長月天音のレビュー一覧

  • ほどなく、お別れです 1

    無料版購入済み

    葬儀場でアルバイトしていて

    主人公、就職活動で苦戦しているのは他人事とは思えないです。これ、連作集でしょうか。
    主人公の産まれる前日にお姉さんが亡くなっていて、というのも辛いです。
    遺体にも色んな事情があるのが垣間見える作品っぽいです。

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    2023年11月01日
  • ほどなく、お別れです 1

    ネタバレ 無料版購入済み

    葬儀は故人のためにする儀式ではなくて残されたもののためにする儀式か。人は必ず死ぬが送り出す側も様々な事情をかかえてるんだな

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    2023年11月01日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    長く付き合っていた彼にふられた腹いせに、彼を見返してやろうとスパイスレストランを始めた主人公と、その主人公に引っ張り出されてレストランのシェフになった姉、姉妹の物語。
    スタートの場面では、気の強い妹の一方的な思い込みを押し付けられてた彼に同情してしまって、これはあまりおもしろくないかも…?と危惧したが、その後の展開は良かった。
    ご飯もおいしそうだし、性格も悪くなくなってたし。
    このての話はとにかくメニューと登場人物の性格が良くないと読めないので。
    安心して読めるシリーズになりそう。

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    2023年10月22日
  • 世界をめぐるチキンスープ 神楽坂スパイス・ボックス3

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    子どもも大満足!スパイスは辛いものだけではないのだ。新しい客層を求めてメニューを考えるのも楽しそう。育児に疲れた母も祖母も癒やしてくれる料理ってすごい。

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    2023年09月30日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    神楽坂の路地の奥にある、失恋した妹みのりと、夫を亡くして引きこもっていた姉ゆたかが始めたスパイス料理専門店は、ちょっと立ち寄って美味しいもので疲れを癒やせるお店。弱っているお客を呼び寄せるみたいと言うみのりに、ゆたかは、反対よ、そういう時だから力強いスパイス料理が食べたくなるのよと言う。心と体に栄養がいきわたれば、おのずと進むべき道が見えてくるとも。なるほど、忙しくても自分を大切にすることを忘れないようにしようと思った。

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    2023年09月30日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    元気にするレストラン、とかありがちな癒し系かなぁ?でも心と体を元気にするスパイス料理ってどんなの?とそちらが気になり読んだところ予想外に良かった。
    読みながら食べたい欲がどんどん増す文章に惹かれた

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    2023年08月08日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    結婚するつもりだった彼に振られた妹と、夫を事故で亡くした姉が、神楽坂の路地でスパイス料理のお店を始める。
    最初は、近所の蕎麦屋の大将に匂いで文句を言われたりもしたが、お客のことを考え体調に合わせたスパイスを使った料理で信頼されていく。こんな癒やされるお店が近所にあったら絶対通う!スパイスにも興味が湧いた。自分でチャイを作って飲んでみたけれど、やっぱり「スパイス・ボックス」のチャイが飲みたいな~。

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    2023年08月04日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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     グリーフケアをテーマにした連作短編集。
     幼い頃から霊感のあった清水美空が、都内の葬儀場「坂東会館」で葬儀に関わりながら日々成長を遂げていくさまを描くオカルトファンタジー。シリーズ2作目。
              ◇
     坂東会館就職1年目の美空。一人前の葬儀ディレクター目指して奮闘する毎日だ。
     美空が所属するのは漆原のチーム。ということは担当するのはワケありの葬儀ばかり。それだけに遺族の気持ちにいかに寄り添うかが問われる難しさがある。

     先輩の陽子や椎名たちは温かく見守ってくれるのだが、上司の漆原がなかなか厳しい。
     それでも漆原が取り仕切る葬儀の美しさや遺族に対する行き届いた心遣いは、美

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    2023年07月15日
  • 神楽坂スパイス・ボックス

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    大きな事件や出来事はないけれど、大変あたたかな物語だった。愛情の感じる、人と人のつながりが人を救うお話の数々。よかった。


    p.98 「姉の考えるスパイスは、刺激を与えるものではありません。料理を味わい深くして、じんわりと優しく作用する、体をいたわる料理に必要なものだそうです。私にはまだよくわからなくて、おいしければいいんじゃないかって思うんですけど」「だからこそ、美味しくなるんだよ。お客さんのことを思う、愛情のこもった料理だわ。きっと姉さんには、そういう料理を作るに至るストーリーがあるのね」…「でも先生、その人にとっての過去って、結局全部ストーリーじゃないですか」「そうね、生まれてから死

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    2023年05月31日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    一巻の最初ではツッコミどころが満載だったみのりさんも今巻は落ち着いていて良かった。
    近くにこういう店があればなぁ と、羨ましくなりながら、楽しんだ。
    お腹がすく良き本。

