コナン・ドイルのレビュー一覧

  • 緋色の研究

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    ホームズに関しては名探偵コナン越しの知識しかなかったから、実際読んでみるとこんなにクセの強い人だったのかと新鮮な驚きがあった。
    途中で別の話になった?と思うくらい話の切り替わりがあったけど、最後まで読んでみると、なるほど面白い描き方だなぁ…と。
    少ないページ数の中に面白みがぎっしり詰まった作品。

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    2025年11月10日
  • シャーロック・ホームズの思い出

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    ミステリ教養として読んでみています。
    各話がコンパクトにまとまってて読みやすいです。
    文体は古めかしい部分もあるのですが、それがまた味なのだと思います。
    現代の複雑なトリックを暴く推理というより、事実を一つ一つ拾い上げて事件全容を推理するのが古典なのだなと感じました。
    パズル要素というよりも、奇人天才のホームズ劇場を見る作品です。話の構成も硬いけどわかりやすいので、全年齢におすすめできる本だと思います。

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    2025年11月08日
  • シャーロック・ホームズの生還

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     ホームズの鮮やかな復活劇を描く「空き家の冒険」など、生還した名探偵の八面六臂の活躍にハラハラ・ドキドキした。
     ホームズとワトスンのバディ感にときめきを覚えつつ、冷徹なホームズが事件関係者に見せる思いやりや優しさが沁みる。
     ホームズの論理的な推理が魅力だが、時折ほぼ推理していない回だったり、強引さが目立つ回があったりとムラもあった。

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    2025年11月07日
  • 四つの署名

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    1作目の時とは違って、事件に行き詰まる2作目。
    ホームズの行き詰まった時の、対処法は自分の人生にも役立つなぁ〜。と勉強になりました。

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    2025年11月06日
  • シャーロック・ホームズの叡智

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     現場に残された足跡から犯行の様子をまるで見ていたかのように明らかにし、卓越した観察力で事件の全貌を見抜いたりと、ホームズの探偵手法の見本市みたいだった。
    「シャーロック・ホームズの冒険」などの各巻から割愛した短編を収録した新潮文庫オリジナル編集とのことだが、まさにホームズの叡智を堪能出来る作品群となっている。

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    2025年10月25日
  • 緋色の研究

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    世の中にはシャーロキアンなる集団が存在する。彼らはコナン・ドイルが遺した公式作品全60編を“正典”と称し、徹底的に読み込んで分析し、ドイルが意図したことを議論したり、作中の論理的矛盾を検証したりする熱狂的なファンである。さらには空想を交えた研究を論文報告までしてしまう、ちょっとやり過ぎな集団だ。代表的な研究として『年代学』や『ホームズの収益報告』などがある。
    名探偵数多くあれど、世界各地にこれほどの信者を従えているのはホームズくらいだろう。
    でも、考えてみると彼らの行動は現代のオタクたちが行っている推し活や聖地巡礼などとさして変わらんことに気づく。100年以上という時が過ぎ、どれほど文明が発展しても人間の本質は変わらんのだなと感慨深く思われる。

    ホームズの物語は、そのほとんどが短編で構成されているが全60編のうち長編が4編だけ存在する。本作品は、その長編のひとつであり、記念すべきホームズ最初の作品でもある。ホームズ長編には独特な特徴があり、事件・捜査のホームズが活躍するパートと、犯行の動機や経緯を語る主に犯人や被害者に視点を置いたパートの二部構成になっているものが多い。なので長編といってホームズが事件を解き明かすのに苦慮するということはなく、短編同様いともあっさりと真相を見抜いてしまう。ただ短編に比べ人物描写が深く、ホームズの推理過程もじっくり描かれていて読み応えがある。そして事件の背景を語るもう一つのパートは、たっぷり半分くらいのページ数を使って描かれている。当然ホームズたちは一切登場しないため、厳しめの評価をもつ読者も少なくはないが、当時の歴史的背景や社会的問題をテーマに組み込んでおり、ひとつの物語として読むとなかなか面白い。

