長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
泊日文(36歳)は、小日向食堂で働く独身女性である。
大学時代のバイト先で知り合った直人は、一人暮らしの同士として頼りになる友達だったが、彼が結婚し、北海道に行ったことで寂しさを感じでいた。
電球が切れて困ったときは都内に住む弟を頼り、高熱がでて辛いときは仕事先に連絡し、フリーターの美沙紀が飛んでくるという…
困ったときにも周りの人に助けられることにより、散歩で知り合った人たちとの輪の中にも入ることも躊躇なくでき、ランチの素敵なお店も発見し…
繋がりを持つことでひとりでも寂しくなく生きていけることに気づく。
おひとりさまって自分の気持ち次第で、孤独を感じることもなく楽しみながら生きることが -
Posted by ブクログ
スパイスを使った料理を絡めながら、料理人の姉と、編集者から経営者に転身した妹のストーリー。
私には姉妹がいないので、2人がそれぞれを思いあっているのが羨ましい。
派手な展開はないけれど、温かく、読みやすく、とにかくカレーが食べたくなります!
スパイスも奥深い!
2人の間にワダカマリはないのだろうけど、元カノのお店に今カノを連れてくる和史はデリカシーがない。と、モヤモヤ。
今カノに元カノだと言わない辺りも。
私が大人気ないのかな……?
神楽坂は馴染みがない街ですが、人情を大事にする街のように思え、坂上の大将のとこのカレー南蛮も食べたくなりました。 -
Posted by ブクログ
とても心が温まる、でも切なくもある愛の物語でした。
主な登場人物は、
コイズミ洋菓子店で働く河合二葉
二葉の夫で長期入院中の河合一星
コイズミ洋菓子店の店主
作品はプロローグとエピローグ、1話から5話で出来ています。
1話から5話とエピローグは妻、二葉の語りで物語は進むのですが、プロローグは一星の語りです。
私は、このプロローグが一番好きです。彼の気持ちがとても良く伝わりました。
物語の舞台は洋菓子店と病院です。
そこでのちょっとした謎解きと夫婦の交わりが描かれていて、5話はティッシュ無しでは読めませんでした。
辛くて悲しい、暗い気持ちになるだろうと思える設定だけれど、温かくて優しくて、