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    2023年05月22日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    神楽坂スパイス・ボックス 第2弾。
    神楽坂の路地、姉妹で営むスパイス料理専門店。

    以前の古民家カフェに店主のおばあさんと話したくて来ていた客。
    彼女に振られたおばあちゃん子の料理人見習い。
    妻と死別し、心を閉ざしている男性。
    会社の人間関係に悩む女性事務員。

    心と体が元気になる料理をふるまうスパイス・ボックスには心の中になにかを抱えたお客さんが今日もやってくる。

    #料理小説 #スパイスボックス #長月天音

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    2023年05月21日
  • 失恋に効くローズマリー 神楽坂スパイス・ボックス2

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    身近にスパイス専門店が無くてホント残念。
    それくらい美味しそうな料理ばかり出てくる。
    気分が落ち込んだり、心身が疲れている人達がスパイス料理を食べて元気になる。
    その姿を想像するだけで不思議とこちらも元気をもらえる。
    架空のお店と分かっているけど羨ましいなあ。
    もし続編があるなら読みたいシリーズです。

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    2023年05月15日
  • ただいま、お酒は出せません!

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    コロナ禍での飲食店の苦悩を描いた作品、お酒に罪はないと思います。あなたはどう思いますか?読んでその答えを探してください。

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    2022年12月28日
  • ただいま、お酒は出せません!

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    コロナに翻弄される飲食業界はこんな感じだったのか、と思った。
    特に東京は大変だっただろうな。
    働きたい思いが強すぎて、一週間の休みすら楽しめない主人公が少し暑苦しかったけど、本の中に出てくるピザが本当においしそうだった。

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    2022年09月18日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    3作目
    漆原の過去が知れるかなと思ってたけど叶わず。
    それぞれのエピソードが悲しくそれでいて心に響く温かさがあってとても良かった。
    この中に美空と漆原の恋バナをぶっ込んでくれるなよと願うばかり。

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    2025年11月30日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    漆原の静かな司会進行の声と里見の朗々とした読経を思いながら物語の中へ入り込んでいました。
    今作は主人公美空の成長が軸かな。
    今まで先輩漆原に付き従って動いていたのが、自分なりの故人や遺族との関わり方を考え動き、この先の目標を定めていく様が感じられて頑張れとエールを送りたくなった。
    エピローグのスカイツリーと東京タワーを一望するシーンが心に残った。

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    2025年11月30日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    葬儀場『坂東会館』の若手女子社員・清水美空の物語、第三弾。大手葬儀社で10年以上働いていた社長の甥、小暮千波が入社する。やり手で『坂東会館』の改革に乗り出すが、美空はじめ社員たちは営利優先主義を受け入れられない。そんな中でも色々な葬儀をこなしていく。美空の特殊能力が出てこなくなった。

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    2025年11月29日
  • キッチン常夜灯

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    キッチン常夜灯に通う、ファミレスの若き女性店長が主人公
    日々のあれこれを抱える人々が行きつけのお店でホッと一息、といったお話

    でてくるお料理がどれも美味しそう!
    描写自体はシンプルで、言葉をくどく重ねたりはしません
    でも伝わるんです、食べたいこの料理!と思わせてくれる文章でした

    例えばシャルキュトリーなんて言葉が説明もなく当たり前のように登場します
    (ちなみに食肉加工品全般を指すフランス語だそうです)
    作中で説明がないんですよ、その言葉の
    でもそれでも伝わるように書かれていて、そんなところが良いなぁなんて思いました

    作者の長月先生は飲食店勤務経験があるようで、料理だけでなく、主人公が経験

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    2025年11月26日
  • キッチン常夜灯

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    やはり、食事処や居酒屋、カフェが舞台の本はほっこりするしお腹がすく。
    ここ最近、同じような本を立て続けに読んだせいだろう。自分にとって「収穫」といえるようなポイントは特になかったけれど、ただただ、ほっこり。ぽわんとあたたかい気持ちに。

    主人公の激務による疲労ピーク時の心身状態は私も身に覚えがあり、残業のたびに私も遅くまで営業してるイタリアンのお店やワインバーに通っていたことを思い出させてくれた。

    不思議と当時のことを「うわ…思い出したくない…」とならなかったのは、私が通ったその店も雰囲気がいい店で、嫌なことを溶かす空気があり、美味しいものを食べることで心身の穴を埋めるに十分すぎるくらい助け

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    2025年11月26日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    オオイヌ本社営業部で働くつぐみは、店舗との橋渡しや指導などを行なっているが、忙しさから彼との間が疎遠になっていた。そんな時に彼のいる店舗で事件が起こり、奮闘する。また、通常やらない店舗での結婚式などを手掛け、日夜忙しい。そんな時に癒されるのがキッチン常夜灯である。同じ食に関する仕事をしているせいか、色々な話を聞いたりとても癒しさ&仕事にも繋がっていて、とても良いお店だと思う。

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    2025年11月25日