【感想・ネタバレ】緋色の研究のレビュー

あらすじ

ロンドンで起こった殺人事件。それは時と場所を超えた悲劇の幕引きだった。クールでニヒルな若き日のホームズとワトスンの出会い、そしてコンビ誕生の秘話を描く記念碑的作品、決定版新訳!

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匿名

購入済み

翻訳で迷いましたが、読みやすそうな新訳を選びました。ホームズ達のキャラクターはそのままに癖のない文体で、読書慣れしていない人でも無理なく読めると思います。ホームズとワトスンの最初の事件で、二部構成となっており、犯人が犯行に至るまでの経緯が印象的な物語です。

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2025年06月30日

Posted by ブクログ

ホームズはここまで変わり者だったとは…!
ここまでの変わり者を軽蔑することもなく
逆に賞賛するワトソン博士。
そりゃ相棒ですね。

物語はとある空き家で起こった殺人事件。
ホームズは現場に到着し、ウロウロと調査を始める
するとすぐに犯人の特徴を掴んだ。
すぐに犯人逮捕かと思いきや、
謎の人物により犯人逮捕を1回逃してしまう。
(この人誰なんだろう…)
その後、ウィギンズの協力もあり、
ようやく犯人逮捕。

…え、まだ半分!?
…え、しかも逮捕で終わった!?
…え、なんか違う話始まった!?

と、思わず混乱。

しかし、後半を読み進めていくと、
半分以降は犯人の過去の物語。
犯人に何が起こって犯行に及んだのか…。

ミステリーの金字塔。
これを読まずしてミステリーは語れない。
謎の男が気になりすぎる…!!

個人的には、

『人生という無色のもつれた糸の束には、殺人という緋色の糸がまじっている』

のセリフに大興奮でした。
ここで言ってたのね!!!ホームズ!!!

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2025年02月13日

Posted by ブクログ

Audibleでは第1弾『冒険』、第2弾『回想』、第3弾『緋色の研究』となっていた。
この順番通りに読んだら、この作品がエピソードゼロのような感じで楽しめたので、この順番で読んで良かった。

二人の出会いを知ることができて嬉しい。
なぜ2人が同居しているのかの謎も解けた。
はじめはホームズのことを疑ってたワトソンの様子が面白かった。
知れば知るほど2人が好きになる。

第1部と第2部は繋がりがないのかと思いきや、切ない想いと巧みな構成に感動した。
短編だけじゃなくて長編もこんなに面白いなんて。
もっと読みたいのにAudibleではここまでしかないのが残念。
コナン・ドイルのSFも今度読んでみたいな。

さて、次のAudibleは何を読もうか…。
Audibleは残念ながら海外古典ミステリーが少ない。
クリスティーの攻略本で何度も名前が出てくる「横溝正史」が気になるので読んでみようかな。
Audibleにて。

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2024年08月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「緋色の研究」というタイトルからは想像できない程のスケールの大きい物語。始まりはロンドンの小さな空き家で起きた殺人事件が、終わってみれば発端はアメリカの宗教都市に始まった長い復讐劇の終幕。ホームズはホープを僅か3日で捕まえたが、ホープは何年も機会を逃し続けそれでも諦めるこなくヨーロッパを渡りロンドンまでやって来た。目的の為に命を削りながら、ついに宿願を果たしたホープは裁判を前に息絶える。個人的には、一夜にして大切な人を失った彼のことを誰も裁くことはできないし、裁く権利はないという意図のように思えた。

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2023年11月07日

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ホームズによる見事な推理に爽快!楽しめました。
ワトスンとホームズの出会いの場面を知ることができて感動しました。
ひと目見て「この人はどんな人か」当ててしまうホームズに驚愕。その観察眼が素晴らし過ぎます。
ホームズ作品、またじっくり読んでいきたいと思います。

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2023年10月07日

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下宿を探していたワトスンが知人の紹介でホームズと出会うところから始まる物語。空き家で見つかる傷なしの死体残る血痕。血で描かれたメッセージの意味とは。第一部で犯人を捕まえたあと、全く雰囲気が変わる第二部で事件の謎が全て解ける……

ホームズとワトスンの出会いの物語だと聞いていたので、第二部に入って「ん?んんん?」となったけど、読み終わったらすごく良かった!!ドイルは歴史やSFも書く人だもんなー。納得。
第二部を読むと一気に話に厚みが出る気がする。ドイルは短編しか読んだことなかったんだけど、長編面白いな!!

