二宮敦人のレビュー一覧

  • ぼくらは人間修行中―はんぶん人間、はんぶんおさる。―

    Posted by ブクログ

    新潮社の「波」に掲載されているとき
    刊行されたら購入すると決めていた。

    電車やバスの中、病院の待合室で読まなくてよかった。
    ニヤニヤしたり、フフと笑い声がこぼれたりしたと思うから。

    いいお父さん、いいお母さんってどんな感じ?
    こうでないといけないなんて思いは吹き飛んでしまう。
    二人のお子さんがのびのびと成長している様子がほほえましくて
    多くの人に読んでほしいなーと思う。

    0
    2022年08月31日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

    ネタバレ 購入済み

    あまりに不器用な生き方しかできなかった父とひたすらその父を憎悪する子。読んでいて苦しくなるような関係性でしたが、最後の最後に父親を理解することができ、和解できてほっとしました。

    0
    2022年08月20日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

    購入済み

    チャラ夫が果てしなくバカだなと思いながら読んでいるうち、大なり小なり誰でも彼が持っている現実を直視できない弱さは持っているものだと気付かされました。前向きに生きようとする人間と、現実から逃げ惑う人間の末路の対比が興味深くもあり、また恐ろしくもありました。

    0
    2022年08月20日
  • 占い処・陽仙堂の統計科学

    購入済み

    ヨーセン

    占いの奥深さが伝わる作品です。

    0
    2022年05月07日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻

    Posted by ブクログ

    天才を理解するのは不可能だ 普通であることに安堵してしまうほどの天才の悲惨さが、コミカルに描かれてる。音楽方面ではやらされてる子も少なくなく、その結果は想像通り。

    0
    2025年12月02日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    Posted by ブクログ

    こんなに面白い大学ってあるんだ! ブルーピリオドきっかけに美大を知りたく読んでみたら、入試エピソード一緒だし激動時代の芸大生の話まであって、笑いながら読める

    0
    2025年12月02日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 2巻

    Posted by ブクログ

    芸大の音楽と絵画どちらも題材にして漫画が進んでいるわけなのですが、そるぞれの表現方法の違いと、また同じ分野でも科が違うと全く変わった文化があったりして…謎は深まるばかり…!!面白い!でも身な共通して、芸術に対する熱意というか、ひたむきに芸術に取り組んでいるその姿勢に、泣いてしまいました。
    これを絵とか文章で表現しているのもすごい。感謝します。

    0
    2022年03月24日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    Posted by ブクログ

    小説を書いた二宮さんと、コミカライズした土岐さんの境遇が似ているのもあるのか、登場人物全員、面白く、かっこよく、愛おしかったです。

    人の心にささるには、なにか、常識の見えない壁を乗り越えて自由な表現をするのかなあ、と感じ、もっと知りたいと思ったのと、美術館行きたいのと生で演奏聴きたいです!

    0
    2022年03月23日
  • 裏世界旅行

    Posted by ブクログ

    『夢の中へ、夢の中へ、行ってみたいと思いませんか?』

    自分の夢の中に行ってみたいと思うことがある。この本は、そんな夢を叶えてくれるばかりでなく、他人の夢の中まで旅行できてしまうツキコの物語。現実の世界を暗示する裏世界の謎を追うファンタジー・ミステリー。

    0
    2022年03月02日
  • ドールハウスの人々

    Posted by ブクログ

    完全に騙されてしまいました。
    ソウスケの人形に対する情熱だとか、こだわりだとかがヒヨリの心理描写によって凄く分かりやすく説明されていて読みやすかったです。
    最後の方は凄く緊迫感が伝わってきて手に汗握りました。好きこそ物の上手なれと言いますが、好き過ぎて夢中になり過ぎると、狂うって言葉がしっくりくるようになるんですね。

    0
    2022年01月15日
  • 郵便配達人 花木瞳子が仰ぎ見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回もマニアックな郵便の世界がキーワードとなる。
    クッラシュカバーとは初めて知った。
    今回も猟奇殺人が犯行動機なので焦点はトリックの方へ。
    登場時点から森谷の胡散臭さは感じられるのでやっぱり読者の中では予想はついていたんじゃないだろうか?
    前巻を読んでいれば犯人が刑事に近づくというテクニカルな行為をしてくるのは分かっているので疑いながら読める。

    水野の警察に1度こうだと思われたら簡単には拭えない、という主張を、瞳子尾行している刑事コンビで補強しているのはやっぱりうまい。一見コミカルな展開も話を補強させるのに使っているのは凄いなぁ。

    0
    2022年01月09日
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日頃外出をする人ならよく目にするであろう郵便配達員。そんな彼らへスポットを当てたミステリーサスペンス。
    郵便の消印、配達の順番、局の仕組み。身近だけどよくは知らない郵便という、知らないけど想像しやすいテーマは素晴らしい。

    ラストの手紙のトリックは正直騙されそうになった。
    あれ!?そういう系の作品!?
    そこからの展開も好きで、犯人の真に迫ったサイコっぷりはまさに背筋が凍る。
    最後の瞳子との対決は結末も含めて素晴らしかった。

