二宮敦人のレビュー一覧

  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    ネタバレ

    最後の医者シリーズの続編と知り。
    福原医師と桐子医師のその後が気になって。

    こちらは上巻で、大きく分けて2つの章で構成されている。

    HIVに感染したカップルの章。
    選択が生死に関わる……と。
    HIVは怖いという知識しかなかったので、医学の進歩により、早期であれば治る病気であることや、治療薬についても知ることが出来た。
    福原医師と桐子医師の考え方の違いがくっきり。

    後半は、桐子医師の幼少期が中心となるが、下巻に向けて、これはなかなか重要な部分。

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    2025年02月05日
  • 世にも美しき数学者たちの日常

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    ネタバレ

    著者が数学を生業にする方々にインタビュー形式でまとめたノンフィクション。
    数学を突き詰めた先にある哲学的な話や自由な発想で身近なものを数学に置き換えたりなど様々な視点の話があり、改めて学び直したくなりました。

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    2025年02月03日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    人は必ず死に向かう。
    でも日常を送る中で、死について考えている人はそういないと思う。
    そんな私たちに、いきなり死が向かってきたら?
    人生80年と言われている今、まだまだ先だと思っている私が、いきなり死と向き合えるだろうか?

    対象的な2人の医師。
    どちらの考えも正しいと思うけれど、私なら人としての尊厳を重視した死を迎えたいと考えるかな……?

    3人の患者さんの壮絶な治療と覚悟。
    とても考えさせられる作品でした。

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    2025年01月30日
  • 世にも美しき数学者たちの日常

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     バリバリの文系で、数学は算数の段階から苦手な私。
     大嫌いな数学をこよなく愛する人間の脳ミソを覗いてみたいという、怖いもの見たさの感覚でこの作品を手に取った。

     以前読んだ小川洋子さんの「博士の愛した数式」でも感じた数字や数式へのロマンが、この作品で登場する「数 学者」や「数学 者」からもあふれていて、数学に対する認識が変わった。

     数学沼に浸かるのはまだ遠慮したいけど、遠巻きに沼を覗いている野次馬にはなれた気がします。

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    2025年01月29日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    待ちに待った三作目。
    前二作ほど泣かなかったが、涙の量よりももっともっと心に響くし、ずっと今後も考え続けないといけない話だと思った。
    福山も桐子も良いけど、音山の存在がなんとも。

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    2025年01月16日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    結局3人の医師は医大生の頃からずっと支えあってきていたんですね。福原の強さ・桐子の冷静さ・音山の優しさを再確認しました

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    2024年12月10日
  • 殺人鬼狩り

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    こんな殺人鬼おらんやろ〜が続くけど、殺人に至る過程は現実にあり得るなと思う。
    冗談で済ますことって実は殺人並みに罪悪だと思った。人によって何がダメって違うのだから簡単に言ってはいけない。
    タイトルから殺人鬼を無双する殺人鬼ものを期待してたのでその点では違ったけれど予想外の気づきはできたのがよかった。

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    2024年11月28日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    昔の出来事と、現在の状況が上手く交差して表現されていた
    不器用な男の人生が、最後で息子に伝わったのは良かったが、やはり物語の中に没入しきれない作品だった

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    2024年11月06日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    チャラ男は可哀想だった、怖くて現実から目を背けたくなる気持ちは理解できるし、上手く生きられない人生で、つらい死に方をしてしまったなと気の毒になった

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    2024年10月28日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    桐子先生の幼少期の続き。
    今の桐子先生とは少し違う「死までの生き方を選ぶ」というより「生を諦めている」という感じ。
    子どもの頃に入退院を繰り返して、周りの子どもたちと同じように生活できない自分を見ていたら、そうなっても仕方がないと思う。
    むしろ、そこからどうして医師になる道を選ぶことになったのか、桐子先生の生きたかに興味がわきました。

    桐子少年と同室の女性。
    上巻では何も気が付かなかったのですが、まさか彼女がキーパーソンだったとは。
    客観的に見ればわかることも、受け入れることは容易ではないし、そのためにかかる時間も、受け止め方も人それぞれ。
    何が正解かなんて誰にもわからないけど、奇跡を願わず

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    2024年10月04日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    治らない病気であっても「延命」を諦めない福原先生と、「死」も選択のひとつと考える桐子先生。
    前作とは置かれた環境が変わっても二人の考え方は変わらないようで。

