感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・みんな可哀想だったけど、仕方ないことだとも思った。
・こんなありえないこでも今、日本の何処かで行われている可能性が無いわけではないと感じ、少しゾワッとした。
・最後、ハッピーエンドかバッドエンド、どっちと呼んだら良いのか分からなかった。(少し複雑な気持ちになった。)
※多分ハッピーエンドだと思う。
・少しグロ表現あった。
・結構辛くなるシーンもあったけど、感動するシーンもあった。
・とても良い作品だった。
Posted by ブクログ
約10年前の作品の文庫化新装版、かなり久々の二宮敦人。
人里離れた陸の孤島に、夏休みのデート感覚で訪れた高校生たちが、突然武装した子供たちに拉致監禁され、事件に巻き込まれていく様を描いています。
いやぁー相変わらずのホラーテイスト・・ゾクゾクしながらの一気読みでした。
ま、若干のご都合主義ポイントを除けば、概ね満足でした!
Posted by ブクログ
個人的には嫌いではないし、二宮敦人さんも好きなので楽しめましたが、他の方の言う『最初と最後が雑』というのはわかります。
設定的には某アニメと似たところがあるなと感じましたが、プラス要素もあったので楽しめました。
Posted by ブクログ
2015年刊。
知らない作家だが、背表紙のタイトルが手書き文字で目立っていたので、何となく買ってしまった本。
こないだの加門七海さんの「ほぼ全改行」の文体ほどひどくはないが、改行は多め。しかし上手に書けている描写もあって、この人の作家としての力量は悪くなさそうだ。
もっとも、銃を持った17歳以下の子どもたちに支配され、地下牢に閉じ込められ家畜のようになって大人しく虚ろになって生きる大人たちの状況が、なんとも屈従の苦さに満ちていて、読んでいてイヤな感じがした。
読み進めてみるとどうもそもそもの設定やシチュエーションに非現実的なところがあって、ストーリーに夢中になって読めている内はいいけれど、ちょっと距離を取って考えてみると色々アラがあって馬鹿げているような気がしてくる。
「虚」のストリームである。しかしストリームはもともとことごとく「虚」であって、幻想としての実在である。ストリームは諸事象や人物同士の相関を固有のロジックで結びつけ、小説-素の自己組織化活動を燃焼させる。それをウソっぽいと感じてしらけてしまうか、リアルと感じて共感するかは、ストリームと読者主体との関係性の問題となる。
直前に読んだ横溝正史『幽霊男』(1954)も本作も、現実感とは離れてしまう点が共通しており、虚構の虚構らしさが安っぽいと感じてしまうなら、読む者を感動させることからは遠くなるだろう。だが、本作は結局「大人と子どもという世代間の対立」という図式に収斂しこれを象徴的と見るならば、印象に残る部分もある。
描写の中にはなかなか良いものもあって、作者の知性のしっかりとしたところを窺わせるところがあった。
Posted by ブクログ
閉ざされた村に閉じ込められて、、、呪い??えーワクワクする設定!!
ほとんど子供しか出てこないので、なんか軽い。ホラーって謳ってるけど怖くもないし。
呪いの正体もなんか納得いかないし、そんなんでずっと見つからずにいたってのもおかしい。現代だよね、江戸時代とかならいざ知らず。
最後の終わり方も。事故で済みますか??死体に銃創あるでしょうに。なんだかなーでした。