長月天音のレビュー一覧

  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    ちぐさのたい焼き食べたいなーと思ったけど、実際に塩昆布入れてたお店は閉店。残念。
    よくあるエピソードが単独ではなく、繋がっていたので面白かったが、たまに初見のお客に対して長々説教するのが、最近よくある人情系と同じでそこだけイヤだった。

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    2025年09月04日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    長月天音さんは初読み。
    テンポが良くて読みやすい文章で、スラスラと読み終わった!

    最近ではおひとり様も、当たり前になって、1人行動も全然アリな世の中になったと思う。けど、実際ずっと一人で生きていくって寂しさもあるし、大変なこともある。
    人から優しさをもらったり、繋がりができて楽しめたり、、
    ひとりでも楽しく生きていくコツは自分で見つけないとダメだと思ったし、人との繋がりを大切にするっていうのは、本当にそうだなぁと思った。

    つい周りと比べてしまうけど、自分は自分。
    自分の価値観や大切にしていることを、大切にしていくことなんだな。

    大学卒業から36歳まで、直人しか頼る人がいないというのは現実

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    2025年08月25日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    深夜に営業しているフレンチのお店「キッチン常夜灯」。仕事に疲れた人達を癒してくれる美味しい料理とスタッフの暖かい人柄で人気のお店だ。
    洋食チェーン店の営業部員として忙しく働くつぐみは同期のみもざに教えられてこの店に通うようになった。この店に通ううちに、会えない彼との事や仕事にも忙殺されている心身が癒されていく。
    シリーズ2作目、前作で主人公だったみもざがヒロインの同僚として登場する。
    美味しそうな料理と優しい雰囲気のお店で通いたくなる。
    働く女性への応援にもなっている。

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    2025年08月23日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    一人だけど、独りじゃない
    36歳独身女性・泊日文の再出発を描く、希望に満ちた物語。
    「キッチン常夜灯」の著者が贈る感動作

    「俺、結婚するんだ」36歳の泊日文は信頼する男友達・直人の告白に衝撃を受ける。誰にも頼らず生きていく決意をする日文だったが、電球が替えられず暗闇のお風呂ライフ、新しいお隣さんにおびえ全力疾走、熱が出ても体温計は行方不明と、生活は困難ばかり。そんな中、周りの人々との間に育まれていたつながりに気づいていき……。不器用な大人の成長を描く感動作。

    『ずっと1人で生きていく、という選択肢がハナから用意されていない。』

    『彼氏がいると「勝ち」なのか。結婚すれば「幸せ

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    2025年08月11日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    死を扱う話の割に、さらりとライトで爽やかさを感じた。心が締め付けられるような苦しさや悲しさはなかった。私たちは、やがて迎える死に向かって、もがきながらもよりよく生きようとして生きているのだから、もっと重く、苦しく、悩まされてもよかった。そこがないから、「お仕事小説」のつもりで読んでしまうのかな…。まず、3冊まとめて買ったので、3冊目も読んでみよう。

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    2025年08月08日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    お仕事の話は好きですが、葬儀屋さんの話はなかなか珍しい。
    死を扱うからこそ細心の心遣いが求められる仕事だと感じました。
    がさつな私には無理だなぁ。

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    2025年08月08日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    正直なところ、前作の方が好みでした。今回はどちらかというと仕事に関する描写が多く、少し現実的すぎる印象も受けました。ただその分、登場人物たちが抱える葛藤や疲れがリアルで、共感できる場面も多かったように思います。

    それでもやっぱり、キッチン常夜灯の魅力は変わりません。ふらりと訪れた人たちが、美味しい料理と温かな空間に救われていく姿には、心がほぐれます。誰かに優しく寄り添ってもらえるような、そんな場所がこの物語の中に確かに存在しています。

    私にも、こんなふうに静かに心を受けとめてくれる“よりどころ”があったら…と、少しだけ羨ましくなるような、そんな読後感でした。

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    2025年07月28日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ネタバレ

    坂東会館に就職してからの清水美空が一人前の葬祭ディレクターへ成長していく記録です。
    若者や不慮の死を遂げた「わけあり」の葬儀を専門に担当する漆原につき、今回は突然のもらい事故で命を失った少年、家族の中で孤独を気に病み自死をした93歳の老女、年端もいかない二人の子どもと妻を残して亡くなった夫、憧れの職場に勤めるも電車に飛び込んでしまった女性…。と特別な事情をもった葬儀の話が展開される。

    漆原、美空、そして里見のチームは、死者の気を感じとり、残されたもの気持ちに寄り添い「区切り」としての葬式を心を執り行って行く。美空は漆原の仕事を見ながら、通夜の司会を恙無くこなして行く迄に成長していく…。

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    2025年07月27日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    このシリーズはシリウスの社内改善がメインなのだろうか。今回は製菓部。商品開発時に味と価格以外にも気をつけなくちゃいけないことが興味深かった。常夜灯この感じだとすぐ満席になりそう。

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    2025年07月27日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    男友達の結婚で一人暮らしの寂しさを感じる日文。そこから仕事場の定食屋での働きがいや人間関係の暖かさなど、改めて気づいていく。実家の親の関係も含めて都会で一人暮らしをするノウハウがいっぱい詰まっています。

