二宮敦人のレビュー一覧

  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    国外から駅を楽しみにしてきた少女、夜にいる駅員
    合間合間に連絡を取る友達。

    分数秒毎にかっちりな日本は、確かにはたから見たら
    恐ろしい状態なのかも知れません。
    おおらかにいけたら、それはそれで楽だと思いますが。

    ふたつ目の話で、貨物のみの道、というのがあるのに
    驚きでした。
    よくよく考えれば、確かに普通の道使ってると民家で
    音がうるさいですし、加速もできないやも?

    そんな話の合間に連絡を取っていた友人が
    メインとなった3話目。
    言われてみれば確かに…なので、日本語難しい。

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    2024年02月15日
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    駅員さんの謎解き第二巻。前より鉄道に関する知識が自然に取り入れられていた感じがして、一巻より面白かったかも。

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    2024年01月11日
  • ある殺人鬼の独白

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    人は殺人するものと殺人しないもののどちらかに分かれる。その分岐点は日常の中にひっそりと、でもあちこちにあって知らずに通り過ぎる場合もあればいつの間にかそこに立たされたりする。らしい。怖かった。

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    2024年01月03日
  • ドールハウスの人々

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    面白みのある怖さじゃなくて、現実味あふれる恐怖だった、夜読むの怖かった、二宮さんはそういうのが上手で、とっても好きです。叙述トリックも爽快でした、すぐ読み終わっちゃった、

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    2023年12月29日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    下巻、疾走感をもったまま一気にラストまで走り切った。
    医療系ドラマは身近なせいでグイグイ前のめりになる。認知症の当事者目線ですすんでいくストーリーも生々しい。自分の将来に見えて不安で仕方がない。私の好きなコミック『ヘルプマン』とも重なった。
    過去と現実の区別がつかなくなる。想像できて怖い。読んでいて子どもの顔ばかり浮かぶ。もう、今から謝りたい。
    これも終末期医療の予習かな。

    さて医師と患者の関係を水平に捉え直した主人公の1人。しかしお賽銭だけで生活する町医者となった彼は、その後どうなるか心配。この人の未来は描ききってほしい。まだ続くのかな。続けて欲しいな。

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    2023年12月26日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    お仕事もの。地方の鉄道で働く鉄道員が駅で起きた事件や不思議を解決する。
    ただひたすらに電車を止めずに安全に動かそうと働く鉄道員たちは凄い。実際もこういうことあるんだろうなぁ。本当に頭が下がるなぁと思う。
    就活がうまくいかない男子大学生は、なんというか青いなぁっていうキャラクター。よく野菜をくれるおばあちゃんと夫の幽霊はともかく、大事なものを忘れた女性は正直ちょっと迷惑では?なんかもうちょっと別な忘れ物ネタでもよかったような気がする。

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    2023年12月26日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    前作に続いてドラマ感がさらにヒートアップ。まさに白い巨塔。オセロの白黒のように考え方のちがう医師同士が火花を散らす展開。芝居がかりすぎて、終末期医療のイメージが自分から遠ざかっていく感触もありつつ。
    エイズの話は、コロナに置き換えて読んでしまった。こんなところで時代が変わっていると実感。

    どこまでが上巻の話だったか覚えてないほどハラハラしながら下巻へ続く!

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    2023年12月25日
  • 夜までに帰宅

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    中学生くらいの時に爆裂に好きだった本。
    読み返したけど大人になったら…んー(笑)
    13歳とか14歳くらいの時には1番面白いとおもってました。だからそれくらいの子にはおもしろいのかも。
    アニメ化したら面白いと思うんだけどなー

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    2023年12月12日
  • ある殺人鬼の独白

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    ネタバレ

    理想の女性を求めて撲殺を繰り返すホスト、地球を守るために法を犯す女性、愛する肉を監禁する肉屋……。
    これは殺人者の記録を集めた一冊。


    「自分がいつ殺されるか、あるいは殺してしまうか怖くて仕方ない」という人物が、殺人者について調べ、実態を知るため蒐集した殺人者にに関する記録、という形で語られる、7人の殺人者の話。

    一人称視点で、自分の犯行について語る形式で、話によって多少程度の違いはありますが暴力的・グロテスクなので苦手な方は注意です。

    どの殺人者も、狂気に満ちているようでいてどこか冷静というか客観的な部分を持っていて、意外と、殺人を犯してしまう人とそうでない人の違いはほとんどないという

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    2023年12月10日
  • 殺人鬼狩り

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    ネタバレ

    見たかったサイコパス同士の対決は見れたのだが、対普通の人間のが多い。まぁでもこのお題で書くとしたらこうなるのかも。
    想像よりもサイコパスの内面が書かれていて、最終的には思想の対決みたいになってた。社会主義vs暗黒啓蒙みたいな。
    作者は宮台真司が好きとみた。

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    2023年11月22日
  • 【単話版】ドールハウスの人々 第1話

    匿名

    購入済み

    重い…

    題名と扉絵で面白そうだったから読んでみたけどあまりにも文章量が多すぎて正直しんどかった。でもこれからどういう風になるのか気になる!!

