二宮敦人のレビュー一覧

  • 文藝モンスター

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    今までまったくノーマークだった本書(結構こちら方面の新刊はチェックしているつもりだけど、タイトルを見たことも聞いたこともなかった)だが、先日読んだ『最後の秘境 東京藝大』からの流れで読んでみた。タイトルと内容との関連性があまり良く分からなかった。タイトルを変えて、宣伝をより積極的を行ったら、もう少し世に知られる作品になってたんじゃないかなと思う。雨漏のキャラもいい感じだし、謎の解決も上手く収まっている。本人は真面目に行動しているのにくすっと笑える感じは、ちょっと東川篤哉作品に似ている気がした。

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    2018年05月30日
  • 18禁日記

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    自らを守るために狂気に走った者、気付かずに狂気に染まっていた者、理由はともかく、全員が狂気の中に飲み込まれている。
    一つ一つの話が短くて、読みやすい。
    狂気は普段忌避されるが、無意識のうちに求めてしまっていると思う。
    このような話に嫌悪感を抱きながらも好奇心を抱いてしまう自分がいる。
    それに、自分が狂気に走っているか自分では判断できないから、こんなになっても、自分は至ってまともだと思ってしまうのではないか。

    どの話も恐ろしいが、私の日記が一番怖い。
    私の告白が真実だとすると…。

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    2017年02月19日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    いつもは、同じ時間にいく電車が雪のためで行けなくなり、救助が必要な患者が出てきてパニックになりますが、無事助けることができたところです。

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    2016年03月15日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    ネタバレ

    2016/2/5
    これは泣いた。
    電車で読んでたから余計。
    地元の阪急電車、愛してるしね。
    いい人しか出てこない話大好きです。
    だって理想やん。
    フィクションはこうでなくっちゃ。
    でも都合のいいことしか起こらない話は違うの。
    そしてたまにイジワルな話も読みたくなって、救いのないのは違うの。とか言うの。

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    2016年02月07日
  • 超巨大密室殺人事件

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    君はどちらの現実を選択する?ーオンラインゲームの世界と現実の世界で起こる殺人事件を追いかけたオンラインの裏表を改めて突きつけられる話。

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    2014年03月02日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    東京藝大生の妻についての雑談から始まった書籍化、

    その後主要な学科や人物を選び、文章にして以降、となったけれど、実際に主要でない学科ななかった、と気づき、何十冊にもなる取材ノートの内容を何とか要点に絞り、一冊の本にしたらしい。

    藝大は美術だけではなく音楽学部も合わさった大学とのことで、読む前は音大生を想定をしていなかった分、想像以上に多様な学生生活を知れた。

    学科によっても本当にそれぞれなんだなーということとか、

    そもそも集団で学べるような人数ではなく、楽器別とかを考えるとほんとうにそれぞれで進んでいかないといけないところがありそうだなーとか、

    美校と音校で本当に雰囲気も違いそうだな

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    2026年01月30日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    東京藝大最高ですね!
    この本の取材は2014年ですが、学生さんの名前で検索すると、YouTubeにも出るは出るわで驚きました!
    例えば、声楽科出の男性はなんとあの映画『国宝』の主題歌を歌っているではありませんか!!
    津軽三味線のことを語っていた女性もCD出して、ポップな音楽にアレンジしたり。。

    本当に破天荒だったり、天才だったり、変わり者だったりで一度藝祭に行ってみたいです。

    藝大は美校と音校の敷地が繋がっているらしく、実際美術と音楽の融合というか、繋がりがあり、そこから新しいアートも生まれているようです!

    伝統の文化も現代の文化もそれぞれ学び、教授も学生も一緒になって創造していく。

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    2026年01月14日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    残酷さと明るさを兼ね備えたお話だった。
    「死」という結末が確定しているのがまた良い。
    早速続編を読もう!

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    2026年01月02日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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     最後の医者シリーズ二作目の上下巻のうちの下巻。桐子と福原、二人の医師の因縁を読み解いていく医療小説です。

     上巻で途切れた第二章の続きから。子どもの頃の桐子はアレルギー体質で、強い発作を起こしては入院を繰り返していた。そんな自分の身体のことを諦めてしまっていた桐子は、隣のベッドに入院してきた女性と会話するうちに段々考えが揺らいでいく。その女性こそ、子どもの頃の福原の母親だった。第三章は、第二章で描かれた風景を元に更に先の時間軸を描く。外れ者にされていた副院長である福原の前に、突如として出現した事態。院長であり父親でもある男が、倒れたという知らせ。脳卒中で倒れた後、認知症を発症した父親の主治

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    2025年12月28日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    ネタバレ