    今回の患者は難病にかかった恋人同士。
    彼女は福原先生を、彼氏は桐子先生を受診。
    同じ病気で、ほぼ同じタイミングで感染しているのに、二人の経過が全く違う。
    前作で何となく二人の考えは理解したつもりでしたが、今回はあまりにも差があって、戸惑う。
    患者が拒否しても、治る見込みがあるなら受診させるべきではと私も感じてしまって、患者の要望に寄り添うということが、正しいのかわからなくなりました。

    ふたつ目のケースは、桐子先生の幼少期のお話。
    過去

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    2024年10月02日
  • サマーレスキュー 夏休みと円卓の騎士

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    エッ!エッ!そんな最後の最後、本当の最後の一行で声を出して笑ってしまった!読み始めてからパソコンの中のゲームと現実の話しとごちゃ混ぜになってこの様な遊びやった事無い小生にとってどうもつまらない。若い方々には面白いのかも知れないと考えながら読んでいたが成る程と感心してしまった。

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    2024年08月14日
  • 正三角形は存在しない 霊能数学者・鳴神佐久に関するノート

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    だんだんお話に引き込まれて。

    最後の展開はびっくりだよー


    青春甘酸っぱい系ホラーサスペンス。

    高校生に読ませたいw

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    2024年08月08日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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     これは面白い!前作よりも面白さは確実にパワーアップしている。福原や桐子の幼少期、はたまた福原の父親の過去などが描かれた今作は物語をより深くしていて、それぞれの本当の気持ちとかが伝わってくる。

     上巻から続いている『とある母親の死』。桐子の隣のベッドに入院してきたエリはとにかく前向きで、読者である私たちにもたくさんの前向きな言葉を投げかけてくれる。

     そして『とある医者の死』。また誰か死んでしまうのかと辛い気持ちで読み始めると、まさかのあの人。そんなに勿体ぶることでもないので、言ってしまうが、福原の父親である医院長が認知症に罹る。福原は父親の治療を桐子に依頼する。
     
     前作ではそれぞれの

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    2024年07月16日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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     前作から連続で読んだので、それぞれのキャラなどを忘れることなく読めた。どうしてもこのようなシリーズ本となると、前回の内容やキャラクターを忘れてしまうことが多いので、私みたいな忘れやすい人間には連続で読むのはいいな。

     さて、前回医院長である父親の命令に背いた福原は何もさせてもらえずにいた。一方、病院を追われた桐子は小さな診療所を始める。

     そんな2人の元に訪れた患者はAIDSに感染していた。AIDSになり、ダメな彼氏と別れて福原の元を訪れた彼女。彼女に去られて病気から目を背けていたが、桐子の元を訪れた彼氏。それぞれの運命は。

     第2章では、桐子がまだ少年の頃の話が描かれている。アレルギ

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    2024年07月15日
  • 18禁日記

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    リアルなホラー。
    予想外の結末!とかではないけど、それがより現実味があって気持ち悪い。もちろんいい意味で

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    2024年07月08日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    後半も良かったですね。
    やはり、1冊にまとめたほうが良かったと思いました。
    福原、桐子コンビ、、、。やっぱり仲いいですね!

    医学は常に進歩しているんだと改めて感じました。
    自分の知っている病名にこの処置をほどこせば治るとか、偏見がありそうな病名をチョイスしてるところも良かったです。

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    2024年06月03日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    前作の続編だったようなので手にとってみた。
    序盤エイズの彼の話が何だか自分と違いすぎてイライラしたが、一人一人個性や考え方が違うと全作で学んだばかりだったので、こういう人もいるんだと受け入れた自分がいて面白く思った。
    上下一緒に文庫で買ったが別々にした意味が下を読めば分かるのか!?と考えている。

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    2024年06月02日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    福原も桐子も最終的に目指すところは同じなんだなと…
    友情復活?

    自分の先が長くないとなったら 病室ではなく
    自分の好きなところ好きなことをして過ごしたい
    以外とぼーっと本読んでるだけかも

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    2024年05月09日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

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    エイズがあんなに進化してるとは知らなかった
    確かに最近ニュースでエイズの話聞かなくなった 
    医学の進歩ってすごい
    桐子の医療、死、生についての考え方の基の話
    下に続く

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    2024年04月27日