二宮敦人のレビュー一覧

  • 小指物語
    最初から最後までずっと騙されていました。
    小指くんと俗物くん、ふたりの関係が謎で、でも読んでてどきどきしてました。
    死なないための自殺、「なんだそれは」という感じでしたが、読み終わっても理解できる人とできない人に別れると思います。
    Kや検算くん、登場人物が多いですがみんな普通に狂っているように感じ...続きを読む
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る
    郵便配達人が主人公って初めてかも。

    ドラマ化してもいけそうなシリーズ。

    ほのぼのとしたラストがよかった。
  • なくし物をお探しの方は二番線へ 鉄道員・夏目壮太の奮闘
    1作目に続き心温まるお話。
    車内点検の意味を知り、電車のアナウンスが楽しみになった(笑)

    続編に期待!
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)
    友人のお勧めということで読んだ小説。面白かった!どんどん読み進めたくなった。ワイルドソウルぶりにハマった。小説。作者の二宮敦人は医者でないのに、こんな医者のストーリーをかけるのが凄いと思った。エイズにかかったカップルとその周りの医者を描いたのが「上」。このシリーズは全部で3作あり、最後の医者は雨上が...続きを読む
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻
    相変わらずバラエティ豊かな面々。
    最後の「夫婦の日常」が良かった。
    普通じゃないって楽しいじゃない?
    原作者の二宮さんの小説探してみよう。
  • ドールハウスの人々
    己の彼氏の職業は、人形師。
    そんな彼に愛される主人公は、特別な存在。

    バカップルだ、と思って読み進めていけば
    驚きの真実が待ってました。
    それ以上に、事件の真実もすごかったですが。

    現実が見えた時点で、思い出してみれば
    確かにそんな事は一言も…でしたし
    うまくかわしたな、な驚きが。
    やはり人間が...続きを読む
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻
    次から次へといろいろな奇才が出てきて飽きない。何の芸術的センスもなくもちろん簡単に入学できないのは分かっているけど入学したくなる。周りに藝大卒の人、いないかなぁと探したくなる。
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻
    東京藝大の学生である妻と、ミステリー作家の夫婦の物語。
    本当に、東京藝大って不思議なところですね。

    藝大は、音大(音楽中心)と芸大(美術中心)に分かれますが、ともに体力が勝負なんですね。

    どちらも、一流と呼ばれるためには、そもそもの素質に加えて、信じられない位の努力が必要とか...

    それにして...続きを読む
  • 世にも美しき数学者たちの日常

    数学者の短い伝記の本

    多くの数学者の短い伝記を知りたい人にお勧めです。このタイプの本の多くは欧米の数学者だけを取り上げていますが、この本は中国とかインド、イスラム圏の数学者だけでなく、日本のそんなに有名ではない数学者まで取り上げています。多分殆どの人が知らない数学者を知ることが出来る本です。
    一つ要望を言えばもう少し最...続きを読む
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)
    抱腹絶倒、本当にこんな人いるの?と思うほど、「振りきれた」人ばかり。絵を描く技術は教えられても、芸術は教えられるものではない。そもそも、基本的技術が身に付いていなければ藝大には入れない。だから浪人も多い。また、定年後に入ってくる人もいる。

    取得すべき単位も少なく、一年に数回授業に出ればいいこともあ...続きを読む
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    不思議なタイトルですが、オカルト×恋愛ミステリーと言う感じでしょうか。

    猿倉佳奈美(カナ)は、今時の女子高生。
    幽霊が見たいのに、霊感ゼロ。

    友達のメイコと共に、幽霊に出会うため、八方手を尽くす。
    そして、出会った同級の鳴神雄作(ユウ)や、彼の兄で大学生の鳴神佐久(サク)。

    2人は、鳴神家の当...続きを読む
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 3巻
    今巻も突き詰めすぎて共感が難しい人たちがたくさん。しかしみなさんメンタルツヨツヨですね。帯の「全員大天才」はどうかなと思うけど、好きとか限界突破してやらなければ生きてて不自然というレベルまでいってるのは確かなんだよなあ。
  • 紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ
    「最後の秘境 東京藝大」の著者が振り返る自らの大学生活。一橋大学競技ダンス部での狂乱の四年を回顧する。技術的なことや、パートナーを固定で決められてしまうこと、大会の悲喜交交などが熱い。

    知らないことが多く、面白く読んだ。監督やコーチのいる運動部とは違って上級生が後輩を指導する。高校生は、野球部やサ...続きを読む
  • 裏世界旅行
    月子さんと小指さんの裏世界旅行。裏世界とは人の夢の中の世界。

    ①飛ぶ鯨
    月子さんと小指さんが出会うきっかけになった物語。高校生の月子さんの裏世界に小指さんが現れる。親友のヒナタとの関係やまわりと距離を置くことで浮いた存在に見える月子さん。鯨や竜が現れるファンタジーな世界で、月子さんが現実世界の自分...続きを読む
  • 月刊コミックバンチ 2020年7月号 [雑誌]
    「パパと親父のウチご飯」が読みたくて購入しました。哲さんに愛梨ちゃん、そしてマキさんの3人がお互いにお互いを思いやっているからこそ、素直に甘えられなかったりする。そんな3人の心情が言動に表れていて泣きました。ラストの展開が意外すぎて一番泣きました。
  • 18禁日記
    読み始めは「なんじゃこりゃ?」って思った。
    読み終わりは「えっ…」ってなった。
    他人の日記を覗き見する感じ、キレイな物語を読むのではない感じ、私は嫌いじゃない。
    でもちょっと「オエッ」ってなったところもあるので★4…笑
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    芸大生素敵!

    明石家さんまと東大生の番組で、東京芸大の学生が出てて、彼らの魅力がたまらなく面白く、メルマガで紹介されたこの漫画も興味深く読みました。一般的な視線を通した彼らの生態がとても愛おしく面白い。やはり一芸に秀でている人たちは変だけど、「変」は褒め言葉ですね。できうるなら彼ら一人ひとりの生態をもっと見てみた...続きを読む
  • 恋のヒペリカムでは悲しみが続かない 下
    上下巻一気に読み終わった。ほどほどに難しくなくて、とても優しい恋の物語ばかり。一息つきたい時にちょうど良い。
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常
    頭を使わずサクサク読める。そして読み終えると少し気持ちが上向きになる。疲れた夜にちょうど良い本だった。
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート
    どうしても幽霊を見たい主人公は、幽霊が視える、と噂の
    同級生を友人から教えてもらった。

    それが理由で話しかけられたら、嫌だろうな、ですが
    あっけらかんとしている主人公に、毒気が抜けます。
    面白がっているようにも思えますが、何だか違う感じ。
    いや、見たいのは見たいみたいですが。
    と思っていたら、なラ...続きを読む