二宮敦人のレビュー一覧

  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻

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    今巻も突き詰めすぎて共感が難しい人たちがたくさん。しかしみなさんメンタルツヨツヨですね。帯の「全員大天才」はどうかなと思うけど、好きとか限界突破してやらなければ生きてて不自然というレベルまでいってるのは確かなんだよなあ。

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    2020年09月17日
  • 紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ

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    「最後の秘境 東京藝大」の著者が振り返る自らの大学生活。一橋大学競技ダンス部での狂乱の四年を回顧する。技術的なことや、パートナーを固定で決められてしまうこと、大会の悲喜交交などが熱い。

    知らないことが多く、面白く読んだ。監督やコーチのいる運動部とは違って上級生が後輩を指導する。高校生は、野球部やサッカー部がどんな風かは想像できるだろうし、チャラチャラ系のスポーツサークルまた同じ。しかしかなり真剣にやってる文化系サークルのことはなかなか分からないだろう。大学生活のことを知りたい人にとってもオススメ。

    しかし濃厚な熱さに胸焼けしそうにもなる所もある。読んでも、ダンスをやりたいとは微塵も思わせないのはスゴイ。楽しそうというよりむしろ苦行のように感じた。

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    2020年07月01日
  • 裏世界旅行

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    月子さんと小指さんの裏世界旅行。裏世界とは人の夢の中の世界。

    ①飛ぶ鯨
    月子さんと小指さんが出会うきっかけになった物語。高校生の月子さんの裏世界に小指さんが現れる。親友のヒナタとの関係やまわりと距離を置くことで浮いた存在に見える月子さん。鯨や竜が現れるファンタジーな世界で、月子さんが現実世界の自分と向き合っていく。

    ②騎士と狼
    大学生になった月子さん。大学生のカップルの夢の中に小指さんと現れる。カップルが夢の中でお姫様である彼女と騎士である彼が、狼と戦い続ける。大学生の彼氏の心の中に潜む二面性。彼女の本当の気持ちと言うか本性。二つの絡みが面白かったです。

    ③果実とプール
    人間のふりをする事で思い悩む桶ノ上創の世界。
    小指さんと月子さんのたどり着く世界はお互い別々の世界。自分の思い通りに生きている人ってこの世界にいるのかなと思います。現実の世界ではルールの中で自分を表現する。ルールがなくなった時のひとの行動がどうなるか、ちょっと怖い裏世界。

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    2020年05月24日
  • 18禁日記

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    読み始めは「なんじゃこりゃ?」って思った。
    読み終わりは「えっ…」ってなった。
    他人の日記を覗き見する感じ、キレイな物語を読むのではない感じ、私は嫌いじゃない。
    でもちょっと「オエッ」ってなったところもあるので★4…笑

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    2020年02月12日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    芸大生素敵!

    明石家さんまと東大生の番組で、東京芸大の学生が出てて、彼らの魅力がたまらなく面白く、メルマガで紹介されたこの漫画も興味深く読みました。一般的な視線を通した彼らの生態がとても愛おしく面白い。やはり一芸に秀でている人たちは変だけど、「変」は褒め言葉ですね。できうるなら彼ら一人ひとりの生態をもっと見てみたくなります。

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    2019年11月16日
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 下

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    上下巻一気に読み終わった。ほどほどに難しくなくて、とても優しい恋の物語ばかり。一息つきたい時にちょうど良い。

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    2019年10月09日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    頭を使わずサクサク読める。そして読み終えると少し気持ちが上向きになる。疲れた夜にちょうど良い本だった。

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    2019年06月19日
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート

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    どうしても幽霊を見たい主人公は、幽霊が視える、と噂の
    同級生を友人から教えてもらった。

    それが理由で話しかけられたら、嫌だろうな、ですが
    あっけらかんとしている主人公に、毒気が抜けます。
    面白がっているようにも思えますが、何だか違う感じ。
    いや、見たいのは見たいみたいですが。
    と思っていたら、なラスト。
    思いっきり騙されました。

