長月天音のレビュー一覧

  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    やりがいがないなら作ればいい。
    できるよ。やろうと思えば何だってできる。みんなで知恵を出して協力すればいい。
    このままじゃダメだって思うから、変えることができる。
    何も解決していない、なんてことはないよ。私に話してくれた。頑張ろうって思えた。
    実力がありながら、それを発揮する馬がないのも苦しいもの。
    きっと大丈夫よ。何かを失っても、またそれに代わるものに出会えるから。
    恐れていては何も変わらない。時には勇気を出して挑戦することも必要なのだ。
    決めるのは自分。でも、そのためにはたくさん迷ったり考えたりしたほうがいい。
    私は私のできることをやる。欲張らない。背伸びしない。
    伝えないと損をするのよ。

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    2026年04月04日
  • ただいま、お酒は出せません!

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    コロナ禍における飲食業界の過酷さを描いている。

    2020年の分断された社会を思い出してしまった。
    飲食に限らずどこも大変だったなと、今さらながら思い出すことになる。
    今作は、新宿駅ビルに入っているイタリアンレストラン「マルコ」で、ベテランフロア係として働く鈴木六花が、不安になりながらもいろんな問題に目を背けることなく奮闘する話である。

    席数を減らしたり、アクリル衝立をしたり、それでも休業に追い込まれることが何度か…
    お酒が出せないことや他店の応援やお弁当など、いろんな工夫をするが、それでも吸収されるのか…とか。

    六花の熱い思いは伝わってくるが、何より丸子社長が突然お店に現れて、ピザを作り

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    2026年03月26日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    こっちの方が面白かったな。
    うじうじするのやめて、前向きに頑張ってるからだな。
    そういうのが好きよ。

    たい焼き食べたいなぁ。
    前に住んでいた所の近くにたい焼き屋さんがあって、お土産にしてたんだよね。
    でも引っ越して、気付いたら閉店してなくなってた。
    美味しかったのにな。

    でもこのちぐさ百貨店のたい焼きは皮が薄くて1匹ずつ型で焼いているらしい。
    食べてみたい。
    粒あんだっていうし、尻尾に隠れたヒミツを味わってみたい。
    新作のたい焼きも食べてみたいなぁ。

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    2026年03月25日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    今回は製菓工場のお話。

    仕事に対するスタンスって其々で、何が正しいというものでもない。部長の不安もよくわかる。
    パートさん達が素敵で、それを素直に受け止められる部長もかなめも素敵だった。

    相変わらず常夜灯のお料理はどれも美味しそうで、知らないものもしっかり描写されているから、想像できて読んでいても楽しい。近くにあったら通いつめたい。

    其々の主人公が、みもざ、つぐみ、かなめ。一度に全員出てくるとやや混乱笑
    みもざもつぐみも、かなめから見たら眩しく逞しく見えるけど、今でも色々と悩みながら進んでるんだろうな。

    次もどんなお料理で常夜灯が心を繋いでくれるのか楽しみです。

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    2026年03月24日
  • ほどなく、お別れです 遠くの空へ

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    ネタバレ

    様々なことが制限され、当たり前の日常がなくなったコロナ禍。社会が分断され、人との繋がりも減り、内側に塞ぎ込んでしまい、心に余裕がなくなる。
    そんな状況の中でも人の死は突然訪れる。コロナ禍に交流を避けた結果、長年会うことができないまま故人と対面することもある。感染症によって亡くなった場合は、顔を見ることもできずお別れすることもある。葬儀に集まる方も、お別れの過程も、最小限になる。故人を見送る気持ちは変わらないのに、やるせなさが残る。その中で、区切りとなる葬儀をすることはとても難しい。
    コロナ禍における葬儀の変化。制限された状況でご遺族の気持ちを汲み取り、最もよいお別れができるよう、坂東会館はご遺

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    2026年03月24日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    このシリーズ三冊目。
    この話は当たり前だがどれもこれもフィクションである。にも関わらず、心の奥にそっと入ってきて私たちの詰まった感情を引き出してくるこの作品には毎度驚かされる。