    引きこもっていた戸籍の買主、佐藤の視点も見てみたかったがそれは贅沢か

    0
    2021年12月30日
  • 最後の医者は桜を見上げて君を想う

    Posted by ブクログ

    健康で生きていることがどれほど素晴らしいことか、わかった気でいるだけで本当は何もわかっていなかった。
    五感が正しく機能し、自分の意思で自由に動けることがどれほど幸せなことか気付かされた。

    自分もいつかは死ぬということを常に念頭におくことは難しいけれど、たまにこの本の物語を思い出して、大切に生きられているか見つめ直すきっかけにしたいと思う。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    あなたの余命は半年です――ある病院で、医者・桐子は患者にそう告げた。死神と呼ばれる彼は、「死」を受け入れ、残りの日々を大切に生きる道もあると説く。だが、副院長・福原は奇跡を信じ最後まで「生」を諦めない。対立する二人が

    0
    2025年04月14日
  • 悪鬼のウイルス 2

    Posted by ブクログ

    個人的には、すごく好きな作品。
    絵柄も、世界観を助長してて、良い。
    終わりごろに、タイトルの意味がわかってくる。

    0
    2021年09月05日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 4巻(完)

    購入済み

    個性的なキャラクターが魅力的

    まあ、よくもこれだけ個性的なキャラクターがいるもんだと思う。もちろん脚色も多少はあるんだろうけど。実在する人物らしき人が出てくるのでググってみたら、意外な有名人でビックリ。
    楽しいエピソードと並行して夫婦の温かい生活に癒されました!

    #癒やされる #笑える #エモい

    0
    2021年08月15日
  • 紳士と淑女のコロシアム 「競技ダンス」へようこそ

    Posted by ブクログ

     勉強ばかりして、やっと入った学校の入学式でめちゃくちゃ勧誘されて、いい気持ちになって、酒飲まされて、褒められまくって、体験させられ、褒められまくって、突然厳しくされて、突き放されて、でも、優しくされて、プチ達成感みたいの感じさせられて、って行ったことないけど、自己啓発セミナーってこんな感じかな?
     巻末の作者紹介が、ALL 一橋大学体育会競技ダンス部卒になっていましたが、自分も授業は寝てばかりで、人生に必要なことは全て部活で教わったばりに思っていました。
     アイデンティティが部活と一体化してしまい、試合に勝てたら死んでもいいわくらいに、のめり込む始末。ホントに卒業という区切りが合って良かった

    0
    2021年07月25日
  • 最後の秘境 東京藝大―天才たちのカオスな日常― 1巻

    ネタバレ 無料版購入済み

    天才たちの魔窟

    小説家の男性が東京藝大に通う妻の不可思議さから藝大生に興味を持ち取材をすることになるエッセイ漫画。

    家賃6万のアパートに暮らす小説家の男性と藝大の彫刻科に通う彼の妻。
    妻の創作活動に執筆の手が止まることもある。
    彫刻を作ったり、自分の全身から型を取り像を作ったりしている。
    そんな妻を見ているうちに取材をしてみたいという気持ちになり妻について行くことに。
    藝大の上野キャンパスは音校こと音楽学校と美校こと美術学校に分かれている。
    音校は基本的におしゃれで姿勢のいい人たちが多いのに対して美校はおしゃれ系から無頓着、個性系などいろいろいる。
    特に美校は上野動物園と隣接している部分があ

    0
    2021年07月22日
  • 郵便配達人 花木瞳子が盗み見る

    Posted by ブクログ

    星5以上の作品!睡眠時間削ってまで読んじゃった
    ほんとに面白かった!怖いけどね!
    小説読んでて鳥肌立ったの初めてかも笑
    犯人はなんとなく予想できてたけど、細かいところまではわからなかったから最後はスッキリ!
    謎が解けた後の解説が丁寧でわかりやすいし、ちょっと飛躍した推理も誰かが適切にツッコミ入れてるから、自分が引っかかった「ん!?」ってところも全部説明してくれてて親切だしわかりやすかった!

    この本で学んだのは、思い込みで判断してはいけないってことかな
    勝手にこの人はこういう人だから!この人の職業はこれに違いない!とか、そういうのに気をつけようと思った!
    かなりグロい表現が後半連続だったけど、

    0
    2021年06月30日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(下)

    Posted by ブクログ

    鳥肌がたった。僕らはどうしようもなく、どこかでつながってしまうのだ。

    親子ほど理解の難しい存在はないかもしれない。親の心、子知らずだ。これから僕も父と母のことを大切にしよう。

    0
    2024年01月31日
  • 最後の医者は雨上がりの空に君を願う(上)

    Posted by ブクログ

    そうだ、この作家はホラー作家だったのではないか?
    だから、肉体感、病の描写が半端ないのではないか?

    1.チャラ男の死:最後に引けるなんて。新しい彼氏の描き方も絵に描いたようで。。。

    0
    2024年01月31日