長月天音のレビュー一覧

  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    神楽坂スパイスボックス2作目。
    2作目でもお客様様の悲しみや悩みなどをスパイスの力で和らげて、読み終わったらスッキリとする。
    読んでいく中でお店の中で人と人が繋がっていける場所というのがあるのがとても羨ましく思えた。

    本に影響されてさっそくレトルトだけどインドカレーを購入してしまった。チキンの香草パン粉焼きも食べたくて作ってみようかなとも思うほどしばらくスパイス料理づくしになるかも。

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    2024年05月17日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    シリーズ1作目。2、3作目を先に読んでしまって、やっとこちらを読めた。
    「スパイスボックス」が出来た経緯や、スパイスへの思いなどなどがちゃんとわかって、やっぱりこちらから読めばよかったなぁと反省。
    先日、ちょうど本格的なスパイスカレーを食べたところで、お腹の奥からポカポカしてくる感じを思い出しながら読んだ。

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    2024年05月16日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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     クミンにシナモン、カルダモンなど読んでいると色んなスパイスの香りがしてくるお話。

    スパイスは一見、刺激が強くて少しクセが強いようなイメージをしていたけれど、本に出てくるメニューはどれも食べる人たちの心も身体も温かく、そして身軽な気持ちにする効果もあるんだなと思った。

    本の中に出てくる姉妹とお客様のやりとりもサクサク読めて面白いし、とてもお腹が空いてしまった。
    マトンカレーやタジン鍋などは名前は聞いたことはあったけど食べたことがないからどんな味がするのかとても興味が出たし、ミントティーやチャイも飲みたくなる作品。

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    2024年05月15日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    湯気が目の前にあるような幻想を見せる。
    スパイス料理第二弾。どれも美味しそう。辛いの苦手だけど、辛ささえ何とかなるなら食べれるので新しい店を発掘したい気分になる。
    前回の始まりよりも繁盛している様子がいいね。来るお客様は悩みが尽きなかったりもするけれど、気落ちしてる人が食べる料理と言われたら納得。
    なにはともあれ、ごちそうさまだよ!

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    2024年03月28日
  • 私が愛した余命探偵

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    タイトルから推理ものかと思ったら、温かい夫婦の物語だった。
    ケーキ屋さん繫がりで結婚したケーキ好きの二人だけど、夫の一星は肉腫の治療で禁食中という辛い設定。
    闘病中でお互い苦しい状況だけど、いつもさりげなく相手を思いやっている姿がいい。
    今まで知らなかったけど、著者の長月天音さんは、癌のご主人の6年もの闘病を支えられていたそう。
    今作や「ほどなく、お別れです」に込められた思いが、すっと腑に落ちた。

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    2024年03月05日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    訳あり姉妹の視点とお客さんの視点と、交互にストーリーが展開していくのが読みやすかったな。

    お店で出しているのは、インド料理や韓国料理、ハーブや七味唐辛子を使ったものまで多岐にわたる。

    姉・ゆたかの作り出すそれらのスパイス料理はどれも美味しそうで、想像するだけで心が元気になる気がする。

    特にガツンとにんにくの効いた熱々のスンドゥブで疲れた心に喝を入れたいなぁ( ´ ▽ ` )

    お話的には勇気をくれるバインミーが好きかな!

    会社のお局たちにいびられても、やられっぱなしじゃない真友の姿勢は読んでいてかっこよかった〜!

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    2024年02月29日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    シリーズ2作目。
    今作も美味しそうなスパイス料理がたくさん。
    お店で出しているのは、インド料理、韓国料理から七味唐辛子を使ったものまで。
    確かに、スパイスって各国の料理に使われているもんなと思った。
    第4話 勇気をくれるバインミー が一番好きだった。
    職場で新人いびりをする先輩に32歳の真友が強気で立ち向かっていく姿は格好いい。
    でも「自分は彼女たちよりまだまだ若い。ここにいるババアたちに比べれば…」っていう発言、ババアに思わず反応してしまった。みんないつかババアやジジイになるのだよ(笑)

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    2024年02月20日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    シリーズ3作目。
    前作を飛ばして、こちらから読んでしまった。
    でも、すんなり物語に入っていく事が出来たので、問題なし。
    スパイス料理ってパンチがあるので、心身共にエネルギーを与えてくれる。
    何か問題を抱えている人がお店に訪れて、元気になっていくのも納得。
    「第3話 真夏のトムヤムクンと美女のレシピ」が一番好きだった。明日実が周りの理想に自分を寄せていってしまう様子、なんとなくわかるなぁと共感した。

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    2024年02月17日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    お店を始めた動機が不純だけど、やってみると忙しいし楽しいしというみのりの気持ちがよくわかる。そんな不純な動機よりもお客さんの笑顔の方がいいよね。
    実際にはしないのにスパイスの香りがしてきそうなお話。
    周辺のお店の方々とも仲良くやれてるのがほのぼのしてよいよ。

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    2024年02月09日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    振られた彼氏を見返すために、という動機はちょっと好きじゃないけど、美味しそうなスパイス料理とそれに心ほぐされる人のエピソードは良かった。
    姉のゆたかが主人公だったらもっと良かったかも。