    さて、本作品だがホームズとワトスンの出会い、そして世界の人々を虜にしたゴールデンコンビ結成が描かれている。さらに数々の事件を解決に導いた2人の下宿先かつ事務所になっていたあの有名な“ベイカー街221B”での共同生活の始まりも記されており、ホームズに興味をもった方には是非とも読んでもらいたい作品。

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    2025年10月20日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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     バラエティに富んだ難事件の数々を解き明かすホームズの活躍が痛快。ホームズとワトスンの醸し出す「かけがえのないバディ」感も尊すぎる。珍しく三人称だったり、ホームズの一人称で進む回もあり面白い。
     ホームズの、謎を解いて終わりではなく事件に関わった人の心も解きほぐす姿に人間味を感じ感動した。そんなホームズの慈愛に満ちた一面が見られる「ヴェールの下宿人」は本短編集屈指の感動回であった。

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    2025年10月18日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    宿敵モリアーティとライヘンバッハの滝に落ちたはずが、読者の熱意により”奇跡の復活”を遂げたホームズ。
    この経緯からして面白く、またホームズものをやめたがっていたドイルには申し訳ないですが、またこうして二人の活躍が読めて嬉しいですね。

    ホームズものの短編集は冒険、思い出と読んできましたが、すっかり二人のスタイルも固まり、本作が読んでいて一番安心感を覚えました。
    楽しい図形が描かれた「踊る人形」(ストーリーは胸が痛い……)、「美しき自転車乗り」「六つのナポレオン」「金縁の鼻眼鏡」などが洗練されていて面白かった!
    「犯人は二人」では、ドラマでポワロさんも泥棒していたなぁとニヤニヤ。優れた探偵にはやはり優れた犯罪者の素質があるのでしょうか?
    ある程度この時代の知識を抑えておけば、こちらはかなり読みやすい部類の一冊かと思われます。

    そして延原訳では訳者あとがきまで欠かせません!
    毎度こちらで明かされるドイルの”勘違い”や行き過ぎたシャーロキアン達の行動は、感服するやら呆れるやら……。しかし、そこまで熱狂する読者がいるということで、ホームズものが『ストランド』誌読者にどれだけもてはやされていたかがわかりますよね。

    短編集の利点は、どんなスキマ時間でもささっとその世界に没入できること。
    江戸川乱歩選の短編集も手に入れたので、おいおい読んでいきたいと思います(^^)/

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    2025年10月16日
  • 憂国のモリアーティ 2

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    これも1巻だけで止まってました。どこかで勧められているのを見て気になり、あらためて読み始める。ホームズのことはほとんど知らないけど、本作のみでも十分楽しめる。

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    2025年09月24日
  • バスカヴィル家の犬

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    行ったことのないダートムーアの風景が目の前に広がる様な文章。スリリングでありながらウィットに富み上品。久しぶりのホームズを楽しみながら一気に読み上げました。

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    2025年09月22日
  • バスカヴィル家の犬

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    ネタバレ

    正直ミステリーとしては犯人は最初から怪しい人物だし(というか他に候補がない)、肝となる魔犬のトリックはほんとにでかい犬でしたーだし、こいつホームズぽいなと思ったらほんとにそうだし、意外性はない。
    ただ禍々しい雰囲気の中で頑張るワトスンのホラーアドベンチャーとしてはとても面白かった。
    ホームズの期待に応えようと頑張るワトスンが愛らしく、途中でホームズへの手紙形式になる構成も楽しい。
    ただ長編の割には事件自体は短編集に入ってそうな話でもあり、描写を丁寧にして無理矢理長編に仕上げたようにも感じてしまった。

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    2025年09月16日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    えぇー犯人はク◯ゲ〜

    今回のホームズは事件記録を読み返すものでリアルタイムに事件に当たってる訳ではございません。

    と言っても回想シーンは冒頭と最後の最後にちょびっとあるだけなので、ほとんどいつものホームズシリーズと同じように読めますよ。

    「ライオンのたてがみ」いやぁ、痛々しいのなんのって
    「白面の兵士」なんだかハッピエンド?
    「ヴェールの下宿人」頑張れ、ロンダー夫人!

    これって探偵が扱う事案なの?ってものまで、なんか新鮮でした。
    ホームズシリーズだからといって凶悪な殺人犯が毎回出てくるって決まりもないですよね。

    まま、今回も楽しく最後まで読むことが出来ました!

