二宮敦人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【2025年72冊目】
夏休みの旅行で人里離れた石尾村にやってきた4人の高校生。村人の姿が見えず不審に思いながら村内を歩いていたが、ようやく子供たちの姿を見かけほっとする。だが、子供たちの様子がどこかおかしい。目の前で散弾銃に撃たれ肉塊となった少女の姿に衝撃を受けたのもつかの間、子供たちに見つかった彼らは地下牢に幽閉されてしまう。そこには檻に閉じこめられ、家畜のように扱われる大人たちの姿があった。
コミカライズをちょっと読んだことがありました。映画化もされたとのことで、改めて原作読んでみようかなと思い手に取りました。分厚いですが、一文がそんなに長くないので結構さらさらっと読み終えられました。 -
Posted by ブクログ
拾ったランプから魔神が出てきた。
違う時代の人間に転生させてくれるらしい。
転生した人たちはどのような第二の人生を過ごすのか。
というようなお話。
思い切り異世界に転生するわけではなく、転生先は実際にいた誰かの人生の続き。
ブラック企業に疲れ果てた青年は争いも仕事も無い楽園へ。
引きこもりニートの青年はドラゴン退治へ。
皮膚病に悩む少女は健康な肌をもつ人間に。
「今」に戻ることもできるし、転生先でそのまま一生を終えることもできる。気に入らなければ別の転生先へも行ける。
気楽な転生ライフ。自分ならどんな転生先を求めるかなーと考えつつ。
個人的にはドラゴン退治のお話が好きでした。
常識に囚 -
Posted by ブクログ
タイトルに惹かれ、読んでみたいと思っていた作品でした。
タイトル通り色んな人が居ましたが、最後の方は慣れたのか(笑)あまり驚かなくなっていましたね。
でも、本当に好きなことを貫き通すって大変だと思うんですよね。仕事にしたり、勉強したり、と。好きだから続けたいけど、出来ないってことって、理由は色々あると思うけど、諦めた人も少なからずいると思うんですよね。理想や希望を持ってみたけど、強制的になったときに変わったりもするし。だからこそ、藝大に入学しようとした、してる人達がそれだけでも凄いと思ってしまいました。将来だって確約されていない中で不安だってあるはずだろうに。私には到底できないので、本当に尊敬 -
Posted by ブクログ
面白かった。小説だと思い込んでたけど読み始めたらまさかのノンフィクション。井口さんも出てきて、びっくり。
うーん、私には理解難しいぞ、これぞアーティスト?!というところもあれば、それぞれの学生がそれぞれの興味や探究心で悩んだり考えたり迷ったりする姿は、普遍でもあるし、そこにかけるパワーは唯一無二さも感じるというか。
いままでもふらっと美術展にいったり音楽を聴くもの好きだったけど、また色んな視点で見られそう。上野にも久々行きたくなりました。
二宮さん初めましてだったけどインタビュー相手に誠実な感じが伝わって、でも頭の中のツッコミにクスッとなるところもあって読みやすかった。あとがきの奥さんの