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Posted by ブクログ
「緋色の研究」というタイトルからは想像できない程のスケールの大きい物語。始まりはロンドンの小さな空き家で起きた殺人事件が、終わってみれば発端はアメリカの宗教都市に始まった長い復讐劇の終幕。ホームズはホープを僅か3日で捕まえたが、ホープは何年も機会を逃し続けそれでも諦めるこなくヨーロッパを渡りロンドンまでやって来た。目的の為に命を削りながら、ついに宿願を果たしたホープは裁判を前に息絶える。個人的には、一夜にして大切な人を失った彼のことを誰も裁くことはできないし、裁く権利はないという意図のように思えた。
Posted by ブクログ
ゲーム「大逆転裁判」に、シャーロック・ホームズが登場するのでそれをきっかけに読みました。昔に、何度か読みかけてあまりの読みにくさに挫折したのですが、新しく書かれた翻訳の物を買ったことでかなりスラスラ読めました。古いものだと言葉の意味が現代と微妙に違うところもあるのですが、時代に合わせたわかりやすい言い回しや表現に直されていて非常によかったです。
あと、ホームズの推理につてまったく知らなかったのですが、かなり科学的な見地から推理をしていたんですね。ミステリーが流行りだした頃の本とはいえ、当時としてもかなり特出したジャンルだったんではないですかね〜。
ワトスンとのやり取りなんかも、可愛いなぁってなります。おっさん同士がわちゃわちゃしてるんだけなんですけど。お互い心を開きかけてるのが見えるのがとってもステキだなぁ、萌えるなぁっていう感じでした。
Posted by ブクログ
オーディオブックにて。 1作目のはずなのに題の横に第3弾と書いてあり( 1弾は『シャーロック・ホームズの冒険』でした )悩み抜いて2人のの出会いが描かれているので、本作から。結果、この順番で満足です。
ホームズの内容を全く知らなかったので、第一部でぼんやりと人物像を知り、その後事件を通して2人のことをよく知れました。 語彙力皆無なので「凄いなぁ」しか言えなるくらい、ホームズの洞察力に感服しました。 事件の犯人なども深堀りされていて悲しくて複雑な気持ちに。 続きを読む( 聴く? )のがまた楽しみです!
Posted by ブクログ
大変面白い
ホームズがなぜ長い間語り継がれているのかよく理解できた。
ホームズのキレのある推理が素晴らしい
ただ、アメリカのエピソードは冗長。あの長さはいらんやろう。
Posted by ブクログ
アマプラでBBCドラマ「シャーロック」を観始めたらホームズを読んでみようという気になって手に取った一冊。いつもちょこちょこ読んではお休みしてるけど、今回は読破したい。