二宮敦人のレビュー一覧

  • 占い処・陽仙堂の統計科学
    面白かった。
    四柱推命の事はよく分からなかったけど、ストーリーとして面白かった。
    続編でたら、また読みたい。
  • 郵便配達人 花木瞳子が顧り見る
    このシリーズは郵便事業の色々な仕組みがわかって面白いね。今回もホラーちっくですが、本当に怖いのは人間だね。
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る
    今回もさくっと読めて面白かった
    郵便局員がなかなか熱かった

    切手以外にも
    クラッシュカバーの収集家が
    いるということを知ったね

    そのほかにも
    年賀ハガキのノルマがあったり
    いろいろ知る事ができました。
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る
    ブックカバーをめくったら
    これは友達はもしやこの絵に
    引かれて購入したのか!
    っと思ったね

    さくっと読めて
    盗み見たことで起こった
    謎もなかなか面白かった。

    知らなかった消印の知識や
    郵便追跡サービスの
    まさか!こんな使い方が
    ってな感じで
    郵便局の裏側を知れて
    良かったし

    なぜ女性が
    郵便局...続きを読む
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    謎というくらいなので、ミステリーではあるのかもしれないが、ミステリー色は薄い気がする。ほっこりする話で、連作短編形式で進み、最後にすべてが丸くなる。駅で働く人たちは魅力的なので、また続きを読みたい。
    2015/7/16
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る
    郵便局員が郵便物を開封して読んじゃうというとんでもない行為に対する嫌悪感はさておき、郵政や郵便事業の様々な仕組みや業務を使ったとても面白いサスペンスとなっている。

    読んでいて、片山・著「電波的な彼女」に似た雰囲気を感じた。

    敢えて言うならば、連続殺人という犯罪に比べ、犯人の動機がやや希薄に感じた...続きを読む
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る
    面白かったっす。

    前作の言いしれぬ閉塞感に比べ、本作はもう少し派手に、エンタメ寄りになったと感じたっす。

    それにしても、郵政事業というのは、結構危うい善意に依存しているんっすね。

    前作が「電波的な彼女」なら、本作は「紅」っす。
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    謎と言うほどの謎は出てこない(特に3話目は謎じゃないよね)ですが、鉄道とそれを動かす職員の働きが紹介されているのは興味深いです。二宮作品にしてはひねりがないですが、これはこれで面白かったです。
  • 18禁日記
    タイトルがアレだが、歴としたホラー小説。日記やメール調だったので、読みやすい上に意外にもおもしろい。もちろん、本格ホラーとまではいえないが、要所要所でじんわりした恐さがあった。特に音の話しは印象深い。
    狂うという言葉が氾濫している物語の世界で、この小説の「狂う」は中学生向け程度であった。しかしながら...続きを読む
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る
    身近なサービスである郵便、その脆さというか危うさが浮き彫りにされているミステリー。特に郵便配達員が各家の状況をある程度把握しているというのは、なんか薄ら寒いものを覚えます。
    ミステリーとしてもなかなか面白かったです。謎やトリックそのものはそれほど複雑なものではありませんが、展開が面白く、終盤の加速感...続きを読む
  • 超巨大密室殺人事件
    ヒロインに感情移入すると「おや?」と思うかも。これは恐らくミカ、もしくは第三者として読む必要がある。
    そして一度読んでからもう一度最初を読むと、自分が最初に読んで想像したのと違う印象が得られる。
    ミスリードさせられているとは思ってもいなかったし、明らかに怪しい登場人物が出てきてそいつを疑ったりしてい...続きを読む
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う
    考え方が違う2人の医師と「死」を前にした人々の物語。
    どんな手を使ってでも患者を助け、命を繋ぐことを諦めない福原。余命宣告され残された日々を自分らしく生きることを説く桐子。


    個人的には常に闘志を燃やし、技術が人一倍鍛錬された福原医師より、患者の意見を尊重する冷静な桐子医師のほうが医師として有能な...続きを読む
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う
    死を受け入れる医者と生にしがみつく医者。どちらもそれぞれ信念があって、けどちょっとどちらも極端過ぎるので、間の音山先生は人間らしいような気がする。
    私は患者が決めていいと思う。自分の命は自分で全うしていいんじゃないかな。
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う
    人の死に方は医者にも判断しかねる。自分でどんな風に最後を迎えていきたいか、寄り添って考えてくれるひとがいたら心強いだろうなぁと思いながら読み終えた…。
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う
    3章あって、3人の患者が死んでしまうんだが、それぞれがすごく痛々しく描かれていて、読んでいて辛かった。自分の父親や親戚が、現在入院しているので、より身近に感じて心にグサッと来た。
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)
    二宮さんのライトなファンなので購入しましたが、想像以上に軽い読み物でした。しかし自分の周りにはあまりいないような人種がこれだけ集まっている世界ってなかなか面白かったです。特にアート系の人々は常人離れしているというか、神様に才能を与えられた人はある意味その才能のために生きなくちゃならないってことがある...続きを読む
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
    国外から駅を楽しみにしてきた少女、夜にいる駅員
    合間合間に連絡を取る友達。

    分数秒毎にかっちりな日本は、確かにはたから見たら
    恐ろしい状態なのかも知れません。
    おおらかにいけたら、それはそれで楽だと思いますが。

    ふたつ目の話で、貨物のみの道、というのがあるのに
    驚きでした。
    よくよく考えれば、確...続きを読む
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
    駅員さんの謎解き第二巻。前より鉄道に関する知識が自然に取り入れられていた感じがして、一巻より面白かったかも。
  • ある殺人鬼の独白
    人は殺人するものと殺人しないもののどちらかに分かれる。その分岐点は日常の中にひっそりと、でもあちこちにあって知らずに通り過ぎる場合もあればいつの間にかそこに立たされたりする。らしい。怖かった。
  • ドールハウスの人々
    面白みのある怖さじゃなくて、現実味あふれる恐怖だった、夜読むの怖かった、二宮さんはそういうのが上手で、とっても好きです。叙述トリックも爽快でした、すぐ読み終わっちゃった、