長月天音のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
教育は、未来を生きる子どもを育てる「生」との関わりが強い。だからこそ、ほぼ正反対と言っていいほどの職業「葬儀屋」を舞台とした作品ということで、ある意味楽しみな気持ちで読みました。
同じ日本とはいえ、実家から遠く離れた場所で私は働き、生活しています。すぐに大切な人と会える訳ではありません。
そんな大切な人が「今」亡くなったら、たくさんの後悔をし、すぐには立ち直れないんだろうなと、読んでいて何度思ったことか。だからこそ、「死者にとっても、遺族にとっても『区切り』となる式を行うことが葬儀屋として大切なこと」という言葉を読んだ時、葬儀屋も立派な「生」に関わる仕事なのだと気付かされました。
最近、仕事を -
Posted by ブクログ
ボロ泣きでした。
最後は特に涙が止まらない止まらない。
亡くなった方の本当の気持ち、
大切な人を失ってしまった方の気持ち、
それぞれの想いに涙が溢れた。
亡くなった方、遺族の方々に寄り添いながら儀式を行い、みなさんを前に進めるようにと一生懸命な主人公含め、登場人物全ての姿や想いが素晴らしかった。
そして、葬儀場の仕事を知ることが出来て良かった。
普段は冷たく見えるような漆原さんだが、本当は誰よりも気持ちを汲み取るのが上手で、それを相手に伝えるのも上手く、素晴らしい人だと思った。
そして、
改めて″死″について考えさせられた。
色んな思いがあって死を選んでしまう人、事故などで突然亡くなって -
Posted by ブクログ
1つひとつのエピソードは感動で、特に最終話の美空の祖母と姉の話は、涙が止まらない。
強い霊感を持つ里見が、死んでも死にきれない気持ちを抱える死者と会話して成仏に導いていく姿や、葬儀コーディネーターの漆原が、霊感はなくても遺族の方への思いやりに溢れた葬儀を取り仕切るところに感銘を受ける。葬式は、亡くなった方のためにも、遺族のためにもある。それを深く考えさせられた。
霊感がある美空がアルバイト先に葬儀屋を選ぶことがなかなかチャレンジャーだなと思ったが、里見や漆原との出会い、姉と祖母の死から葬儀屋を就職先に選んでいくことも、1人の女性の成長ストーリーとして良かった。