二宮敦人のレビュー一覧

  • 廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門
    読後感はとてもあたたかくて、あぁ、よかったなぁと。

    ただあまりわくわくする感じではなかったかなー。最初の謎もわかりやすいし、序盤で仕掛けに気づいてしまったので途中がすごくむずむずとなんか気持ち悪いというか。隠しているから圭太の思考もどうかと感じてしまった。ただだからこそ、ラストがよかったなぁと思っ...続きを読む
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
    ○駅で巻き起こる謎を解くシリーズ第2弾。国内外の鉄道裏話も交えつつ、名探偵ぶりに目が離せない!
    3章くらいの構成。

    ・「クロエと偽駅員」
    フランスから来たクロエは音楽をやる親日家。おじいさんが日本人であることも影響している。クロエに東京案内してくれと依頼された壮太は、通勤電車の感覚がフランスと日本...続きを読む
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
    螢川鉄道藤乃沢駅の駅員夏目壮太くんシリーズ2作目。フランスの鉄道事情との比較や貨物列車の運行事情、そして廃車となった車両の行き先など、今回も鉄道蘊蓄たっぷりで楽しめる。しかしそれ以上に登場する人物がそれぞれ魅力的なのである。今回はやはり運転士の清水だろう。ヒゲヨシ共々良い味を出している。同僚の駅員中...続きを読む
  • 18禁日記
    様々な勘違い人間たちを日記形式で紹介。

    単なる寄せ集めだと思って読んでいたら、
    最後に、全てが同一人物の妄想日記だと判明。

    読んでいて面白かったのはその部分だけかも。
  • 廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門
    主人公の生物に対するスタンスには共感できるものの、無駄にホラー調に書いてるところにあざとさを感じる。
  • 廃校の博物館 Dr.片倉の生物学入門
    何かキャラがイマイチかなぁと思いながら読んだ。Dr片岡が何だかなぁと。でも、続編があるなら期待したい。
    ちなみに、ラストの話はなるほどねぇと思える話だった。
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    霊×数学という、霊を数学の観点で合理的な論理展開をしていくのは発想が面白かった。霊をあるがゆえにリアルさは無いが、各章に散りばめられた伏線が最終章に一気に繋がっていくのは爽快感があった。結果的には可愛い少女の恋物語なんだけど。。。
  • 郵便配達人 花木瞳子が顧り見る
    何故って?
    いろいろと謎が残る
    読んでてちょっと怖い物語でした。

    今回は読んでて途中に
    結構、あれなんか違和感を感じるって
    もやもや間があるのですが
    最後はそういうことだったのね
    って感じになりました。

    一人でやろうとしたら
    一人になってしまうじゃないか
    ごもっともな言葉だけど
    結構心に響きまし...続きを読む
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    2016/3/23
    これはちょっと若すぎた感。
    私より先に読んだ父はどんな気持ちで読んだのであろう…w
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    やけに若者ばかりの印象はあるものの読後感爽やかな鉄道員小説。裏表紙に「必ず涙する」と書いてあるけどそこまでの感動はない。駅長いいね。
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る
    それいけ!郵便屋さん
     郵便配達員として働く瞳子は、行方不明の班長・持丸の安否を気遣うなか、最も忙しくなる年の瀬を迎えます。一方、近くの川岸では指のない死体が発見され、手紙探偵・森谷が事件の捜査に乗り出すことに。
     「!」の作家ですが、ホラー要素はかなり抑えられています。ミステリ的趣向は決して目新し...続きを読む
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    「幽霊が見たいのに霊感0」の女子高生が「見える」と噂の同級生に、霊が見たいがために急接近して…?読み始めは主人公の身勝手さにちょっとイラっとしていたのだが、青春っぷりとラストの謎解きで、なるほど〜と納得。後で見たらあらすじに「胸キュンの青春オカルトミステリ」てあった!
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る
    2016/2/19
    電車の奴は抜群に面白かったのにこれはたいしたことない。
    まず郵便局員が封書を開けて盗み読むってドン引きである。
    ハガキを読むぐらいならいいよ。
    封書を持って帰って開封して読むって。
    それが主人公って。
    もう愛せない。
    最後の怒涛の展開でも誤魔化されないこの嫌悪感。
    あと伏線回収は...続きを読む
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    自分がいま読みたい「適度感」より軽めだったけど、嫌いではないです。捻りや驚きはないけど、安定の落とし所に安心しちゃった。
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    鉄道員の夏目壮太が日々起こる問題を解決する連作短編集。
    【亜矢子の忘れ物】は分かり易い伏線が張られていたのである程度予想がついてしまいました。
    【俊平と、立派な髭の駅長】は死んだ爺さんの貯金が僅かだった理由は意外でしたが、幽霊騒動は別に鉄道でなくても成立してしまう謎だったので、個人的には一番微妙でし...続きを読む
  • 占い処・陽仙堂の統計科学
    2015/11/03宝塚ソリオ店サンクスで購入。
    表紙に釣られて購入。どうやらこの作家はホラーが得意のようです。裏表紙の作家の作品が角川ホラー文庫でした。
    四柱推命の蘊蓄は、大変興味深く面白いです。
  • 18禁日記
    最後の送信メールボックスの壊れ具合が何とも。
    いや、ああいう人いるかも。
    マニアックと狂気は紙一重。
  • 占い処・陽仙堂の統計科学
    四柱推命を統計と絡めたネタは面白いけど、本命の四柱推命の理解が難解なこともあって、小説として昇華しているとは言い難い。物語の主軸を人捜しに持って行きたいのか、主人公の四柱推命へのこだわりに持って行きたいのか、もう一つ定まってない。そのせいかややストーリーがばらついている印象を受けました。
    テーマとし...続きを読む
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    鉄道、そして駅に関わる人々のロマンを伝えたかったのかなと。このお話においてのミステリー自体はあっさりしたもので、オマケ要素程度だと思います。何気なく見ていた駅、今日からは新しい目線から見ることができそうです。
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    幽霊を見たい女の子と、見える男の子と、その兄。そして友達。片鱗は面白いし、ストーリーは読みやすい。ただ、少し物足りない。
    2015/8/10