二宮敦人のレビュー一覧

  • 小指物語

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    最初から最後までずっと騙されていました。
    小指くんと俗物くん、ふたりの関係が謎で、でも読んでてどきどきしてました。
    死なないための自殺、「なんだそれは」という感じでしたが、読み終わっても理解できる人とできない人に別れると思います。
    Kや検算くん、登場人物が多いですがみんな普通に狂っているように感じました。いや、私たちの普通が狂っているのか。
    この本を読んだ皆さんと感想を共有したいです。

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    2021年04月11日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

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    郵便配達人が主人公って初めてかも。

    ドラマ化してもいけそうなシリーズ。

    ほのぼのとしたラストがよかった。

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    2021年03月27日
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    1作目に続き心温まるお話。
    車内点検の意味を知り、電車のアナウンスが楽しみになった(笑)

    続編に期待!

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    2021年03月13日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    ネタバレ

    友人のお勧めということで読んだ小説。面白かった!どんどん読み進めたくなった。ワイルドソウルぶりにハマった。小説。作者の二宮敦人は医者でないのに、こんな医者のストーリーをかけるのが凄いと思った。エイズにかかったカップルとその周りの医者を描いたのが「上」。このシリーズは全部で3作あり、最後の医者は雨上がりの空に君を願うの上は2作目である。そのカップルの彼女の方はエイズを受け入れ、病気と闘うことを決め順調にウイルスを抑制していく一方、彼氏の方は病気であることから目を背け逃げ続けた末にカポジ肉腫で死ぬという話。そこに関わる二人の医者、福原と桐子。桐子の方が患者が生きようとしていなければ治る病気であって

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    2022年02月05日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻

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    相変わらずバラエティ豊かな面々。
    最後の「夫婦の日常」が良かった。
    普通じゃないって楽しいじゃない?
    原作者の二宮さんの小説探してみよう。

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    2021年01月28日
  • ドールハウスの人々

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    己の彼氏の職業は、人形師。
    そんな彼に愛される主人公は、特別な存在。

    バカップルだ、と思って読み進めていけば
    驚きの真実が待ってました。
    それ以上に、事件の真実もすごかったですが。

    現実が見えた時点で、思い出してみれば
    確かにそんな事は一言も…でしたし
    うまくかわしたな、な驚きが。
    やはり人間が一番怖いですが、それ以上に
    怨念も怖いものです。

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    2021年01月27日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻

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    次から次へといろいろな奇才が出てきて飽きない。何の芸術的センスもなくもちろん簡単に入学できないのは分かっているけど入学したくなる。周りに藝大卒の人、いないかなぁと探したくなる。

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    2021年01月20日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

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    東京藝大の学生である妻と、ミステリー作家の夫婦の物語。
    本当に、東京藝大って不思議なところですね。

    藝大は、音大(音楽中心)と芸大(美術中心)に分かれますが、ともに体力が勝負なんですね。

    どちらも、一流と呼ばれるためには、そもそもの素質に加えて、信じられない位の努力が必要とか...

    それにしても、藝大の知られざる顔が垣間見え、とても面白いですね(都市伝説も多数あり)。

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    2021年01月03日
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート

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    不思議なタイトルですが、オカルト×恋愛ミステリーと言う感じでしょうか。

    猿倉佳奈美(カナ)は、今時の女子高生。
    幽霊が見たいのに、霊感ゼロ。

    友達のメイコと共に、幽霊に出会うため、八方手を尽くす。
    そして、出会った同級の鳴神雄作(ユウ)や、彼の兄で大学生の鳴神佐久(サク)。

    2人は、鳴神家の当主とその弟。昔から鳴神家の男性は霊感が強く、代々拝み屋を継いで来たと言う。

    ある事件から、カナ、メイコ、ユウ、そして佐久たちは、実家の鳴神家の蔵へ向かう。
    そこで、見たものは?

    友人メイコに付いた憑依霊を除霊するために、ユウたちが取った行動とは?

    最後は、しみじみホロリとさせます。
    そう来たか

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    2020年10月28日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻

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    今巻も突き詰めすぎて共感が難しい人たちがたくさん。しかしみなさんメンタルツヨツヨですね。帯の「全員大天才」はどうかなと思うけど、好きとか限界突破してやらなければ生きてて不自然というレベルまでいってるのは確かなんだよなあ。

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    2020年09月17日
  • 紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ

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    「最後の秘境 東京藝大」の著者が振り返る自らの大学生活。一橋大学競技ダンス部での狂乱の四年を回顧する。技術的なことや、パートナーを固定で決められてしまうこと、大会の悲喜交交などが熱い。

    知らないことが多く、面白く読んだ。監督やコーチのいる運動部とは違って上級生が後輩を指導する。高校生は、野球部やサッカー部がどんな風かは想像できるだろうし、チャラチャラ系のスポーツサークルまた同じ。しかしかなり真剣にやってる文化系サークルのことはなかなか分からないだろう。大学生活のことを知りたい人にとってもオススメ。

