二宮敦人のレビュー一覧
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あと一年で失明する女。就職活動を開始した男子大学生。蚊に刺されやすい男。初体験を空想する女子高生。ブスだと気にするOL。夏休みの宿題を始める少年…
彼らがつける「日記」。初めは普通の日常だったはずなのに、ささいなこだわりやきっかけから妄想に固執するようになり、だんだん狂っていく。
Dの日記、Zのブログあたりがすき。
Uの送信メールボックス、も予想できる展開ながら面白かった。
ラスト「私の日記」、ちょっと唸った。自分の中に存在する狂気。その時は変だという自覚がなくても、書き出してみると狂気に満ちているかもしれない。
私は正常です。
大丈夫! -
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ネタバレ友人のお勧めということで読んだ小説。面白かった!どんどん読み進めたくなった。ワイルドソウルぶりにハマった。小説。作者の二宮敦人は医者でないのに、こんな医者のストーリーをかけるのが凄いと思った。エイズにかかったカップルとその周りの医者を描いたのが「上」。このシリーズは全部で3作あり、最後の医者は雨上がりの空に君を願うの上は2作目である。そのカップルの彼女の方はエイズを受け入れ、病気と闘うことを決め順調にウイルスを抑制していく一方、彼氏の方は病気であることから目を背け逃げ続けた末にカポジ肉腫で死ぬという話。そこに関わる二人の医者、福原と桐子。桐子の方が患者が生きようとしていなければ治る病気であって
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不思議なタイトルですが、オカルト×恋愛ミステリーと言う感じでしょうか。
猿倉佳奈美(カナ)は、今時の女子高生。
幽霊が見たいのに、霊感ゼロ。
友達のメイコと共に、幽霊に出会うため、八方手を尽くす。
そして、出会った同級の鳴神雄作(ユウ)や、彼の兄で大学生の鳴神佐久(サク)。
2人は、鳴神家の当主とその弟。昔から鳴神家の男性は霊感が強く、代々拝み屋を継いで来たと言う。
ある事件から、カナ、メイコ、ユウ、そして佐久たちは、実家の鳴神家の蔵へ向かう。
そこで、見たものは?
友人メイコに付いた憑依霊を除霊するために、ユウたちが取った行動とは?
最後は、しみじみホロリとさせます。
そう来たか -
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「最後の秘境 東京藝大」の著者が振り返る自らの大学生活。一橋大学競技ダンス部での狂乱の四年を回顧する。技術的なことや、パートナーを固定で決められてしまうこと、大会の悲喜交交などが熱い。
知らないことが多く、面白く読んだ。監督やコーチのいる運動部とは違って上級生が後輩を指導する。高校生は、野球部やサッカー部がどんな風かは想像できるだろうし、チャラチャラ系のスポーツサークルまた同じ。しかしかなり真剣にやってる文化系サークルのことはなかなか分からないだろう。大学生活のことを知りたい人にとってもオススメ。
しかし濃厚な熱さに胸焼けしそうにもなる所もある。読んでも、ダンスをやりたいとは微塵も思わせな -
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月子さんと小指さんの裏世界旅行。裏世界とは人の夢の中の世界。
①飛ぶ鯨
月子さんと小指さんが出会うきっかけになった物語。高校生の月子さんの裏世界に小指さんが現れる。親友のヒナタとの関係やまわりと距離を置くことで浮いた存在に見える月子さん。鯨や竜が現れるファンタジーな世界で、月子さんが現実世界の自分と向き合っていく。
②騎士と狼
大学生になった月子さん。大学生のカップルの夢の中に小指さんと現れる。カップルが夢の中でお姫様である彼女と騎士である彼が、狼と戦い続ける。大学生の彼氏の心の中に潜む二面性。彼女の本当の気持ちと言うか本性。二つの絡みが面白かったです。
③果実とプール
人間のふりをする -
芸大生素敵!
明石家さんまと東大生の番組で、東京芸大の学生が出てて、彼らの魅力がたまらなく面白く、メルマガで紹介されたこの漫画も興味深く読みました。一般的な視線を通した彼らの生態がとても愛おしく面白い。やはり一芸に秀でている人たちは変だけど、「変」は褒め言葉ですね。できうるなら彼ら一人ひとりの生態をもっと見てみたくなります。