長月天音のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
新入社員時代の高揚感、ちょっと調子に乗りすぎてミスをした経験、解像度が高すぎて自分の昔の姿と少し恥ずかしかった気持ちが思い出される。
失敗をした時にきちんとミスを認めて、次どうすれば良いか一緒に考えてくれる鳥羽店長や、そっと励ましてくれる芹澤さんとか、私の周りにもいた素敵な大人を思い出して、自分が今社会人として仕事が出来ているのはこういう人達のおかげなのだと、振り返って心がほっこりした。
私もこんな思いにさせてくれる先輩にいつかなりたい!
そしてやはり常夜灯のようなビストロを見つけたくて、今回も読みながらGoogleマップを漁ってみたので、自分の常夜灯を見つけたい。笑 -
Posted by ブクログ
キッチン常夜灯、その名の通り朝まで営業しているお腹も心も温めてくれるお店。南雲みもざは自分の勤めている飲食店と比べてしまうが、通ううちに解決方法を見いだしていく。コンビニ兄弟もそうだが、そんなお店が近くに欲しい。もしかしてあるけど気付いていないだけなのか?
今、自分は大変な状況にあるので、相手のことを思って語った以下の安心させてくれるセリフが心に沁みました。そんな優しさを伝えられる人になりたい。
「いつでもここに来るといい。ここはそういう場所なんです」
「ただ、大切な人を思って作る料理」
「1人じゃないって、何にも代え難い事なんです。お店が忙しくて私になど構ってくれなくてもいい。ただ、少し気にかけてくれる人がいるだけで救われるんです」
「焦る事はない。ひとつひとつ、問題を解決しながら生きていくしかない」
「私の気持ちを受け止めようって、必死になってくれて、とても嬉しかったの」
砂肝のコンフィ、作ってみたら美味しかった。フレンチの料理を知れることも楽しかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなん泣くて。読む前にどんな感じだろうとSNS検索したら映画にもなってて「ボロ泣きした」ってコメントが多くて。泣き物かぁ、、と少し億劫になってたけど。「キッチン常夜灯」面白かったしなと思ってペラリとページをめくり始めて。
最近は読書の進みが遅い気がして時間がかかる事が多かったけどこの作品は面白くて、読みやすくて数時間であっという間に読んでしまった。
こんな読み進める感覚が久々でびっくりして。
長月天音さんの本、自分の中で好きな著者になるだろうなと確信。
そして物語について。霊感がある美空、霊も見えて少しファンタジー感もあるなぁ面白いって印象。
話に出てきた人物、亡くなった人達は、妊婦、小さい女の子、駆け落ちして誰にも認められなかった女性と悲しい背景も多いけど。どれもうるっとしつつちゃんと故人が救われる展開でホッとした。
1番、ツンときたのはお姉ちゃん、美鳥との別れ。
美空が大好きすぎてずっと一緒なのかと思ったら(それもあるだろうけど)おばあちゃんをずっとずっと見守ってたんだね。そして旅立つその時までそばにいてきっと旅立つ時は一緒に寄り添えるようにずっとずっと傍にいてくれていた。
本当の別れの時、ツンってなって泣きそうになった。本でこれだから映画はボロ泣きなんだろうなと納得。
私は今まで2回、両祖父の葬儀をみてきたし、これからも出席する事が増えていくだろう。
この本を読んで葬儀の意味や自分の中の折り合い。
そして私に霊感はないけどきっと傍にいる故人の事を考えるだろう。
そして看護師として亡くなるその瞬間を立ち会う仕事。それがどれほど貴重なのかも感じないといけない。他人の死を見過ぎで麻痺していると思う。
死は避けられない、だからこそ生を大事にしたい。
とてもいい作品だった。続編も読みたいしきっと読む -
Posted by ブクログ
ネタバレもう、あっかい話すぎて、、
綺羅に葵君、そして美寿々おばあちゃん、ちぐさ百貨店。大好きすぎるしここの鯛焼きすごく食べたい、、、!!
あったかい話だなぁ、葵君も綺羅さんも成長していくんだなぁとか思ってたら最後に衝撃すぎる展開
綺羅さん、珠子さん(母)の実の娘じゃなかったんだね。雪崩で亡くなった友人の子供で子供ができなかった2人の子供としてそれでもかけがいのない愛情で育ててくれて。
美寿々おばあちゃんも絶対な愛で本当の孫として目をかけてくれていた。血の繋がりより過ごした時間と愛情かぁ、、深いし私にはまだ辿り着けない境地なんだろうな。マイキの事も思いだす。
それを知っても綺羅は最終章のお客さんを通じて前を向いてお店を頑張る。いいねぇ、、これは続編がとても楽しみ。
そして葵くん、サユミさんに気があるんかい
それも今後語られてくれい。きゅんとしたいなぁ。
綺羅ちゃんも葵君も、引退した美寿々おばあちゃんもそれぞれを胸に生きている、いい本だし長月天音さんの本、やっぱり好きだわああ。他の作品も読み尽くそう