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    2025年09月03日
  • 失われた世界

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    世界的に有名な作家、コナンドイルによって描かれる筆致は大胆で雄大な世界を湛え、私たちに常に真新しい体験をもたらす。まるで自分がその場にいるかのような情景描写、迫りくる未知の狂気、どれも壮大な冒険を作り出す大事な一味になっている。
    冒険小説は、僕たちが幾つになっても夢とワクワク感を与えてくれる。

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    2025年08月21日
  • 緋色の研究

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    初めてのシャーロックホームズ

    ホームズをとにかくべた褒めするワトソンが素直で良い助手だなと思った。現代の推理に用いられる鑑定技術などがないなかでこれほど面白く描写されていてすごいと感じた。

    「自分の仕事に役立つ知識のほかは、いっさい入れない」p28
    ホームズが仕事人である描写だと感じた。

    気が向いたら別の作品も読みたいと思わせてくれる作品。

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    2025年08月05日
  • シャーロック・ホームズの冒険

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    多分十数年ぶりくらいに読み返した。
    当時(中学生だっただろうか)なんですんなり面白いとハマれたんだと不思議に思うくらいには表現や言葉が古風なところがあったが、やはり面白い。
    当時理解できてなかったであろう固有名詞、地名などの知識が増え、より解像度は上がったような気がする。同シリーズの他の作品も、いずれ読み返したいと思った。

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    2025年08月03日
  • シャーロック・ホームズの帰還

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    今回はホームズの裁量で裁かれたり、ちょっとブラックなホームズを感じるお話が多かったです。
    『青いガーネット』がクリスマスの出来事で特別許されたのかと思っていたのがそうではなかったんだなというのと、140年近く前の話でシリーズを読む前の神格化されたホームズ像がだんだん崩れた今回だから法に背いたり、ブラックなのも受け入れやすかったかなと思いました。
    『踊る人形』『犯人は二人』『六つのナポレオン』『金縁の鼻眼鏡』『第二の汚点』と気に入った作品も多く、垣間見えるホームズとワトスンの信頼関係や日常も良かったです。

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    2025年07月26日
  • 四つの署名

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    ネタバレ

    船でチェイスするシーン映像で見たいなって思った。前作よりちと登場人物の名前覚えづらかったけど、メアリとか主要人物はわかる、レストレード警部は毎回出てくるわけじゃないのね。意外と後半の犯人パートが面白く読めたりする。次も楽しみ!

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    2025年07月24日
  • バスカヴィル家の犬

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    ホームズシリーズ、久しぶりに読んだー!

    展開としてはなんとなく読めていたし、トリックもラストの10ページくらいで解決という流れだったけど満足感があった。

    と、いうのもホラー小説としての読み応えがすごかった。情景描写から、登場人物のおびえる表情が手に取るように分かる、となると普通にこわくね???とビビってしまう。

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    2025年07月21日
  • シャーロック・ホームズ最後の挨拶

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    途中になってたホームズ作品に戻ってきました。「最後の挨拶」は話数は少ないけれど、粒揃いな印象。特にお兄ちゃん(ホームズ以上にキャラが立ってて好き)の再登場!「ブルース・パーテイントン設計書」や土壇場の逆転劇が痛快な「レディ・フランシス・カーファクスの疾走」や「瀕死の探偵」が面白い。
    「最後の挨拶」は秀逸で、第一次大戦前の空気感を背負いつつ、それでも色褪せないホームズの鮮やかな活躍がかっこいい。ホームズの言葉としてコナン・ドイル自身がその後の時代を励ましているような雰囲気を味わえる。

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    2025年07月20日
  • 緋色の研究

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    前後編でがらりとジャンルが変わるダイナミックな構成が面白い。
    前半はホームズの天才的な観察力と洞察力を堪能し、後半は、なになに急に何の話してんの?ってなりながらも徐々に事件との繋がりが見えてきて結末に収束していくのがたまらない。
    後半は後半でちゃんとハラハラドキドキさせるところが作家コナン・ドイルの底力を感じます。

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    2025年07月03日