    しかし濃厚な熱さに胸焼けしそうにもなる所もある。読んでも、ダンスをやりたいとは微塵も思わせな

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    2020年07月01日
  • 裏世界旅行

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    月子さんと小指さんの裏世界旅行。裏世界とは人の夢の中の世界。

    ①飛ぶ鯨
    月子さんと小指さんが出会うきっかけになった物語。高校生の月子さんの裏世界に小指さんが現れる。親友のヒナタとの関係やまわりと距離を置くことで浮いた存在に見える月子さん。鯨や竜が現れるファンタジーな世界で、月子さんが現実世界の自分と向き合っていく。

    ②騎士と狼
    大学生になった月子さん。大学生のカップルの夢の中に小指さんと現れる。カップルが夢の中でお姫様である彼女と騎士である彼が、狼と戦い続ける。大学生の彼氏の心の中に潜む二面性。彼女の本当の気持ちと言うか本性。二つの絡みが面白かったです。

    ③果実とプール
    人間のふりをする

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    2020年05月24日
  • 18禁日記

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    読み始めは「なんじゃこりゃ?」って思った。
    読み終わりは「えっ…」ってなった。
    他人の日記を覗き見する感じ、キレイな物語を読むのではない感じ、私は嫌いじゃない。
    でもちょっと「オエッ」ってなったところもあるので★4…笑

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    2020年02月12日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    芸大生素敵!

    明石家さんまと東大生の番組で、東京芸大の学生が出てて、彼らの魅力がたまらなく面白く、メルマガで紹介されたこの漫画も興味深く読みました。一般的な視線を通した彼らの生態がとても愛おしく面白い。やはり一芸に秀でている人たちは変だけど、「変」は褒め言葉ですね。できうるなら彼ら一人ひとりの生態をもっと見てみたくなります。

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    2019年11月16日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 下

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    上下巻一気に読み終わった。ほどほどに難しくなくて、とても優しい恋の物語ばかり。一息つきたい時にちょうど良い。

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    2019年10月09日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    頭を使わずサクサク読める。そして読み終えると少し気持ちが上向きになる。疲れた夜にちょうど良い本だった。

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    2019年06月19日
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート

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    どうしても幽霊を見たい主人公は、幽霊が視える、と噂の
    同級生を友人から教えてもらった。

    それが理由で話しかけられたら、嫌だろうな、ですが
    あっけらかんとしている主人公に、毒気が抜けます。
    面白がっているようにも思えますが、何だか違う感じ。
    いや、見たいのは見たいみたいですが。
    と思っていたら、なラスト。
    思いっきり騙されました。

    幽霊について、落ちが分かるまでの4話分が
    そのための布石だというのに驚きです。
    最後まで読んで、ざ~っと流れていく、今までの情報。
    このために組まれた、と言っても過言ではない話達に
    面白かった! としか言いようがありません。
    ただ…同級生の兄については、若干問題あ

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    2018年12月10日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

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    もうすぐ年末で、もうすぐ元先輩が行方不明になって
    半年になる。

    手紙探偵の所へ、妙な手紙が届いたのが始まり。
    いや、それ以前に始まっていたみたいですけれど。
    年末という、年賀状区分けアルバイトの時期に
    怪しげなアルバイトがやってきたり
    事件が勃発してみたり。

    非常に怪しげな感じですが、それを言えば
    どれもこれも怪しげな人物ばかり。
    探偵小説の読みすぎでは? と思うほど、首を突っ込み
    翻弄しているような、リードしているような男。
    何も言われず、やきもきしている同棲中の彼女。
    そんな彼に調査中の話をしてしまう刑事。
    仲良くなったり情報をもらうのはいいのですが
    確実に、超えてはいけない一線を…。

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    2018年10月16日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

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    『沈没する青函連絡船。炎上する飛行船。墜落する飛行機。もしそこに自分が乗っていたら。目の前でその様を見たら。大切な人が乗っていたとしたら。船内に入ってくる海水、次々に暗い海中に沈んでいく乗客、飛行船から零れ落ちて地面にたたきつけられる乗組員、座席ごと粉々になる人々。実際にあったことスよ。明日起こってもおかしくないことスよ。

    事故に遭った人たちは何ら特別な人じゃない、俺らと同じごく普通の一般人で、俺らと彼らを分けるものなんて何もない……そこに、何か好奇心というか、心が引きつけられませんか。』

    小さい頃、世界中の切手を集めていたので、なんとなくわかる世界観。クラッシュカバーなんてジャンルもある

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    2018年07月18日
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    蛍川鉄道藤乃沢駅駅員夏目壮太の活躍。鉄道員ミステリ。ほのぼのとしたミステリー。鉄道員さんのお仕事の裏側が見られて楽しい。海外で日本の車両が利用されていることは知っていましたが、結びつかなかった。貨物列車だけが走る線路があり、それは地図にも載っていないとは。鉄道関係者か鉄オタさんしかわからないですよね。壮太が車掌登用試験受けることになりましたが、シリーズは続くのでしょうか?

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    2018年06月26日