    葬儀にはいろいろな形がある。故人とその遺族に合わせた式のやり方がある。
    この一冊では、突然大手の葬儀会社から転職してきた男と、坂東会館の面々が若干突き合う様子が描かれる。
    彼らに共通するのは、遺族のための葬式をすることだが、なかでも転職してきた男はその上で利益も出していきたいと意気込んで坂東会館の改革を進めようとするのだ。
    坂東会館の面々は、遺族には自分がやりたいことをやってもらうだけで、こちらからこれをやったらと押

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    2026年03月24日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    ネタバレ

    こんな感じのお料理関係の小説大好き。読んだあと気持ちが温かくなること間違い無いもん。まさかのシリーズ2作目とは!でも読みやすかった。

    飲食業界で働く30代の女性。周りの環境変化によって仕事量が増え、恋人との関係にも悩み、何事にもやる気を失った時に友人の紹介でキッチン常夜灯に出会う。

    料理の説明がとても詳しくて、実際に料理の写真を調べながら読み進めると余計に食欲が増してくる。

    まずはシリーズ1作目から読んで見ようと思った。

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    2026年03月24日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    仕事とグルメの小説
    ほっと一息できる行きつけのお店があることは良いな。
    自分もそんなお店を見つけたい。

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    2026年03月22日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    美空は就職して一年、前作は亡くなれた方により添い
    今回は遺族に寄り添える様に成長出来るのか?
    漆原の亡くなれた方と遺族を繋いだり、想いを伝えたり
    と、その想いを美空に伝える。
    優しくなれ、心癒されます。

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    2026年03月21日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    ネタバレ

    一作目、二作目とは少し違う角度から、葬儀について考えさせられるお話だった。
    自分にとっての大切な人は、誰かにとっても大切な人。その大切な人とのお別れに対する想いは、人によって異なるのだろう。葬儀の費用でも、見栄えでも、故人に対する愛情の深さを推し量ることはできない。ご遺族は、それぞれが故人を心の底から思った葬儀を考え、お見送りをし、気持ちに区切りをつける。ご遺族が、そして何より故人が望むお別れをすることで、これからも心の中で共に生きていくことができる。
    大切な人とのお別れには、さまざまな形がある。大切に想う気持ちはそれぞれにあって、その方向が違うことはある。その中で、故人の望みを叶えるための、

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    2026年03月20日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    家族にたい焼き職人であることをやっとカミングアウトした葵と、それを受け入れてくれた家族の温かさがじんわりでした。

    美寿々から届いた老人達の思い出の品々がまた人との繋がりを持ってくれるのがちぐさ百貨店らしさでした。

    お気に入りは「異国の小切手〜」
    ビールバーのオーナー福助にそんな過去があったとは…
    美寿々との出会いは本当に救いだったんすね。
    本当の好きに囲まれた生活がすてきでした。

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    2026年03月19日
  • ほどなく、お別れです それぞれの灯火

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    ネタバレ

    生活の中で、私は死を身近に感じることがあまりない。だが、家族や友人との別れを考えるだけでも苦しい。人はいつか必ず死ぬのは分かっている。それならばと、どれだけ時間や愛情を注いでも、近しい人の死には必ず悔いと哀しみが残るのだろう。遺された人たちは、これからも生きていかなければならない。どれだけ辛くても、哀しくても、世界の終わりのように感じても、明日は容赦なく来る。それでも、どれだけ時間がかかっても、いつかは区切りをつけて、死を受け入れ、心の中にいるその存在と共に生きていくことが必要なのだろう。
    死を受け入れるためにはどう生きるべきかを強く考えさせられた。今作も、美空や漆原、里見の、遺族に対するそれ

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    2026年03月16日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    ネタバレ

    何となく大団円に向かうとは予想しましたが、

    人にはやりがいが必要、大事なことが改めて感じました。展開がわかっているのにうるっと来ました。

    残念ながら料理やお菓子を想像して食べたいとは思いませんでしたが。イメージしきれなかった。フランス料理菓子はむずかしい。

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    2026年03月16日
  • キッチン常夜灯 夜ふけのオニオングラタンスープ

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    これまでのみもざ、つぐみ、かなめはいずれもオオイヌの「女性活躍」で抜擢された若手だが、今回主人公のいつきは、「女性活躍」推進前から池袋店の店長をやっているベテラン。
    気持ちはよくわかるよ。卑屈になりそうで落ち込んだところでキッチン常夜灯を見つける。そこからはいつものように、堤さんと城崎シェフの温かなもてなしと美味しい料理。
    あーー、キッチン常夜灯が近くにほしい!疲れた会社帰りに立ち寄りたーい!

