【感想・ネタバレ】郵便配達人 花木瞳子が顧り見るのレビュー

あらすじ

郵便探偵が挑む、宛先も差出人も不明の手紙。「サンタさん へ」とだけ書かれていた――。P255で全てがひっくり返り、P276から真実が語られる時、あなたは涙の味を知る! シリーズ累計5万部突破! 新世代作家の最高傑作! 書店員さんも脱帽!! 二宮敦人[! (ビックリマーク)]×鉄雄[櫻子さんの足下には死体が埋まっている]が仕掛ける大人気お仕事ミステリー!! 【あらすじ】郵便配達中に、花木瞳子は不思議な封書に気付く。宛先も差出人も不明。表には「サンタさん へ」の文字のみ。しかも、その郵便は既に何通も郵便局に送られていた上に、差出人の狂気と妄想がつづられていた。一方、手紙をきっかけに、亡き父親の死の原因を追う瞳子は、そこに秘められた禁断の真実に直面していく。時を越える父と娘の絆、消せない因縁、消えない愛情。あなたの涙腺が決壊する真夏のクリスマス・ミステリー!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

叙述トリックが素晴らしい。
目まぐるしく変わる二つの視点から不審な「サンタさんへ」と宛てられた手紙を軸に読者も騙される。
ただ差出人の、つまりは犯人の性格とか動機とかという部分が些か非現実的すぎるというかファンタジーというか。このシリーズの犯人はサイコが多いので一般人には推量れない動機が多いのだが今回はシンプルに未成熟で幼稚だったのでキャラの魅力という部分ではこれまでよりもだいぶ劣る。
ミステリー部分が素晴らしかっただけにちょっと惜しい。

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2022年06月25日

Posted by ブクログ

サスペンス色は前作よりも後退したが、狭義のミステリー要素は強まった。叙述トリックも仕掛けられてかなり面白い。

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2016年06月08日

Posted by ブクログ

このシリーズは郵便事業の色々な仕組みがわかって面白いね。今回もホラーちっくですが、本当に怖いのは人間だね。

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2015年11月08日

Posted by ブクログ

おそらく小学生で初めて買った文庫本。
今読み返してみたいなと思う。あの頃はよく分からなかったけど怖かった覚えはある。
話の展開は面白かった

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2024年07月27日

Posted by ブクログ

夏なのに届く、宛先もないサンタさんへの手紙。
その中身は、ひらがなばかりの怖いものだった。

若干明かされる、主人公の親の話。
そして前回の青年も再び登場。
そしてまた(?)1巻の時と同じように騙されました。
確かに、それだけだとそうだと思います!!
とはいえ、話が進めば進むほど、もしや? という
疑いは出てくるわけですが。

それだけに終着し、それだけを頑張る。
そのままならば、確かにそうなるでしょうが
誰も接触せず、何もなく、こうなるにはどうすれば?
正体にぞっとして、かかわってしまった事にぞっとして。
むしろ、そこに繋がるとは思いませんでしたけど
読者だからこそ、繋げる事が出来た、とも言えます。
関係ない事は、多分出てこないもの、ですし…。

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2018年10月17日

Posted by ブクログ

何故って?
いろいろと謎が残る
読んでてちょっと怖い物語でした。

今回は読んでて途中に
結構、あれなんか違和感を感じるって
もやもや間があるのですが
最後はそういうことだったのね
って感じになりました。

一人でやろうとしたら
一人になってしまうじゃないか
ごもっともな言葉だけど
結構心に響きました。

いろいろと迷うこと、
考えないといけないことがあった場合
一人で抱え込まないで
頼ろうと思いました

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2016年03月28日

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