あらすじ
怖すぎるのに、心が温まる── 郵便探偵が暴く、手紙に秘められた嘘と真実に、あなたは必ず震える!お仕事ミステリー開幕!【あらすじ】郵便配達人として、今日も明日も元気に手紙を届ける花木瞳子。彼女は小さな好奇心から、配達すべき封書の中身を盗み見てしまう。そこに書かれていたのはたったの一行。「あなたは誰ですか?」。差出人の正体を追う瞳子の穏やかな日常は二転三転しながら、猟奇的な連続殺人事件へ突入していく。手紙に秘められた衝撃の真実に、あなたの心は震えあがる!
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
日頃外出をする人ならよく目にするであろう郵便配達員。そんな彼らへスポットを当てたミステリーサスペンス。
郵便の消印、配達の順番、局の仕組み。身近だけどよくは知らない郵便という、知らないけど想像しやすいテーマは素晴らしい。
ラストの手紙のトリックは正直騙されそうになった。
あれ!?そういう系の作品!?
そこからの展開も好きで、犯人の真に迫ったサイコっぷりはまさに背筋が凍る。
最後の瞳子との対決は結末も含めて素晴らしかった。
引きこもっていた戸籍の買主、佐藤の視点も見てみたかったがそれは贅沢か
Posted by ブクログ
星5以上の作品!睡眠時間削ってまで読んじゃった
ほんとに面白かった!怖いけどね!
小説読んでて鳥肌立ったの初めてかも笑
犯人はなんとなく予想できてたけど、細かいところまではわからなかったから最後はスッキリ!
謎が解けた後の解説が丁寧でわかりやすいし、ちょっと飛躍した推理も誰かが適切にツッコミ入れてるから、自分が引っかかった「ん!?」ってところも全部説明してくれてて親切だしわかりやすかった!
この本で学んだのは、思い込みで判断してはいけないってことかな
勝手にこの人はこういう人だから!この人の職業はこれに違いない!とか、そういうのに気をつけようと思った!
かなりグロい表現が後半連続だったけど、内容が良かったから全然平気かな笑
この作者は読者の誘導がうますぎる!
何回か騙された笑
Posted by ブクログ
読みやすく、そして面白かった。
読む前はライトな感じかと思ったけど読んでみると結構ダークな部分があります。
トリックもなかなか面白く、すぐに読み終わった。
良い意味で裏切られた感じ
ちょっと怖いし、法を犯しちゃってるけど、瞳子の前向きさに引っ張られて、のめり込んじゃった。
手紙で、人と人、配達員さん達が繋がる世の中が、続いて欲しいですね。
Posted by ブクログ
ブックカバーをめくったら
これは友達はもしやこの絵に
引かれて購入したのか!
っと思ったね
さくっと読めて
盗み見たことで起こった
謎もなかなか面白かった。
知らなかった消印の知識や
郵便追跡サービスの
まさか!こんな使い方が
ってな感じで
郵便局の裏側を知れて
良かったし
なぜ女性が
郵便局員になったのか
というところは
ほっこりしました。
毎日、ちゃんと配達してくれる
郵便局員に感謝m(_ _"m)ペコリ。
Posted by ブクログ
郵便局員が郵便物を開封して読んじゃうというとんでもない行為に対する嫌悪感はさておき、郵政や郵便事業の様々な仕組みや業務を使ったとても面白いサスペンスとなっている。
読んでいて、片山・著「電波的な彼女」に似た雰囲気を感じた。
敢えて言うならば、連続殺人という犯罪に比べ、犯人の動機がやや希薄に感じた。
Posted by ブクログ
身近なサービスである郵便、その脆さというか危うさが浮き彫りにされているミステリー。特に郵便配達員が各家の状況をある程度把握しているというのは、なんか薄ら寒いものを覚えます。
ミステリーとしてもなかなか面白かったです。謎やトリックそのものはそれほど複雑なものではありませんが、展開が面白く、終盤の加速感はなかなかのものでした。
Posted by ブクログ
普段考えたことも無かったけれど、郵便局の中の作業、配達などは、一般人には見えない職種ですね。
それに、手紙、DM、招待状など、それらは極めてプライベートな情報を含んでいるのに、郵便屋さんは「見ないもの」だと安心し、そう思い込んでもいて。気をつけないとだなと改めて。
世界の医者シリーズで作者さまを知り、本作を拝読しましたが、全く異なる雰囲気で驚きました。
描写から、黒誉田が浮かんでしまいますね。
思い込みを利用したトリックで、最後まで誰が犯人なのかはっきりしませんでしたが、まさか……と思ったときに、スイカが浮かんでゾッとしました。
Posted by ブクログ
シリーズ1
怖っ
読み終わっても、なんだかゾクっと怖い気がする…
このシリーズをこの巻から読んでいたら、
2巻は読んでないかも…
それなりに温かい終わりなはずなのに、
事件の凄惨さが印象的すぎる
とはいえ、3巻も4巻も買ってるし、
読んでみよーっと
Posted by ブクログ
郵便配達員の主人公は、うっかり配達し忘れた手紙を
好奇心で開けてしまった。
一日遅れで送らないといけなくなった手紙から
まさかの驚きの展開へ。
いや、そこに繋がるとはまったく…。
確かに人は制服で誤魔化されます。
そして本人が言ってはないけれど、周囲は言葉の断片で
そうだと思うもの。
心理的には納得ができるのですが…さすがミステリー。
しかしそこまでして逃げた相手。
日常どれだけ考えずにやり続けたのか、を
若干知りたいです。
Posted by ブクログ
どちらかと言えばライトノベル寄りなノリ。事件の内容はエグめだけど、全体の雰囲気はほのぼのとしている。
それにしても、かなり猟奇的な事件だったなぁ〜。
盗み見ては、やはりいけない
やはり郵便物は盗み見てはいけない。
でも、次がどうなのか、気になる作品になってると思う。
犯人に少し無理があるような気もする。
瞳子が郵便配達人になった経緯も、もっと物語の中に組み込まれた方がいいかなと思う。
Posted by ブクログ
2016/2/19
電車の奴は抜群に面白かったのにこれはたいしたことない。
まず郵便局員が封書を開けて盗み読むってドン引きである。
ハガキを読むぐらいならいいよ。
封書を持って帰って開封して読むって。
それが主人公って。
もう愛せない。
最後の怒涛の展開でも誤魔化されないこの嫌悪感。
あと伏線回収はいいんだけど、それをいちいち説明しないの。大丈夫、気付くから。
たぶん嗜好性は合うんだと思う。
でも色々残念。雑?