮だったが、実は過去にあんな出来事があったなんて。自分以外の他人のことは、見えた部分にスポットが当たり、自分なりに他人のことを解釈しているんだろうなあと思った。だからこそ、深く関わっていきたい人とは対話を繰り返し、その人のことをいろんな角度から見て知っていきたい。

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    2026年03月03日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    「遺体がなくても、お葬式ってできるの?」

    前作に増して胸を締め付けられるような物語でした。


    【印象なセリフ】
    漆原「同じ境遇の方を見て、自分だけではないと励まされるのは、あなたの強さです。日常の中ではなかなか意識はしませんが、こうして、日々、人は亡くなっていく。もちろん、生まれてくる命もある。当たり前のことです。でも、こういう時でないと、その当たり前のことには気付きません。」


    命の尊さを改めて感じ、また深く考えさせられる機会を与えてくださった長月先生に感謝します。

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    2026年02月28日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    最後に
    おばーちゃん!と泣きそうになった。
    まだまだ元気にカツをいれてもらいたい!

    秘密のひとつやふたつ
    隠し事だなんておもっちゃいないんです。
    優しさなんですよ。

    そうね。優しさからの秘密だってあるよね。

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    2026年02月27日