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    2025年07月26日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    「じゃあ、小暮さんにとっての一番大切な人は、やっぱり奥様なのですか」
    「もちろんです。僕は時々考えてしまうんです。祖父母に親兄弟。血のつながりによる愛情は、絶対で尊いものですが、それはけっして自分の意思で選んだものではありません。ですが、伴侶となれば話は別です。お互いの意思でむすばれた相手こそ、唯一無二のものだと思いませんが?そんな相手に出会うことで、より深く死別の悲しみを理解できるようになるのではないかと」

    「僕たちって、何げなく未来のことを口にしますよね。また、とか、いつかって。でも、僕たちが相手にするのは、大切な人との『また』がない方です。僕は、その絶望的な悲しみが分かる葬儀屋でいたい

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    2025年07月17日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ネタバレ

    「ゆっくり考えるのは、くぎりをつけてからでいいのさ。まずは、葬式で亡くなったことをはっきりと認知する。それが重要だと俺は思う」
    葬儀は区切りの儀式だと、漆原からは何度も聞かされてきた。葬儀を終えることで、木持の整理をつけ、ご遺族は次の一歩を踏み出そうとする。

    「どうして、自分のことしか考えなくなってしまうんでしょうね、、、」
    「人はひとりでは生きていけないのに、自分さえよければと思ってる人が多すぎて、なんだか寂しい気がします。もっと、思い合っていければよかったのに。ましてや、家族なのだから、、、」

    「終末期の病棟ってね、学校とか、会社とか、元気なのが当たり前の人しかいない日常とは違った、特

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    2025年07月08日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    スパイスの魅力もさることながら、姉妹っていいなあと毎回思います。

    南くん。ようやくお名前を知ることができましたね!

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    2025年07月03日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    ネタバレ

    小日向食堂で働く泊日文は、過去の苦い経験による故郷への思いを抱えながら、ひとりで生きていく決意をする。
    長らく一人暮らしを支え合った男友達・直人の結婚で絶望するも、弟の伊吹や職場の仲間、地域の人々と交流し、ストーリーの後半にかけて生き生きと日々を過ごす日文の成長がとても良かった!
    老いていく両親や故郷を思う部分には、日文と同世代ということもあり、すごく共感できた。

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    2025年07月03日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    食堂で働く36歳、独身の主人公日文が
    唯一の男友達である直人の結婚を機に、
    今後の自分の人生の歩み方について
    考える前向きな物語。

    結婚適齢期の女性って、やっぱり結婚
    出産をするのか、このまま独身で生きて行くのか
    真剣に悩む時期。
    そして、親の介護とかも考え始めなければ
    いけない頃。もっと自分の人生を純粋に
    謳歌できればいいのに。

    タイトルの「おひとりさまノート」の部分に
    惹かれて手に取った本。
    もう少しノートを書くシーンが多ければ
    良かったなぁと感じた。

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    2025年06月29日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    シリーズ第3弾

    社長の甥・小暮さんが入社してきたことで、坂東会館の中に小さな嵐を巻き起こす
    同業大手からの転職なのだから、小暮がどのような人物だったかなどは、ちょっと聞いたらすぐわかりそうなのに、誰もやらない
    効率重視の業務改革というのは会社としては当たり前だと思うのに、2年目の美空が皆の代表とばかりに小暮にたてつくのはどうなのか

    美空の恋愛フラッグはいらない
    他の人は「さん」付けなのに、漆原だけ呼び捨てなのは何か意図があるのだろうか、いい気分はしない

    訳アリっぽいので、漆原が奥さんを亡くしていたのかと思っていたが、そうきたか

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    2025年06月25日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    この世から去って行った人とのお別れは本当に辛い。まして、あまりに早い別れはなおさらだ。だからこそお別れの儀式、葬儀には意味がある。漆原や美空、板東会館の人たちに葬儀を頼んで、私はいつまでもみんなを見ているから、悲しまないで見送ってね、と伝えたい

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    2025年06月25日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    シリーズ第2弾

    坂東会館で正社員として働き始めて約1年が経つが、美空は漆原の指導を受けながら奮闘中

    確かに人生最後の式を最良の形で行いたいから、「新人なので経験不足でした」では済まない話ではあるが、人材不足で忙しいというのに、漆原の指導はいつまで続くのであろうか?
    美空が独り立ちすれば、漆原との話も少なくなるからか、時折、漆原への恋愛フラッグのようなものが感じられる。安易に恋愛に結び付ける必要もないのに。。。

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    2025年06月25日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    3作目を読み終わって、涙が止まらない。

    この作品はずっと、「死を弔う」ということは
    なんなのかを問うている。

    出てくる一人一人に故人への想いや、後悔があって
    サポートする葬儀屋さんも、自分なりの死への向き合い方がある。

    いつか私が、最愛の人を弔う時。

    その時はあなたと巡り会えて幸せだったと
    心から思えるような、そんな時間を歩みたい。

    そう思えるような作品。

    ちゃんと初めから読めてよかった。


    snowmanの目黒蓮、浜辺美波を主役に
    来年実写として公開されるこの作品。

    目黒の人を俯瞰して見るところや、物怖じしない包容力が漆原にぴったりだし、浜辺美波のまっすぐ素直な雰囲気も美空に

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    2025年06月17日
  • 泊日文のおひとりさまノート

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    日文さんのお話、

    幼い時の怖い思い出から男性が苦手。
    トラウマで。
    心を許した男友達の結婚を機に、おひとりさまの生活が変わっていく。
    職場、地域、家族。
    おひとりさまだけど、独りじゃない!
    そんな、前向きになれるお話でした(*^^*)

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    2025年06月08日