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    2023年11月19日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    ネタバレ

    スパイス・ボックスシリーズ第三弾。

    今回のお気に入りは「真夏のトムヤンクン」
    実はアラフォーな明日実は、会社の同僚に若く見られているのを気にして自分を偽り、お酒もスパイシーな料理も我慢していた。その所為で心身共に疲れ始めていて…

    自分をずっと偽るのは疲れるだろうな、と。それをちゃんと受け入れてくれる人が近くにいた事に気付けて良かったです。年下彼氏、可愛くてニンマリでした。

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    2023年11月03日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    姉妹で経営するスパイス料理専門店「スパイス・ボックス」
    順調に客足を増やすこの店に、訳ありな客が悩みを抱えてやってくる…

    お気に入りは「勇気をくれるバインミー〜」
    やっとの思いで転職したのに、アットホームとは言い難い、古株達の嫌味の日々。憂鬱な日々を過ごす真友の楽しみはスパイスボックスのスパイシーな料理だった。

    あの古株だらけの職場じゃ、若い人は寄りつかないでしょうね…私も以前面接で社長が「若い人も男の人も雇ったけど、全員辞めたんだ。即採用するから来てくれない?」って言われた事ありました。きっとこんな職場だっんだろうなぁ。(←辞退しました。)
    パクチー増し増しなバインミーで、すっかり自分を

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    2023年11月03日
  • ほどなく、お別れです 1

    無料版購入済み

    葬儀場でアルバイトしていて

    主人公、就職活動で苦戦しているのは他人事とは思えないです。これ、連作集でしょうか。
    主人公の産まれる前日にお姉さんが亡くなっていて、というのも辛いです。
    遺体にも色んな事情があるのが垣間見える作品っぽいです。

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    2023年11月01日
  • ほどなく、お別れです 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    葬儀は故人のためにする儀式ではなくて残されたもののためにする儀式か。人は必ず死ぬが送り出す側も様々な事情をかかえてるんだな

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    2023年11月01日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    長く付き合っていた彼にふられた腹いせに、彼を見返してやろうとスパイスレストランを始めた主人公と、その主人公に引っ張り出されてレストランのシェフになった姉、姉妹の物語。
    スタートの場面では、気の強い妹の一方的な思い込みを押し付けられてた彼に同情してしまって、これはあまりおもしろくないかも…?と危惧したが、その後の展開は良かった。
    ご飯もおいしそうだし、性格も悪くなくなってたし。
    このての話はとにかくメニューと登場人物の性格が良くないと読めないので。
    安心して読めるシリーズになりそう。

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    2023年10月22日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    子どもも大満足!スパイスは辛いものだけではないのだ。新しい客層を求めてメニューを考えるのも楽しそう。育児に疲れた母も祖母も癒やしてくれる料理ってすごい。

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    2023年09月30日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    神楽坂の路地の奥にある、失恋した妹みのりと、夫を亡くして引きこもっていた姉ゆたかが始めたスパイス料理専門店は、ちょっと立ち寄って美味しいもので疲れを癒やせるお店。弱っているお客を呼び寄せるみたいと言うみのりに、ゆたかは、反対よ、そういう時だから力強いスパイス料理が食べたくなるのよと言う。心と体に栄養がいきわたれば、おのずと進むべき道が見えてくるとも。なるほど、忙しくても自分を大切にすることを忘れないようにしようと思った。

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    2023年09月30日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    元気にするレストラン、とかありがちな癒し系かなぁ?でも心と体を元気にするスパイス料理ってどんなの?とそちらが気になり読んだところ予想外に良かった。
    読みながら食べたい欲がどんどん増す文章に惹かれた

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    2023年08月08日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    結婚するつもりだった彼に振られた妹と、夫を事故で亡くした姉が、神楽坂の路地でスパイス料理のお店を始める。
    最初は、近所の蕎麦屋の大将に匂いで文句を言われたりもしたが、お客のことを考え体調に合わせたスパイスを使った料理で信頼されていく。こんな癒やされるお店が近所にあったら絶対通う!スパイスにも興味が湧いた。自分でチャイを作って飲んでみたけれど、やっぱり「スパイス・ボックス」のチャイが飲みたいな~。

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    2023年08月04日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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     グリーフケアをテーマにした連作短編集。
     幼い頃から霊感のあった清水美空が、都内の葬儀場「坂東会館」で葬儀に関わりながら日々成長を遂げていくさまを描くオカルトファンタジー。シリーズ2作目。
              ◇
     坂東会館就職1年目の美空。一人前の葬儀ディレクター目指して奮闘する毎日だ。
     美空が所属するのは漆原のチーム。ということは担当するのはワケありの葬儀ばかり。それだけに遺族の気持ちにいかに寄り添うかが問われる難しさがある。

     先輩の陽子や椎名たちは温かく見守ってくれるのだが、上司の漆原がなかなか厳しい。
     それでも漆原が取り仕切る葬儀の美しさや遺族に対する行き届いた心遣いは、美

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    2023年07月15日