    #ダーク #シュール #怖い

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    2023年11月30日
  • さよなら、転生物語

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    もし別の人生を歩めるなら、どうしますか?

    もう心がダメになりそうなら、それに従って
    仕事は休んだ方がよろしいかと。
    廃棄直前、な状態になったら怖いですから。
    …な状態で浜辺での拾い物。
    そして転生人生。
    だからこそ得られるものはありますし
    だからこそ振り替えられるものもあります。

    持ち主と、友人と、仕事初めて初めてのお客様。
    心が強くなっていくのが楽しいです。

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    2023年10月30日
  • 殺人鬼狩り

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    サイコパスの敵役について、背景と彼らの理屈の部分が丁寧に描かれています。
    なので、ただの殺し合いに留まらず、楽しめました。
    最後の終わり方もよかったです。
    もう少しミステリ的な要素があると、個人的には嬉しいかなと思います。

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    2023年10月06日
  • 四段式狂気

    購入済み

    読みやすく、引き込まれる展開

    先に一言:表紙に騙されました(いい意味で)

    全四章(四段)で、それぞれの章で登場人物視点の進み方なので、第三者視点がなくわかりやすい進行で物語は進みます。
    会話や心情ばかりで、一文一文短めなのですごく読みやすかった。
    展開的にも引き込まれ、どんどん先が読みたくなる本でした。

    ただ、ストーリーに関していうと、一章から二章までがピークだったかな
    三章、四章になるにつれて、謎が解かれ、本当の三人目や四人目の人物が登場していくにつれて面白みが半減し、ホラー・狂気の部分が陳腐になっていった感じがした。

    ちょいと狂ったストーリー、報われない終わり方がお望みであればかなり楽しめると思います。
    自分はも

    #ドロドロ #ダーク #怖い

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    2023年07月17日
  • 18禁日記

    購入済み

    読みやすく、想像しやすかった

    自分に合わなかっただけかな?表紙の割にはホラーでもなかったかな。
    読みやすかったし、正直読んでて容易に想像できるくらい描写や心情がわかりやすかった。
    ただ、何個かはぞくっとする内容で惹かれたけど、半分くらいは読み始めて大体オチが読めたりしてイマイチでした。

    #怖い #ダーク

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    2023年07月09日
  • 夜までに帰宅

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    ネタバレ

    結末が気になって一気読み。
    あっけなく人が死にすぎます。

    マサシを殺した犯人は、何となく察しがついていたけどさすがにサイコパスが過ぎました笑

    主人公以外の登場人物みんな何かしらこわい。

    全体的にはサクッと読めておもしろかったです!

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    2023年05月24日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 下

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    ネタバレ

    下の方がおもしろかった。

    春日部とルチアはあれはあれで
    幸せなのかな?
    ヒペリカムのブローチを男の人じゃなくて
    子どもに譲り渡してるのがぐっときた。

    檜山の恋はどうなるんだろう?

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    2023年05月19日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 上

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    ネタバレ

    読みやすくて楽しかった!
    ホストをバカにしてるのに
    ホストに行く女の方がバカだと思ったけど。
    上から下に続くふたりの恋愛が気になる。

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    2023年05月19日
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る

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    シリーズ1


    怖っ


    読み終わっても、なんだかゾクっと怖い気がする…

    このシリーズをこの巻から読んでいたら、
    2巻は読んでないかも…


    それなりに温かい終わりなはずなのに、
    事件の凄惨さが印象的すぎる



    とはいえ、3巻も4巻も買ってるし、
    読んでみよーっと

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    2023年04月02日
  • ある殺人鬼の独白

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    7人の殺人鬼の独白。
    戦時中自分の子供を見捨てた話を見ず知らずの若者に語り出す老女の「選別」(この人だけは殺人鬼ではないな)言ってることが支離滅裂すぎて逆に何かリアルに怖い「信頼」肉を愛しすぎてる肉屋の「真愛」が面白かった。

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    2023年03月30日