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    2026年03月15日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店② 江戸切子のロックグラス

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    ネタバレ

    美寿々から綺羅へと代替わりした「ちぐさ百貨店」。
    今回は葵くんが作る新作たい焼きはどんなたい焼きになるのか、ワクワクしながら読み進めた感じがある。また葵くんが家族に長年打ち明けられずに苦しんでいた悩みを兄夫婦に打ち明けて前進する様子もあって、とても温かい気持ちになった。
    美寿々から綺羅に代わっても「ちぐさ百貨店」が素敵な空間であることに変わりはなく、本当にあったら行ってみたいお店だなと感じさせた。綺羅も生き生きと仕事に励んでいる様子だし、熱海にいる美寿々も要所に登場して、遠くから見守る様子が垣間見えて良かった♪

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    2026年03月15日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店③ 思い出の香炉とアロマキャンドル

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    ネタバレ

    祖母から受け継いだ大切なお店の価値はそのままに、二人で新たな魅力を探しながら、さらに銀座で愛されるお店を創り上げていく。福助さんの過去やちぐさ百貨店との出会いは、なんだか切なさもある。だが、真っ直ぐな生き方や人とのつながりが、福助さんの夢へと繋がった。そして、彼もまた誰かの夢を繋いでいくのだろう。今作も心が温まった。

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    2026年03月14日
  • キッチン常夜灯 ほろ酔いのタルトタタン

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    ネタバレ

     製菓工場で働く森久保かなめちゃん。個人的に一番共感しながら読んだ本でした!

     中小企業ならではのマニュアルや言葉ではなく見て覚える、察していく力と根性が必要となる現場。人間関係だったり仕事内容で躓くことも多い業界ですが、部長やパートさんたちも同じくらいの情熱と熱量を持って仕事に取り組んでいたことがわかり、一層工場の団結が深まるという理想的な話だなぁと思いました。現実だったら嫌だと思ったパートさんたちはきっと辞めていってしまうだろうと思ったり笑。

     新プロジェクトと常夜灯が切っ掛けとは言え、ここまでかなめちゃんが頑張れたのは彼女自身の強さだと思い、素直に感動しました。
    フランス帰りの部長が

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    2026年03月13日
  • ほどなく、お別れです 思い出の箱

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    根っからの悪人はそうそういないってことですかね。いつかの約束に涙。結婚式は何度か相手が変わってする人もいるかもしれませんがお葬式は1回ですもんね。毎度ながら考えさせられました。私個人としては直葬で全く構わないし、お金は未来ある子どもに残したいですが、残された方の気持ちもあるし。いつどんな状況で、なのかにもよる気がします。

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    2026年03月13日
  • キッチン常夜灯 真夜中のクロックムッシュ

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    キッチン常夜灯シリーズの第二弾
    前回とは主人公(?)が変わって、
    みもざちゃんからつむぎちゃんに。

    本社勤務で忙殺されて、
    恋人とも上手くいっていない…

    そんなつむぎちゃんが
    キッチン常夜灯で癒され、
    良き方向に流れていくお話

    キッチン常夜灯が近くにあったら…

    もちろんいってみたいけど、
    ジビエ、内臓、チーズが苦手なので
    もしかすると食べられるものがないかも…

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    2026年03月13日
  • たい焼き・雑貨 銀座ちぐさ百貨店

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    ネタバレ

    銀座のはずれにある雑貨とたい焼きのお店「ちぐさ百貨店」。たい焼きを売り始めたルーツも祖母・美寿々の元に小学生が「たい焼きください」と来店したことが全ての始まりで、商売を懸命に行ってきた美寿々はかっこいいと思った。
    わだかまりのあった美寿々と孫の綺羅の距離が縮まっていく様子は、どの家族にも色々なドラマがあるよなぁ〜と感じさせる思いがした。
    美寿々も綺羅も、綺羅の両親も…それぞれがそれぞれを想う気持ちは温かいなぁとジーンとくるようなホッコリするような気持ちになった。
    たい焼きの尻尾に入っている具材も斬新だし、「ちぐさ百貨店」を継いだ綺羅とたい焼き職人(⁉︎)の葵くんの今後も気になる♪
    長月天音さん

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    2026年03月08日