二宮敦人のレビュー一覧

  • 18禁日記

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    自らを守るために狂気に走った者、気付かずに狂気に染まっていた者、理由はともかく、全員が狂気の中に飲み込まれている。
    一つ一つの話が短くて、読みやすい。
    狂気は普段忌避されるが、無意識のうちに求めてしまっていると思う。
    このような話に嫌悪感を抱きながらも好奇心を抱いてしまう自分がいる。
    それに、自分が狂気に走っているか自分では判断できないから、こんなになっても、自分は至ってまともだと思ってしまうのではないか。

    どの話も恐ろしいが、私の日記が一番怖い。
    私の告白が真実だとすると…。

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    2017年02月19日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    いつもは、同じ時間にいく電車が雪のためで行けなくなり、救助が必要な患者が出てきてパニックになりますが、無事助けることができたところです。

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    2016年03月15日
  • 一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常

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    ネタバレ

    2016/2/5
    これは泣いた。
    電車で読んでたから余計。
    地元の阪急電車、愛してるしね。
    いい人しか出てこない話大好きです。
    だって理想やん。
    フィクションはこうでなくっちゃ。
    でも都合のいいことしか起こらない話は違うの。
    そしてたまにイジワルな話も読みたくなって、救いのないのは違うの。とか言うの。

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    2016年02月07日
  • 超巨大密室殺人事件

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    君はどちらの現実を選択する?ーオンラインゲームの世界と現実の世界で起こる殺人事件を追いかけたオンラインの裏表を改めて突きつけられる話。

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    2014年03月02日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    ネタバレ

    今回は福原の担当だった患者の妻と福原が死者に囚われてしまう話しでした。

    愛する夫の突然の死…。
    手を尽くしても救えなかった医師。

    夫の欠けた生活に耐えられない悲しみ。
    今までヒーローになることを目指して頑張ってきた医師。

    どちらの辛さも想像できないけれどそれを支えてくれた人がいる。純粋に良かった…と思えました。


    ところで、桐子医師はいつまで今の生活を続けるのだろう?とても、気になる…。笑

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    2026年02月23日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    面白かった。

    自分もいつ癌になってもおかしくない年齢だけど、どこまで治療するかっていう問題は真剣に考えないといけないなと思った。

    どんな時でも奇跡を諦めない熱血医師と、ただ冷静に事実だけを伝える死神と言われる医師。
    そしてその間で患者と一緒に迷い、寄り添う医師。

    3人ともが患者のことを第一に考えているのが興味深くて少し切ない。

    昔、「振り返れば奴がいる」っていうドラマあったなぁ。
    そのことを思い出した。

    しかし、最後桐子には迷ってほしくなかったな。
    本人が言っていたように、そこで迷うのは今までの患者さんに対しても失礼に当たるのではないかと思ってしまった。

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    2026年02月23日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    特殊な人たち、普段は何をやってるかわからずお高くとまっているように思えた東京芸大の学生一人ひとりへのインタビューがこの上なく面白い。恋愛観や受験のたいへんさなどはどろくさく、普遍的。一方でこどもの頃からの美術・音楽への熱中、好きの気持ちをここまで練り上げて純度高く昇華させてきた人たちだけに現れる姿にやはり特別な思いを抱く。芸大生にたいしての解像度が高まるため、もし出会うことがあった時も壁を作らず接することができそうに思う

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    2026年02月15日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    とある病院で意見が対立する2 人の医師。
    副院長であり、奇跡を信じて患者の「生」を諦めない福原と、「死」を受け入れ残りの人生をどう過ごすか考えることを患者に促す桐子。
    自分の正しさを疑わない2人を、2人の同期である音山はなんとか取り持とうとする。
    3人の医師を軸に、様々な患者がどんな決断をしてどう生き、そしてどんな最期を迎えるのか。

    この作品に登場する患者さん一人一人の闘病の様子は、読んでいて苦しくなるものだった。
    これから先も普通に続いていくと思っていた人生が突如崩れ始め、そういった状況で様々な選択を自分でしなければいけない戸惑いや苦しさ、闘病の大変さがリアルに丁寧に描かれていたからだ。

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    2026年02月14日
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る

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    郵便配達人の仕事がよく分かって、とても興味深く、面白かった。
    戸籍を売ったらそうなることは、想像出来なかったのか…?とネギじいさんを見て思った。
    脅迫状?の文面をAIに書かせたとは、考えたなぁと驚くとともに感心した。とても今っぽい。
    ラストがちょっと上手く行きすぎというか、瞳子人良すぎ…と思った。
    殺し方がエグかった。

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    2026年02月11日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    「最後の医者シリーズ」第三弾

    前作、前前作を読んだのが3年前でしたが、その時の感動までは至らなかった。
    どちらかというと哀しく、厳しいストーリ展開でした。
    残された者たちの再生の物語。

    クリスマスに、藍香の夫が劇症型心筋炎で緊急搬送。担当医となった福原は必至の治療を行いますが、結局は亡くなってしまいます。
    愛する人を失った藍香の悲しみ。
    立ち直れないほどの辛さ。
    愛する人をいきなり失ってしまうとそうなるんだろうな。と思います。

    さらに、救うことが出来なかった福原も手術が出来なくなってしまい、失踪。
    前作での福原ってスーパードクターというイメージでしたが、今回、彼の弱さを知ることになります

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    2026年02月07日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    東京藝大生の妻についての雑談から始まった書籍化、