    幽霊について、落ちが分かるまでの4話分が
    そのための布石だというのに驚きです。
    最後まで読んで、ざ~っと流れていく、今までの情報。
    このために組まれた、と言っても過言ではない話達に
    面白かった! としか言いようがありません。
    ただ…同級生の兄については、若干問題あり?w

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    2018年12月10日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

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    もうすぐ年末で、もうすぐ元先輩が行方不明になって
    半年になる。

    手紙探偵の所へ、妙な手紙が届いたのが始まり。
    いや、それ以前に始まっていたみたいですけれど。
    年末という、年賀状区分けアルバイトの時期に
    怪しげなアルバイトがやってきたり
    事件が勃発してみたり。

    非常に怪しげな感じですが、それを言えば
    どれもこれも怪しげな人物ばかり。
    探偵小説の読みすぎでは? と思うほど、首を突っ込み
    翻弄しているような、リードしているような男。
    何も言われず、やきもきしている同棲中の彼女。
    そんな彼に調査中の話をしてしまう刑事。
    仲良くなったり情報をもらうのはいいのですが
    確実に、超えてはいけない一線を…。
    まぁ本当にやっていたらアウトですが。

    一度社会的な信頼を失うと、どこまでも。
    それはよくある話ではあります。
    だから自分で、というのは納得できる話です。
    しかし、仕事は団結力。
    ここまですごい団結力を見せつけられると
    これはこれで圧倒してしまいます。
    人望、大事!

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    2018年10月16日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

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    『沈没する青函連絡船。炎上する飛行船。墜落する飛行機。もしそこに自分が乗っていたら。目の前でその様を見たら。大切な人が乗っていたとしたら。船内に入ってくる海水、次々に暗い海中に沈んでいく乗客、飛行船から零れ落ちて地面にたたきつけられる乗組員、座席ごと粉々になる人々。実際にあったことスよ。明日起こってもおかしくないことスよ。

    事故に遭った人たちは何ら特別な人じゃない、俺らと同じごく普通の一般人で、俺らと彼らを分けるものなんて何もない……そこに、何か好奇心というか、心が引きつけられませんか。』

    小さい頃、世界中の切手を集めていたので、なんとなくわかる世界観。クラッシュカバーなんてジャンルもあるんだな。
    そういえば、切手、貨幣、ミルクのフタ、ワインのラベルとコルク、絵葉書、いろいろ集めてたなぁ〜。
    そういう物への執着心はいつの間に消えて無くなってしまったんだろう…。

    前作より面白かった。ミステリーとしてはそうでもないけど、キャラ萌えが良い。今回も相変わらずのとんでもないサイコキラー。

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    2018年07月18日
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    ネタバレ

    蛍川鉄道藤乃沢駅駅員夏目壮太の活躍。鉄道員ミステリ。ほのぼのとしたミステリー。鉄道員さんのお仕事の裏側が見られて楽しい。海外で日本の車両が利用されていることは知っていましたが、結びつかなかった。貨物列車だけが走る線路があり、それは地図にも載っていないとは。鉄道関係者か鉄オタさんしかわからないですよね。壮太が車掌登用試験受けることになりましたが、シリーズは続くのでしょうか?

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    2018年06月26日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    自分を生きる

    近々本書の続編が映像化されるというので、読み始めました。

    白血病の実情について、ドラマなどでの知識しかなく、その厳しさを改めて知りました。
    医療ものは本もドラマも数多く世に出ていて目にしていますが、エンターテインメントとて受け取っていたんだなと思います。

    医師も一人の人間で、生き方についての考え方は様々であるはずです。
    ただ、その信念に従って患者の命に向き合っている医師はどれくらいいるのか。
    そう考えたとき、自分は自分の生き方にどれだけ真正面から向き合っているのかと、考えさせられました。

    人は自分のためだけには生きられない、そんな生き物なんじゃないでしょうか。

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    2018年05月03日
  • 18禁日記

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    真っ黒の表紙に赤文字で書かれた『18禁日記』という文字。

    帯にあるこの一文が疑心暗鬼を呼び起こす。

    「あなたは自分が 狂っていない と自信をもって言えますか?」

    あれ,自分ってまともだよな…?


