二宮敦人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
無料のホストクラブと聞いたら、怪しくて近寄ろうとは思いませんが、ヒペリカムのような場所があるなら行ってみたくなりますね。
どう表現するのがいいのか難しいですけど、人間臭いというのでしょうか。
表に見えてる顔や言動だけでは、その人を理解することはできない。
かと言って、その本質というか本心というかを見ることは容易ではない。
当たり前のことなんですけど。
ヒペリカムのスタッフも、ヒペリカムを訪れるお客さんたちも、それぞれが悩みを抱えていて。
自分が何を望んでるのか、何を悩んでいるのか、自分のことなのにわからないこともありますよね。
そんな時に誰かと対話することで、見えてくるものもある。
ヒペ -
Posted by ブクログ
上巻から続く桐子医師の幼少期。
入院中に出会った1人の女性との賭け。
諦めていい、に至るまでの葛藤は凄まじかったのではないかと思う。
死に向かうとき、私ならどうするのか?
考えさせられてしまうし、考えておくべきなのだろうなと。
後半は前半の流れを汲みながら、過去と現在を行き来するが、この過去と現在の行き来がとてもスムーズ。過去と現在が同時に描かれているのに違和感がない。
むしろ患者の脆さや悲しみがよく分かる。
上巻、下巻を通し、ある家族を追っていて、正直こんなに偶然が重なる?と、客観的に思ったりしたのだけれど、一気読みするくらい興味深く拝読した。
医師は仕事柄、死に慣れてしまうのではな