    その後主要な学科や人物を選び、文章にして以降、となったけれど、実際に主要でない学科ななかった、と気づき、何十冊にもなる取材ノートの内容を何とか要点に絞り、一冊の本にしたらしい。

    藝大は美術だけではなく音楽学部も合わさった大学とのことで、読む前は音大生を想定をしていなかった分、想像以上に多様な学生生活を知れた。

    学科によっても本当にそれぞれなんだなーということとか、

    そもそも集団で学べるような人数ではなく、楽器別とかを考えるとほんとうにそれぞれで進んでいかないといけないところがありそうだなーとか、

    美校と音校で本当に雰囲気も違いそうだな

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    2026年01月30日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    東京藝大最高ですね!
    この本の取材は2014年ですが、学生さんの名前で検索すると、YouTubeにも出るは出るわで驚きました!
    例えば、声楽科出の男性はなんとあの映画『国宝』の主題歌を歌っているではありませんか!!
    津軽三味線のことを語っていた女性もCD出して、ポップな音楽にアレンジしたり。。

    本当に破天荒だったり、天才だったり、変わり者だったりで一度藝祭に行ってみたいです。

    藝大は美校と音校の敷地が繋がっているらしく、実際美術と音楽の融合というか、繋がりがあり、そこから新しいアートも生まれているようです!

    伝統の文化も現代の文化もそれぞれ学び、教授も学生も一緒になって創造していく。

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    2026年01月14日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    残酷さと明るさを兼ね備えたお話だった。
    「死」という結末が確定しているのがまた良い。
    早速続編を読もう!

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    2026年01月02日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

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     最後の医者シリーズ二作目の上下巻のうちの下巻。桐子と福原、二人の医師の因縁を読み解いていく医療小説です。

     上巻で途切れた第二章の続きから。子どもの頃の桐子はアレルギー体質で、強い発作を起こしては入院を繰り返していた。そんな自分の身体のことを諦めてしまっていた桐子は、隣のベッドに入院してきた女性と会話するうちに段々考えが揺らいでいく。その女性こそ、子どもの頃の福原の母親だった。第三章は、第二章で描かれた風景を元に更に先の時間軸を描く。外れ者にされていた副院長である福原の前に、突如として出現した事態。院長であり父親でもある男が、倒れたという知らせ。脳卒中で倒れた後、認知症を発症した父親の主治

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    2025年12月28日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    ネタバレ

    泣かせにきてる。と理解していても涙腺が言うことを聞かない。サラリーマン、白血病、死神と呼ばれる皮膚科の医師桐子、隣のベッド、妻が妊娠中、治療の確率と戦う。医大に合格したばかりの女子大生、難病ALS、友達、家族、死に鈍感になっている医師音山、延命治療か死を受け入れるか。癌になった医者、決して諦めない医師副院長福原と患者の意志の尊重死を受け入れる死神桐子の対立、歩み寄り。

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    2025年12月24日
  • 18禁日記

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    ネタバレ

    帯にある「あなたは自分が狂っていないと自信を持って言えますか?」という言葉に惹かれて、購入しました。

    『18禁日記』というタイトルから、最初はエログロの作品かと思っていましたが、特にそんなことはありませんでした。が、表紙は真っ黒で不穏さ全開。

    最初の1ページ目には、日記を書くと思考が整理されるとあり、日記を習慣化している私にとって首がもげるほど共感しました。

    しかし読み始めるとその不穏さの正体が露わになります。ゾッとするような、正直かなり気持ちの悪い内容でした。(※褒め言葉です)

    狂気的に書かれてはいるものの、人間なら誰しも、生きている中で一度や二度は経験している感情だと思いました。

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    2025年12月21日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

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    ネタバレ

    3人の患者の死の中で、異なる思想を持つ2人の医者がどのように振る舞うのか、という物語。
    第一章は描かれる患者の死に様が凄絶で物語に引き込まれ、その中で信念を貫いた2人に心揺さぶられた。
    第二章では若くして難病に罹ってしまった患者の葛藤もさることながら、2人に影響を受けつつ、自分が彼らのように強く居続けられない存在であることを自覚した上で、自分だからこそできる治療を精一杯行う音山に対し、感情移入せずにはいられなかった。
    第三章ではその音山が患者となり、2人の仲を取り持とうとしつつ自身に残された時間をどう生きればいいかについて真剣に考える様が描かれる。同期でもある音山の治療を通して2人はこれまでの

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    2025年11月24日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常―(新潮文庫)

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    すごい、面白かった。
    発売当初に話題になって気になっていたけど、その時はなぜか読まず。最近になってから文庫を見つけて、ようやく読めた。
    美術と音楽で藝大。どちらにも縁がない生活をしているけど、案外身近なところにあるはずの芸術たち。苦労や喜びなどの様子が、やはりカオスというか。異世界な感じはするけれど。人が作り上げる温かみみたいなものが感じられ流ような気がした。
    声楽科の井口理さん、が出てきて笑ってしまった。

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    2025年11月14日
  • 18禁日記

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    色んな人の日記を読むホラー短編集。
    読みやすいし内容も記憶に残るエピソードばっかりで面白い!かなり好き

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    2025年11月12日
  • 最後の医者は海を望んで君と生きる

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    大切な人を失う悲しみ、大切な人を残して去る苦しみ、人は必ずいつか死ぬけれど受け入れる強さはきっと誰も持っていないような気がする。ほんの少しでも後悔が少なくなるように毎日を大切に生きていきたい。

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    2025年11月05日