長月天音のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ常夜灯4冊目。いつも色んな女性が主人公として登場するが、今回の主人公いつきは自分と同じ年代の女性。
ミッドライフクライシスというか、共感できる反面、前半はいつきがかなり後向きなので少ししんどかった。
でもそこは常夜灯、読んでいるうちにだんだん元気が出てきた。特に親の問題が出てくるところは、いつきがたどり着いた考え方や姿勢には勇気をもらった。
みもざやつぐみなど、いつきが脅威と感じていた若い女性社員とあっという間に打ち解けてしまって、それはちょっと物足りないかな?私としてはもう少し波乱が欲しかった気もするが、このシリーズはこれでいいのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
このシリーズの主人公は毎回変わる。
今回は新入社員の「高坂あかり」
まだ表面的なことしか見えておらず、すぐに調子に乗って勝手に落ち込む。
ベテランと比べて自分は何て駄目なんだろうと
勝手に100点を目指して自分を追い込む。
どこにでも居るような典型的な一年生。
「キッチン常夜灯」に連れて行かれて、美味しい料理や心のこもったサービス、そして何よりも知らないことを経験するという喜びに出会い、成長していく。
眩しすぎて、微笑ましかった。
失敗も成功も口に出してさらけ出し、努力を惜しまず前に進む姿に、心からエールを送りたくなった。
「美味いものを食べなきゃ、人生なんてつまらないからなぁ」
今回、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も良かったです。コロナコロナする小説はやだなと思っていたけれど、あまり前面に押し出すではなく、今回は孤独死、というのがテーマに感じた。
そして主役は水神さん。正直前3作まで、レジェンド坂東会館の人、という印象でしかなかったが、言葉の重み温かみがすごく、こんな素敵な方いる?!みたいな神々しい雰囲気。孤独死にしろ死亡フラグ立ちまくってると不安になったが、そうではなかった…
孤独死自体そんなに悪いものではないのでは、と思っていたが、腐乱した遺体をみたら、孤独死したくない…と思うのだろうか。恩師の死(いわゆる孤独死)も、孤独死だったけれど幸せな生涯だったし孤独ではなかった、というメッセージを感じだ -
Posted by ブクログ
「キッチン常夜灯」の5冊目。
今回の主人公は、新入社員の高坂あかり。入社前のお祝いで叔母に連れて行ってもらった高級レストランに気圧されて『「シリウス」レベルが私にはぴったりだ』とか言っちゃうし、希望の店舗ではなかった池袋店に配属になって『いまひとつピンとこない』とごちたり、最初からちょっと不穏に思われる出だし。
案の定、初日から躓き続け、そこからはだいたい予想された展開。まあ、入社早々現場に配属されて手順書もなく『体が覚える』とか教えられても、おいしい料理や接客が好きで入ってきた人にいきなり売上のことを説かれても、確かに新入社員には難しいとは思うがな。
そうして一杯一杯になったあかりが、店