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2022年04月07日

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10代のころシャーロック・ホームズの本を手にとった。ディクスン・カーやアガサ・クリスティ、エラリー・クイーンも。

私は、
本を見ていたけど、
読んでいなかったのだろう(・_・;

今回、アンソニー・ホロヴィッツに引き込まれて「絹の家」「モリアーティ」を読んで、そのことに気がついた。

今からでも遅くない。ベーカー街221Bから始めよう。

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2022年01月24日

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シャーロックホームズを初めて読んだけど、思っていたよりも面白いしホームズのキャラが独特で良い!他の話も読みたくなるのがわかる。

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2021年07月28日

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シャーロック・ホームズとワトスンの出会った時のお話し
コナン・ドイル、初読(だったように思うたしか…)
面白いっ!!!
コナン・ドイル、シャーロック・ホームズシリーズどんどん読みたい!!!

コナン・ドイル
医師にして推理作家

19世紀末のロンドン
科学者より鋭敏で幅広い知識を持ち、犯罪者より危険で変装の名手、警察を出し抜く捜査方法で数々の難事件を解決し、王族からも絶大な信頼を得ていた名探偵シャーロック・ホームズ

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2021年06月25日

購入済み

やっと読めた

ずーっとホームズ作品は読みたかったのですが、翻訳の壁で読めずじまいでした
ですがこの作品の翻訳の仕方はとても読みやすくて、すんなり全部読めちゃいました
楽に読める、と紹介されていた翻訳の本もなかなか読めなかったので、今回この本に巡り会えて本当に良かったです!
楽しめました!ありがとうございました( ˊᵕˋ )!

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2020年05月24日

Posted by ブクログ

ホームズに関しては名探偵コナン越しの知識しかなかったから、実際読んでみるとこんなにクセの強い人だったのかと新鮮な驚きがあった。
途中で別の話になった?と思うくらい話の切り替わりがあったけど、最後まで読んでみると、なるほど面白い描き方だなぁ…と。
少ないページ数の中に面白みがぎっしり詰まった作品。

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2025年11月10日

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この歳にしてシャーロックホームズ、デビュー!
ホームズってこんな強キャラクターな感じなのね。
本の構成が、謎を解く→犯人の動機を知る→犯人逮捕の章立てが良かった。悪も憎めない展開でキャラに感情移入しやすかったのも良い。(鬼滅の刃もこんな展開だったなあと、ふと。)

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2024年10月20日

Posted by ブクログ

他の派生作品などを読んでいるので内容は大体知ってたけどやっぱり本家は面白い!
途中の過去回想のシーンが長く、西部劇のようで少しだれてしまって読むのに時間がかかったが、ホームズとワトソンのからみは楽しくスイスイ読めてしまった。

そこまでバリバリ読む方ではない為シリーズの中で読みやすいものから読むか迷ったが、順番通りホームズとワトソンの出会いから読み進めたかった為1作目から読んで正解だったと思う。
ここから原作順に読み進める予定だが、恐らく短編の方がもっと読みやすいのだと思う。

勉強不足で所々意味を知らない難しめの表現があったが、都度調べながら読むのが癖というか好きな為そこは問題なかった。
この作品は子供や学生の頃に読んだという人も多いだろうけど、みんな全て理解出来ているのかな、、
それとも他の出版社から出ている訳はもっと若い人向けに読みやすいものもあるのかな?気になる。

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2024年10月16日

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ネタバレ

初めてのシャーロック・ホームズシリーズを読みました。かなり古い時代の本なので読めるか不安でしたが、ホームズとワトスンの掛け合いが面白く、スラスラと読めました。犯人の動機が切なかったです。

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2024年10月10日

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読み終わった…というより、聴き終わったです。
遂にオーディブルデビューしました!そして初作に選んだのがこちらです。もちろん初見ではないです。小学生の頃に子供向けに書かれた本を読み、大人になってから原文から訳された本を読み、そして今また今度は耳で読みました。
所蔵してるので過去に何度も読んだことあるはずなのですが、目で文章を追っていると緻密に一文字一文字読み込んでないのか今回、耳で聞くことでそんなくだりあったっけ?と新鮮でした。

