コナン・ドイルのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ印象的だったのは高名な依頼人で大暴挙に出たウィンター。ギリシャ語通訳に登場したソフィアに並ぶデンジャラスな女性で終盤あまりにも大暴れしていたのでもはや清々しかった。
過去作品を彷彿とさせる作品が多かった。マザリンの宝石では空家の冒険で大活躍したホームズの蝋人形が再び大活躍したし、三人ガリデブはトリックというか犯人の行動が赤髪組合そのものだった。ただ、二番煎じ感は特になく、やはり元の作品がよく出来ているからこそこれらもよく出来ていた作品だった。
それにしてもソア橋は一本取られた。殺人事件が実はただの自殺だったなんてミステリーではとてもベタなのに思い切り騙されてしまった。誰が犯人なのか?と考 -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯人が残忍だったり、とにかく猟奇的な事件が多い印象だった。
見所としてはフランシス・カーファクス姫の失踪。生きている人間をクロロホルムで寝かせつけ、棺桶に詰め込みそのまま火葬するというシュレシンガーの鬼畜っぷりには戦慄した。間一髪、トリックを看破してフランシス嬢を救い出すシーンはバスカヴィル家の犬でヘンリーが死亡したかのように思えたが生きていたシーンのように気持ちが高揚した。
ボール箱も極めて印象深い作品となった。ドイル作品の女の癖はかなり強いが、この作品の登場するセーラの野暮ったさは一度読んだら忘れられない。周りを掻き乱しに掻き乱して、殺人事件まで起こす下衆っぷり。この女は懲らしめられるべき