二宮敦人のレビュー一覧
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叙述トリックが素晴らしい。
目まぐるしく変わる二つの視点から不審な「サンタさんへ」と宛てられた手紙を軸に読者も騙される。
ただ差出人の、つまりは犯人の性格とか動機とかという部分が些か非現実的すぎるというかファンタジーというか。このシリーズの犯人はサイコが多いので一般人には推量れない動機が多いのだが今...続きを読むPosted by ブクログ -
全体を通して、簡素であるよう丁寧に気持ちが向けられた文が読みやすい。展開も無理矢理感は少なく自然。
しかし最後。パパ福原の回想を一人称、福原は三人称だったものが激しく混同。表現上意図されたものであろうと、いきなり読みにくく素人文のようになるところは助けて欲しくなる。 -
彼らはずっときっと変わらないんだろうな。
その生い立ちから、いろいろなことが知れた今回。彼らの人間形成がわかったからこそ、この先も知りたいのだが…Posted by ブクログ -
第一章もきっと第二章に続いていくんだろうな…と悠長な気分で読んでいたら、えっ?そう流れる?桐子のできるまで?
しかも、何この終わり方。下巻…即読まねば。Posted by ブクログ -
読み始めてから勢いで最後まで読んだ。今まで大病を患ったり、身近にそういう人がいなかったため、考えさせられる物語だった。
まず桐子先生を変えたえりさんの話。
いつも笑顔を絶やさず強い女性だった。桐子先生の埋もれていた「生きたい」という気持ちを拾い上げてくれた。本質を見抜くのが上手だと思う(私なんか表...続きを読むPosted by ブクログ -
今は医療が進んでる
病院に行くか?
見て見ぬふりをするか?
これは前振りなんだろうなぁ。。
病院の先生の幼い頃の物語の途中で終わるPosted by ブクログ -
やっぱりすごいなあ厳しい世界だなあとひしひしと感じました。それでも続けられるのは楽しいが根底にあるからなんだろうな。小説の方も読んでみたい。
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数学は言語。
文系に偏りまくっている私は基本的に学校教育レベルの理数科目がほとんどギリギリ(アウト)だけど、アコガレみたいなものがあって、数学の本を読んだりしています。
数学史の本で歴史上有名な数学者(ガウスとかフェルマーとか)の電気みたいなのは読んだことあったけど、数学者へのインタビューは初めてで...続きを読むPosted by ブクログ -
個性豊かな職場の面々に囲まれながらもいつもマイペースな壮太君が、駅で起こるちょっと不思議な出来事の謎を解明します。そしてクライマックスでは、鉄道関係者だけでなくその利用客までもが、熱い心と行動力で状況を解決しようと奮闘します。また、それらの出来事を通じて、ある家族たちの絆が再確認されます。文章も読み...続きを読む
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読みすすめるとダンスがとても身近に感じられて、ストーリーにのめり込んでしまった。今になって振り返ると戻りたいような戻りたくないような青春の1ページ。Posted by ブクログ
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以前フェルマーの最終定理も読んだことがあるけど、数学について深く分からなくても面白かった。
数学について書いてあることはわからないことがほとんどだったけど、数学は式を解いていくものではなく、新しい問いを作るもの、もっと面白いものなんだってことが伝わってきた。
数学者たちもユニークで、イメージがだいぶ...続きを読むPosted by ブクログ -
郵便配達人といい、日常のあたりまえを一生懸命あたりまえにしてくれている人たちにスポットをあてるのが上手だ。壮太くんの老成したかんじも好き。そして表紙も好き。Posted by ブクログ
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あー、読み終わっちゃった。それにしても周防くんにはイライラしたー。まぁ周防くんはこれからよね。きっと素敵な青年になるに違いない。ミズノンよかったよかった。Posted by ブクログ