    泣かせにきてる。と理解していても涙腺が言うことを聞かない。サラリーマン、白血病、死神と呼ばれる皮膚科の医師桐子、隣のベッド、妻が妊娠中、治療の確率と戦う。医大に合格したばかりの女子大生、難病ALS、友達、家族、死に鈍感になっている医師音山、延命治療か死を受け入れるか。癌になった医者、決して諦めない医師副院長福原と患者の意志の尊重死を受け入れる死神桐子の対立、歩み寄り。

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    2025年12月24日
  • 18禁日記

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    ネタバレ

    帯にある「あなたは自分が狂っていないと自信を持って言えますか?」という言葉に惹かれて、購入しました。

    『18禁日記』というタイトルから、最初はエログロの作品かと思っていましたが、特にそんなことはありませんでした。が、表紙は真っ黒で不穏さ全開。

    最初の1ページ目には、日記を書くと思考が整理されるとあり、日記を習慣化している私にとって首がもげるほど共感しました。

    しかし読み始めるとその不穏さの正体が露わになります。ゾッとするような、正直かなり気持ちの悪い内容でした。(※褒め言葉です)

    狂気的に書かれてはいるものの、人間なら誰しも、生きている中で一度や二度は経験している感情だと思いました。

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    2025年12月21日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    ネタバレ

    3人の患者の死の中で、異なる思想を持つ2人の医者がどのように振る舞うのか、という物語。
    第一章は描かれる患者の死に様が凄絶で物語に引き込まれ、その中で信念を貫いた2人に心揺さぶられた。
    第二章では若くして難病に罹ってしまった患者の葛藤もさることながら、2人に影響を受けつつ、自分が彼らのように強く居続けられない存在であることを自覚した上で、自分だからこそできる治療を精一杯行う音山に対し、感情移入せずにはいられなかった。
    第三章ではその音山が患者となり、2人の仲を取り持とうとしつつ自身に残された時間をどう生きればいいかについて真剣に考える様が描かれる。同期でもある音山の治療を通して2人はこれまでの

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    2025年11月24日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    すごい、面白かった。
    発売当初に話題になって気になっていたけど、その時はなぜか読まず。最近になってから文庫を見つけて、ようやく読めた。
    美術と音楽で藝大。どちらにも縁がない生活をしているけど、案外身近なところにあるはずの芸術たち。苦労や喜びなどの様子が、やはりカオスというか。異世界な感じはするけれど。人が作り上げる温かみみたいなものが感じられ流ような気がした。
    声楽科の井口理さん、が出てきて笑ってしまった。

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    2025年11月14日
  • 18禁日記

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    色んな人の日記を読むホラー短編集。
    読みやすいし内容も記憶に残るエピソードばっかりで面白い!かなり好き

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    2025年11月12日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    大切な人を失う悲しみ、大切な人を残して去る苦しみ、人は必ずいつか死ぬけれど受け入れる強さはきっと誰も持っていないような気がする。ほんの少しでも後悔が少なくなるように毎日を大切に生きていきたい。

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    2025年11月05日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    藝大の学生のインタビューを通して、芸術にひたむきに向き合う学生たちが日々やっていること・感じていることを、筆者の視点を通じてまとめられた一冊。
    様々な科がある中で、どの学生も4年間を一生懸命全うし、今の世界で頑張ろうと努力する姿が素敵すぎる。何かに熱くなれるものに出会えるなんてほんとに幸せでしかないし、羨ましいとさえ思う。
    来年の藝祭に行ってみたいなあ。

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    2025年11月02日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    末期の患者に対して、ギリギリまで医者の使命を果たして戦い抜くのか?迫り来る死を受け入れて、余命を自分らしく過ごすのか?2人の医者が登場する。どちらも自分の信念に則って互いに相入れない。しかし、黒白付けられないのがこの問題だ。間に挟まって悩み、揺れていた3番目の医者が末期癌になる。その時、2人の信念は揺らぐ。
    人は必ず死ぬ定めにあるし、ほとんどの人が病気で最期を迎えるだろう。自分の最期を、家族の最期を、どう捉えるのか、、答えなんかでない。しかし、問いはどこまでも続く。

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    2025年11月01日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    命について考えさせられる本。苦しんでるなら安楽死をさせてあげたい気持ちもわかるし、それでも生きていて欲しいという気持ちもわかる。
    命の選別は難しい。

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    2025年10月26日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    福原先生思いの外 お母様のことを受け入れられていないのか
    これは 続編決定かな

    若い方が亡くなるのは理不尽よね…切ない

    福原先生の、自分の腕に自信があって「全ての患者をおれが助ける」という想いを桐子は尊重していて 離れていてもそのことで桐子も穏やかに過ごせるのだろう
    まだ桐子先生の描かれてない部分があるような気がする

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    2025年10月22日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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    福原先生と桐子先生、正反対のようでいて命と向き合うことへの熱量は同じ、そこに繋がりが見えました。命について、そして共に生きている家族について考えたくなる物語でした。

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    2025年10月10日