長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
audibleで。今回は、坂東会館の社長の甥である木暮が入社してきて、会場の改革案やら葬儀のオプションを増やすプランやら、職場の雰囲気をかき回すところから始まった。漆原がいなくなるかもしれないという危機感からか、美空の漆原に対する気持ちにも少しずつ変化が現れる。
肉親間のわだかまりが爆発したり、真実がわかって和解したり、一人で暮らす老親の死にやるせ無い思いを抱えたりと、現代においてひとごとではないストーリーだった。ラストには木暮の抱えている思いが語られ切なくなるが、住職の里見も含めて坂東会館のスタッフの温かさには心がじんわりし、読後感はいい。 -
Posted by ブクログ
結婚をしないから以外にも離婚や死別等々
おひとりさまっていろんなシチュエーションが
あってそれぞれだと思ったんですが、
今作で描かれる「おひとりさま」の日文は
過去にいろいろとあったっていうのもあるが、
ひとりが楽だったんだろうなぁとも思ったし、
ちかくにおひとりさま仲間がいたこともあって
維持できた生活だったんだろうな。
おひとりさま仲間が結婚することによって
ひとりで生活していく上での問題や苦労などが
出てきてはなんとかしていくことによって
「ひとりで生き抜くためのノート」が
「ひとりでもよりよく人生を楽しむための
ノート」に変わっていくところがよかった。
職場の人はもちろん、ウォーキング仲間、
カフェ経営の夫婦、勿論親や兄弟なんかとの
かかわり方も変わっていくさまが面白かった。
家族・仕事・老後等々、現代社会の問題に
あらためて気づかされる作品でした。 -
Posted by ブクログ
早くもシリーズ三作目。前作で葵がやっと
家族に秘密を打ち明け、代替わりをして
引き継いだ「ちぐさ百貨店」でがんばる綺羅。
その先の話はどうするの?なんて思いながら
読んだんですが、葵はあることを解消する
ために新作を考えるし、綺羅はなんだかんだと
お客さんに寄り添って商品を売る素敵な接客。
そして、「ちぐさ百貨店」を語るために
銀座にきた美寿々さん、久しぶりの銀座も
うれしかっただろうけど「ちぐさ百貨店」の
雰囲気を残しつつも新しいことを
取り入れようとする綺羅や葵の成長っぷりも
うれしかっただろうなぁ。あと、作中に
出てくる姉妹のお客さんの話もよかった。
それと、秘密についてを語る美寿々さんは
かっこよかったなぁ。私もあんな感じに頼れる
存在として歳を取っていきたいものです。 -
Posted by ブクログ
父親を孤独死させてしまった後悔の念に駆られる娘。自分は夫の地元で夫の親と暮らしており、父親を遠いところに置いていってしまった。
悲しいし、なんか数十年後の私?みたいな感じで切ない。親大切にしよう。定期的に帰ろう。
だんだん美空が霊感なくなってて少し寂しい。でも社会人として成長してるのは嬉しい。
美空が初めてご遺族に提案ができていたのは感動。私も頑張る。
コグレさんも良いキャラしてる。既に空気感が出来ている職場に、社長の甥という立場で入ること自体、少し難しいよなーと感じつつ。それでも、自分の経験から曲げられない部分を曲げずに仕事をしている精神すごい。反感も買うけど、それでも続けるのもさすが。認めるところは認めて助言するところは助言をする辺りも普通にかっこいい。良いキャラです。
別れた父親が葬儀に来た時のご兄妹の様子に感動。うちも父親と仲悪いからなんだかジーンと来てしまった。何があっても家族は家族なんだなぁと思う。一緒に過ごした時間は少なからずあるもんね。