こちらはワトソンとホームズの出会いが書かれた長編ですが、わたしが初めて読んだホームズものもこちらでした。まだホームズとワトソンがお互いに気を許していないというか、信頼関係が出来上がってない微妙な距離感が逆に新鮮な一冊です。

この話にはルーシーという、可愛らしい天使のような女の子が出てくるのですが、朗読の方(大人の男性)が高い細い声色で読み上げるのだけがどうにもいただけませんでした。朗読だから1人でやらないとなのでしょうか。。

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2024年09月13日

Posted by ブクログ

シャーロックホームズの最初のお話!
アフガニスタンから来ましたね?のシーンが生で見れて(?)とても嬉しかったです

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2024年08月17日

Posted by ブクログ

あまりに有名な探偵小説であるし、
身近なファンにかいつまんだネタバレは聞けるし(笑)で、これまで手を出して来なかった本作。

超個人的な今後の野望として、クリスティ未読作品を押さえつつ、コナン・ドイルの「シャーロック・ホームズ」シリーズを読破した後に松岡圭祐 作 「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」を読んでみたいなぁ、とわくわく。の第一歩として「緋色の研究」からスタートしてみたのでした。
いつ終わるか分からないけど、のんびりいこう〜

さてさて「緋色の研究」
読んでみて、やはり面白い。
ホームズが体系的に一つ一つの事象を捉えて事実に結びつけていく様子に、ワトスンと読者も共にあっ!と言わされる感覚が気持ちいい。
第1部の最後の場面でそれが最高潮に達すると、その後は終わりに向かってまっしぐら。僅か200ページもない本書だが、大胆な二部構成がキマっている。当時のイギリスとアメリカの世情とかが知れるのも面白いです。

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2024年07月14日

Posted by ブクログ

全ての原点がここにあります。これを初めに読んでも、短編を読んでからでも色々な見方ができて楽しめそう
レストレイドとグレグスンが少し憎たらしいですけどね

第一部のホームズの鮮やかな推理から第二部の手に汗握る冒険と復讐劇はハラハラしながらも心踊ります

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2024年06月11日

Posted by ブクログ

言わずと知れた超有名コンビのミステリー。
探偵ホームズと相棒ワトスンの出会いが見どころ。
2人の物語の幕開けは「緋色の研究」なる話から。

2部構成で、第1部と最後はワトスンの語り。
第2部は、事件の動機の物語が別視点で展開する。

推理物ではあるが、内容としては冒険物にも似た、さしずめ復讐劇といったところ。読んでて犯人に感情移入してしまいました。

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

シャーロック・ホームズが登場する初めての作品です。書かれたのは1887年。
この小説ですでに、ホームズとワトソンのキャラクターが確立されています。
小説の中で、もう一つの物語が語られますが、ハラハラドキドキで面白かったです。
角川文庫の訳は、読みやすかったです。

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2024年02月06日

Posted by ブクログ

めちゃおもしろかった
ワトスンとホームズの出会いとか読めてわくわく
最初ワトスンがこの同居人はなにをしてる人なんだろ?とか本当に見ただけでその人の職業とかを当てることなんかできるのか?って疑ったりするのもいい

事件解決が1章目でその事件が起こるまで遡った話が2章目
2章目の本当に最後の最後にホームズ達が登場して二つの話が繋がる
ワクワクしっぱなしの本
当たり前に続編読みます

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2023年09月14日

Posted by ブクログ

幼い頃からドラマや古い単行本でも読んでいましたが、ワトソンがホームズに出会ったきっかけや同居してる理由などについて知りませんでした。

本作は、お互いの過去、2人の出会い、最初の事件対応、そして、今回の被疑者の観点から見た過去が主幹となっております。

後半が被疑者の過去、つまり事件の動機につながる背景が描かれているのですが、「これだけの仕打ちを受けて、よくここまで策略立てる落着きがあったなぁ」と思いますし、かなり同情の念があります。
結末は彼なりに幸せになれたのかなと。

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2023年06月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オーディオブックにて。 1作目のはずなのに題の横に第3弾と書いてあり( 1弾は『シャーロック・ホームズの冒険』でした )悩み抜いて2人のの出会いが描かれているので、本作から。結果、この順番で満足です。

ホームズの内容を全く知らなかったので、第一部でぼんやりと人物像を知り、その後事件を通して2人のことをよく知れました。 語彙力皆無なので「凄いなぁ」しか言えなるくらい、ホームズの洞察力に感服しました。 事件の犯人なども深堀りされていて悲しくて複雑な気持ちに。 続きを読む( 聴く? )のがまた楽しみです!