    「誰もが『フツウ』のフリをしながら,他人には言えない秘密を抱えている。」

    私の目には周りの人はフツウに見える。
    たぶん,周りの人の目にも私はフツウに見えている。
    でもそれを確かめる術はない。

    いや,あった。その人の日記を読めばいい。

    本書に収められた「誰かの日記」。
    その形式は日記をはじめ,ブログ,夢日記,詩集,遺書と幅広い。

    最後にある『私の日記』。

    もちろん,この私は私のことではない。でも…。


    本書の最後にある,

    「本作品はフィクションです。」

    という文言に対して,
    これほどまで説得力を感じなかったのは私だけではないだろう。

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    2018年03月09日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    鉄道員と就活がなかなか決まらない主人公のお話。
    鉄道員の規律を守りながらの日常と、就活が上手くいかない主人公のお話がやがて交差をし、ホッとあったまる小説だった。

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    2017年07月27日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    ネタバレ

    蛍川鉄道藤乃沢駅駅員夏目壮太の日常と大学生藤田俊平の就職活動。軽くテンポよく読める。壮太は少し天然だけど冷静沈着で聡明ですね。電車の忘れ物は私も先日お世話になりました。定時運行が日本では当たり前ですが感謝しないといけないですね。なんとなく違和感を感じていた駅長の正体は最終章の始まりで気が付きました。続巻も出ているのですね。読みたいな。

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    2017年07月08日
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る

    購入済み

    気楽に読める本です

    時間の出来た時につい読んでしまいたくなる本です。ストレス無くどんどん読めるので、次の作品も購入しました。

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    2017年06月20日
  • 文藝モンスター

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    ネタバレ

    『増田文学賞』受賞作家たちが集まる「増田飲み」
    今回は、編集長と、作家志望で増田賞を狙う若い女性も参加する予定だ。
    しかし、編集長と、作家の中の一人は現れないし、作家の卵の女性も参加できなくなった。

    インタビュー形式の「作家の本音」最後には「編集(長)の本音」が楽屋裏暴露っぽくて面白い。
    かなり盛ってるでしょうけど。

    吸血鬼みたいなルックスで、怖くなるとすぐに失神する猟奇ホラー作家・雨漏佐久。
    初めて書いた小説(純文学)が増田賞を受賞した、笹野眞子。
    笹野は他に仕事を持っており、失神した雨漏の「気道確保」担当でもある。

    笹野が自分の「本業」について語っていたところで、頭の中に何か点滅するものは感じましたが…

    コミカルに進むお話、伏線いろいろ、個性的な作家たち…軽いけれど面白かった。


    他の作家たち
    「梶川隆昌院」本格ミステリに怪奇要素、和服。
    「藤 良成」青春小説、売れっ子でモテモテ。
    「キス山びちこ」恋愛小説・エッセイ。編集部は誰も本人を見ていない。
    「朝倉リョウタ」ラノベ。実在の作家にPNが似てるけどいいの?(笑)

    「小橋裕子」作家志望。
    「藤堂晶」文藝春夏編集長

    あの、「帯」の文章、いいんですか?
    作家、怒ってません?
    ネタバレだし、内容詐称だし…

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    2017年06月11日
  • 郵便配達人 花木瞳子が望み見る

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    今回は郵便そのものはあまり関係なかった感じですね。なかなかの大事になってしまいますが、最期ミズノンの行動には疑問がありますね。あの状況だとしても、無関係の人物が接近できちゃダメだろう。
    あと改めて思わされたけど、考えの浅い正直者はウザイね。

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    2017年05月10日
  • 文藝モンスター

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    よくよく考えると、残酷な殺し方だけど、キャラクターがコミカルだったこともあり、すんなり受け入れて読むことができました。

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    2017年05月06日
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘

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    鉄道員お仕事小説第2弾。駅員の日常に加え、運転士のトラブル時の対応など興味深い。表紙が可愛らし過ぎるのが大人には難点か…。

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    2017年02月19日