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

ホームズとワトソンの原点という意味でも、1人の人間が殺人をするに至る理由をとても壮大に描いているという意味でも、どっちにしてもとても面白かったです。
ホームズという探偵の非凡さの描かれ方、ワトソンがいかにして彼の才能に魅入られたかがわかるお話でもあり、今後のシリーズを読みたくなるような、そんな作品でした。

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2023年02月19日

Posted by ブクログ

子供の頃に読んでシャーロック・ホームズの推理に本当に感動した。今、読み直すと大したことはないのだが。新訳は読みやすい。いい仕事をしている。

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2022年10月13日

Posted by ブクログ

ある程度あらすじは知っていたものの、二部が始まった時は何の話かと思い構成がこのようなものとは知らなかった。翻訳がうまくかなり読みやすくて面白かった。

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2022年05月19日

Posted by ブクログ

想像を遥かに超えて読みやすかった!流石は名作、とてもとても面白い。ワトソンの書き記したシャーロック・ホームズという人間の観察記録を読み進めていくといった形式で物語が展開されていて、どんどん世界観に入り込んでしまう。

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2022年03月29日

Posted by ブクログ

やっぱりホームズ。
モダン小説は全てホームズを参考に書かれている。
改めて読むと他のミステリーと違って犯人を自身の推理で突き止めるだけでなく、あっさりと捕まえるところまで抜け目ない所がホームズの凄さだと感じる。
社会人になってから読んでみて彼のプロフェッショナリズムにも魅了を感じた。ワトソンがコペルニクス理論や太陽系の位置等、至って常識的な知識をホームズが知らないことについて疑問を指摘したとき、仕事に必要のない無駄な知識を覚えてしまったとホームズはそれらの知識を忘れようとする姿勢が印象的だ。
人間の記憶容量は限られている故にストックする知識は厳選する。とても合理的で、プライベートを犠牲にするプロフェッショナル意識の高い姿勢だ。
プライベートくらい仕事とは関係のないことを考えたい、なんて思っているようじゃ職人としては二流なのかもしれない。情報が溢れる現代社会では特に大事な教訓かもしれないと思った。
デザイナーの山口周も同じエッセンスを以前唱えていた。反対にスティーブ・ジョブズの有名な「コネクティング・ザ・ドッツ」の理屈で言えば一見役立たない知識でもそれが巡り巡って役に立つことがあるという考えもあり、常にあらゆるものへ好奇心を持ち幅広いインプットをし続けることがよりクリエイティブな仕事に繋がるという見方も出来るとも思う。
とは言え、ホームズという架空ながら探偵業を極めた1人の職人のライフスタイルは時代が変わってもスペシャリストを名乗る者にとって1つの指標になるに違いない。

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2022年02月12日

Posted by ブクログ

すごく面白かった。
一気に読めた。
九州旅行の、福岡→大分の旅程で。

モルモン教のあたり、引き込まれるように夢中になって読んだ。
ああいう、こじれた宗教みたいなの、読むの好きかもしれない。。。

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2021年09月21日

Posted by ブクログ

「初めまして」
「アフガニスタンに行っていましたね」

というシャーロック・ホームズの最初の台詞はとても有名だけど、いざ自分で目にすると最高に痺れた
と同時に、推理を外して取り乱したり甲高い雄叫びをあげたり毒薬の確認の仕方がぶっ飛んでいたり、割と情緒不安定な人間でおもしろい
ストーリーはちょっと突拍子がないかな〜と思ってしまった点が残念

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2025年11月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ


アマプラでBBCドラマ「シャーロック」を観始めたらホームズを読んでみようという気になって手に取った一冊。いつもちょこちょこ読んではお休みしてるけど、今回は読破したい。

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2023年03月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シャーロックホームズの名前は知っていても作品自体は読んだことがなかった。古典のイメージとは異なり、薄くて読みやすいものであった。
第二部は、事件とは時代も場所も異なる場面から始まった。これがどう事件に関連していくのかドキドキしながら読んだ。

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2023年02月19日

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